―――アタシ、ルダ=ガーネットは天才だ。
それを自覚したのは、子供の頃。生まれた家で開催された何てことは無い普通のパーティの席で、何やらその筋では有名だったらしい大人に勝ってしまった事だった。
軍事戦略を練る訓練としても採用されているらしいその盤上の駒を取り合うゲームは、アタシにとってはそのままゲームで、初めて見る面白そうな遊びに夢中になっていただけだった。
しかしその勝利を切っ掛けに、何人もの挑戦者が現れて、アタシはそれに勝って、勝って、勝って、勝ち続けて―――そしてある日あっさりと誘拐されることになった。
誘拐したのは国内でアタシを天才軍師の卵と持て囃した軍事派閥の敵、政治による支配を強めたいがために、国益になるはずの次世代軍事派閥の有望株を消して回る醜い貴族派閥の連中。
貴族が嫌いになった。
攫われた先で、発育の良かった尻を撫でられ、犯すにはまだ小さすぎると放逐されたが面白半分で見せられたのは一緒に攫われた侍女を犯す光景だった。
醜悪なチンポが、私を守ろうとしてくれた侍女のマンコに出入りしてやがて止まり、気持ち悪い顔で呻く男が精液を吐き出した。
男が嫌いになった。
その瞬間、私はキレた。
攫われた時は初めてゲームで頭角を現してから既に半年が経過していた。その間に試しにと読ませてもらっていた軍略の本は全て頭の中にあり、そして、この場にはそれぞれ違う理由で攫われてきた複数の子供たちがいて、アタシの侍女のような巻き添えを喰らった大人も少しだけいた。
指揮するのは簡単だった。アタシには知名度があった。
足りない手を補うために、自分自身も拾った木材で敵を殴りつけ、殴られたら痛みも気にせず反撃した。
滅茶苦茶だった。初めての実践は唐突すぎたし、動かしたのは兵士ではなく素人集団、準備は無く、軍略は即興、俯瞰して戦況を視れない最前線で自分が動き、怪我もした。
それでも勝った。アタシは讃えられ、家へ帰り、そこでようやく泣いた。
「―――ルダ。お前はガーネット家の、この私と、妻の誇りだ」
その言葉が嬉しくて、アタシは本格的に軍略家としての道を歩み出した。まだ、10にも満たない頃だ。自分で評するのもアレだけど、本当に天才だった。
そうして、戦場を10年以上は動かし続けた。
勝った。
勝った。
勝ちまくった。
アタシの生まれる前より倍の広さになった国土と、何倍か分からない広さになった家の領土を眺めながら、準備が整った事を悟ったアタシは燃え続けていた野心を爆発させた。
貴族派閥を殲滅した。
大逆の徒として手配されたアタシは、国から追われ、仲間たちから追われ、父と母に見逃されて流れに流れ、今いるこの平和な国へとやってきた。
数国跨いだ逃避行。既にアタシの噂は知っていても、顔を知る人間はまずいない。
ついてこれた部下はそう多くは無かったが、奇しくも、あの時最初に共に戦った仲間たちが一緒だった。
アタシたちは話し合った。この後どうするのか、と。
アタシの小さな野望は叶った。腐った凡人以下の貴族連中は、アタシの心の傷の深さをナメた。その報いを受けた。もう何もやることは無かった。
それで、ダラダラと野生に生きながら、レズセックスしたり、持てあます智謀を駆使してオスの魔物や、偉そうな悪徳商人を罠にハメて、枝葉で擦って無様に誰にも掠りすらしない射精をさせたりして楽しんだ。復讐の残滓をゲームにして、空虚な生活を埋めていた。
いつの間にか、ある仲間がショタガキを捕まえていた。いや、正確には保護していた。
完全に偶然の事だった。森で迷った男の子。それを街へ帰そうと、優しい仲間が保護して、一旦アジトへ連れて来たのだ。大人の男というのに大なり小なりトラウマがあったアタシ達だったが、別に子供は嫌いじゃない。
問題は、この男の子が連れて来た仲間が無意識に押し付けていたデカパイで勃起してしまったことだった。
最初は一人が、ふらふらと誘われるように男の子のチンポに触れた。
ぴゅっ、ぴゅっ、と可愛い射精。
悪戯心が芽生え、先の見えない不安がヤケクソなアタシたちに火をつけて、助長し、気付けば嫌悪した男たちと同じことをしていた。
自己嫌悪―――よりも弱い物を取って食う快感を知ってしまった。
最低だ。最低だと誰かが呟いていた。
誰もが、毎晩心のどこかで後悔していた。
しかし、一度知ってしまったその遊びは止まらなかった。反撃を常に伺い、言葉が通じず、感情が読み取れない魔物の比ではない、絶対の上下関係。全てが分かる、全てを転がせる。そういうゲームに、アタシたちは酔い痴れて、恥も何もなく、破滅へ落ちていった。
