六日目の夜のこと。
「明日にはくるみちゃん、帰っちゃうのね」
「寂しくなるなぁ」
壁に掛けられたカレンダーを見ながらしみじみとした様子で言う祖父母。彼女らの言葉にくるみも、この田舎にいられる時間は残り僅かだということを改めて思い知る。
「次来るのはいつだ?」
「うーん、分かんないけど……年末かな」
「次はお姉ちゃん達も来れるかしら」
二人は早くも次の帰省の事を楽しみに待つように話す。今の時刻は祖父母にとってはもう寝床につく時間で、孫娘と何か出来るような時間はもう残っていないのだから無理もない。
しかし、くるみにとってはまだ楽しみなイベントが一つ残っているのだ。
「お姉ちゃんの風邪も治って良かったわねえ」
「見させて貰ったくるみの自由研究、絶対にいい賞取れるぞ」
「……うん」
この後に行う事ばかりを考えるくるみは、祖父母から話題を振られても上の空状態で返事をするのであった。
それから一時間後。
(……やっと寝たかな?)
部屋で準備を終え、家の中が静まり返るのを待っていたくるみ。寝室にいる祖父母が眠りについたという事は、いよいよアレを始められるという事。
「……♡」
自然と心臓が高鳴り始め、くるみは何度も深呼吸する。まだ始めてもいないのに緊張で手が震えており、足は意味もなく部屋の中をうろついてしまっていた。
念のためカーテンを開いて外の様子を確認。星空の下にある集落には僅かに街灯の光があるだけで、町とは比べ物にならないぐらい暗い。人や車の気配もなく、これなら気兼ねなく楽しめそうだとくるみは安心する。
(……始めちゃお)
意を決したくるみはパジャマを上下とも脱ぎ布団の上に放る。白い下着だけを身に着けたくるみの身体が露になり、早速気分が高揚し始めているのを感じた。スベスベの肌に触れてみると少しジットリしている感触が走り、くるみは緊張で汗が少し出始めているのに気付く。
この後汗塗れになるのだろうかとワクワクしながら、くるみは続けてジュニアブラを脱いで自らの胸を晒した。二つの乳房には殆ど膨らみがなく、中心にはピンク色をした小さな乳輪と乳首がある。
「んっ♡」
試しに乳首に触れてみると小さな快感が走り、思わず声を漏らしてしまう。これからやる事が楽しみなあまり感度が上がっているのだろうか。
快感を得た事でエッチな気持ちが強まったくるみはショーツをずり下ろし、股間まで外気に晒す。スジを指でなぞってみると、再び快感が走ると共に指が濡れた。こうして自らの手で全裸になったという事実に加え、既に性器が濡れ始めている事を自覚し、くるみは自分の性欲の強さを思い知る。このまま股間に指を突っ込んで思いっきりオナニーをしたらとても気持ち良さそうだが、それは帰省を終えた後でも出来る。
今は、今しかやれない事をやらなければ。
「はぁ、はぁ……♡」
くるみは自慰したい気持ちを必死に押さえつけながら、サイハイソックスを履き始める。白い脚が黒い布と圧着感に包まれていき、くるみは手を動かしつつ熱い吐息を漏らしていた。
履き終えたくるみは改めて自分の姿を確認し、口端を緩める……胸や股間など大事な部分を含めた、身体の大部分を露出しているのにサイハイソックスだけ履いている変態すぎる格好に興奮が抑えられない。
「んああっ……♡」
本能のまま脚が動き、太腿を擦り合わせ始める。微弱な快感だが、感度の上がっているくるみはたまらず天井を仰ぎ声を漏らす。
しかしまだ準備は終わっていない……くるみは続いて首輪を取り出して自分の首に装着する。重みと圧迫感、そして人間なのにまるでペットのように首輪をつけるという異常性に興奮は強まる一方。更に首輪にはプレートが吊るされており……。
『性奴隷 くるみ』
簡潔かつ大きな文字で書かれた内容を見て、くるみは生唾を飲み込んだ。
(くるみ……性奴隷なんだ……っ)
理性が吹き飛ぶような感覚に陥りながらくるみは追加で熊よけ鈴とペン型懐中電灯、更にドロスト紐を首輪から吊るす。チリンチリンと高い音が鳴り、闇の中でも目立つ光がくるみを照らす……聴覚と視覚の両方でくるみの存在が気付かれかねなくなる危険な道具だが、その分スリルが向上するだろう。
「ふぅ……ふぅ……んむっ♡」
更にくるみはボールギャグも取り出して自分の口を封じてしまう。これで誰かに見つかっても言い訳が出来なくなってしまった……何も弁明できないまま集落の男たちに乱暴に犯される妄想をしてくるみはブルリと震えあがった。
「んー……♡」
くるみは鞄からいつものように手錠を取り出すが、今回はそれだけではなく八つの南京錠も引っ張り出した。そして手錠の鍵が入った鞄のファスナーを締めると、開けられないように八つの南京錠を使ってロックを掛ける。
「んんん……♡!」
そして首輪と手錠をドロスト紐で連結し、紐を股下に通した。そのままうなじの辺りで手錠の鎖を首輪に繋げ、肘を上に向け腋を全開にした体勢で両手を輪っかに入れようとする。
「んぐっ、んむっ♡!」
手錠が動くたびに紐の結び目が股に食い込み、くるみはボールギャグ越しに悲鳴を上げた。更に首輪が締まって息苦しくなり、鈴がチリンチリンと鳴る……あまりにも危険すぎるプレイだと理性が警鐘を鳴らし始める。
「……っ」
涎と涙を流しながらくるみは逡巡。確かにこの山奥に来てから、無謀なプレイをして怖い目に遭ったことは一度や二度ではない。今から始めようとしているのは昨日までとは比べ物にならないぐらい危険で長きに渡る……本当に大丈夫なのだろうか?
カチャリ。
「……♡♡!!??」
手錠の音が鳴る。
くるみは驚愕に目を見開いて両手を動かそうとしたが、既に手錠はしっかりロックされていた。両腕は完全に自由を失い、少しでも動かそうとすれば股が紐に食い込み、首輪が締まる。
まだ決心がついていなかったのに、本能が勝手に手錠のロックを掛けてしまったのだ!
