※この作品はR-18です。

生贄のボクが邪神様をハメ潰した話   作:らぴらぴ先生

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上品編後半の始まり......上品か?

今回はエッチシーンがガチゼロの新ヒロイン2名顔見せ回です。
長めの前座ってことだぁねぇ......1話に纏めるにはちょっと長かったねぇ......


D級昇格依頼

街に来てから約2週間が経過していた。

 

ボクはこれまで、4人の雌を手に入れた。

 

弓使いで、A級冒険者の抵抗しながら犯されるのが好きなリーナ。

 

二刀流剣士で、B級冒険者の淫乱天才少女コユキ。

 

盗賊で、尻デカ天才軍師のルダ。

 

格闘士で、B級冒険者の母性マシマシお姉さんエクレシア。

 

これ以外に、裏道の倉庫を根城に眷属たちの一部、隠密従者のライラがいたり、常にボクに魔力体として追従している女王らしいノクトレアがいたりと、非常に充実した雄ライフを送れているのは間違いない。

 

皆とても気持ちいい雌で、皆何かと特技がある女達。

 

そんな恵まれた環境に置かれたボクが、より気持ちよくなるために何が必要か。

 

ボクは交尾において、雌を上回り、優越するのが好きだ。多分、元々はノクトレアに勝って生贄の運命から解放される事が目的だったのが影響してるんだと思う。

 

だから、反逆する価値のある強い雌が好きだし、強い雌がその後屈服してボクに支配されるのを望むのも好きだ。これもまた、ノクトレアと淫魔たちとの戦いに影響されていると思う。

 

となれば、必要なのは強い雌。強い雌を出会う機会ではないか。

 

そう思ったボクは、生活費を稼ぐ手段として見ていた冒険者をちゃんとやることにしたのが数日前。幸い訓練は付けてもらっているし、ボクには肉体的な才能があるみたいで上達は早い。名前だけ冒険者のE級を抜け出すのは直ぐの事だろうと皆のお墨付きだ。

 

―――それに、街で出会った女は皆、冒険者やってたから手に入ったのだ。冒険者というものに運命的なものを感じるのも仕方がないだろう。

 

そうして、訓練、実践、訓練、実践と繰り返した今日。

 

いつも通り魔力体としてノクトレアを、さらに街の外でいつも潜伏しているメイド化したルダを侍らせながら、手出しは無用でD級昇格依頼を受けていた。

 

昇格依頼は複数種類があったが、ボクは討伐を受けた。ターゲットは森の奥にいるゴブリンリーダーなる存在。ゴブリンという穴さえあれば肉棒を突っ込み射精する醜悪な魔物筆頭を束ねる下劣な雄魔物らしい。

 

なお、その知性の低さは厄介で、人間、獣の雌は勿論、性別の区別がつかないため雄でも尻穴を雌の膣穴と勘違いして突っ込むらしい。

 

ボクは尻の趣味が無い。そして、ボクは男を犯す趣味も無い。見境の無さは若干シンパシーを覚える魔物だが、そんな低能に敗けるわけにはいかないし、駆除しておかないと未来にボクの肉穴になるはずの女が犯されて死んでしまう可能性もある。

 

百害あって一利なし。そういう理由もあって、ボクはやる気を溢れさせて討伐へと向かうのだ。

 

「しかしなぁ、冒険者って普通パーティ組むもんだぜ? 一人は危なくねぇか。アタシらは手出し無用なんだろ?」

 

『本当に死にそうになったら妾は手を出すが......戦いは一瞬の繰り返し。不慮の事故は起こりうる。主様が怪我で性機能を低下させようものなら世界の損失じゃ』

 

「ボクも不安が無いわけじゃないけど、エレクシアの教えがかなりボクに合ってたし、生活用の魔術以外にも肉体強化の魔術は多少使えるようになったから、後は戦いに慣れないと......性的にだけじゃなくて、戦いも強ければ皆も嬉しいでしょ」

 

「まぁ、そりゃぁ、な。かっけぇし」

 

ルダが想像して赤面したのを見ればやる気もさらに上がる。

 

そうして、到着した指定の地点には、ゴブリンが構築した粗末なキャンプがあった。中心には体長2mぐらいの大きいゴブリン。周辺には6匹程度の一般ゴブリンである。一般ゴブリンはボクと同じぐらいの子供の体躯で、手には棍棒を持っていた。

 

問題はゴブリンリーダーであろう中心のデカイ奴だ。何が問題って、手に持っているものが棍棒ではなく誰かから奪ったのか大剣なのである。ボクにまだ魔力を視る技術は無いが、その大剣から炎がちらついていれば嫌でも何かが付与されているのが分かる。

