三日目の昼前のこと。
「車の鍵どこいった?」
「机の上に置いたじゃない」
やや慌ただしそうにしながら、家の中で祖父と祖母が出掛ける準備を進めている。くるみは籠から取り出した洗濯物を次々とラックに掛けながら二人のやり取りを聞き流していた。
「んじゃくるみ、じいじ達病院行ってくるぞ」
「うん、昼の二時ごろに帰ってくるんだっけ」
「混んでなかったらねぇ」
日頃から農作業をしていて健康的に見える祖父母だが歳を重ねた事で流石に体の節々が痛むらしく、こうして定期的に病院に行って診てもらっているとのことだ。
「おー、朝から全然弱まらんなぁ」
玄関の方から扉を開く音と祖父の声が聞こえてくる。それだけではなく、外からは雨の音も激しく鳴り響いていた。昨晩の曇りぶりから懸念はしていたが、まさかここまで強い雨になるとは。
「くるみちゃん、お留守番とお手伝いありがとね。ごめんけどお昼ご飯は冷蔵庫に入れておいたから一人で食べてね」
「滑らないように気を付けてね、行ってらっしゃい」
窓から手を振るくるみの視線の先で、祖父母が乗った車が敷地から道路に出てそのまま雨の中を走り去ってゆく。
自分はまだ子供であるため病院のお世話になることは少ないが、歳を取ると大変なんだなとくるみは思いつつ洗濯物を全てラックに掛け終えた。
……頼まれた家事は済ませたのでこれからは自由時間。そして祖父母は二時頃まで帰って来ない。
「……すー、はー」
外から聞こえる雨の音を耳にしながら深呼吸。しかし唐突に訪れたこのチャンスに興奮を抑えきれないくるみは足早に自分が寝泊まりしている部屋に戻った。
畳の上に置かれた荷物……その中にあるナイロン袋を手に取る。袋の中を覗けばくるみが持って来た玩具が見えて思わず唾を飲み込んだ。
「……」
くるみはその中から手錠の鍵を手に取ると部屋から出て階段を降り、いい場所がないかと祖父母の家を探索し始める。居間やトイレ、玄関や物置などを見ていき……。
(トイレの裏は簡単すぎるし……かといって棚の上に置いたら取れずに詰んじゃう……うーん)
どうしようかと悩みながら扉を開くと今度は台所に辿り着く。年代物のレンジや炊飯器などの調理家電が佇み、シンク近くの食器置きには朝食で使われた皿などが綺麗に並んでいた。
そういえば昼ご飯は冷蔵庫に入ってるんだっけ……と考えたくるみは同時にある案を思いつく。
くるみはキッチン用ポリ袋を一枚拝借すると、蛇口を捻って水を貯め始めた。そしてある程度貯まった段階で水を止め、零さないように気を付けながら中に手錠の鍵をチャポンと落とした。
袋の口を締め、それを冷凍庫に投入。これで昼過ぎ頃には手錠の鍵は……。
「……♡」
この後起こる事を想像すると口端が緩んでしまう。後で水分補給が出来るようにストロータイプの水筒に麦茶を注いでテーブルに置き、くるみは心臓を高鳴らせながら台所を後にすると自分の部屋にそそくさと戻った。
「準備万端……始めちゃおっと♡」
くるみは興奮で震える手を動かしてシャツとジュニアブラを脱ぎ、上半身を晒す。勿論そこで止まらず短パンをショーツ諸共ずり落として下半身も一糸纏わぬ姿に。
これからお風呂に入るわけでもないのに祖父母の家で全裸になっている自分の姿に顔を赤らめつつ、鞄からサイハイソックスを取り出す。
「んっ……♡」
白い両脚の太腿から爪先までを黒い靴下で覆い隠し、くるみは視覚による色の対比と触覚による圧着感に身悶えした。自宅でもこんな変態な格好をするのはまずいのに、今は慣れ親しんだ訳でもない祖父母の家でこれをやっている事に興奮が隠せない。
「……」
続いて首輪と手錠を取り出し身に付けようとするが……。
(……外に比べたら安全だし、しかも今日は大雨。普通の拘束じゃ満足出来ないかも?)