誰もが思っていた、いつか、天罰が下り、それで潰えて終わりにしよう、と。
輝かしい栄光はアタシのワガママで国に置いてきた。
仲間たちは巻き添えだ、いざという時、アタシの首や、冒険者の真似事をしたり、裏取引を抑えて蓄えた数多の財産で仲間たちをまっとうな道に戻す準備は出来ていた。
そんな汚れたアタシたちが今日攫ったのが―――天罰だった。
「―――そんな自己中女の、矛盾した話さ。アタシは結局、頭がどんなに優れてても、心が醜かったんだ。クソみてぇなクズ女は、幸せになっちゃいけねぇ。犯されながら死ぬなら、因果応報、良いと思ったんだ―――」
「へぇ」
「へぇってお前なぁ......」
「ボクはルダっていう何しても良い罪人オナホが手に入ったから何でもいいかなって」
アタシの尻を好き放題揉むのに夢中すぎて聴いてねぇ......ちょっと気持ちいいから止めろよな。シリアスな話してんだぞ、こっちは。
「それより盗賊団って名乗ってたけどただの人攫い......変態ショタレイプ団だよね?」
「いやまぁ......ショタ盗んでるだろ?」
もみもみと余程気に入ったのか、アルフは尻を揉み続ける。
結局、地下室で全員ハメ殺されそうになったところへ、アルフの眷属とやらが突入してきて捕縛されたアタシたちは、縛られ床に転がされて悪戯されながら話をしていたわけだ。
ただまぁ、大事な話はこれからだ。アタシはもうどうなってもいいが、仲間たちはアタシに付き合っただけだ。恩だの、憧れだの、最後はショタレイプ欲ばかりだったにしても救けてやりたい。
そうアルフに伝えれば、思ったよりドライな答えが返って来た。何でも、自分の女になりそうな奴が傷ついていなければ何人ショタがレイプされようが特別思うところは無いらしい。流石に殺していたりしたら許すわけにもいかなかっただろうが、最低も最低な事をしながらも倫理観がギリギリ残っていて良かったと思う。
「―――よし、じゃあルダは一旦眷属たちに預けるから」
一旦、その言葉は少し引っかかったが、頷くほかない。
アルフの眷属は悪魔の類、どういう経緯かは知らないが知性魔物を飼いならしている。そんな奴らに預けられるというのがどれだけの危険なのか、想像に難くない。
それでも、それはまさしく罰のようで、何となく安心する自分と、どこかがっかりする自分もいた。アルフのチンポは凄かった。ショタガキで、チンポは最強。こんな逸材と離れるのは辛い。
「必要になった時は呼ぶから、その時は来てね」
「......わーったよ。そん時まで、人間の形してたら尻でもなんでも好きにしやがれ」
それから、すぐ翌日の事。
しばらくは淫魔どもに拷問調教でもされるのかと思っていたアタシはあっさり呼び出され、依頼で薬草を採取しているアルフの後ろにただ付き添っていた。
しかし、服がおかしい。
(―――これ、そういうことだよな......)
まず、一番おかしいのは下着だ。
やらしいデザインのパンツには、マンコのところに裂け目があっていつでもぶち込めるようになっている。
つぎに、防具だ。
冒険者風の装束だが、アタシの尻は丸出しで、下着も相まってアルフがヤりたくなったら尻を掴んでそれを堪能しつつ、そのままバックでぶち込める。いや、アルフのサイズなら正面から抱き着いてぶち込みつつ、後ろに回した手で尻を揉みくちゃにすることも出来るだろう。
とにかくヤりながら尻を揉むことしか考えられていない、密かな性奴隷装束。これはそういうことに違いない。
「外で活動する時にリーナとかコユキだと悪目立ちするし、ボクが上位冒険者に寄生してる感じになっちゃうんだ。眷属たちは当然魔物だからあんまり姿を見せるべきじゃないし......」
「そしたら、アタシが丁度いいってことか。他にもやりようはありそうなもんだけどな」
「軍略の話も気になったんだ。ボクはそういうの教わってないし、教われる相手もいないから。一区切りするたびに一回中出ししてあげる」
「んな性奴隷に中出しを褒美にしてる雄はお前だけだな......」
「嫌なの?」
それには答えなかったが、まぁ、嫌なはずもなく。
実のところこの衣装に着替えてから、いつ使われるのかと楽しみにしている部分もあった。アタシはいつでも犯されて罰を受ける用意は出来てるし、思い出すだけで濡れるぐらい散々襲ってきたショタのチンポに逆に躾けられるのは言いようも無い快感がある。
なんだろうな、アタシにはいつの間にか、自罰から発展した変な性癖でもあるのかもしれない。
うずうずとするマンコを無視しながら依頼の付き添いは続く。
採取に真面目なアルフはメモを見ながら、ちゃんと冒険者活動をコツコツ学んでいるようだった。そういう勤勉な姿勢は嫌いじゃない。
