窓の向こうを流れる山や森、そして畑や田んぼ。暫くそんな光景が続いていたが、小さな集落が見えると片側一車線の道路を走っていた車は道を曲がり、集落の中へ進んで行く。車は1台しか通れなさそうな道をスイスイ走り、やがてとある敷地に入って動きを止めた。
車のドアを開けると、ムワッとした高温の空気が肌に纏わりつく。クーラーが効いていた車内との気温差で余計に暑さを感じながら大きな荷物を引っ張り出す。
「くるみ、大丈夫か?」
「うん」
運転席から降りたお父さんが荷物を代わりに持とうと提案してくるが自分でやれると伝える。確かに少し重いが、目的地はすぐそこだ。
視線を向けると、お父さんの黒光りする車の隣には白色の軽トラックが停めてある。その車体は土や泥であちこち汚れており、荷台には農具や肥料の空袋などが積まれていた。
車を2台停めるのがやっとな駐車スペースを見下ろすのは木造の二階建て家屋。しかし見た目で分かるぐらいの古い家であり手入れは多少されているものの、それでも年月の経過には耐えられなかったのか傷や汚れが目立つ。お父さんは物心ついた頃にはここで暮らしていたらしいので、もしかしたら築30年や40年……あるいはそれ以上かもしれない。
「あらくるみちゃん! 久し振り!」
その時、玄関から嬉しそうな声が聞こえてくる。そちらを向くと、日焼けした女性が笑みを浮かべていた。
「お姉ちゃんが夏風邪だって? 大変ねえ」
「おばあちゃんお久し振り。お姉ちゃんなら家出る時も寝てたよ」
荷物を運びながら返事をすると、おばあちゃんはシワの多い顔で更に嬉しそうな表情をする。
「おー、くるみかぁ」
「くるみだよ、おじいちゃん」
続けて家の陰から姿を現した、白髪混じりの男性にも挨拶した。
ここは父方の祖父母が住む、山奥にある集落。毎年夏になるとくるみと姉は両親に連れられて遊びに来るのだ。
「くるみの事、一週間よろしく」
「任せといて。くるみちゃんが来るの楽しみにしてたんだから」
しかし、仕事着のお父さんはくるみの頭をワシワシしながらおばあちゃんに言った。そう、彼はこの後出張に行くのだ。
そしてお母さんも、くるみの姉が夏風邪を引いた影響で自宅に残ったためこの場にはいない。
そのため、今回この家に泊まるのはくるみだけだ。
事情が事情なので、両親は"今年は祖父母に会いに行くのはやめておこうか"と言っていたが、どうにか説得してくるみだけ連れてきて貰ったのだ。
おばあちゃん達に会いたかったというのも勿論ある。
しかし、くるみには『ある目的』があるのだ。
軽く世間話をするお父さん達を尻目に、くるみは荷物をギュッと抱き寄せ笑みを浮かべた。
「それじゃくるみ、何かあったらお母さんか俺に連絡して」
「うん、いってらっしゃーい」
その後、お父さんが車に乗って出張へ向かったのを見届け。
「夏休みだろ、都会と違ってこんな山で遊ぶとこあるか?」
「んー、色々持って来てるし暇しないよ」
テレビで地方のローカル番組を観ながらおじいちゃんと話し。
「くるみちゃん、ご飯美味しい?」
「うん、おいしいよ」
おばあちゃんが手によりをかけて作ってくれたであろう夕ご飯を楽しみ。
『くるみ。遊んでばかりいないで宿題もやりなさいよ。それにおじいちゃん達のお手伝いもしっかり……』
「分かった分かった……」
子供用スマホから聞こえてくるお母さんの小言を適当に流し。
そして、夜が訪れる。
「……」
足音を立てないように気を付けながら廊下を移動し、襖の隙間から寝室を覗き込むと、そこではおじいちゃん達が眠っているのが見えた。二人は農家であり朝が早いためか20時頃にはもう寝床についてしまう。現在の22時ではもうすっかり熟睡状態のようだ。
(よし……!)