危険度が低いのなら、自分自身をもっと追い詰めなければ足りない。くるみは袋に手を突っ込んでどの玩具を追加しようかと悩む。
「……これかな♡」
そして最終的に引っ張り出したのは一本の紐。これの正体は以前捨てる事になった古い服から、くるみがこっそり抜き取ったドロスト紐だ。何かに使えるかもと思って玩具に追加していたがいよいよ出番が来たようだ。
くるみはまず自分に首輪を掛けると、前面にドロスト紐を結んで固定。この時点でリードを付けられたようで股間が疼いてしまうが、これだけではない。
「……よし」
紐の反対側を手錠の連結部にしっかり結び、首輪と手錠が紐で繋がった状態にする。くるみは試しに首輪から前に垂れる紐を股下に潜らせ、手錠を背中側に持ってみた。そうすると狙い通り紐がくるみの割れ目に触れることを確認できた。
「だけど結構余裕あるかも……そうだ♡」
くるみは一旦手錠と紐を外し、股が通るであろう部分に結び目を作って幾つかのコブを準備。こうすれば余裕が減るし、さらに気持ちいい気分になれる筈だ。くるみはドキドキしながら再度手錠と紐をきつく結ぶと、股下を潜らせて手錠を背中側に。
「ん……んんっ♡」
この時点で紐が割れ目に食い込んでくるみは喘ぎ声を漏らした。両手首に手錠の輪を通そうとすると更に食い込みが強くなり快感で中々自縛がうまくいかない。手錠が動く度に紐が前後し結び目が割れ目を往来して、くるみは目にハートを浮かべながら身体をビクビク震わせた。
「うぐうっ……♡! こ……のぉっ♡!!」
それでもくるみはめげずに両手に精神を集中させ、ついに手錠のロックを成し遂げる!
「んんっ……あぁぁ♡♡!?」
後ろ手に拘束された腕を動かそうとする度に手錠と首輪を繋ぐ紐が前後に激しく動き、くるみの割れ目が勢い良く擦られる。反射的に腕が動きそうになると更に股間が擦られ、気持ちよさのあまり首を上げようとすると更に刺激が襲って来る!
「こ、これ……すごっ……♡ 凄いぃっ♡♡!?」
想像以上の容赦ない責めにくるみは立っていられず、膝と肩、そして額を畳に突き全身を痙攣させ始めた。
(お……お股がずっと擦られてる……!! ちょっとでも腕や首を動かそうとすると紐の結び目がくるみの割れ目を虐めてくる……!!)
自縛したばかりなのに既に涙を流し始めたくるみは歯を食いしばり身を起こそうとする。しかし当然両手や首が動いて……。
「ふにゃあぁぁぁぁ♡♡♡!!??」
割れ目に入り込んだコブが強く食い込み、早くもくるみは絶頂を迎えてしまった。
起き上がるどころか畳の上で横倒しになったくるみは荒く息をする。しかしなるべく首を下げて両腕を伸ばさないと快感の追い打ちがくるみを襲って来るため、身動ぎすらまともに出来ない状態……。
「あっ、あっ……♡ う、動けないぃ……♡」
手錠のせいで起き上がることすら困難なのに、更に少しでも身体を動かせばすぐにやって来る快楽がくるみの行動を阻害する。紐が食い込んだ割れ目周りはグショグショに濡れており、くるみのクリトリスも勃起しているのを感じる。
しかもクリトリスが膨らんでいるせいで……。
「さ、さきっぽぉ……擦られてるよぉ……♡」
その性感帯が集中した部分に紐が当たり、刺激がくるみの全身をビリビリと迸った。このままではまた絶頂してしまう……と危惧する反面、この容赦無い責めに酔いしれる自分もいる。
「ふうっ……♡ んぐうっ……♡!」
快感の虜になってしまった下半身が勝手に動き始める。より強い快楽を得ようと両脚がピンと伸び、腰までクネクネ捩りだしていた。
くるみは必死に理性に従いイヤイヤと首を振るがその行動が良くなかった。紐が引っ張られ股間が擦られると同時に手錠も引き下げられて両腕が千切れてしまうのではという痛みが走る。
そして反射的に腕を上げてしまい……。
「んんんんっっ♡♡♡!!??」
クリトリスが紐の結び目で滅茶苦茶に擦られ、くるみは悲鳴を上げながら再び絶頂を迎える。
(こ……これ……凄すぎ……っ)
一気に二回も達した事で意識が遠のいて行く。睡眠時間が足りていないのもあり、くるみの瞼が重く……。
**********
「あ、あはぁ……♡」
純白の雲とどこまでも青い空。そんな広大な空の世界をくるみは蕩けた表情で漂っていた。爽やかな空を自在に泳ぐのが気持ちいいのか、紐に股間を擦られ続けているのが気持ちいいのか分からないまま、くるみは天にも昇る気分で宙を舞い続ける。
「くるみ……不自由なのに自由なのぉ……っ♡」
両腕が動かせないまま空を飛び続け、快感から逃げられないまま空を駆け続け、くるみは何度も体を痙攣させながら愛液と汗を撒き散らしていた。
「自由に気持ち良くなれる……っ♡ だけど、気持ち良くなることしか……出来ないよぉぉぉっ♡♡!!」
そして大粒の涙を零しながら笑顔になり、後ろ手に拘束された手を思い切り上下に動かして快楽を享受するのであった……。
**********
「んううっ♡!?」
ビクンと身を跳ねさせるくるみ。視線を動かすと空の世界はどこにもなく、祖父母の家でくるみが寝泊まりしている部屋が佇んでいた。どうやら疲労のあまり眠りについてしまったようだ。
(……時間は、正午になったばかり)
壁に掛けられた古めかしい時計の針を見て、くるみは安堵の息をつく。もし祖父母が病院から帰って来る時間まで眠ってしまっていたら最悪だった。
くきゅるるる……。
外から聞こえる雨の音にも負けずに鳴るのはくるみのお腹の音。
「お腹、すいた……んっ♡」
くるみは起き上がろうとして身を捩るが、股間が紐で擦れて小さく喘ぎ声を漏らす。ちょっとでも動こうとすると気持ち良くなってしまい、くるみはブルブル身を震わせた。
(お、起き上がる事すらまともに出来ないなんて悔しい……! だけど惨め過ぎて興奮しちゃう……!)
