※この作品はR-18です。

厄災の魔窟 ―魔界の皇太子誕生―   作:裏の影

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 二本の凶刃が、無垢な躰へと突き刺される。

 窟の深い部分へと向かっていく人々を、救うものはいなかった……。


凶暴性を受ける供物たち

暗い坑道で跳ねる三つの足音。

 

無骨な白銀の鎧の金属音を鳴らしながら、それを纏う女が先頭を走る……。

 

「皇女さま!ご無理はお体に障ります……」

熟れた年頃の女神官が、前を走る鎧の女へと声を放った。

 

女は後ろを振り返る。

「大丈夫!これは王家に伝わる魔力付与の鎧……普通の衣服と相違ない軽さです!」

 

「いや……そうではなくて……」

口ごもる女神官。

 

女神官の隣で壮年の男が笑って言った。

「まあ、いいじゃねえか!あの姫さんは、言い出したら聞かねえたちだろ?」

 

「あなたは黙ってなさい!」

女神官は男の肩を小突いてそう言った。

 

鎧の女の後ろで夫婦漫才のような掛け合いが行われる中、一行はあの大きな扉の前へと着いた……。

 

白銀の鎧の女は、開け放たれたままの扉へと叫ぶ。

「出て来なさいエヴァルールー!こちらから出向いてあげたわ!」

 

「ミィウ……」

小さく鳴る、獣の鳴き声。

蒼き小さな獣が、その虚空の隙間より姿を現した。

 

鎧の女はその姿へと素早く剣を抜く。

「ルシェイル!あなた、一体何者なの!」

 

すると、獣の後ろの闇から声がした。

 

「その子は、ただの依り代だよ……」

 

現れた少年。

 

その透き通るような浅葱色の髪を、一行が照らすランタンで輝かせていた……。

 

一方、蝋燭で囲われた部屋。

 

昆虫の脚に縛られた背中が腰を前後させる。

下に敷く乳白色の小さな躰。

その股で出入りする甲殻の棍が、纏わりつく血で黒光りを増していた……。

 

「はぁっ……気持ちいい?」

棍を股より生やすうら若き女が、唸り声を出した。

 

彼女の下で躰を晒す少女は、蹂躙される股から顔を背けながら、口を『モゴモゴ』と動かしていた……。

 

「くううっ……」

時折呻く少女。

彼女は肌を黒く縛られた女の方へと顔を向け、潤ませる瞳を薄目に隠した。

 

女は声を上げた。

「あなたの中に、魔蟲の卵を沢山産んであげる♡」

 

「ひぃっ!」

その言葉に、顔色を青ざめさせる少女。

 

うら若き女の臀部の前後運動が、その速さを増した。

 

少女は冷や汗を垂らしながら、動かしていた口を早めた……。

 

同じ頃、後方にある幕屋群の一角。

 

栗色の髪の、漆黒の瞳の青年。

彼は下に敷く躰の臀部で、股の猛る部分を満たしていた……。

 

「くそっ!くそっ!くそっ!……」

青年から吐き出される声。

 

その腰が突き出される度に、犯す桃形の股より生えた竿が『ブラブラ』と力無く揺れる。

それは青年への想いを表すように、太さを帯びていた。

 

仰向けで性欲を叩きつけられているエルフは、か細い声を震わせた。

 

「私を見て……」

 

涙を浮かべるその美しい顔。

 

青年はその快楽のみを味わうように、ただ穴を穿った……。

 

「くっ……狭い……締め付けられる!」

犯す者は呻く。

 

下で揺れる乳白の胸。

 

魔法で保たれたような容姿が、その幼気な身を震わせる。

 

狭い穴を穿る『メリッ、メリッ……』という音がただ鳴っていた。

 

「嫌っ!こんなの本当に嫌なの!」

魔窟に響く叫び。

 

犯す者の目が、その凶暴性を輝かせる。

 

上から覆う腕が、白い躰を強く抱く。

そして、性を交わらせる動きを速めた。

 

「出さないで!」

拒絶が響く中、『ヌッヌッヌッ』と淫行の音が速度を増す。

 

股を打つ音が止まった。

 

「くぅぅぅっ……」

噛みしめるような唸りが漏れる。

 

絶頂の瞬間、少女の魔法が完成され、時間が巻き戻された。

 

目を覚まし、安堵の表情を浮かべる魔法少女。

 

しかし……。

 

「ひぃっ!」

上がる絶望の金切り声。

少女の筋へと、なぜか甲殻の棍が当てられていた……。




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