くるみが寝泊まりするために貸してもらった部屋に戻ると、素早く準備を開始。『とある道具』をナイロン袋にしまい込み、パジャマからコートに着替えたくるみは高揚感を胸に暗い家の中をコソコソ進む。
そして縁側に出ると夏の夜風がくるみの顔をくすぐった。若干生暖かいが、昼間の熱気と比べたらかなり過ごしやすい気温である。
「よいしょ……」
くるみは縁側に腰掛け、袋と一緒に持って来た膝下丈のロングブーツを履く。靴下とブーツが合わさり熱気が籠もるのを感じながらくるみは辺りを見渡しつつ庭の中を進む。
とても暗い。
普段暮らしている町ではあちこちに街灯があるため夜でもある程度は明るかったのだが、この集落には殆ど灯りがなく月明かりぐらいしか頼りにならない。
けれどその分……。
くるみは心臓の鼓動が早まるのを感じながら、都会では見られない星空の下を歩いていく。家の敷地から脇道に出て、集落の中心部から離れるように移動すると多くの畑が広がる場所に出た。
日中にはおじいちゃん達を含む農家が汗を流して野菜のお世話をしているのだろうと思いながら、くるみは足元に注意し畑と畑の間を通る雑草まみれの道を歩く。
都会では中々味わえない土や草の匂い、用水路を流れる水の音に囲まれているとまるで違う世界に来てしまったかのようだ。
やがてくるみは木々が生い茂る森の隣……農地の端に辿り着いた。ここまで来ると集落からはかなり離れており、そうそう見つかることはないだろう。
(よし……やっちゃおうかな……!)
緊張と興奮で心臓がバクバク鳴るのを感じながらくるみは袋を足元に下ろし、震える両手をコートのボタンに伸ばす。
苦労しながら1つ、また1つとボタンを外していき……。
「……、えいっ!」
くるみは勢い良くコートを開いた!
そして胴体の前面に夜風が直接当たってくる感触に、くるみは身体をプルリと震わせた。
月明かりに照らされるくるみの裸体。
そう、コートの下には下着すら身に着けておらず、未成熟なおっぱいやツルツルのおマンコを野外で晒しているのだ。
コートを開いて局部を見せつけている格好は露出狂のようで大変危険な状態。とんでもない事をしているという自覚は充分にあるが、それ以上に気分が高まってしまい股間が少しずつ濡れ始めていた。
「くるみ……脱いじゃうよぉ……♡!」
そして、くるみはそこで止まらずにコートを完全に脱ぎ捨ててナイロン袋の上に被せた。
背中や肩、腕にお尻にまで夜の生暖かい空気が直に触れ、くるみはビクンと身を震わせた。もはやくるみの肌を守ってくれる物は何もない全裸状態……とは少し異なり、サイハイソックスとロングブーツだけ履いている状態である。
しかし局部は全く隠せていないし、黒い靴下が白い肌を余計に際立たせているし、下着すら纏っていないのに履物だけ残す行為にくるみは全裸よりも遥かに変態な格好だと感じ、ますます顔を紅潮させた。
「あんっ、凄い……家の中でやるより、んんっ、興奮するっ……♡」
早くも固くなり始めた乳首やクリトリスを弄りながらくるみは喘ぎ声を上げる。いつもなら両親も姉もいない僅かな時間に、近所に声が届かないよう我慢しながらやるのが精一杯だったが、こんな田舎であれば思いっきり声を上げて楽しめるのだ。
「んうっ……♡ でも、折角のチャンスだから……もっと凄いことやらなきゃ……♡」
途中でオナニーを止めた私は子宮が疼くのを感じながら、ここまで持って来たナイロン袋に手を伸ばす。コートを袋の中に入れ、代わりに二つの道具を取り出した。
「えへへ……♡」
まず手に取ったのは月光を反射して黒光りする、丈夫な首輪だ。ペット用ではなくSMプレイに使うものであり、一度掛けたら鍵がないと外せないタイプだ。
人間なのに首輪をかけるなんて自分がドMの性奴隷だと宣言するようなものである。
「……んっ♡」