自分に快感を与えることしか出来ない存在にまで堕ちたという事実に、くるみは泣きながら口端を緩める。本当の変態性奴隷になってしまったかのようで、子宮がキュンキュン疼いてしまっていた。
「う……♡ ぐっ……♡」
けれどずっと自室で横になっている訳にはいかない……!
「ううううっっっ♡♡!!」
そして、くるみは荒れ狂う快楽に全力で耐えてようやく起き上がる事に成功! しかし股間からは激しく愛液が零れており、サイハイソックスに包まれた両脚はガクガク震えている……。
「はひぃ、ふひぃ……♡」
大きく脚を動かすと紐が股を擦るため、くるみはすり足で少しずつ移動を始めた。しかし後ろ手に拘束されているせいでバランス感覚が鈍り、ユラユラ身体が揺れる度に快楽がじわりと滲み出る。
「んはぁ……ううっ♡」
またも絶頂が近付いている状態なのに、くるみの眼下に現れるのは一階への階段。流石にすり足で降りるのは不可能であるし、降りている途中でバランスを崩したりして転落するのは絶対に嫌だ。
「んっ……♡」
手すりを掴むことも出来ないくるみは、壁で身体を支えながら慎重に階段を降り始める。しかし段差を降りる度に紐の結び目がクリトリスを蹂躙し、割れ目から潮がピュッピュと噴いてしまっていた。膝もガクガクと悲鳴を上げており、転んでしまうのは時間の問題だ。
(こ、転んだら階段の下まで落ちて……し、死んじゃう……!! こ、怖いよぉ……!!)
顔を青ざめさせてカタカタ歯を鳴らせるくるみ。それなのに乳首とクリトリスはビンビンに勃起し、膣まで疼いて感度も上がっている。
早く階段を降り切らないと本当に危険だと感じ、くるみは再び脚を動かす……が。
摩擦の弱い靴下と木の床。
なんとくるみは足を滑らせてしまった!
(あっ……)
脳内が真っ白になる。
くるみの心の中を恐怖が支配し、身体が自由落下を……。
「!!」
本能的に両手が手すりを掴む。
「あひぃぃぃぃぃ♡♡♡!!??」
落ちかけていた腰が紐で支えられ、くるみは悲鳴と共に絶頂を迎えてしまった。これ以上無いほどに紐が割れ目に食い込んで激しい刺激がくるみを襲う。腰を上げようにも転落しかけた恐怖で全身が震えており言うことを聞かない。
「あ、あ、出ちゃダメェ……♡!!」
それだけではなく、くるみは絶頂しながら失禁までしてしまっており、黄色い液体が階段を濡らしていく。くるみのおしっこの臭いが染み付いてしまったら堪らないと、必死に尿を止めようとするが力が入らない。
「おばあちゃん、おじいちゃん、ごめんなさいぃ……っ♡♡!! 変態な格好でおしっこするの、止められないよぉ♡♡!!」
罪悪感と背徳感に浸りながら、くるみはみっともないポーズで放尿し続けるのであった。
「……はあ」
あの後、くるみは階段のおしっこを必死に拭き取り、消臭スプレーを使って誤魔化しを入れておいた。もし臭いに気付かれたらと思うと気が重く溜め息が出るが、くるみに出来る抵抗はもう無いだろう。
時計を見ると正午から既に30分以上も経ってしまっていた。早くご飯にしようと、くるみは台所に赴き顔を使って冷蔵庫を開く。すると分かりやすい場所に、ラップがかけられたお皿があり『レンチンして食べてね』という祖母のメモも貼られていた。苦労しながらお皿を冷蔵庫から引っ張り出すと、焼き飯が盛られているのが分かる。
「……」
くるみは台所にあるレンジを見るが、自縛した今のくるみでは到底手が届かない高さにあり、チンするのは無理そうだ。冷たいまま食べるしかなさそうだとくるみは後ろ手で皿を持ち居間に移動。
(あれ……そういえばこの格好じゃスプーン使えない?)
