※この作品はR-18です。

厄災の魔窟 ―魔界の皇太子誕生―   作:裏の影

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最弱と蔑んでいたゴブリンたちに抗えず、初めてを散らされた皇女。

彼女は次々と押し寄せる快感に侵され、その身を悶えさせていた……。


忸怩たる破瓜の跡

『パン、パン……』

闇の中で鳴る、肌を打つ音。

 

その主客を入れ替えるように、緑の茎を花の赤い蜜が染める。

 

「あぁっ!あぁっ!」

『ゾクッ』とする度に漏れる声。

 

女は花弁を引き千切られるたびに、二の腕に強い寒気を感じていた……。

 

緑の小鬼は腰を前後させる。

 

――私は、あなたを求めてる訳じゃない……。

躰へと植え付けられる淫華の種を、女は強く拒絶した。

 

しかしその無垢だった花園は、感覚の主となる緑の根を、淫らにキツく締めていた……。

 

「あぁん、あぁん、あぁん……」

女は目を閉じ眉間を寄せる。

 

――体は屈しても、心までは……。

彼女は自分を保つため、あの少年の瞳を脳裏へと呼び起こした。

 

浮かび上がる、曇りのないエメラルドの色。

 

しかし強く打ち込まれるものが、その膜を何度も破り去る。

 

「はぁぁぁっ♡」

その度に女は、背を弓なりに大きく反らせた……。

 

暫くして小鬼は、その戯れを突然『ピタリ』と止めた。

 

――えっ!?なぜやめるの!

こわばる女の表情。

 

ゴブリンは股を重ねたまま、女の躰を乱暴にひっくり返した。

 

「やんっ!」

漏れる声。

後ろの窄まりが晒される。

 

――まさか⁉

女の桃肌に触れる空気。

言い知れぬ嫌悪感が彼女の全身を駆け巡った。

 

別の小鬼が女の腰を掴む。

硬い突起が彼女の窪みに触れた。

――そこは……!

 

女の臀部に激痛が走る。

「あぁぁぁっ!」

埋められていく異物。

羞恥と痛みが顔面を一気に沸騰させた。

 

――痛い痛い痛い!

苦悶の声を上げようとした瞬間、その口を素早く魔物の淫棒が塞いだ。

 

「もがぁっ!」

詰め込まれた先のくびれに、女の唾液が絡みつく。

その桜唇までも蹂躙され、三つの穴は同時に埋められた……。

 

『ヌチャッ、ヌチャッ……』

女の躰と三匹の姦魔が、粘液を練る音を卑猥に奏でた。

淫らで邪悪な躰の揺れが、魔窟の壁に巨大な影を映し出し、女はその中心で魔物の宴を満たしていた……。

 

下から突き上げる小鬼が、身を震わせる。

 

――まさか……!?

眉を寄せて歪む女の顔。

 

彼女の下腹部に、生温かい感覚が広がって行く。

――嫌あぁぁぁっ!

 

躰を駆け巡る強烈な悪寒。

 

雌しべから溢れる白濁の汁が、緑の茎を伝って流れ出す。

 

――いっぱい、出されてる……。

次から次へと容赦なく出される、屈辱的な交わりの跡。

 

皇女という肩書は、もはやどこにも存在しなかった……。

 

湿った地面に仰向けに倒れる、気品の欠片もない汚された躰。

女はゆっくりと意識を取り戻した。

 

「えほっ、えほっ……」

生臭い味が、咳き込む口に残る。

 

――わたし、生きてるの……?

辺りに漂う刺激臭。

その露出したままの股の下で、赤と白の穢れた水たまりを作っていた。

 

下肢に残された、『ジンジン』と疼く爪痕……。

 

――もう、お父様の所には帰れない……。

女は洞窟の天井をぼんやりと見上げる。

 

その時、通路の奥から一筋の光が走った。

 

女は自分を無慈悲に晒す、その灯火へと視線を向ける。

すると、あの少年が一人で立っているのが目に映った。

 

――嫌っ……みっ、見ないで……。

手足を微かに動かす女。

 

ぼやけて見える彼の顔には、溢れる涙が光っていた。

 

「うぅぅぅっ、皇女さま……何でこんな事に……」

怒り、悲しみ、欲情――。

どれともつかない複雑な表情をして、少年は腰の辺りへと手を添えた。

 

空洞に響く、『カチャカチャ』という金属音。

 

少年の唇が微かに動く……。

 

秘めたるものを解放しようとしているその瞳からは、エメラルドの輝きが完全に失われていた……。




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