中編:???
「―――眠ってる?」
『怪異を相手にしているという誤解を突いた罠、思ったより上手くいったようじゃ。今、この娘は夢の中で主様の幻影に犯され続けておる』
密室の中。
扉へ体当たりしたと思ったら、直後急に寝息を立てて寝てしまったセラフィエットを見てボクは困惑していた。
多少なりとも不意打ちしようと、あの影に操られているっぽい動きで先手を取りながら、完全に拳で闘う覚悟をしていたところで、まさかの肩透かし。ただまぁ、別に悪い事ではない。勝てるとは思っていなかったから、丁度いいだろう。
「ボクも夢の中に入れない? 幻影で犯すって、ボクは何も気持ちよくないんだけど」
『それは後で出来るから安心してよい。ただ、今のままでは最後の抵抗、自爆、そういった逆襲が怖いからの、完全に魔力を吸い上げて何も出来ない小娘になるまで、この寝ている女体を使って発散しててくれぬか』
「―――なるほど」
流石は第一肉穴奴隷にして、相棒、ノクトレア。認めるのはちょっと癪だが、こういう時一番頼りになるし、女なのに女を一番道具として見た気持ちいい使い方を熟知している。
要するに睡眠姦だ。よく寝ている未成熟な妹を寝ている間に弄って遊んだり、やたら寝坊な姉で朝勃ちを処理したり、逆に幼馴染が起きたらボクの上で腰を振っていて知らないうちに何度か中出ししていたのを思い出す。
女体を最高級オナホとして使うだけの行為。無意識のまま精液をたっぷり出してあげる罪の味は、当時ノクトレアに勝つための練習の一環としてしていて、ちゃんと味わった事が無かったように思う。いや、途中楽しくなってしまったせいで妹は遊びすぎて肥大化したクリと発情しっぱなしの身体に困っていたが、多分あと数年すれば身体が成熟してちゃんと交尾出来るようになるからそれまで自慰で頑張ってほしい。
でも多分ボク以外じゃ満足できないから迎えに行ってあげよう。大体、愛し合った家族の肉穴をボク以外に渡すわけにもいかない。ボクは母だけは女として見れないタチだが、他の家族の女は恋人のようなものだ。大切に思っている。
―――話が逸れた。そんな女達と違い、もっと雑に使える高級オナホが目の前にあるわけだ。
『いや聴いている限り大概扱いは同じなような気もするが―――もしかしてライラも寝ているうちに犯したことがあるのか主様よ?』
「ライラがボクに寝てるフリして股を開いたから睡眠姦を思いついたんだ。だから逆にライラには睡眠姦出来てないかな。今度ちゃんと眠ってる時にヤってあげたいけど、ライラってボクの前で眠ろうとしないから」
『あの娘、忠誠心と卑しさは本当に妾を超えそうじゃな......誇らしいような恐ろしいような......』
雑談しながらセラフィエットの身体を整え、ノクトレアが宙吊りにし、騎乗位の姿勢になる。
この物として扱う感じ、実にいい。出会ったばかりの仲良くも無い見目麗しい雌を道具にする。若干の罪悪感が実に興奮する。
「なんで騎乗位?」
『夢の中で犯している体位がこれじゃ。後でお楽しみがあるから、今はこのままヤってみよ』
「わかった」
ずにゅり......と既に大量に愛液を分泌しているセラフィエットのピッチリした綺麗な筋マンに亀頭を密着させ、ノクトレアに彼女の身体を降ろさせて特に躊躇なく挿入する。
凄い抵抗を感じる。濡れきっていて全く防げていないが、確実に異物を排除しようとするキツさ、でも、眠っているせいかそれがすぐに弱々しくなり、リラックスしているかのようにするりと奥まで到達してしまう。
ボクの上で人形のように膣内を貸してくれる麗人の顔は、どこまでも穏やかで、面白いぐらいに何も気づいていなかった。
「どれぐらい激しくして大丈夫?」
『どれだけでも大丈夫じゃ。妾はしばらく向こうで聖女のチカラを吸っておるから、好きにしておるとよい』
ノクトレアの気配が消え、釣り下げられた女体だけが残る。空中から見えない糸で身体を固定する魔術は実に便利そうだ。今度教えてもらおう。
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ
パンッ、パンッ、パンッ
単調に、何の我慢もせず腰を突き上げる。
セラフィエットの重みが恥骨のあたりにかかり、鍛えられた尻肉が柔らかくムチっと打ち付けられる。
がくりと項垂れた頭は口を半開きにして、あぅあぅと唯一ただの人形では無いんだぞと弱々しく主張していた。
びゅるっ、どぷっ
こみ上げて来た精液をそのまま放出する。
肉棒が脈打ち、セラフィエットの膣内に精液を吐き出す。
吐き出し終えたら、またすぐに腰の動きを再開し、また吐き出す。
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ
パンッ、パンッ、パンッ
びゅるっ、どぷっ!
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ
パンッ、パンッ、パンッ
びゅるっ、どぷっ!!
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ
パンッ、パンッ、パンッ
びゅるっ、どぷっ!!!