(やっちゃった! やっちゃった! くるみ、本当に大丈夫なの!? 無事にこのプレイ終わらせられるの!?)
今更になって激しい後悔が襲ってくる。くるみは涙を流して手錠の鍵が入った鞄を足で開けようとするが、八つの南京錠がそれを許さない。
南京錠を開ける鍵はこの家にはない。
日中の間に、くるみがこれまで露出をした場所に隠してしまったのだから。
「んっ……ぐっ……♡!」
つまり八つの南京錠の鍵を集めてこなければ鞄は開けられず、手錠の鍵を取り戻せない。手錠の鍵を取り戻せない限り、ボールギャグも首輪も手錠も外せない……全裸にサイハイソックスの格好を止めることもできない!
『性奴隷 くるみ』
「……っ♡!」
首輪から吊るされたプレートを見て、くるみはガクガク身体を震わせる。自分に課したミッションをクリアしなければ、くるみの人生は終わりなのだ。
(い……い……行かなきゃ……!)
くるみは恐怖と絶望に急かされるようにゆっくり歩き始める。しかし歩くだけで紐が割れ目に食い込んで快感が走り、不用意に両腕や首を揺らせば鈴が音を鳴らす。嬌声や鈴の音で祖父母が起きてしまえばその時点でくるみはおしまい……!
(やだ、やだぁ……お願い、起きないで……!!)
大粒の涙を零しながら部屋から出たくるみは暗い廊下をすり足で進む。鈴が鳴らないようになるべく腕と首を動かさないようにするが、幾ら気を付けようとも完全に静止させるなど無理難題でありチリンと音を立ててしまう。
「んぐ……ぐっ♡!?」
鈴が鳴って動揺すれば自然と身体が揺れ、股に紐が食い込んで快楽が襲って来る。堪らず身を捩ればまた鈴が鳴って祖父母が起きてしまう可能性が跳ね上がる……!
(このままじゃ本当にバレちゃうよぉ……!! そうなったらお母さん達にも伝わって、家に帰れなくなっちゃうよぉ……!)
身体を震わせながら階段を一歩一歩慎重に降りていくくるみ。以前のようにもしバランスを崩したら命の危険だってある。あの時は後ろ手で手摺りを掴んで無事だったが、今回は首の後ろで両手を拘束しているのだ……絶対に手すりなんか掴めない。
「んぐ……んぐー……っ♡♡」
片足を下の段に下ろす度に、紐が股間へ強く食い込む。強烈な快感がくるみを襲い、否応にも喘ぎ声がボールギャグ越しに出てしまう。
一段降りて。
「んきゅっ♡」
また一段降りて。
「んんんっ……♡」
更に一段降りて。
「んおおっ……♡」
そしてくるみは遂に一階へ辿り着く。
しかし……。
「んーっ……♡ んふぅぅ……♡」
何度も割れ目を刺激された事で性欲が極限まで膨れ上がっていた。絶頂したさに両腕が勝手に動き、紐の結び目がくるみのびしょ濡れ割れ目を前後に擦る。
このままでは家の中で悦びの絶叫を上げてしまうと危惧したくるみは必死に足を進めて玄関まで移動。くるみは靴すら履かずにサイハイソックスだけ履いたまま扉を開いて外へ……。
「ひゅんっ♡!?」
汗ばんだ身体に吹き付ける夜風。一気に体温が奪われる感覚にくるみは悲鳴を上げてしまう。
視界に入るのは月が浮かぶ星空、夜の帳が下りた集落。そして軽トラックなどが鎮座する祖父母の家の庭には、懐中電灯の光に照らされた変態少女、くるみの姿が……!
「んっひゅぅぅん……♡♡」
ガクガク身体を震わせながら庭を進むくるみ。しかし今も両腕が勝手に上下運動をしていて、紐のコブが股間を虐めている。我慢なんか出来る訳もなくくるみは敷地の入り口で立ち止まってしまい自ら腰を振り始めた!
「んんんんんんん♡♡♡!!!」
甘美な解放感と共に絶頂を迎えるくるみ。おしっこと見紛うような量の膣液を噴き出しながらくるみは身体を痙攣させる。
(き……気持ちいい……っ)
気絶しそうなぐらいに強烈な快感にくるみは暫し呆然としていたが、慌ててミッションを思い出して歩み始める。
敷地を出た先は集落内を縦断する道。車一台通るのがやっとな狭さであるが、この集落の人々にとってはなくてはならない道だ。それ故に、こんな夜間であっても人が来る可能性はゼロではない……!
「ふーっ……ふーっ……♡」
くるみはしきりに物陰に隠れながら道を進む。夜の暗さで人がやって来てもくるみが気付くのは困難であるのに対し、くるみは懐中電灯の光で目立つ上に鈴の音まで鳴らしており向こうからは容易に気付かれてしまう状態なのだ。慎重に進まなければすぐにバレてしまう……!
(だ……誰も来ないで……!)
見つかったら終わりという恐怖でくるみの目に涙が浮かぶ。視界がぼやけて余計に危険度が上がるのに、両手が使えないせいで涙を拭うことすら出来ない。今のくるみに出来るのは、快楽に耐えながらただひたすらに脚を動かす事だけ……!
(くるみ……惨め過ぎるよぉ……これじゃ本当に性奴隷だよぉ……!!)
