栗色の髪の青年はその得た力によって、目の前にいた、うら若き澄洸の賢者の雌しべに狙いを定めた……。
突き出される、栗色の髪の青年の下腹部。
――ステラだって、私をあんな目に遭わせたのだから……。
白銀の鎧の女は剣で無骨な戦棍を受け止めながら、横目にその光景を眺めていた。
『ズブリ……』
青年の愛欲の感情を受け止め、一人で鍛え上げてて来た股の先が肉色の裂け目へと埋められる。
彼は口を半開きに後頭部を下げ、その達成感を示すように白目を剥いた。
「あ゙あ゙あ゙あ゙っ!ぎぼぢい゙い゙っ!」
最早なりふり構わず魔窟の誘惑に堕ちた青年は、その歓喜の呻きを漏らす。
股の花弁を割って貫かれる女。
その下腹に刻印されているハートの意匠は、薄っすらと青い光を帯びていた……。
鎧の女は戦棍を跳ね除けると、青年を一瞥してこれまでを振り返る。
――あの子の気持ちが収まるなら、これで……。
『パチン!パチン!』
始まった狂喜の腰降り。
それは皇女の脳裏に、緑色の小鬼たちを思い起こさせた。
――あとは魔の種より生み出された碧眼の青年と、エヴァルールーを倒せば帝国の平和は訪れる……はず……。
皇女はそう信じて、目の前の司祭服の男へと剣を振るい続けた……。
「くっ……自分の手より、遥かに気持ちいい……」
栗色の髪の青年は呻くように初めて味わう女の中の感覚を言葉で表すと、その見下ろす目線の先にそびえる山を撫でた。
峰の先を転がす指先。
「ようやくたどり着いた頂き……」
彼は鍛え抜かれた逞しい先を女の躰へと埋めたまま、峰の先端を凝視する。
そして吸い込まれるように、その淫らな二重円を唇で包みこんだ。
声を上げても打ち消される、気ままに嬲られるうら若き女の躰。
彼女の瞳が潤んだ時、最初の絶頂を告げるように青年の躰が小刻みに震わせられる。
同時に女の下腹部のハートの刻印が、その輝きを失った……。
地面へと脱ぎ捨てられた黒い革鎧。
その向こうでは、壮年の男と熟れた年頃の女神官が、重なるように身を倒している。
『パンッ!パンッ!パンッ!』
栗色の髪の青年はうら若き女に抱きついて、その収まらぬ生殖本能を激しく叩きつけ続けていた。
その間も二人の女は、悪魔族の繁栄を目論む強敵と対峙していた……。
戦棍と合わせられる聖剣。
それは最強の剣の名にふさわしく、刃こぼれ一つ見せない。
一方、その躰に魔蟲を宿す半裸の女は、強大な力を誇る、魔の種から生まれた碧眼の青年と対峙していた。
しかしかつて勇者と呼ばれていた青年は、そんな事には目もくれず、自分の種で汚し切った雌しべを穿り尽くし、何度も何度も受粉させていた……。
「はっ!」
剣を振るう白銀の鎧の女に声が戻る。
「んっ、うん……」
彼女は咳払いをして、その喉を鳴らした。
すると目の前で戦棍を振るっていた司祭服の男がその様子に気づいたかのように咳をする。
「嫌あぁぁぁっ!ダメぇぇぇっ!」
栗色の髪の青年に蹂躙されているうら若き女も、声を上げ始めた。
女の胸の谷間へと、深々と青年の顔が埋められる……。
もう何度目か……。
青年は女の股に自分の股を密着させて、躰を震わせた。
その時、司祭服の男が声を上げた。
「もう止めろ!その女は……お前の母親なのだ!」
「えっ……ママ⁉」
青年は顔を沈めたまま目を見開く。
「ううっ……ううっ……」
彼の躰の下では、その子種を何度も注がれた女がすすり泣いている。
「こんな事って……」
剣を下げる白銀の鎧の女。
栗色の髪の青年は頭ではその関係性を理解するも、躰より出される自分の遺伝の情報を、子を宿してしまう母なる宮へと打ち付ける事が止められなかった……。
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