興奮で全身が熱くなり汗も噴き始めるのを感じながら、くるみは首輪を自分の首に嵌めてロックを掛けた。
圧迫感と重量感が首周りを支配し、くるみは本当に首輪を掛けてしまったことを自覚すると共にゾクゾクとした恐怖と緊張に包まれる。それに呼応して膣も子宮もキュンキュンし始めて、今すぐにでもオナニーを再開したい気分だ。
(もう一つも……付けるぅ……)
しかしそれをグッと我慢してくるみは袋から取り出したもう一つの道具を手に取った。
冷たく固く重々しい、二つの輪っかが連結されたその道具は手錠である。実際に警察が使うようなものではなく、こちらも玩具ではあるが鍵がないと外せない設計であり、安全のため他にも外す手段がある……なんて機能もない。
正真正銘、一度付けたら鍵で外さない限り両手が使えなくなる代物だ。
「……っ♡」
ゴクリと固唾を飲むくるみ。野外でほぼ全裸の格好になり、首輪を掛けている現状でもかなり危険な状態なのに、更に手錠まで掛けてしまったら更に危険度が跳ね上がるだろう。
誰かが近づいて来ても咄嗟にコートを纏うことも出来なくなるし、上手く走れず逃げづらくなるし、もし犯されそうになっても何一つ抵抗が出来なくなる……!
緊張で荒く呼吸しながら、くるみは震える両手を後ろに回し苦労しながら手錠に手首を通していく。金属の感触が手首に走り手錠の頑丈さを実感……力尽くでの破壊は間違いなく不可能だというのが嫌でも分かった。
「……はぁ、はぁ♡」
金属音をカチャカチャ鳴らしながらくるみは手首を動かし続け、後はロックを掛けるだけという段階となった。急に不安になりキョロキョロ辺りを見渡すが、人の姿は見えない。
暗くて見えないだけかもしれないが、それなら逆にくるみだってそうそう見つからない筈だ。
「くるみ……手錠かけちゃうよ……♡!」
そんな確証のない安心感に後押しされ、くるみは口に出して宣言すると同時に勢い良く手錠のロックを掛けた!
「んあ、あぁぁ……♡」
反射的に両手を激しく動かそうとするが、後ろ手に組んだ状態から解ける気配は無く、手首が痛くなって手錠の音が鳴るだけだった。
(や、やっちゃった……! 外で露出したまま自縛しちゃった……!!)
くるみは改めて自分の状況を確認する。
ここは夜風が吹き、頭上に満天の星空が存在する野外。それを証明するかの如く、近くの森からは葉擦れの音がよく聞こえてくる。
そんな場所でくるみは全裸にサイハイソックスとロングブーツだけのとんでもない格好で立っていた。背中もお腹も肩も……そしてプルンとしたお尻も、ぺったんこなおっぱいも、ツルツルのおマンコまで晒してしまっている。
それだけではなく首には首輪が嵌められ、両腕は後ろに回された上で手錠がかかっていた。鍵は袋の中に入っているとはいえ、すぐにこれらの拘束具を外すのは不可能だ。
もし誰かに見られてしまったら逃げる事も言い訳する事も出来ない、破滅と隣り合わせの状況に自らを追い込んでしまったのだ。
「んんんっ……♡」
見つかるかもしれないという恐怖が感覚を研ぎ澄ませたのだろう。生暖かい夜風が乳首や股間を含む肌を撫で、くるみは敏感に反応して身を捩った。
快感が強まり、自慰したいと無意識に両手が動こうとするが手錠に阻まれてしまう。
「うう……ううっ♡」
気持ちいいのが欲しくて堪らないのに、手錠のせいで気持ち良くなることが許されない。あまりにも情けない状況にくるみはますます興奮してしまう。
チラリと足元に置かれているナイロン袋を見下ろす。この中に手錠や首輪の鍵、そしてコートが入っているのだ。後ろ手で中に手を突っ込めば、拘束具を解除する手段もこの格好を隠す衣類も取り戻せる……。
……それはつまり。
「ん……んんっ♡♡」
くるみはビクビク身を震わせながら歩き始める。
袋をその場に残したまま。
(凄い……凄いぃ……!!)