ようやく辿り着いたのは集落の中心に位置する公民館。
「んんっ……♡」
雨の日に広場で鍵探しを行った事を思い出しながらくるみは公民館の周りを歩き、昼間に鍵を隠した場所へ向かう。
顔を紅潮させポタポタと愛液を滴らせながら歩く自分の変態な姿に興奮がおさまらず、くるみは何度も立ち止まり太腿を擦り合わせてしまっていた。
その時、軒下に置かれた金属の物体がくるみの首輪から吊るされた懐中電灯の光をキラリと反射する。
「んっ♡!」
くるみはボールギャグ越しに喜びの声を上げ、件の物体に近寄った。そしてそれが一つ目の南京錠の鍵であることを確認。早速それを取り戻そうとするくるみだが……。
「んぐぐ……んぎぃ……♡」
地面に置かれた鍵を取ろうとするが手が届かない。普通に後ろ手拘束していたのであればしゃがんで拾う事は容易だっただろうが、今のくるみは両手を首の後ろで拘束している。
「ん……んっ♡」
更に今回はローファーもブーツも履いていないため、一旦靴の中にしまうなんて手段も取れない。おまけにサイハイソックスは履いているため足の指で掴む芸当も不可能。ボールギャグにより口で咥える最終手段も取れない……。
つまるところ、何がなんでも拘束された手で鍵を掴まなくてはならないのだ。
「んぎゅ……んぐっ……♡」
くるみはその場に座り込むと、鍵の位置を確認しながら仰向けに倒れる……今のくるみが手を地面に近付ける方法はこれしかない。
「んんんっ、んんんんっ♡!」
首の後ろで必死に手を動かし、手探りで鍵を掴もうとするくるみ。しかし手を動かせば動かすほど手錠と繋がった首輪が締まり、紐が股へと食い込む。快感のあまりくるみは腰を浮かせ上下左右に振り始めてしまう。
脚を大開きにして膣液を噴きながら腰を振る自分の姿にくるみはまたも感度が上がる。喘ぎ声を抑えられない状態で、どうにか鍵を求めて手を動かすがそれにより紐のコブが割れ目を蹂躙……!
「んんんおおぉぉぉぉ♡♡♡!!!」
絶頂を迎えたくるみは全身を快楽に包まれながら潮を噴く。鍵を拾うだけの簡単なミッションもまともにこなせない惨めな自分に、くるみは心の奥で悦んでしまっていた……。
鍵を一つ掴んだ状態でくるみは次の目的地に辿り着く。集落の端にある墓地からそう遠くない場所に、放置された家屋が静かに佇んでいた。
以前くるみが露出のスポットに選んだ、今は誰にも使われていない家だ。あの時は肝試しに来たとある姉弟に見つかりそうになり怖い思いをしたが、流石に今回は大丈夫だと信じたい。
「んんんー……♡」
くるみは周りに人がいない事を確認すると、急いで敷地の中に侵入する。この家は使われていないだけで所有者はいるため、完全に不法侵入罪なのだが野外露出している時点で公然猥褻罪……どの道くるみは犯罪者なのだ。
意を決したくるみは雑草をガサガサ鳴らしながら庭を進む。もし草に脚が引っ掛かって転ぼうものなら、持っている鍵が草の中に落ちてしまい大惨事になること間違いない。くるみは躓かないよう脚を上げて歩くが……。
「んんん、んむむうっ♡」
下半身を大きく動かせば当然、紐も股を擦り付けてくるみの全身に快感が迸る。気持ち良さで身体がふらつくが、くるみは泣きながら全力で我慢し脚を動かし続けた。
「んっ……んー♡」
しかし何度も何度も性感帯を刺激される中、膨れ上がる性欲を抑え込むのは至難の業。家屋の角を曲がる頃にはくるみは恍惚の表情になっており、意図的に腕を動かして紐を股に食い込ませていた。
(ダメ……気持ち良すぎるよぉ……)
汗ばんだ身体で家の壁に寄りかかり、くるみはビクビク身を震わせる。性的欲求に勝てない性奴隷のくるみは足を止めてしまい、身を捩り始めていた。腰を激しく振り、太腿を擦り合わせ、手錠で拘束された手を上下に揺らして紐を動かす。
「んああっ……んおおっ♡♡」
その行動で快感の大波がくるみの中で暴れ狂い、淫乱な姿でくるみは言葉にならない嬌声を上げた。人の家の敷地内で自縛野外露出オナニーをするという背徳感に、身体もどんどん敏感になり小さな乳首も固くなっている。
「んふぅ……ふぅぅぅ♡♡!?」
更なる幸せを求めてくるみは家の壁に乳首を押し付けるが、想像以上に強い刺激が胸から全身に走り悲鳴を上げた。妊娠どころか生理の経験もないのに、気持ち良さのあまり母乳が出てしまうのではないかと錯覚しながらくるみは何度も乳首を壁に擦り付ける。
「んむももっ……♡♡」
乳首と同じように勃起したクリトリスが寂しく疼いているのを感じたくるみは、快楽欲しさに手を上げ下げし始める。すると、首輪が締まると同時に紐のコブが膨らんだクリトリスを激しく擦り付けた!
「…………っっっ♡♡♡!!!」
息が出来ないまま絶頂したくるみは目を白黒させ、身体を何度も震わせる。
立つ事すら出来なくなったくるみは意識を朦朧とさせながらその場に崩れ落ちるのであった。
あの後、数分間動けなかったくるみであったがどうにか理性を復帰させて二つ目の鍵を回収。そして今は土の臭いが漂う集落から少し離れた場所……農地へと訪れていた。
この集落に来て最初に露出したスポットであり、それほど日数が経っていない筈なのに懐かしく感じる。あの時はコートや手錠の鍵が入った袋が近くにあったが、今や家の中にそれらを置いたまま自縛露出してしまっている。
(くるみ、どんどんヤバいプレイしちゃってる……どんどんエスカレートしちゃってる……!)
危険であることを自覚しながらも、露出を止められないくるみは腰を振りながら狭い道を進んで行く。視界にカカシが映る度に驚いて身が跳ねてしまい、それにより紐が股間へ食い込み快楽がくるみを襲った。
(本当に全部カカシだよね……? 人が立ってたりしないよね……?)
『性奴隷くるみ』と書かれたプレートと周囲を交互に見ながらくるみは荒く呼吸をする。振り返ると集落のシルエットが見える……もし起きている人がいれば懐中電灯の光で照らされたくるみの存在には容易に気付ける筈。もし畑荒らしと思われて集落の人々が来たらどうなるのだろう。
(ほぼ全裸の格好で、畑にエッチなエキス撒き散らす変態くるみが捕まっちゃう……それで縛り付けられてカカシみたいに立たされちゃう……! そのまま年中犯されたり、カラス除けに使われちゃう……!!)
