大司祭に敷かれる青年は、その残酷な真実を知らされていた……。
『パチン!パチン!パチン……!』
若い張りのいい桃肌へと、弛んだ腹の下が打ち付けられる。
性が交わされる度に、辺りへと飛び散る体液。
栗色の髪の青年は奥を突かれる度に
「やぁぁぁっ♡やぁぁぁっ♡」
と恥じらいの秘め声を漏らしていた。
青年の雄々しいはずの股は、依然として桃色の筒へと閉じ込められていた。
碧眼を持つ『勇者』と呼ばれていた彼は、その本来の役割である『種役』を強制させられていた……。
ふくよかな男は、弓なりに反る青年の腰を後ろから抱き寄せて囁いた。
「『神の子宮』が生み出す『新たな王』の下で、世界を半分に分け合わないか?」
青年はか細い声を震わせながら返す。
「世界なんて、いらない……はぁぁぁん♡」
ふくよかな男は鼻息を荒げながら、股を勢い良く突き入れた。
「やあぁぁぁん♡」
栗色の髪を跳ねる青年。
筒の隙間から、青年の白い粘液が『ドプッ』と溢れる……。
「私さえ居れば満足か……ぐふぅ♡……可愛い御子よのぅ……」
男はそう言って青年の喉をひと撫ですると、ふくよかな上体を起こし、青年の腰を掴み直した。
「お前もあのダークエルフのように、尻だけで昇天出来る躰にしてやろう……」
「えっ……!?やぁぁぁん♡」
悦楽の鳴き声が響く中、男はさらなるご褒美を愛玩具の窄まりへと与えていった……。
その頃。
固く閉じられた大きな扉の前。
鎧の女は青い果実を手にしながら、目の前の白塗りのような顔を指して言った。
「その中では何が行われているの!?」
金色の髪を逆立てる悪魔が答えた。
「新たなる魔界の主を生み出す、儀式が行われておる……」
「ならば門を無理にでも開けて、その儀式を阻止しないといけないみたいですね……」
鎧の女はそう言って、聖剣を構えた。
「もう手遅れだ……どうやら、ワガハイたちの悲願は達成されたようだ……」
白い顔が、唇の片端を上げる。
すると門の前に、獅子のたてがみのような髪型の巨躯が『ユラリ』と現れた。
その手に握る長剣からは、血が滴っていた……。
「上位悪魔が二体も!」
鎧の女は目を見開いた……。
男二人きりの部屋の中。
栗色の髪の青年は後ろの門への侵入をふくよかな男に許す振りをして、『逢魔の扉』に閉じ込められた汚れた聖槍で、その微かに残された男の本能を満たそうとしていた。
「くっ……くっ……」
「うおっ!……そんなオスのような……」
それを見つけた男は、慌てた様子で桃色の筒を固定している革の帯を『パチッ、パチッ』と外した。
『ヌルリ』と青年の男槍を滑らせながら、桃色の筒が床へと落ち、その狭い穴から屈服の汁をこぼした……。
「やぁぁぁん♡」
その擦れる感覚を示すように青年は甘い声を上げる。
そして臭い粘液を纏い、恥ずかしく腫らされたモノが『パチン』と彼の腹を打った……。
鎧の女の後ろでずっと様子を眺めていた金髪の麗人が、その身を二体の上位悪魔の前へと現していた。
「何とかあの悪魔たちを突破しないと……」
麗人はそう言うと、精霊魔法の呪文を唱え出した。
「世界が、繋がる……」
金髪の悪魔が呟くと、二つの禍々しい姿がその真の姿を現した……。
「バッタと……鳥?」
その姿を見て声を出す鎧の女。
エルフは言った。
「キリギリスとオウムだね……」
「死ね、死ね……弱い奴は死ね……」
オウムはそう言葉を繰り返しながら、魔窟の闇へと飛んで行った……。
鞘に聖剣を納める鎧の女。
彼女は大きな扉へと耳を当てる。
「誰かいます!」
皇女はそう言うと、扉の取っ手を持ちゆっくりと引いていった……。
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