 

「ふぅ......よし」

 

敗ける気はしない。直接見て分かる、少なくとも素の性能では格下だ。ゴブリンリーダーも含めて、ヨーイドンでチカラ勝負をしたら勝てるだろう。大剣以外は問題にならない。それを最大限警戒しつつ、端から倒していく。

 

方針は決まった。あとは行くだけだ。

 

ゴブリンに向かって走り、拳を振るう。

 

強化魔術によって強化されたボクの拳は、1度振るうたびにゴブリンを斃し、すぐさま強化した脚で反転、離脱する。

 

本当は、足を止めて迫るゴブリンをばったばったと殴り倒し、圧倒的強さを証明したかった。けれど、そういうのはもっと強くなってからだ。ボクは今日、勝つことを目標にしてきた。多少見栄えは悪いかもしれないが、立派な戦術勝ち、強みを活かした勝利で二人を安心させよう。

 

そうして、ゴブリンは一掃し、ゴブリンリーダーも同じように叩いて斃す。結局、あの大剣はなんてことは無く、振り回す使い手が適当だったせいか、訓練相手だったコユキの剣が早すぎたせいか、あるいはその両方で思ったよりもあっさりと終わり、安堵したその時。

 

 

闇が這い上がって来た。

 

 

ボクは朝から森に入り、現在は昼間、太陽の下で戦っていたはずなのに一瞬で空は暗くなり、黒い靄が周囲を覆った。

 

ゴブリンキャンプから即座に離脱し、ルダのいたはずの場所に戻っても誰もいない。大声でルダを呼んでも反応が無い。

 

ノクトレアもだ。彼女はそうあっても離れないはずが、声をかけても反応しない。

 

ボクの知らない現象だ。まだ教わっていないタイプの何かだ。それしか分からない。

 

『ケケケケケケケケ......』

 

靄の中から声が響いてくる。率直に言えば化け物、異常の声だ。強いて言えば女性っぽい声ではあるが、流石に何の気休めにもならない。

 

何だ、一体、何が襲ってきている。

 

『セイメイリョク......アフレテイル......オマエ......ワタシノモノ......』

 

声と共に、靄の中から蠢く影が女のシルエットを象ったような、そんな代物が歩いてくる。

 

2m以上はあるだろう。シルエットだけなら豊満でドスケベボディな女性だが、その全身から放たれている殺意が流石に勃起を許さない。

 

人間なら顔のある場所は、真っ黒な影の中に浮かぶ2つの真っ赤な穴と、真っ赤な三日月があり、確かに顔っぽいがやはり化け物に違いない。

 

あれを殴って斃せるか、流石に挑戦するのは無謀だろう。

 

逃げるしかない。脚を強化して街のあるはずの方向へ向かって走る。

 

相手の速度は分からないが、全力過ぎればもし急に先回りされたら止まれない。急旋回、急停止を想定したまま走る―――走る―――走る―――

 

 

どこにも辿り着かない。

 

 

黒い靄に覆われた森の中は生命の気配がせず、ボク以外の生物も、魔物も存在していないようだった。振り向けば、靄の向こうに微かにあの化け物が見え、常に一定の距離にいるように見える。

 

速い、いや、というより離せない。でも、それ以上近寄ってこないのは何なのか。この化け物、さっさと襲ってこないあたり、歪な趣向があるか、歪な法則に従って襲ってきている。

 

脚を緩める。恐らく、奴の歩き以上の速度はいらない。小走りで体力を温存しながら、距離を詰められないか確認しつつ移動し続ける。やはり、奴との距離は縮まらない。縮めてこない。

 

『カシコイノネェ......デモ、コワガッテル......キョウフ......オイシクナル......』

 

「ふっ......ふっ......ふっ......よし、落ち着いてきた......」

 

声は聴いておくが無視する。

 

走りながら息を整え、警戒しながら頭を冷たく落ち着かせていく。

 

リーナが訓練で言っていた。死にかけた時、死が迫っている時、自らを殺してしまうのは自分自身の愚行だと。

 

コユキが訓練で言っていた。格上に襲われた時、必要なのはチカラではなく、アタマだと。

 

エレクシアが訓練で言っていた。拳や脚を鍛える格闘技術は、そのまま生存力になり、逃げ足にもなるのだと。

 

全て思い出して、全て使うんだ。生贄の階段を登っていた時以来、久々の死の恐怖に、変な話だが、ボクの全身は調子が良かった。生き生きしていて、怖いのに、どこか勝つことを楽しみにしている。