淫乱な妄想に酔いしれながら歩いていたくるみはふと辺りを見渡し、目的地に辿り着いている事に気付く。懐中電灯の光に照らされるのは地面に倒れたカカシ。日中ここへ訪れたくるみは三つ目の鍵をこのカカシの下に隠したのだ。
「ん……んん♡」
くるみは体勢を変えながら四苦八苦し、カカシの下から鍵を引っ張り出そうとする。しかし身体を動かす度に紐から刺激を加えられ涎と喘ぎ声が止まらない。周囲から聞こえる虫の鳴き声に合わせるかのように鈴の音をチリンチリンと鳴らしながら必死に身を捩り、くるみはなんとか三つ目の鍵を手にする事に成功。
しかし……。
「んぐー……♡ んうー……♡」
ずっと股間を刺激されたことでくるみはまたも発情しきってしまっており、絶頂したくて堪らない状態に陥っていた。涙目になりながら気持ちよくなれそうなモノがないか見渡すが、もはや選り好みしている余裕すら残っていないくるみは腰を持ち上げてあるモノを跨ぐ。
そして腰を降ろす先にあるのは、仰向けに倒れたカカシであった。くるみはカカシの支柱となる棒の側面に股間を押し付けて座り込んだ!
「んんんおおおっっ♡♡!!」
生き物ですらないカカシ相手に騎乗位の体勢になったくるみは絶叫を上げながら腰を上下させ始める。もしこれがカカシではなく人間の男だったらくるみの膣内に固く太いモノが入り込み、子宮口まで届いていただろう。そんな妄想をすると、膣口だけしか刺激されていないにも拘らず子宮がキュンキュンしてしまう。
「んぐぐぐぐぅ♡!!」
夜空を仰ぐ農地の真ん中でほぼ全裸の格好で自縛したまま、カカシ相手に疑似セックスをする自分の淫行にくるみのボルテージは急上昇。カカシの支柱が折れてしまうのではという勢いで股間を押し付け擦り付けた!
「んぎぃぃぃぃぃぃっっっ♡♡♡!!!」
くるみは目にハートを浮かべて絶頂し、カカシが纏った布に愛液をプシュプシュと噴き付けるのであった。
「んぐ、んぐっ……♡」
ボールギャグ越しに荒く呼吸をしながら両脚を動かすくるみ。疲労と快感で全身から大量の汗が噴き出るが両手が使えないので拭うことも出来ない。
くるみは今、石の階段をずっと登っているのだ。紐が股間に擦れて気持ち良くなるが疲労で全身が悲鳴を上げている。早く終わって欲しいと心の中で願いながら階段を登り続け、くるみはようやく目的地に到着。
そこは集落の外れにある神社。
一度神聖な境内で罰当たりな露出行為をやったにも拘らず、くるみは懲りずにまた変態な格好でここまで来てしまったのだ。だが四つ目の南京錠の鍵はここに置いており、それを取り戻さない限り手錠を外せない。
「ん、ん、んんぅぅっ♡」
清浄なスピリチュアルパワーが満ちているかもしれない空間に足を踏み入れるのは、エロエロなオーラを放出する変態少女くるみ。晒した素肌から仮に清らかな気を取り込んでいたとしても、くるみは身も心も完全に欲に塗れていてとても中和し切れないだろう。
(おつゆ止められないよぉ……神様がびっくりして神社からいなくなっちゃうよぉ……)
砂利や石畳に滴り落ちた愛液が染み込むのを恍惚とした表情で見下ろしながら、くるみは身体を揺らして境内を進む。向かう先は神楽殿だ。日中とは雰囲気がだいぶ異なり、古めかしい建築物というのもありお化け屋敷にも見えてしまう。
(くるみ……また神楽殿に入っちゃう……! 全裸にサイハイソックスだけのエッチな格好で膣液撒き散らしながら神聖な場所に上がり込んじゃう……!)
プルンプルンのお尻を動かして神楽殿の引き戸を開いたくるみは闇に包まれた内部を見て思わず足を止める。この闇の中に入ったら神罰でそのまま地獄に落とされるのではと錯覚しそうになり、ブルリと身体が震えた。
「ん、ぐ、う……っ♡」
それでも引き返すことは出来ない……神楽殿の中に四つ目の鍵を置いたのだから。拘束された姿のままくるみは神楽殿の中へ踏み込み、首輪から吊るされた懐中電灯の光で床を照らした。鍵はもっと奥に置いた筈だと思い返しながら、更に奥へ。
「んっんっ……♡!」
歩く度に紐が割れ目を擦り、身体が敏感に反応してしまう。その上自然に擦れるだけでは物足りないとくるみは自ら腰を振る。神楽殿にいやらしい声を響かせながらもなんとか一番奥まで到達したくるみは、狭い壇上に鍵があるのを発見。このままさっさと回収するのが最善……なのだが。
「ふんんんっ……♡♡」
腰を動かすのを止められない……紐を股に擦らせるのを止められない……!
くるみは懐中電灯の光以外は真っ暗闇な神楽殿の中で、身悶えしながら股間へ刺激を与えようとする。ひたすらに身体を捩り、ひたすらに暴れ、ひたすらによがる。
涙や涎、汗に膣液を床に散らしながらく神憑りしたかのような勢いでくるみは無我夢中に全身を動かした。鈴の音や足を踏み鳴らす音、手錠の音に喘ぎ声……誰かに聞かれるかもという懸念を抱く余裕も無いままくるみは十分、二十分と舞い続け……。
「んぐぐぐぅぅぅぅぅ♡♡♡!!!」
至福の絶頂に辿り着いて狂喜するくるみは盛大に潮吹きしながら、全身を痙攣させるのであった。
舗装されていない上り坂を進むくるみ。暗い山道を慎重に、滑り落ちないよう一歩一歩確実に歩む。
くるみは今、四つの鍵を集めたのだがこれでもまだ半分。更に残りの四つの鍵も取り戻さなければくるみは自縛も露出も終えられないのだ。
「ふー、ふー……♡」
神社の階段の往復も大変だったのに、また上り坂を上がることになりくるみの体力もかなり減って来ている。休みたいのは山々だが、紐で常に股間に刺激を与えられ更に両手を首の後ろで拘束したポーズではまともに休憩など出来ない。
それに、今のくるみは時間を確認出来る道具を持っていない。この変態冒険を始めてからどれだけの時間が経っていて、朝までのタイムリミットがどれだけ残されているのか分からないのだ。もし休憩したせいで時間が足りなくなったらと思うと冷や汗が顔に滲む。
(あ、朝になっておじいちゃん達が起きたら終わっちゃう……! 鍵が八つ集まってたとしてもそれは手錠の鍵じゃなくて、家に置いた鞄を開けるための鍵なんだもん……!)
