※この作品はR-18です。

厄災の魔窟 ―魔界の皇太子誕生―   作:裏の影

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 悪魔の賛美歌の途中乱入し、雷のリーリー・ユサーマを倒した兜の人物。

 皇女はその黒い革鎧を纏う姿に、大扉の向こうへと連れられていった……。


放たれるキツイ一撃

扉の向こう。

寝具の置かれた暗い部屋。

 

『ズゾッ……ズゾッ……』と聞こえて来る、何かを引きずる音。

 

闇に兜の形が浮かび上がる……。

 

現れた黒い革鎧の姿。

その右手には白銀の鎧を纏う女の、長い髪の毛を掴んでいる。

 

女は声を上げた。

「痛いっ!離しなさい!」

 

革鎧の人物は、女の躰を寝具の方へと乱暴に放り投げた。

 

「キャッ!」

寝具の縁に背をぶつけ悲鳴を上げる女。

 

黒ずくめの被る兜から、鋭い眼光が覗いた……。

 

革鎧の姿が壁に掛けられた照明器具のつまみを捻ると、辺りが薄明かりで照らされていく。

 

革鎧の人物は兜を脱いで、その栗色の髪を晒した。

 

鎧の女の脳裏へと浮かぶ、手合わせで受けた虐待の記憶。

 

栗色の髪の青年は漆黒の目を細め、冷たい声色を放った。

「皇女さま……なに勝手にヤラれてるの?」

 

少しの間が開いた後、皇女は満身創痍の躰を押し、声をひねり出す。

「仇を……エルークをこの手で葬り去りたいの!」

 

青年は『フッ』とひと吹きした。

 

そして……。

 

「どうやらまだ解っていないようだね……これは、お仕置きが必要かな……」

そう言いながら彼は、ベルトのバックルへと手を掛けた……。

 

露出された青年の下腹部より下。

 

天へと突き上げるそれは、先より透明なものを涙のように滴らせ、悲壮な雄叫びを上げているかのようだった……。

 

「ひいっ!」

それを目の当たりにした鎧の女。

彼女の背筋に冷たいものが走る。

 

――何をする気!?

女がそう思った瞬間。

 

「オラァッ!」

再び彼女は髪を掴まれて、その顔面を青年の股へと急接近させられた。

 

青年は股に立つモノを指で水平にすると、その先を女の唇へと当てた。

 

「んんんっ!」

鎧の女は口を閉じその侵入を拒む。

 

青年が彼女の鼻を摘まむ。

 

呼吸を絶たれた女は、その口を開放する。

「ぷはっ!」

 

「もがあぁぁぁっ!」

その隙を突いて、青年の股先が口の中へと詰め込まれていった……。

 

『ジュルッ……ジュルッ……』

部屋の中に鳴る唾液の音。

 

栗色の髪の青年は、黙々と尻を前後に動かす。

 

――あの人にすらこんな事……。

鎧の女はそう心で呟きながら、舌の上を通る異物をやり過ごしていた……。

 

青年は自分の臀部の溝を指でなぞる。

 

「はぁぁぁっ……」

彼は目を細めて吐息を漏らすと、その尻の前後を速めた。

 

女は眉間を険しく寄せる。

 

「くうぅぅぅっ……」

呻きを漏らす青年。

 

繰り広げられる凌辱の中、二つの姿が身を引きずりながら扉の敷居を跨いだ。

 

「うわっ……」

壮年の男は眉をひそめる。

 

熟れた年頃の女神官が、声を大きく上げた。

「ちょっとあなた!何を!」

 

「イクッ……!」

鎧の女の額に、青年の下腹部が密着させられる。

 

彼女はその口の中へと、体温を帯びた熱い粘液を味あわされた……。

 

天を仰ぐ青年。

 

女神官は二人に駆け寄って、その体を引きはがす。

 

力なく寝具へと身を倒す鎧の女。

「うぅぅぅっ……」

その少し開けられた唇から白い液が漏れる。

 

女神官は目を吊り上げ、真実で青年を殴りつけた。

「何をやっているの!皇女さまは今、クーザーさまの子を身籠っているのですよ!」

 

「ちょっ……!?」

手を前に出す壮年の男。

 

青年は目を見開いて小さく言った。

「えっ!?皇女さまは処女じゃ……?」

 

「馬鹿っ!あいつの気持ちも考えろよ!」

女神官へと声を荒げる壮年の男。

彼女は強く言い返す。

「産まれて来る子供には関係ないわっ!」

 

「うわあぁぁぁっ!!」

青年が叫びを上げる中、皇女は身を伏せてすすり泣いていた……。




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