オレ様っ娘な相棒(ドラゴン)は、エロ本なんかに負けたくない!〜共に世界を救った二人が、人生のパートナーになるまで〜 作:APP3
謝罪。
一瞬一話飛ばして投稿してしまいました。
申し訳ありません_(._.)_
エアコンの駆動音がうるさい自室。
ベッドに寝転びながら、何度も読み込んだ漫画を読む。
内容なんて一切頭に入らない。
それでも、何かしておかないと落ち着かなかった。
カチャリ。
自室のドアノブが下がる音が聞こえ、体を思わず起こす。
『ダイチ、待たせたな』
扉が開かれると、人の姿となったレッドラグーンが入ってきた。
真っ赤なジャージを着たレッドラグーンは、ベッドにちょこんと座る。
『ほら。ダイチも隣に』
「おう……」
隣に来いと言われたダイチは、手に持った漫画を枕元に置き、恐る恐るレッドラグーンの隣に座った。
『ダイチ。オレ様たち、晴れて好き同士となったわけだが』
「…………そうだな」
『何か、特別なこと。したくないか?』
「特別な、こと?」
『ダイチ、手を出してくれ』
特別なこととは何なのか。
乾いた喉を少しでも潤すため、つばを飲み込む。
そして、言われた通り右手を差し出す。
すると、ダイチの右手にレッドラグーンの左手が重なり、指が絡まるように握られた。
風呂上がりだから、少ししっとりとしたレッドラグーンの左手。
思わず声が出そうになるも、何とか抑え、握り返す。
真っ白で柔らかく、華奢な手。
手を繋ぐだけ。ただそれだけで、どうしてこんなにもホッとするのか。
顔を上げ、レッドラグーンの方を見る。
レッドラグーンは目を瞑り、頬を緩ませていた。
──そんな顔も見れるのか。
一定のリズムを保っていたはずの心音が、少し乱れる。
手を繋ぐだけ。ただそれだけで、どうしてそんな顔ができるんだ。
『いいな。こういうのも』
ゆっくりと開かれた目蓋から、赤い瞳が覗く。
目尻を下げたレッドラグーンがこちらに問いかける。
言葉が出ない。
その瞳が自分を映してくれるだけで、胸が一杯になってしまう。
『オレ様はな。こんな時間をずっと、ずっとずっと、感じていたい。ダイチの側で』
「俺もだよ」
熱に浮かされてか、思わず口走ってしまった気持ち。
隠す気はなかった。
黙っていようと思っていたのに、口が軽くなってしまっているようだ。
食い気味に返答してしまったからか、目を大きく開くレッドラグーンの視線が痛い。
「俺も、ドラグーンとの時間をもっともっと大切にしたい。このままずっと二人で、手を繋いでいたい」
口を開くたびに、歯が浮くような言葉を並べてしまう。
どうしてしまったんだ、俺。
テンションがおかしくなってしまっている。
『──! そうか……そうか……! ふふっ、ふふふ』
「おい! あんま笑うなよ!」
『だって、仕方ないだろう? ダイチがそんな事を言ってくれるなんて、思ってもみなかったのだ』
自身の顔が茹だっていくのが分かる。
流れに任せて言うんじゃなかった。
『なぁ、ダイチ……………もっと先のことも……するか?』
──唐突過ぎて、何を言われたのか理解できなかった。
一拍置いた後、自身の心臓の音が耳障りに感じ始める。
そして、レッドラグーンの顔を改めて見た時、理解した。
頬を自身の髪のように真っ赤に染め上げ、目を細め、下唇を噛むレッドラグーン。
「──する」
遠慮だとか葛藤だとかを全て置き去り、なんともまぁ情けない返答をしてしまっていた。
『──っ! ふふっ……よかった』
ダイチの返答に安心したのか、肩の力が抜けたレッドラグーンは、ダイチへと向き直る。
『………………目、瞑って?』
言われた通り目を瞑る。
シーツの擦れる音と共に揺れるベッド。
目を瞑っていても分かる、鼻先に当たるレッドラグーンの吐息。
──ダメだ。
これ以上の、過激なことをした筈なのに。
どうしてこんなにも緊張するのか。
行き場のない体の震えを抑えるべく、目蓋をきつく閉じる。
『じゃあ……いく、ぞ……?』
震えた声が耳に入り、一拍の間が空く。
永遠とも思えるその間。
早くこのソワソワした気持ちから解放されたいという一心で、ダイチは小さく頷いた。
『んっ……』
──自身の唇に、柔らかな潤いを感じる。
ほんの数秒だった。
その数秒が、今まで生きてきた中で何よりも満たされた数秒だった。
『……顔、真っ赤だぞ?』
「当たり前だろ……」
唇が離れ、お互いに見つめ合う。
きっとどちらも、同じ顔をしているのだろう。
ぎこちなくはにかむレッドラグーンの顔を見れば分かる。
一度ベッドに座り直そうとした時、