露出している以上慎重に動かなければいけないのに、朝になる前にミッションを終わらせなければいけない。くるみは自分の置かれた危機的状況に涙を流し、同時に興奮で腰を揺らしていた。
「んむう……ぶぐぅぅ……♡」
夜風が葉擦れの音を響かせる中、くるみはある事を思い出していた。今くるみが通っている山道は、以前にも露出を行った場所だ。あの時くるみはスマホホルダーを首にかけて、音声認識アプリに蕩けた声音でお願いしながら植物の写真を撮っていた。
出来上がった自由研究の内容を祖父母は褒めてくれたが、もしあれが露出しながら作ったものだと知ったらどんな顔をするのだろう。
(くるみ、バレたら怒られちゃう……! この変態な格好のまま追い出されちゃう……! 恥ずかしい姿で森の中で暮らす羽目になっちゃうぅ……!)
妄想で恐怖と性欲が強まり、くるみは自然と下半身の動きが早まる。それは山道を進む脚だけではなく刺激を求める腰も含まれており、股間周りはぐっしょりと濡れていた。
その後、ようやく目的地に辿り着いたくるみは五つ目の鍵を拾う。時間がどれだけ残っているか分からないため、休む間もなく急いで引き返そうと山道を下り始める。
だが、それが良くなかった。
「んぐっ♡!?」
なんと、疲れていたくるみは脚を滑らせてしまったのだ。
「んぎゅぅぅ♡!?」
腕で衝撃を緩和する事すら出来ず、柔らかい地面に倒れ込むくるみ。もし固いアスファルトだったら怪我していたに違いないが、逆に安定していない土の道でなかったら転ぶ事も無かったかも……。
(痛い……身体が泥で汚れてる……早く立たなきゃ……!?)
くるみは涙をポロポロ零しながら立ち上がろうと必死に身を捩るが、その度に紐が割れ目に食い込み刺激が走る!
「んぐおおっ♡♡!! んんんん♡♡!!」
くるみは悲鳴を上げて身体を反らせる。襲い来る快楽に耐えて身を起こそうとくるみは頑張るが、倒れている地点は勾配のある柔らかい地面。家屋の床に倒れた時とは勝手が違い、くるみは中々起き上がる事が出来ない……!
「んぎゅぎゅぎゅぅぅぅぅぅ♡♡♡!!!」
そしてくるみはビクンビクンと身を跳ねさせ、割れ目から勢い良く潮を噴いた!
「んー……♡ ……んっ!」
また絶頂してしまい、くるみは暫し呆然としていたが慌てて理性を働かせると全力で立ち上がる。懐中電灯の光に照らされた白い肌のあちこちが泥塗れであり、とても文明で生きる人間とは思えない姿だ。
六つ目の鍵を拾う時に洗い流そうか……そう思ったその時、くるみはある違和感に気付いて顔を青ざめさせる。
「ん……ん……んんん♡!?」
くるみの手に、これまで集めて来た鍵が握られていない。足元を見ると懐中電灯の光をキラリと反射する金属の物体があちこちに落ちているのが見えた。
転んだ拍子で持っていた五つの鍵を全て落としてしまったのだ……!
「……っ、ん、ぐ」
それらを拾い集めようと腰を下ろそうとしたが、ある懸念に気付き全身から嫌な汗が噴き出てきた。
つい先程だって不安定な地面から起き上がるのに大変苦労したのだ。両手を首の後ろに固定された状態では仰向けに倒れないと鍵は拾えない……つまり倒れて鍵を拾い起き上がる、という行為を五回も繰り返さなければならないのだ。疲労だって蓄積しているし、残り時間に余裕があるかどうかも分からないのに……!
(そ、そんな……っ)
絶望で身体を震わせ涙を流すくるみ。
震えに呼応して紐も動き、股間からは悦びのエキスが滴っていた。
(は、早く終わらせたい……っ)
あの後、時間をかけて落とした鍵をどうにか拾い集めたくるみであるが、もう体力と精神は限界だった。
何度も首輪は締まってボールギャグとの相乗効果で苦しいし、ずっと持ち上げたポーズを続けている両腕が痛い。酷使して来た両脚もふらついており、身体は汗塗れの泥塗れ。
そして何回もイッたせいで股間もビリビリ痺れている感覚。頭もフワフワしていて油断したら倒れてしまうだろう。
「……」
絶望に負けそうな状態で林間の道を下っていたくるみの耳に届いてくるのは川の音。やっとついた、と思いながら坂を下り切ると目の前に大きな川が現れる。
ここも以前くるみが露出に興じた場所であり、ここに六つ目の鍵を置いたのだ。
早く鍵を取りに行こう、と本能のままに足を進めかけるがそれに待ったをかけるのは理性。
(もし、川の中で持ってる鍵を落としちゃったら……)
ブルリと震える身体。鍵が流されたら絶対に取り戻せない……くるみの人生はおしまいだ。
「んぐ、ぐうっ……♡」
一度落とせば、また苦労して拾い上げる必要がある事実に一瞬躊躇うくるみだが背に腹は代えられない……。五つの鍵を川辺に置くと目的地を目指して歩き始める。
ビチャリ。
「んっ……♡」
サイハイソックスの繊維の隙間を通り抜け、足裏に触れる冷たい水。鍵を置くためにこの川に訪れた時は日中だった故に、冷たさが心地良かったが今は肌寒い夜……これでは拷問のレベルである。
「ん、う、うっ……♡!」
しかし六つ目の鍵を置いたのは川の向こう岸。嫌でもこの冷たい川を渡らなければならないくるみは更に歩み続ける。
踝、足首、脛とふくらはぎ、膝、太腿とくるみの両脚がどんどん冷たい水に包まれ体温が奪われていた。しかもサイハイソックスに守られているのはここまで……ここから先は冷たい水流が直接肌に襲い掛かってくるのだ。
「んふうっ♡!?」
水面が黒い布と白い肌の境界を越え、くるみは足の付け根に迸る冷感にビクンと震える。本当に川を渡り切れるのだろうかと不安になるが、立ち止まれば冷たい思いをする時間が延びるだけ……。
意を決して更に足を進めると、くるみの一番敏感な股間に水流が当たった!