歩いているだけなのにどんどん興奮が強まり、くるみの股間からは決壊したダムの如く膣液が漏れ出していた。
その理由は当然くるみが自縛野外露出しているからであるが、それに加えて鍵やコートが入った袋からどんどん離れている状態でもあるのだ。
この超危険なプレイを終了させる唯一の手段が遠くになるにつれ、緊張と恐怖が高まっていく。生暖かい風と性欲で全身汗でびっしょりなのに、震えが止まらない。
(もし、この格好が見つかったらどうなっちゃうんだろう……もし、あの袋を持っていかれたらどうなっちゃうんだろう……!)
涙と涎で顔を汚しながらくるみは、ぼんやりする頭で色々考える。
あの袋を持っていかれたら、手錠や首輪を外すことが出来なくなり、全裸にサイハイソックスとロングブーツという格好を隠せなくなる。そのまま何も出来ない内に朝になれば農業のために集落の人達がこの畑にやって来て、くるみが見つかって……。
(農家の人達に捕まっちゃう……それで土や泥の匂いが充満する暗い倉庫に閉じ込められて毎日毎日輪姦されちゃう……! 本当の性奴隷にされて、二度と帰れなくなっちゃう……!)
妄想すればするほど乳首とクリトリスがギンギンに膨らんで固くなり、早く弄って下さいと悲鳴を上げているようた。くるみも触りたくて触りたくて我慢の限界を超えているが、両腕は背中の後ろで虚しく金属音を立てるばかりであり何の役にも立たない。
自由な筈の両脚は袋がある場所に引き返すなどせず、歩みを続けどんどん袋から離れていく一方。まるで自分から地獄へと足を進めているかのようだ。
そんな中、くるみの下腹部に鈍い痛みが滲む。
尿意だ。
「あう……あう♡」
あまりの恐怖で股間の筋肉が緩んでしまったのだろうか。咄嗟に辺りを見渡すがこんな畑ばかりの場所に公衆トイレなどある訳ない。
(露出中に喉乾いたら困るからってお茶を沢山飲んで来たのがまずかったかも……でも折角ここまでやってるのに今から家に帰るなんて……)
悩んでいる間にも尿意は強くなる一方だ。そして、どうしようかと思っていたくるみの脳裏に一つのアイデアが浮かぶ。
(いっそ、外でおしっこしちゃう?)
途端に肩が跳ね上がる。トイレじゃない場所……それも野外で放尿するなんてあまりにも恥ずかしすぎる。くるみは犬じゃなくて人間なのに……。
(……でも今のくるみ、人間じゃなくてド変態の性奴隷でワンちゃん未満の存在だし……むしろお外でおしっこするべきなんじゃ?)
そんな事を考えながらくるみは歩く方向を変える。流石に畑や用水路に向かって致すのは忍びない。
ガサガサと雑草の音を立てながら歩いていると、一つの畑の脇に草が刈られた場所があるのを見つける。道を確保するために草刈り機を使ったのかもしれない……そう思いつつくるみはその地点で足を止めた。
ここなら農作物や用水路に影響はないとはいっても、本当に大丈夫なのか不安になりながらくるみは脚を広げ少し腰を落とす。靴下やブーツを尿塗れにしたくないための行動であるものの、プニプニの割れ目をガニ股開きで自分から晒しているようでいやらしい気分になってしまう。快感に酔いしれながら膀胱に溜まった尿を出そうとするが、緊張のせいか中々出てこない。こんな事してる間に誰かが来たらどうしようと視線を動かしたその時。
闇に包まれた畑の中心に立つ、一つの人影が視界に映った。
「!!??」
見つかった……!?