『なぁ…………もう一度するぞ』
「えっ、ちょっ──んっ!?」
もう一度唇が塞がれた。
今度は先程よりももっと長く、もっと深く。
座り直そうとした時から体勢が悪く、レッドラグーンを支えきれずダイチは倒れてしまう。
『んっ……ちゅっ』
レッドラグーンは倒れるダイチの後頭部に手を添え、そのまま覆い被さるように唇を重ねた。
押し倒される形となったダイチ。
抵抗できず、長い長いキスが続く。
これまで我慢してきた欲を全てぶつけるかのように、何度も。
息ができず、酸素が回らない。
トントンと離れるように背中を叩くも、止まることのないキスの雨。
もう限界だと意識を手放しそうになった時、唇が離れ、視界が明るくなった。
「っぷはぁっ! はぁっ……はぁ……」
何度も息を吸うダイチ。
吸う度に薄れていた意識が覚醒していく。
何もかも奪い尽くすような、荒々しいキス。
そんなキスを、レッドラグーンが自ら望んでしてきたのだ。
『ダイチ……苦しかったか?』
「ぜ……ぜんぜん」
乱れた髪をかき上げ、熱い瞳で見下ろしてくるレッドラグーン。
一瞬、そんなレッドラグーンの背後に、尊大な竜の姿が見えた。
『もう……我慢なんてできないぞ?』
「俺だって、おんなじだ……」
熱籠る赤の瞳が、炎のように揺れる。
するとどこからか、ジィー、と、ジッパーが降ろされるような音が聞こえてくる。
目線を下にずらすと、レッドラグーンが、自身の着るジャージのジッパーに手をかけ、少しずつ下に引いていくのが見えた。
「ドラ、グーン……」
『…………ちゃんと、見ていてくれ』
ダイチに跨っていたレッドラグーンは腰を浮かせた。
ジッパーを下げきり、ジャージをはだけさせ、肩を露出させ、腕だけで着ているようにする。
うっすらと浮かぶ、無防備な鎖骨。
控え目だがはっきりと分かる胸を覆う赤の鱗。
ほっそりとしたくびれの中央に映える臍。
胸と同じように、鼠径部を隠すように広がる鱗と、少し肉付きのよい太もも。
己の下半身に熱が集まり、ズボンの下から押し返し始めるのが分かってしまう。
『……いくぞ?』
レッドラグーンの肌に広がっていた赤の鱗。
その全てが蛍光色の光を帯び始めると、パリパリパリ、と、薄い硝子が割れるような音を立てて空中に霧散していく。
──そして、全てがさらけ出された。
可愛らしい双丘のてっぺんに、先程の深紅の鱗とは違う、薄桃色の蕾が空気にさらされる。
「っ…………」
直視できず、目線を下に向けた。
目に飛び込んできてしまった鼠径部。
目線で下になぞっていくと、純白の肌に、ぴったりと閉じた縦筋が見えた。
ダメだ。
こんな、こんな。
見ちゃ、ダメだろ。
でも、目が離せない。
ずっと、この光景を目に焼き付けておきたい。
今すぐにでも、下半身に籠もり猛る熱をぶつけてしまいたい。
でも、理性が必死に押しとどめてくるのだ。
落ち着け、冷静になれと。
今ここで暴走してしまったら、どうなるのかと。
まぁ、どうにもならないだろう。
何故ならば──
『あっ、あまり……見ないでくれ…………そのっ、恥ずかしい、だろ?』
──あまりにも、俺の相棒が可愛すぎるからだ。
大切な、大切な親友の、こんなにも恥じらう姿を見てしまえば、先程まで心の中で巣食っていた欲望も引っ込むというものだ。
「ドラグーン。もっとよく見せて」
『ふぇ……?』
体を起こし、戸惑うレッドラグーンの腰に手を置き、もう一度跨がらせる。
そして、まじまじとレッドラグーンの体を見た。
かいた汗がレッドラグーンの肌をしっとりと湿らし、レッドラグーンのどこか甘い香りが鼻を刺激する。
「触るからな」
『…………うん』
レッドラグーンの腰に置いた手で、滑らかなくびれのラインに沿って撫で上げていく。
ダイチの手がゆっくりと上へ、上へと進んでいくたびに、レッドラグーンから甘い声が漏れる。
そしてダイチの両手は、小さく膨らみを帯びた胸を下から包み込む。
『はぅ……あぁっ……ダイチ』
優しく、割れ物を扱うように繊細に、指を沈みこませ、円を描くように動かす。
両手一杯に広がる柔らかな感触を楽しみながらも、レッドラグーンの顔を伺いながら、愛撫を続ける。
『だいち……触り方が…………ちょっと……あっ』
顔を真っ赤にしながら、手の動きについて言及しようとするレッドラグーン。
しかしそこに抵抗の意思は無く、されるがまま、ダイチの手を許している。
「嫌だったら言ってくれ」
ダイチは手の動きを一度止める。
レッドラグーンからの返答は無く、荒い息を吐くだけ。