「んがあぁぁ♡♡!!??」
想像を絶する刺激に思わず悲鳴を上げるくるみ。快感で火照っていた股間から一気に熱が奪われ、トロトロの愛液も洗い流されていく。
(冷たいぃぃ! 震えが止まんないぃ!)
くるみは本能的にイヤイヤと首を振るが、そのせいで首輪と連結された紐が冷えた股間へ食い込み更なる刺激を与えて来る。バランスを崩しかけ、咄嗟に脚を踏ん張るくるみだがこのままでは転んでしまう。
(い、行かなきゃ……くるみ、頑張らなきゃ……終わっちゃう……!)
自分は追い詰められている状況なのだと必死に言い聞かせ、ザブザブ音を立てながら川を進むくるみ。しかし川の真ん中に辿り着く頃にはお腹のくびれの高さまで冷たい水に晒され、意識が飛びそうになった。
「……んぐ♡!?」
生存本能からか、拘束された腕が勝手に動いて紐を引っ張り、紐のコブが股間を擦ったことでくるみは現実へ引き戻される。もう限界を超えているのに性欲で無理矢理動いている状態……おかしくなりそうだ。
「んぐ……ふー……♡」
ようやく向こう岸に辿り着いたくるみはしゃがみ込み寒さで身体を震わせる。夜風がびしょ濡れの身体から容赦無く体温を奪うのに、服を纏うことはおろか自分を抱き締める事すら不可能。
あまりに惨め過ぎて涙が止まらないが、そんな不自由な姿で酷い目に遭い続ける惨めな状況に興奮が収まらない。いくら泣いても謝っても許されず、自分で自分に課したミッションを全部こなさない限りくるみはずっと惨めな変態のままだ。
「んふぉ……おおっ♡」
またも仰向けに倒れて六つ目の鍵を掴み取ったくるみは、紐が股間を擦る刺激に酔いしれながら起き上がる。軽く絶頂してしまい、先程洗われたばかりの股間をまた愛液が濡らしていた。
「……んっ」
くるみは渡って来た川を見やると暫し躊躇いながらも、元の場所に戻るため再び冷たい水の中へ足を踏み入れる。しかし一度冷たい思いをしたため身体が慣れ始めているのか、体感温度は先程よりマシだ。
そう思いながら川を進み腰まで浸かったその時。
川底の石に乗せた足裏が滑った。
(え……)
石が苔に覆われていたのだ。
ザボン!
「ゴボボボ……ッ!!」
全身が冷たい水に覆われる。鼻から泡が出て行くのに、空気を取り込めない。ボールギャグの呼吸用の穴に水が入り口内まで水を満たす。拘束された両手が暴れ、首輪が締まる。どちらが上でどちらが下か分からない。身体が冷えていき、感覚が薄れゆく。鼻と耳に水が入る。脳内がパニックに陥ったままだんだん思考能力が低下していく……。
(くるみ……死んじゃう……っ!!)
このまま人生が終わってしまう……。
(い、いやだっ!)
こんな所で終わる事を是としないくるみはがむしゃらに脚をバタつかせた! こんな抵抗だけで水面に上がれる訳はない……だが。
踵が石らしき固いものに当たった。
つまりくるみは今、仰向けの状態……!
「ぐぶっ……ごばっ♡!」
くるみは咄嗟に身体を捻らせながら脚を動かす。紐が股間を擦ることで快感が全身に走り、朦朧としていた意識が嫌でもハッキリして来た。
そして脚が水底に当たるのを確認すると、くるみは生にしがみつくため全力で踏ん張り立ち上がる!
「……ぼはっ……♡!」
ザバンと音を立て、くるみの顔が水上へと脱出した。鼻に水が入り、ボールギャグの穴にも水が詰まっていてまともに呼吸が出来ない……!
「んげぼおっ……♡!! ん゛、ん゛……っ♡」
痛みを我慢しながら激しく咽ていたくるみだったが、ようやく鼻やボールギャグから水が抜けて新鮮な空気が取り込めるようになった。
(またこの川で危ない目に……)
一度ならず二度までも水難事故を起こしかけた自分の愚かさを呪いながら、くるみはザブザブ音を立てて川から上がろうと移動を始めるが……。
(……あれ、暗い?)
川で転ぶ前と比べて明らかに視界が悪い。目に水が入っている訳ではなく、夜闇を照らしてくれるものか月明かりぐらいになっているのだ。もっと近くに光があった筈なのに……そう思いながら視線を落としたくるみは驚愕で目を見開いた。
「んぐ!?」
暗くなっていた要因……それは首輪から吊るされた懐中電灯の光が消えていたからだった。ある程度の耐水性はあると思っていたが、雨に濡れるのと水没するのでは話が違うという事だろうか。
それはともかく……とくるみは川から上がるとペタンとへたり込んだ。ただでさえ疲労していたのに溺れかける羽目になって、少し休まないと倒れてしまう。
「……んうっ♡」
水を滴らせながら呼吸を必死に整えようとする震えるくるみ。懐中電灯が壊れて光が当たらなくなった事もあり、傍から見たら溺死した人の幽霊に見られるかもしれない。だが実際はもっととんでもない、自縛野外露出して自分を追い詰め喜ぶ変態少女……。
(少し休んだら出発しよう……鍵はあと二つ残ってるんだか……ら……?)
休みながら思考していたくるみだったが、ある疑問を抱いた。
六つ目の鍵はどこ?
くるみは心臓が冷えていくような感覚になりながら、冷え切って感覚が鈍くなっている両手を開いて閉じる。
向こう岸で拾った筈の鍵が握られていない……。
それはつまり……川を渡る途中で転んだ時に落とした……?
「!!??」
くるみは顔面を蒼白にさせて振り返る。そこにあるのは夜闇の中で音を立て流れる川。そこまで勢いはないが、くるみの手のひらに収まるぐらい小さな鍵なら容易に下流へ運べるだろう。
慌ててくるみは立ち上がって川へ入ろうとしたがすぐに立ち止まる。今から追いかけても間に合う訳が無いし、懐中電灯の光も無い状態で川を流れる鍵を見つけるなんて不可能だ。
(……くるみ、終わった?)