 

「とはいえ、対抗手段は無いんだよ......」

 

それは事実だった。

 

殴る蹴るしか持たないボクは、多分、アレに挑むのは無謀だろうことは分かる。露骨に魔術系統の現象。魔術的対処が必要な存在だ。触れるかすら怪しい。

 

では、やることは1つ。逃げ続ける。時間を稼ぎ続ける。

 

そうして―――かつてノクトレアが言っていたアレを実行するしか―――

 

「『聖化銀章』」

 

「!」

 

『ァアァアァアァァアッァァ!』

 

不意に、白い女性が黒い靄の中から飛び出してきた。

 

神聖、という言葉がそのまま女性になったような白い修道服、白い剣、白い髪、白い肌。影に対して敵意を燃やすその瞳だけが、赤く輝いている。

 

「『光刃』『闇祓い』」

 

続けざまに放たれる光。

 

黒い靄が霧散し、影の化け物が光に覆われて掻き消え、夜が昼に戻っていく。

 

あっという間に、ボクは元いた森に、ゴブリンキャンプのすぐ側に戻って来ていた。

 

「―――よく頑張ったね、少年。私は聖女教会の聖女、セラフィエット。さ、安全な教会まで護衛するから、一緒に避難しよう」

 

「セラフィエットさん......ありがとうございます」

 

「いいんだ。私達はヤツを探していた。これは私達の落ち度だ」

 

油断なく周囲に気を配りながら、セラフィエットと名乗る聖女様? はボクを連れて歩き始める。

 

改めて見てみれば、キリッとした顔立ちの麗人だ。生存した直後で活発な精子をこの人に吐き出したいと肉棒が元気になりかけている。危ない、このままではボクが祓われそうだ。

 

「あれは、何なんですか?」

 

「―――怪異型魔物と呼ばれる存在だね。普通の魔術では対抗できず、聖術という私達聖女教会が研鑽し、広めている専用の魔術が必要になる。ただ、あれそのものが何なのかと言われると―――正直、わからないんだ。ただ、数年前からこの街の周辺で、稀に確認される脅威で、未だに討伐出来ていない」

 

意識を逸らしつつ、話しかけてみればセラフィエットは結構ちゃんと教えてくれた。怪異型魔物というのは初めて聞いたが、どうもA級ですら相性次第でどうにもならない特殊な案件なのだとか。

 

その後もセラフィエットから色々と聴き、逆に体験した事を色々聞かれ、ボクたちは街まで戻ってくることが出来た。そのまま教会に同行し、浄化部屋と呼ばれる呪いの類を浄化する儀式魔術が刻印された密室へ連れ込まれる。

 

一息つけば、思考が他の事にも移ろう。自分のことばかり考えていたが、ルダは大丈夫だろうか。ノクトレアはあの靄から脱出した後に戻って来たようだけど、明らかに相性が悪そうな聖女様が横にいるせいか沈黙している。

 

「さて、少年。アレから生き残ったのは実は君が初めてなんだ。悪いけど、呪いとか、妙な影響が残っていないか調べさせてほしい。もし残っていれば逆に取り除いてあげられるから」

 

―――まずいか?

 

ボクは咄嗟に思った。ノクトレアはボクと同化しているとはいえ、本職の、しかもどうも力が強そうな聖女教会の聖女様なる立場の人間だ。ついこの間、エレクシアにノクトレアを掴み出されたのは記憶に新しい。あれと似たような事が起きるのではないだろうか。

 

ボクが沈黙していると、勘違いしたのかセラフィエットが頭を撫でる。

 

「ごめん、怖がらせるつもりは無かったんだ。痛いような事はしないよ。いくつか魔術で検査して、君の魔力を細部まで調べる。そしたら、呪い......病気のようなものが憑いていれば、それを治してあげられるからね」

 

まずいな。まずい。絶対にまずい。

 

ノクトレアを祓われるのは流石に困る。ノクトレア以上の女体は存在しないし、なんだかんだボクの永遠の保護者にして、本当の意味でどこでもハメれる最高のオナホ奴隷だ。多分、ここまで便利なオナホ奴隷はどこにもいない。

 

それに、ボクも無罪で済むか分からない。ノクトレアとの繋がりが暴かれるようなことがあれば間違いなく淫魔を従えた少年として討伐対象へグレードアップだ。

 

ヤるしかない。ここで、この密室で、聖女セラフィエットを呪いのせいにして犯して上手くやるしかない。

 

 

無計画な密室レイプが、今、始まろうとしていた。

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