手を使う事が出来ないということは、ご飯を食べる方法は自ずと限られてくる。ドキリと心臓が大きく鼓動するのを感じながらくるみはゆっくり腰を下ろして畳の上にお皿を置くと、ラップを剥がしチャーハンへ向き直った。
「……っ♡」
本当にこの格好のまま食べるのだろうか。あまりにも変態過ぎるのではないだろうかと何度も躊躇うくるみ。それに顔をチャーハンに近付けようとすると紐が擦れて快感が襲って来る……こんなのでまともに食事が出来るとは思えない。
(でもくるみ……実際に変態な女の子だし……。動物未満の性奴隷なんだから、むしろこうすべきなのかも……)
「あっ♡ んっ♡」
割れ目を紐に擦られながら、くるみは涙と涎と汗に塗れた顔を皿に近付けていく。辛い体勢であるためか、あるいは自分がこれから行う行為に恐怖してなのか全身の震えが止まらない。それでも獣の如く食欲と性欲を抑えられない……!
「あむっ♡♡!!」
そしてくるみは、お皿に盛られたチャーハンに直接口を付けて食べ始めた!
「んん……っ♡♡!!」
人間である筈なのに、まるで家畜のように手を使わず食事をするくるみ。畳に膝を突きお尻を持ち上げ、皿に顔を突っ込む姿はあまりにも惨めであった。
「んぐっ、あむうっ♡♡!!」
手錠と首輪で拘束された上、サイハイソックス以外は全裸の状態で一心不乱に冷えた食事を貪るくるみは、自分が牢屋に閉じ込められた大罪人のようにも思えてきてしまう。
「むぐぐ、んぐぐぅぅ♡♡!!」
食事の為に顔を動かすごとに紐が動いて、チュプチュプと結び目がくるみの割れ目から出入りする。鮮烈な快感がくるみの全身を駆け巡り、それに呼応して勝手に腰が左右に動いてしまい更なる快感が追撃して来る。
(くるみ、無理矢理オナニーさせられながらご飯食べてるよぉ……! しかも家畜みたいに手も使わずに……こんなの情けなさすぎるよぉ……!! こんな状況で大喜びしてるなんて変態以外の何でもないよぉ……!!)
いやらしく身を捩りながらご飯を頬張り、全身をビクビク震わせながら咀嚼し、潮を噴きながら飲み込む。そんなサイクルを何度も何度も繰り返し、やがてくるみに限界が訪れる。
「むぐ……んんんんんんんんっっっっ♡♡♡!!!」
チャーハンを口いっぱいに頬張ったまま、くるみは盛大に絶頂を迎える。至福の快楽を楽しもうと腰が前後左右に動き、くるみの脳から快楽物質が幾度も分泌された。
「んぐ……んんー……♡」
絶頂の余韻に喜びの涙を流しながら、くるみは食事を続けるのであった。
気付けば午後一時半になっており、そろそろ自縛露出をやめないとまずいのではとくるみは考え始める。
(冷凍庫に入れたんだっけ……)
自縛を開始する前の自分の行動を思い返しながら、くるみは冷凍庫を開き中から袋を後ろ手で引っ張り出した。
(……思ってた以上にカチンコチン……)
透明な袋の底に手錠の鍵があるのが分かるが、一緒に入れた水は氷と化しており、このままでは鍵を使うことは出来ない。
「……おばあちゃん達が帰って来るまでに溶けるかなぁ……?」
元々、簡単に手錠を外せないように自分で凍らせたのに、いざこの時になると急に不安になりくるみは何度も時計と氷の袋を見る。
しかし……。
(ま、まずいよ!! このままじゃ絶対間に合わない!!)
あと15分で午後二時になってしまう段階になり、くるみは顔を青ざめさせる。鍵入りの氷は殆ど溶けておらず、額を当ててもキンと冷たい感触がやって来る。
確かに今は夏真っ盛りであるが、それ以前に今日は大雨……家の中の空気は少し肌寒いぐらいだ。それに袋一杯の大きな氷を作ってしまったのは完全にくるみのミス。
ジリジリと暑い中でジュースに小さな氷を入れるのとは状況が違うのだ……!