胸の内を満たす絶望。目から光が失われ涙が溢れる。
一つでも鍵を紛失したら、家に置いた鞄を開けられない……手錠を解けない……首輪もボールギャグも外せない……服も着れない……!
首輪から吊り下げたプレートに書いた通りの……性奴隷に本当に堕ちてしまう……!!
「ん……んっ……んぎぃぃぃぃぃぃ♡♡!!??」
くるみは遂に限界を迎え、尿道からおしっこを噴出し始めた!
(くるみ、終わった! 終わっちゃった!! もう家に帰れない! もう何も出来ない!!)
完全にパニックに陥りながらくるみはガニ股になり、狂ったように腰を振る。おしっこに混じって膣液も河原へ撒かれ、ビチビチと音を立てていた。
「んぐあぁぁぁぁ♡♡!! んぐえぇぇぇぇ♡♡!!」
ボールギャグ越しに泣き叫び、拘束された両手を動かすくるみ。手首が痛むのも気にせず、現実逃避するために紐で股間に刺激を与え……。
「んぐ……ぐ♡?」
手首が痛む……?
くるみはふと、手錠の輪と手首の間に固くゴツゴツした物が挟まっているのに気付いた。残りのおしっこをピュッピュと噴き出しながら両手を動かし、固い物体を引っ張り出す。
金属製の薄い複雑なフォルムをした小さな道具……これはまさか。
「……っ♡」
くるみは目を細めて地面に膝を落とす。
手放してしまった六つ目の鍵は川に流されていなかった……偶然とはいえ、くるみを拘束する手錠が留めてくれたのだ。
「んんっ……んん~っ♡!」
安堵でまたも泣き始めたくるみは河原に突っ伏した体勢で腰を振り始めるのであった。
川から集落に戻ったくるみは辺りを警戒しながら足を進めていた。懐中電灯が壊れた事で見つかる危険性は大きく減ったとはいえ油断は大敵だ。
(今、何時ぐらいだろ……?)
どの家も消灯しており、おそらくこの集落で起きている者はくるみただ一人だろう。ただ、農家の朝は早いと聞くし朝日が姿を見せる前に目を覚ます人もいるかもしれない。
まだ乾いていない靴下がアスファルトに湿った足跡を残し、膣からポタポタ落ちる愛液もくるみの通った痕跡を作ってしまう。首を動かす度に鈴がチリンチリンと鳴り手錠の鎖もカチャカチャ周囲にくるみの存在を示していた。
(こんなエッチ過ぎる姿、絶対に見られちゃダメなのに……っ。痕跡残ってるのを見ると……音を鳴らすと……気持ち良くなっちゃう……!)
あえて自分を見つかりやすくする事でスリルが高まり、くるみは熱い吐息をボールギャグから漏らす。乳首もクリトリスもビンビンに勃起していて、自分の感度が上がっているのは一目瞭然だった。
そんな状態で歩き続けている内に、くるみは集落の近くの県道へと出た。車が走って来ないのを確認するとそそくさと道路を横断し目的地へと急ぐ。
それは県道に面した場所に建てられた小さな建物……バス待合所だ。建物の前にはバス停もあるが、朝まで次のバスは来ない筈だ。
「んむむ……んむぅ♡」
くるみは暗い待合所の中に入ると、記憶を頼りにベンチの下に足を滑り込ませて目的の道具を探す。脚を動かせば動かす程紐が股間を擦って気持ち良くなり、嬌声を隠せなくなってしまう。
(……あった!)
そしてコンクリートと金属が擦れる音を響かせながら、ベンチの下から現れたのは七つ目の鍵であった。これで残るはあと一つ……。
「……んぐ、ううっ♡」
七つの鍵をしっかり握ってバス待合所から出たくるみは、最後の鍵を置いた場所を目指して県道の真ん中を歩み始めた。
(……気持ちいいっ、こんな格好で鈴鳴らしながら道路歩くの気持ちいいっ!!)
紐のコブに何度も性感帯を虐められ、何も抵抗出来ないくるみは心臓がバクバク鼓動するのを感じながら脚を動かす。
(街に戻ったらこんな変態でエッチで幸せな事、絶対に出来ない……! この冒険が終わったらまた我慢の日々……なら、悔いがないぐらいに楽しみたいっ……!!)
