※この作品はR-18です。

厄災の魔窟 ―魔界の皇太子誕生―   作:裏の影

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 その魅力で、騎士をじっくりと籠絡していくダークエルフ。

 彼はその手に持つ瓶から、黄金色の粘液をすくった……。


堕ちた帝国騎士

羽交い締めにされる白い躰。

金色の髪を跳ね上げて、麗人が声を上げた。

 

「それはまさか!エルフの秘薬!?」

 

合わせられた褐色の手が円を描き、『クチュッ、クチュッ』と音を立てている。

 

目を細めるダークエルフの顔。

その両手が、尻を地に付ける男の谷へと降りた……。

 

天を指す大樹が、褐色の手中へと納められていく。

 

「うっ……」

男は丸見えの肩を縮こませた。

 

「このまま果てても良いんだよ……それとも、何を期待しているのかな?」

銀髪から覗く妖艶な笑みが、男の頬に近づけられる。

 

細い指が幹を撫で、その活性化を促した。

 

「本当にやめてくれ……俺は男には興味がないんだ」

男はそう言って皇女を横目に見た……。

 

「あっ、そう……」

その訴えに、大樹を掴む手の高低が止まる。

 

「彼は男に興奮しないんだって」

エルフに向かって声を投げる褐色の顔。

 

金髪をうな垂れる麗人の頬には、涙の線が光っていた。

 

ダークエルフは黙って立ち上がると、そのまま男に背を向けた。

太腿の間には、褐色の身が揺れている。

 

「ゴクリ……」

喉を大きく鳴らす音が聞こえた……。

 

「あいつは何をする気なの!?」

白銀の鎧の乙女は顔を真っ赤にして、黒衣の少女の袖を引っ張る。

 

「さあ……」

少女はそれを軽く振り払った。

 

「正直に言ってくれたら、仲間たちと同じようにしてあげる……」

最後の標的へと告げる褐色の淫魔。

 

男は高く伸びる太い幹を見下ろす。

 

そして語り始めた……。

 

「仲間たちが君に絞られているのを見た俺は、躰に走った衝撃に、逃げ出してしまった……」

 

「それで?」

話を促す銀髪。

 

男は続ける。

「そのすぐ後、君と同じような美しいエルフに出会って、俺はその真実に蓋をしたんだ……」

 

顔を上げるエルフ。

 

「でも、本当は……」

下を向く男。

 

「早くしないと、薬が乾いちゃうよ……」

ダークエルフが急かす。

 

男は顎を素早く上げた。

 

「俺はこのふしだらに勃つものを、君に襲ってほしかったんだ!」

 

放たれたその衝撃的な言葉。

 

エルフは目を閉じ顔を下げた。

 

「よくできました……」

淫魔はそう言って自分の胸板を撫でた。

そして唾をひと飲みすると、男の躰へと臀部を降ろしていった……。

 

「はあぁぁぁん♡」

悦楽の声を上げる褐色の淫魔。

 

その肌同士が、隙間なく重ね合わされる。

 

栗色の髪の青年は、その碧眼を歪ませられた……。

 

「これで帝国の騎士は、全て私にヤられちゃったね!」

ダークエルフが、白銀の鎧へと言い放った。

 

「くっ……」

歯を噛む鎧の乙女。

 

――誉れ高き帝国騎士……彼らは女性たちの熱い眼差しを受ける存在のはずなのに……。

彼女は拳を握った。

 

「はあぁぁぁっ♡」

淫魔が天を仰いで叫ぶ。

 

その褐色の肢体が長い髪を跳ねさせながら、上下へと淫らに舞った。

 

他のダークエルフたちはその様子を、残忍な笑みを浮かべながら眺めていた……。

 

「薬の効果はどう?君の仲間たちはよだれを流して喜んでいたよ……」

褐色の顔が、可憐な雄しべを揺らしながら言った。

 

「ううっ、躰に突き抜けるものが走るようだ!」

男はそう呻き、褐色の腰を掴む。

 

「はうっ……君の巨幹に、私がハマりそう……」

淫魔はその表情を、攻めから受けへと変えた……。

 

昂りを極めた雄しべ。

それはまるで太鼓を打つように『パチン、パチン』と腹を鳴らした。

 

「はあぁぁぁん♡♡♡」

白目を剥き緩む褐色の顔。

 

その時、蔦の巻き付いていた白い脚が微かに動いた。

 

細い首に向けられる白刃も、その剣先が下がっていた……。




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