(暑くすれば……そうだ!)
そこでくるみはようやく有効な手段を思い付き、台所のシンクを見つめる。
お湯をかければすぐに氷を溶かせる……筈……。
ザザザジャリジャリ……!
「!!」
今のはタイヤが土や砂利と擦れる音……。
つまり。
祖父母が帰って来た!
「そ、そんなどうしようどうしよう!?」
最早くるみに残された時間はない。この姿を見られたら終わりという恐怖で涙をポロポロ零し、くるみは無我夢中で氷袋を掴むと逃げ込む場所を探して家の中を走り出す。
しけしまたもや紐が股間を擦りうまく走れない……更に外からは雨の音に混じって車のドアの開閉音も聞こえて来た。
(やだやだやだ!! 見つかりたくない!!)
くるみは膣液で股をビショビショにしながらも、快楽に苛まされながらも必死に足を進める。
そして……。
「ただいまー」
「くるみちゃん、帰ったわよー」
「……っ」
祖父母の声が聞こえてくる中、くるみはある場所に逃げ込んだ。
「ん? 返事ないなぁ」
「靴はあるわね。寝ちゃってるのかしら?」
しかしこのまま黙っていたら違和感を持たれてしまう……!
「……おっ、おかえり……!」
くるみはほぼ全裸の格好のまま、震える声で返事を返す。怖くて怖くてたまらない……!
「ああ、起きてたんか」
「お風呂入ってるの?」
「う……うんっ♡!?」
くるみは返事を返すと同時にシャワーの蛇口を捻る。しかしまだ温まっていない水が勢い良くくるみにかかり思わず身を跳ねさせてしまう。それにより紐の結び目が割れ目を擦り、強すぎる刺激が駆け巡った。
「随分早いのね」
「え、えっと……ちょっと雨で濡れちゃって♡!」
祖母が脱衣所までやって来るのに気付き、くるみはそちらに背を向け慌ててしゃがみ込む。くるみがいる浴室を隔てるドアはすりガラス……白い肌だけではなく黒いサイハイソックスの存在に気付かれたらまずいのだ……!
「こんな雨の中自由研究? くるみちゃんは偉いのねえ」
「う……うん……っ♡」
祖母が早く立ち去ってくれるのを必死に願いながらくるみはビクビク身を震わせる。変態性奴隷状態のくるみを守るのはたった一枚のドアだけ……もし祖母が違和感に気付いたら人生終了だ。次第にシャワーの温度が上がってくるが恐怖でくるみの震えは止まらない。
「こっちは思ったより順調に済んでね。こんな雨だし、助かった〜って感じなのよ」
「そ……そう、なんだ……♡」
中々脱衣所から出て行ってくれない祖母を邪険にする訳にもいかず、くるみは焦らされるような思いになりながら快楽に耐え続ける。首輪と手錠、サイハイソックスを身に着けたままシャワーを浴びているという行為に、くるみの膣が反応してしまい感度がみるみる上がっていく……!
もう、ダメ……!!
「おーい、テレビのリモコンどこやったか知らんか?」
「あー、はいはい。それじゃゆっくり温まってちょうだいね」
「……んんっ♡!」
そこへ届くのは祖父の声。祖母は呆れた様子で返事をしつつ脱衣所から出ていった。そしてくるみは己の性欲を抑えきれなくなり、思い切り身を捩り始めた!
「はああっ♡ ああぁっ♡!」
解放感に包まれながらくるみは立ち上がり、思う存分腰を振り首を前後させ両手を動かす。激しく動く紐がくるみの割れ目を何度も擦り、幸福な快楽がやって来た!
「今回も危険過ぎるプレイしちゃったぁ……♡ くるみ、どんどんエッチな子になってるよぉ……♡」
足元には手錠の鍵が入った袋があり、お湯の熱でどんどん氷が溶けている。氷が完全に溶ければようやく手錠を外す事が出来る……そんな安堵と共に、自分のやった変態行為も思い出しスケベな気分が強まった。
くるみは蕩けきった表情のまま、後ろ手で拘束された両手を強く持ち上げた!!
「んんんっっっっっ……♡♡♡!!!」
そしてくるみは上体を仰け反らせ、ガニ股になりながら絶頂を迎えるのであった。
お湯と一緒に涙や涎、それに膣液が排水口に流れていく中、くるみは絶頂の余韻を楽しむためその後もしばらくその身をいやらしくくねらせていた。