脳内でそんな事を考えていると自然と脚の動きが変化し、くるみはいつの間にかスキップを踏んで県道を進んでいた。
「んっんっんーっ♡♪ んっんっんーっ♡♪」
リズムに乗り鼻歌を奏でながら進む少女……その要素だけならご機嫌なだけと見られなくもないが、夜中に道路の真ん中をほぼ全裸でいるという実情が加わると、途端に自分がどれだけ異常行動をしているかが浮き彫りになる。
スキップを踏む程に快楽が全身を駆け巡り、鼻歌も恍惚とした嬌声混じりと化していた。割れ目から溢れた愛液が股周りやサイハイソックスだけではなく県道のアスファルトまで濡らしている。
「んんおおっ……♡! んんっん♡♪」
首輪から吊るされた『性奴隷くるみ』と書かれたプレートを揺らし、ただただ脚を進めるだけしか出来ないくるみ。快感に喘ぎながら腕も口もまともに使えない……そんな惨めさが脳の快楽中枢を乱暴に刺激し、心も頭も幸せで緩み切っていた。
「んむぅぅぅぅぅ♡♡♡!!!」
そのままくるみは限界点に到達し身体を大きく痙攣させる。脚が縺れそうになるが必死に耐え、くるみは震えながら再び歩き出す。立ち止まっているヒマなどないのだから……。
「むぐぅぅ♡♡!!」
「んぎぎぃ♡♡!!」
「んんんん♡♡!!」
しかし、くるみは学校を目指す途中で何度も何度も絶頂を迎えるのであった。
星空の下、静かに鎮座するのは学校の校舎。ここに八つ目の鍵があり、すなわちこの廃校舎が今回の冒険の終着点である事を意味していた。
「……んー♡ んーっ♡」
校庭を進むくるみの表情は幾度もの絶頂で蕩けきっており、喘ぎ声を抑えられないでいた。わざと腰を動かし、わざと拘束された両手を上下させ、自分自身を快楽漬けにする姿はもはや淫魔の類だ。
誰かに見られるかも、幽霊がいたらどうしよう……そんな恐怖は性欲で完全に塗り潰され、くるみは歓喜の涙を流しながら昇降口から校内へ侵入する。
(変態のくるみ、また学校に入っちゃった……♡)
進んだ先で待っていたのは静寂に包まれた非常に暗い廊下。前回校舎に来た時とは異なり、懐中電灯は壊れてしまっている……明かりで行く手を照らす事は出来ない。普段のくるみであれば竦んで立ち止まっていたかもしれないが……。
「んんっ、んんーっ♡」
今のくるみは快感だけに身を任せて進んでいる状態なのだ。暗いのも気にせず、不自由な格好のままお尻をフリフリしながら突き進む。校舎内の淀んだ空気がくるみの裸体に纏わり付き、全身から噴き出る汗と相俟って、まるで気味の悪い男達が無理矢理触って来ているような……そんなじっとりとした不快感が訪れる。
(……ああ、くるみ……犯されてるみたい♡)
快感と不快感に包まれながらくるみはクネクネ身を捩り、扇情的な動作をし始めた。くるみの他には誰もいないはずなのに、下心に満ちた沢山の視線を浴びているような気分になり、興奮は強くなる一方だ。
「んふふっ、んふふうっ♡♡」
自分の性欲をコントロール出来なくなっているくるみは、ボールギャグ越しに笑い声を漏らし幼い身体をビクンビクン反応させながら階段を上がっていく。あまりにもこの自縛野外露出が気持ち良すぎて、これが夢なのか現実なのかの区別すら出来ない!
(見てぇぇぇ♡♡!! エッチな格好で校内を歩いて発情してる変態のくるみ見てぇぇぇ♡♡!!)
心の中で情欲に塗れた叫びを上げ、くるみは踊り場でガニ股となり媚びるように腰を振る。もし男子児童に囲まれてたら……もし男性教師に囲まれてたら……そんな妄想をするくるみの瞳は虚ろに揺れ、口からはベトベトの涎を垂らしていた。
「んううっ♡! んんーっ♡!」
今もくるみの割れ目に食い込み擦れる物体が、もし男の指だったらと考えると身体が更に敏感になる。まるで無理矢理こんな格好にされ、有無を言わさず性奴隷になるための調教を受けているようだ。
(くるみ……性奴隷……♡ 性奴隷は言われた事、やらなきゃ……♡)
乳首とクリトリスをギンギンに勃起させた状態でくるみは再び階段を上り、やがて一つの扉の前まで辿り着く。頬でドアノブを回し、通り抜けた先は……。
上方に広がる夜空。
くるみがやって来たのは学校の屋上だ。
「……♡♡」
月明かりに照らされたくるみはヨロヨロと歩き屋上の中心に立つ。そして月光でキラリと光る小さな物体が床に置かれているのを見つけた。八つ目……最後の鍵である。
長かった冒険露出のミッションがこれにて完了……。
「……んっんっんんっ♡」
しかし、くるみは鍵を回収せずにその場で激しく身を捩り始めた。
(最後に……思い切り気持ち良くなるぅぅ♡♡!!)
くるみはM字開脚の体勢で座ると、身体を跳ねさせ股間に刺激を与え出す! お尻がペタンペタンと床に落ちる度に振動が走り、紐のコブが無防備な割れ目を蹂躙する。
「んんんん♡♡!!」
鈴と喘ぎの音が夜の澄んだ空気を震わせる中、手錠と首輪で拘束されたくるみは苦痛と快感で激しく身悶えしていた。汗に濡れた黒い髪が肌に張り付き、ジットリと湿った黒いサイハイソックスが両脚に圧着感を加えてくる。
(くるみ……もう戻れないよぉ……♡ この山奥に来てずっと露出して……完全に変態になっちゃったよぉ……♡ 人に見つかりかけたり、川に流されかけたり怖い思い沢山した筈なのに……それ以上に気持ちいいのが忘れられなくて……♡)
発情しきった顔も、全開に広げられた腋も、ぺったんこなのに敏感な胸も、エッチなおつゆでびしょ濡れのおマンコも……全部晒したままくるみは淫行を続けていた。こんな事普通の女の子だったら絶対にやらないのに、普通からかけ離れてしまったくるみは大喜びでやってしまう。それどころか欲望はどんどん膨張し、動きは激しくエスカレートしていた。
(あぁ……この幸せ……手放したくないぃ……♡)
涙目で天を仰ぐと、視界いっぱいに夜空が映る。夜も街灯で明るい街ではこんな星空は見られない。そして人も多くいる街ではこうやって露出して楽しむことも出来ない……。
それなのに……この地に来て変態プレイを楽しみ過ぎたくるみの身体はもうエッチ一色に染まり切っている。このまま町に帰ったらくるみはどうなってしまうのか……。
(くるみ……くるみは……っ♡ くるみはぁぁぁ……!!♡♡)
ガクガク全身を震わせ、腰を動かすくるみ。もう限界が近い……もう絶頂する事しか考えられない。普通の女の子という立場なんてもういらない、くるみは変態の性奴隷になる……そんな思いを全身で表現しながらラストスパートをかけた!!
「んんんんんんんんんんんんっっっ♡♡♡♡!!!!」
全てを解放。
脳天まで至福の電流が流れ、大量の快楽物質が分泌される。
くるみは喜悦の表情を浮かべ……冒険の終わりを悟るのであった。
翌日、くるみはお父さんに連れられ田舎から町へ戻り、お母さん達が待つ家に帰った。
……その日の夜。
残業帰りで疲れた表情で歩くサラリーマン。コンビニへ買い物に向かう大学生。そんな人々を住宅地の脇道から覗く少女がいた。
首輪と手錠で拘束され、サイハイソックス以外は全裸という格好となった少女は恐怖で涙を流して身体を震わせているが、その口端は悦びで緩んでいる。
「……♪♡」
くるみは人々が通り過ぎたのを確認すると、身を捩りながら歩き出すのであった。