「あ……ああっ……♡!?」
顔を青ざめさせ、恐怖に身体を震わせる。
暗くて顔は見えないが、麦わら帽子を被り腕を広げた人影は畑の中央から動かない。きっとくるみの存在に気付いており、捕まえる体勢になっているのだろう。反射的に胸や股間を隠そうとする両腕だが、手錠がそれを妨害する。
(捕まったらくるみ……本当に滅茶苦茶にされちゃう……!)
そして、恐怖が限界を超えた。
ジョボボボボボ……!
「ああっ……あああああ♡♡!!」
刈られた草地に向かって落ちていく温かな液体。
くるみは失禁してしまったのだ。
「ふああああっ♡! ごめんなしゃいぃぃ……こんな所でおしっこしてごめんなしゃいぃぃ……♡!!」
涙を流し謝罪しながらくるみは身体をガクガク震わせる。一度出始めてしまった尿を止めることは出来ず、膀胱が痛みから解放される感覚にただただ身を任せるばかり。
しかし、畑の中で立っている人影はくるみの謝罪に対して何も答えない。
「あうう、ゆ、許して下さいっ♡ そ、外で裸になるの良くないの分かってるけど……えっと、その……そうだ、サイハイソックスとロングブーツはちゃんと履いてるから許して下しゃいっ……♡!」
パニックのあまりそんな事を口走りながらくるみは放尿し続ける。こんな変態な格好で、更に首輪や手錠を嵌めたままおしっこしている自分の淫乱さでくるみは気持ち良くなってしまう。人影は今も畑の中で全く動かずに立っている状況なのに……!
「…………?」
全く動かない?
おしっこが収まり出すのを感じながらくるみはもう一度人影をしっかり見てみる。
その人影は両腕を横にまっすぐ広げ両脚をぴったり合わせて立つという妙ちくりんなポーズで静止している。両脚をガニ股で開き両腕は動かせないままビクビク身体を跳ねさせているくるみとは真逆だ。
よくよく観察するとボロボロの着物から下に伸びているのは人体ではなく棒切れ一本だ。両腕も同様に棒であり両端にはまった手袋がダランと垂れ下がっている。そして麦わら帽子の下には丸められた白い布があり、落書きのような簡素な顔が描かれていた。
「……案山子」
くるみは一気に脱力し溜息を付く。案山子相手に恐れ慄き許しを請おうとしていた自分の単純さに呆れるばかりだ。
(……でも、凄いドキドキしたかも)
温かいおしっこを出し終え、ブルリと身を震わせながら自分の股間を見下ろす。月光に照らされたびしょ濡れの股間……しかしそこからは尿が滴り落ちるだけではなく、糸を引き垂れていく膣液も混ざっていた。人に見つかったと思い怯えていたのは確かだが、その心の奥底でくるみは興奮してしまっていたのだ。
「もっと楽しんでも、大丈夫かな……♡?」
結構な声量で案山子に謝罪していたが、人が来る気配は無い。集落からはまだだいぶ離れているし多少騒いでも平気なのだと判断したくるみは再び歩き始める。
「……♡」
星空の下、月明かりに照らされた裸体を隠せないまま農地を一人で進むくるみ。夏休み中の少女がこんな事をしていると知ったら誰もが驚くだろう。お父さんやお姉ちゃんは言葉を失うだろうし、たぶんお母さんは説教して来る。
でも、この快感を知ってしまった以上やめられない。
しばらく前、下校時に着ていたワンピースにカラスのフンが落ちた事がある。慌てて公園の木の陰で体操服に着替えたのだが、その時外で下着姿になることに興奮を覚えてしまったのだ。
それからというもの、毎日のように露出行為に耽るようになり、続ける内に下着姿から全裸になったり、拘束具を使い始めたりとエスカレートしていった。
それでも町中では露出出来るような機会はほとんど無く、家族の目がある家の中でも中々裸にはなれない。
