※この作品はR-18です。

厄災の魔窟 ―魔界の皇太子誕生―   作:裏の影

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 繰り返される戦いの末、魔物を全て倒した皇女。

 剣を収めた彼女の前に、謎の少女が現れた……。


時を弄ぶ魔法少女

漆黒の衣に覆われた小柄な肢体。

 

深い色に浮かぶ色白の顔が、白銀の鎧へと静かに言った……。

「貴女の時間に、手を加えさせてもらっていたわ……」

 

「時間……? あなたが?」

そう言って眉を寄せる鎧の乙女。

 

彼女は指を『クルクル』と回し、そのまま話を続けた。

「貴女が敗れる度に、魔法で時間を巻き戻していたの……」

 

「だから剣が……」

鎧の乙女はそう呟いて、腰に帯びる剣の柄を『ギュッ』と握る。

 

その時彼女は、お腹に妖しい感覚を覚えた。

 

「くっ……」

乙女は歯噛みをしながら、鎧の肩を『ギュッ』と抱く。

 

疼き始めたその躰に、少女は静かに言葉を放った。

「まあ、敗北の記憶は残るけど……」

 

繰り返された蹂躙に溺れた感覚が、乙女の鎧の向こうで押し寄せていた……。

 

少女は上目に乙女を見ながら、その手で硬い杖の頭を撫でて言った。

「私たち魔法使いは『魔法語』を習得するため、何度も時間を戻し、その膨大な知識を蓄えるの……」

 

そして少女は目線を下ろし

「まだおぼこのあなたには、刺激が強すぎたかしら?」

と唇の端を上げた。

 

「おっ、おぼこ!」

乙女は顔を真っ赤にして、彼女へと声を張り上げる。

 

「こんな姿に見えるけど、私でさえ、もう二、三百年分の時を重ねているわ……」

少女はそう言って自分の躰を撫で上げた。

 

その容姿を眺め、乙女は呟く。

「三百年……」

 

「それにしても、ゴブリン倒すのに十回以上もかかるなんて……」

身を引く乙女に目を細める少女。

 

彼女はその洗練された肢体へと放った。

「あなた、よほどのすきものなのね」

 

「はあっ!」

乙女より吐かれる、はしたない苛立ち。

 

「でも、あの気持ち良さに堕ちないとは、大した精神力ね……」

少女はそう言って距離を詰める。

そして鎧の中に隠された乙女の体を、下から舐めるように眺めた。

 

『スラリ』とした細い脚。

『キュッ』と締まった腰下。

豊かなものが詰まった胸。

そして、育ちの良さが漂う凛とした顔……。

 

「中々見込みはありそうね……」

乙女の頬を近くで見上げながら黒衣の少女は呟いた。

 

「あの気持ち良さって……⁉」

息を呑む乙女に、少女は笑みを浮かべる。

 

「そう、あのゴブリンたちは、私が快楽の味を覚えさせたの……」

そう言いながら少女は、身を覆う長衣をゆっくりと開いた……。

 

下着すら身に着けていない、禁忌に触れてしまいそうな危うい躰。

 

乙女は眉をひそめる……。

 

「大丈夫、魔法のおかげで私もまだ綺麗なままよ……」

つぼみのほころびを指でなぞりながら、乙女の股間へと目線を落とす少女。

 

「わっ、私は……」

乙女は慌てて顔を逸らす。

 

「処女なのにあんなに感じちゃって……毎日激しく自らを愛でていたのかしら?」

少女の言葉に、乙女は耳の先まで熱くさせられた。

 

その時『ザリッ、ザリッ』と、土を踏む音が聞こえて来た。

 

「何……!」

乙女はその身を翻す。

 

迫りくる二体の怪異。

 

「甘い匂いが、オスを呼び寄せちゃったみたいね……」

少女は向かってくる潰れた鼻へと、長衣を羽ばたくように扇がせる。

 

少女は杖の尖端を地に突き刺して言った。

「私、いろんな魔"モノ"とお友達なの……」

 

そして肩まで落としていた長衣の袖を、両腕から滑らせて後ろへと落とした……。

 

全てを晒したその肌が、薄暗がりの中でイケなく浮かぶ……。

 

「あなた!正気なの!?」

少女へと叫ぶ乙女。

 

「魔法の力は、私の恋への憧れを満たしてくれるの……」

顔を紅潮させる少女はそう呟くと、迫る巨体を誘うように、小さな手の平を前へと差し出した……。




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