それでも、小さく、ほんの小さくだが、コクリと頷くのが見えた。
ダイチは胸から手を離す。
そして、ツンと主張する先端の実に指先を伸ばし、その周りを撫でる。
『んんっ!』
声が跳ねた。
先程までとは違い、もっと甘く、大きく。
何度も何度も、その桃色の実に直接触れないよう、ゆっくりと撫で回す。
『ダイチ……ダイチ……!』
自身を呼ぶ、相棒の声。
甘く、どこか切なさを感じてしまう、何かを求める声。
その声に呼応するかのようにダイチの指先は、その実を、蕾を軽く弾いた。
『あんっ!』
その瞬間、部屋が静まり返った。
チラリとレッドラグーンの顔を見る。
先程の恥じらいの表情とは変わらなくとも、別の恥じらいを帯びた表情を浮かべていた。
『ちっ、違うのだ! あれはそのっ……思わず、出てしまっただけで……!』
「ドラグーン」
『ダイチ、さっきのは────んひっ!?』
言い繕おうとするレッドラグーンを無視し、赤く膨れた蕾を人差し指と中指で挟み込んだ。
今度は少しだけ、ほんの少しだけ力を込めて触る。
『ダメっ! あうぅ……!』
「大丈夫。大丈夫だから。俺だって、どんなドラグーンでも受け入れるから」
『──ッ!』
「気にせず、そんな自分自身を受け入れてくれ」
蕾を摘みながらも、胸を掌で覆い、同じように動かす。
レッドラグーンの嬌声が、部屋全体に響き渡る。
『だいち……! すき。すき!』
「俺も好きだよ……大好きだ……!」
夢中で愛撫と共に愛を確かめ合う二人。
そんな時、ふと、ダイチは自身の太腿に目を向ける。
左太腿にはレッドラグーンが跨っており、シュリ、シュリと、ダイチの太腿を股で挟み込み、擦り付けていた。
擦り付ける度、レッドラグーンの声に粘性の強い水音が混ざっていたのが分かる。
『ダイチ、ダイチ!』
ダイチは手の動きを止める。
手を止めても、レッドラグーンの動きは止まらない。
強く挟み込み、押し付け、擦り動く。
『あぁあっ……! だぃ……ち!』
快楽を貪る為、必死になって腰をくねらす相棒の姿。
ますます挟み込む力は強くなり、擦り付ける動きも速くなる。
多分、このまま達するのだろう。
そう思った瞬間、ダイチはレッドラグーンの胸から手を離し────力一杯抱き締め、唇を奪った。
声にならない声と共に、胸の中の最愛の親友が大きく震え、太腿を濡らす。
何度も何度も震え、甘い声を吐き出すレッドラグーン。
その甘い声を全て自分のモノにするかの如く、ダイチは柔らかな唇を奪い続けた。
『はぁっ…………はぁ………』
「ドラグーン……? 大丈夫、か?」
『…………』
唇を放すと、そのままダイチの首元に顔を埋めてしまったレッドラグーン。
問い掛けに黙ったまま、沈黙がその場を支配し始める。
たまらずもう一度声をかけようと口を開いた時──視界が赤に埋め尽くされていた。
開いた口に入り込んできたぬらりとしたモノ。
それがダイチの舌へと激しく絡み合う。
──気が付けば、レッドラグーンにまた唇を奪われていた。
今度は唇どころではなく、その中まで蹂躙されて行く。
碌な抵抗もできず、唯、されるがままで流されていく時間。
その時間が終わる頃には、両者共に息も絶え絶えになっていた。
声も出ない、どうしようもない疲労感に襲われたダイチはベッドへと体を預ける。
すると、髪がしなだれ、顔色がよく見えないレッドラグーンがダイチの首元に顔を近づける。
「ぐぁっ!?」
そして、強く吸い付いた。
思わず上げてしまった苦悶の声。
構わず吸い続けられ、少しすると、レッドラグーンは首元から顔を上げた。
『綺麗に……付いたな』
「……ドラグーン?」
『これは、ダイチはオレ様のモノだって証明できる証だ…………嫌だったか?』
じんじんと痛む首元を、レッドラグーンは優しく撫でる。
あんなにも激しくしておきながら、そんな不安気な声色で尋ねてくるなんて。
「嫌な訳、ないだろ?」
ダイチは首元を撫でるレッドラグーンの手を取り、握る。
安心させるように、もう一度指を絡め直し、強く。
『そうか…………なら、ダイチにも必要、だな。オレ様が、ダイチのモノだって証が』
レッドラグーンは起き上がり、腰を浮かす。
そして、ダイチのズボンに手を掛けると、そのまま下へずらした。
弾けるように跳ね、露わになった猛りに猛るダイチのソレ。
レッドラグーンはソレを右手で支えながら、濡れそぼったつるりとした縦筋に、クチュリと音を立てながら押し当てる。
感じたこともない柔らかな感触が、ダイチの今にも爆発しそうな熱を吸い取るかのように吸い付く。
『覚悟は良いか? ダイチ』