でもまぁ、放置しすぎだよな。お前の雌が隣でずっとマンコ疼かせてるんだぜ。
「―――何のつもり?」
「あぁ? いいだろ、減るもんじゃないし。アタシだって散々お前のクソつよチンポに犯されてから身体が一生ムラついてんだよ。それを採取しながらちょろっと汗かいてフェロモン蔓延させられてる上、隣で放置されてキチィんだ。いいからチンポ貸せよ」
だから、襲ってやることにした。奥手なご主人様のチンポを正直になれるよう煽るのは侍女の務め、だよな。実家にそんな侍女見たことないが。
犯されてからメイドになるまでの短い夜に、眷属どもの心酔や、その眷属共から他の人間の女の話を聞いた。
改めて末恐ろしいガキだ。初心な女どもは無理やりハメられただけで言いなりになるし、淫魔という性に特化した魔物にはもはや格の違いが明確すぎて見せ槍で勝てる。
体臭は普通の汗の匂いっぽいが、吸い込めば発情を促し、チンポ臭の方は鼻がイカれて脳を支配される濃密な雄。その大元になる出された精液を直接嗅がされたり、味なんて感じようものなら人格の一部がぶっ壊れて終わりだ。
大体、量と熱と重さ全部を感じる中出しってなんだ。人間の射精ってのはそういうもんじゃねぇ。洗脳だとか魔術だとかのほうがまだ理解できるが、アルフのそれはマジで異能だ。多分何かしら神秘に類するモノを持ってんだろう。
なら、大成する。ぜってぇこの雄は強くなる。アタシは趣味と罰を同時に受け止めながら、アルフのメイドとして生きていけばいい。男のために生きて、下僕の立場に甘んじ、頭をチンポ漬けでぶっ飛ばされて人間として死ぬ。
それが、アタシが得た結論だ。
だから、アタシは全てを使ってこいつの雄を煽り、表向きだけ反逆して雄に気持ちよくハメてもらう雌でいるためにこの頭脳を使う。幸い、アルフの周りにアタシみたいな女はいねぇ、こういう煽られ方は慣れてねぇはずだ。
「おーら、アタシみてぇな大人の女がマンコ濡れ濡れでバカみてぇなデザインのパンツ開いて、押し倒したご主人様のチンポの上でマンコキスしながら我慢して挿れんの待ってんだぞ。ご主人様はこんなメスメイドに何もお仕置きしねぇのかよ」
「ふーん」
あ、やべぇ。
アタシは一瞬で悟った。アルフにとっちゃ新手の趣向だったからか、それとも何か別の琴線に触れたか、何だか分からねぇが興奮させすぎたらしい。
目つきが代わり、今からお前を犯すと気配だけでわからせてきやがる。
咄嗟に主導権を握ろうと腰を落として自分から挿入しようとしたが、時すでに遅し。ガニ股で跨ってたアタシも足が、コツン、と足払いみてぇな感覚で崩されてそのまま落下の勢いで奇襲チンポハメされた。
膣奥まで駆け抜けるガチつよショタチンポの感触。
一瞬意識が飛び、子宮が痙攣してとんでもねぇ絶頂で身体が震える。
行われた凶行を考えればいくら濡れてようが普通は痛いはずだ。奥を叩いた衝撃はまるで破城槌、それなのにアタシの身体は喜ぶだけで快感以外何も感じちゃいねぇ。
あぁ、アタシ、何日人間でいられっかな......
「ノクトレアも酷い事をするなぁ。あーでも気持ちい〜。とりあえず2、3回射精したいから動くね」
「ち゛ょ゛っ゛♡ や゛べ゛ろ゛っ゛♡」
そこから先はもう言葉にならなかった。
下から突き上げられ、膣奥ごと胎内を押し抉られ、とんでもねぇ肉傘で削がれて、アタシの存在を変えられていく。
身体の奥をぶっとく突かれれば変な声が止められずに出るし、声を出すたびにアルフの肉棒が膨れて、何度目かであっさり中出ししやがった。
どびゅーってすげぇ勢いで、すげぇ熱さで、すげぇ量で。
ナマで入ってんだぞ、避妊具も避妊薬もねぇのに、一回り以上下で、人生経験なんか天と地、辿り着いた地位も、生まれ持った血筋も、全てが本来交わらないすげぇ幅があんのに。
全部、全部意味ねぇって、この雄はただアタシたちを生物の雄と雌だろって、ハメられてナマ膣ナマ射精させろってグリグリ押し付けてきて。
意味わかんねぇけど、幸せを感じちまったアタシは、もう過去も罰も趣味すらも何も考える必要なんてねぇって気付いたんだ。
だってほら、アタシの膣内で、愛しい雄が気持ち良くなってんだろ?
アタシの身体を欲して、侍らせてくれるんだろ?
この雄がそれでいいってんなら、世界の価値観とか、アタシの価値観とか、どうでもいいんだ。
天才なアタシが、この日、そんな簡単な真実に、やっと気づいたんだ。
キャラクターのイメージが既にあるので、次回から2連続お上品ヒロインで参ります。上品エロをお求めのドスケベ紳士の方、お待たせ致しました(当作品比)