そしてくるみが目をつけたのが、祖父母が住むこの山奥という訳だ。
「ううんっ……♡」
汗塗れの身体をいやらしく捩りながら歩くくるみ。町では出来ない大胆な露出の快感に脳みそが蕩けてしまいそうだ。それに呼応して膣と子宮が激しく疼き、涙を流すかのように愛液がドクドク零れ落ちる。
(もうダメ……気持ち良くなりたい……っ)
少しずつ集落に近付いていたくるみは、とある畑の脇に何かが置かれているのに気付く。二つの持ち手、荷台、一つの車輪……物を運ぶ時に使われる手押し車だ。農家の人が使っているものだろうと思いながらくるみは通り過ぎようとし……。
「……っ♡」
引き返して手押し車に近寄る。荷台には引っこ抜いた雑草が積まれており、それなりの重量がありそうだ。
辺りを見渡して誰もいないことを確認してから、くるみは手押し車の持ち手が股下へ来るように移動。そのまま少しずつ腰を下ろして……。
「……ひゃんっ♡!」
硬い感触が股間に走り、くるみは小さく悲鳴を上げた。股間を更に押しつけるとプニプニのおマンコに金属製の持ち手が食い込み、もっと強い刺激が襲って来る。
「あうぅっ♡ 凄い、しゅごいぃ……♡!」
口から涎を垂らしながらくるみは腰を前後させ始めた。割れ目に食い込んだままの持ち手がおマンコを蹂躙し、快感がビリビリとくるみを苛む。
「はあっ、はあっ、はあっ♡♡!!」
夜空の下、山奥の畑にて手押し車を使って狂ったように自慰に耽るくるみ。手押し車がガタガタ音を立てるが、快感に勝てないくるみは腰の動きを止められない。全裸にサイハイソックスとロングブーツという変態露出狂少女としか言えない姿も、首輪と手錠をかけて自由を失った上にそれらを解く鍵はかなり離れた位置にあるという危険過ぎる状況も、あまりに気持ち良すぎて感度が極限まで高まる!
「イクっ、くるみイッちゃうよおぉぉっ♡♡!! 好きぃ! 外で裸になって自縛してオナニーするの大好きぃぃぃ!!♡♡」
見つかるかもという警戒心が薄れきったくるみは、淫乱な発言を繰り返しながら絶頂目掛けて腰を激しく動かした!
「んんんんんっっっ♡♡♡!!!」
そして限界を迎えたくるみは潮を撒き散らし絶頂する!
「あ、んひっ……♡」
力が抜けてバランスを崩したくるみは尻もちをついた。割れ目からは何度も潮がピュッピュと噴き出ており、その度にくるみは身体をピクンピクンと痙攣させた。
(き……気持ち良かったぁ……)
絶頂の余韻を味わいながら息を少しずつ整える。続けて辺りを見渡すが今も人は来ていない……町とは違ってこの山奥の地には本当に人がいないようだ。
「……はぁ、はぁ……そろそろ帰ろっかな」
ある程度呼吸が落ち着き、くるみは両腕を使えないままヨロヨロ立ち上がる。膣内に残っていた愛液を滴り落としながら、コートや鍵が入った袋がある場所へ歩き出す。
(おじいちゃんもおばあちゃんも、集落の人達も……夢にも思わないだろうな……まだ未成熟な女の子のくるみが、真夜中にこんなエッチな事して大喜びしてたなんて)
背徳感でまたエッチな気分が滲むのを感じる。
(……ここならもっと、いろんなプレイ楽しめるかも)
絶頂したばかりなのに、明日からの事を考えると興奮で心臓が高鳴ってしまう。
「……」
ナイロン袋を見つけたくるみは安心感を得ると共に、今日はもう終わりかと寂しい気分にもなる。まだ一日目とは言え楽しい時間はすぐ過ぎてしまうもの……少しでも楽しまないと。
「……えへへ♡」
くるみはナイロン袋に手を伸ばし……中には手を入れず紐を掴んで持ち上げた。
明日のために帰るのは仕方ないが……せめてその帰り道も楽しもう。
後ろ手で袋を持ったくるみは、ほぼ全裸の格好のまま歩き出すのであった。