あの影に追われたボクの生存本能はしっかり昂っている。精液はどんどん出るし、溜まっているからすぐに快感が押し寄せ、絶頂する。
その全てをセラフィエットの肉体は受け止めてくれた。溢れ、流れ、床まで精液が垂れても尚、その穏やかな顔は変わらず、ただ愛液だけが止まらず分泌されて確実に感じている快楽を教えてくれる。
起こして反応を見たい気持ちも大いにあるが、こういうのは貴重だ。もっと犯して、もっと射精してあげよう。きっとセラフィエットも夢の中で気持ちよくなれるだろう。
突き上げ、射精し。
揺らし、射精し。
ぐりぐりと奥をマッサージして柔らかくしてあげて、射精し。
いつの間にかビンビンになっていた乳首に手を伸ばして、ぐにぐにと弄べば眠っている口から低い雌犬の声が漏れて面白くなった。
起きていたらやらない強さで乳首をこねながら、聖女で麗人の雌犬声を堪能し、硬くなった肉棒からまた濃い精液が出る。
どびゅるるるるるるっ、と何度目かの射精で、セラフィエットの胎内の限界を超えた精液がごぽりとダマになってあふれ出した。
その光景を見て、さてもう一発と気分を良くしていると、不意に視界がブレる。
『主様、夢とのリンクが繋がる。こっちでは主様だけが現実のまま、意識のある聖女を安全に犯せるぞ』
ニヤニヤと官能的に嗤うノクトレアの笑みを幻視した途端、ボクの目の前は狭い部屋の肉っぽい天井から突き出た真っ白な女体の下にあった。
天井の向こう側から何か声が聴こえる。くぐもった、攻撃的な声だ。セラフィエットの抵抗に違いない。
ちゅぷり......と亀頭を狙いを定めて聖女の秘所を貫く。
ボクの顔には何か布のようなものがあるのを感じるが、不思議と視界は遮られていない。夢の中と言うのは便利な世界だなぁと思いつつ、腰を進めた。こっちのセラフィエットも、肉の天井が勝手にその肢体を降ろしてくれるから宙吊りになっていた現実の肉体と同じで犯しやすい。
途端に、凄まじい声が聴こえた。
『あぁぁぁあああ♡ いおぉぉあぁおあぁおぉぉあぁおあぉあ♡♡♡♡♡』
『凄い声じゃな、そんなに下半身の感覚が戻ったのが嬉しいか? 少年のチンポが美味しくて堪らないようじゃな、この淫乱聖女が』
『やめっ♡ やめてくれぇぇぇええ♡ これ以上私を壊さないでくれぇぇえええ♡ 怖いんだ♡ なんだこれは♡ こんな♡ こんな快楽があっていいのか♡ こんなの暴力だっ♡♡♡ レイプやめろ♡♡♡ 私は聖女なんだぞ♡♡♡』
くぐもっていても聴きとれる雌の声。
気分を良くしたボクの腰はガンガンと速度を増し、睡眠姦の連続で我慢しなくなっていた射精を当然のようにここでも行う。
セラフィエットの膣内は既にドロドロで、脚はバタバタと痙攣しているのか暴れているのか分からない程に動き、声は響き続けている。
膣内もまさに暴れているといった様子で、ボクを好きな女達の絶頂する膣肉や、奉仕しようとする膣肉の感触とはまた違って気持ちいい。
『精液がっ♡ 少年の精液が私の膣内を♡♡♡ 犯して♡♡♡ これ以上穢すな♡♡♡ 怪異風情が入っていい場所じゃない♡♡♡』
『ふふふ、まことに面白い女じゃ......まぁ少し休憩させてやるとしよう』
『はぁ―――♡ はぁ―――♡ な、なにが目的―――だ―――っ♡♡♡』
もう一回出そうと挿れっぱなしで、動き始めようとしたところをノクトレアの声が制止する。
天井の上は見えないが、それを察せる程度の付き合いにはなってきたし、察した方が気持ちいい事が待っているという信頼もあった。
『なに、少しネタバラシしてやろうかと思ってな。ここは異界ではなく、妾の作った夢の中じゃ』
『何―――? では、この精液は―――』
『どうじゃ、気持ちよかったじゃろ?』
『き―――貴様ぁっ!!! この私をっ!!!』
『ふふふ。凄んでも怖くないのう。ところで、現実の少年はどうなっていると思う?』
『は―――現実の、少年?』
『そうじゃ、ここが夢の中なら、現実ではおぬしは眠っている。じゃが、少年はどうなっておる? 妾が憑いた少年の肉体が、お主が夢にハマる前、何をしようとしておったかのう』
『は? あ? は―――ま......待て......あの少年をこれ以上弄ぶ気か!』
『弄ばれてるのは、おぬしじゃよ』
何だか面白い事になって来た。
このままタイミングを待つことにしよう。ボクはそう思い、腰を止めたままゆるゆると蠢く膣肉の感触を楽しんで、快感を高めておくことにした。
※ ※ ※
「やめろ! あの少年は何もしていないだろう! お前の目的は私の魔力のはずだ!」
「ふはははははははは! 滑稽じゃ! 滑稽! 妾が目的だけを達する合理主義に見えるか? さて、現実がどうなっているか見せてやろう」
「そんなもの見せるな! やめろ! やめ―――っ!」
目を瞑ったのに、視界が暗くならない。
神通眼がいつの間にか終了できなくなっている。夢の中だからか? 分からない、分からないが―――目の前に鏡のように開いた映像空間。そこには、眠っている私が、浄化部屋の中で宙吊りになり、少年のペニスを受け入れて同じような体位で犯されているところだった。
見えた直後、少年の腰が止まる。ぼびゅる、と私の股の間から白い液体が―――
「ま、まさか―――避妊もせず、現実で......中に......出した......?」
「あれで何発目じゃったかの~~~、あ~、可哀そう、可哀そうじゃなぁ」
「こんの―――くそ怪異め!!!」
笑い声がこだまし、悪意が充ち充ちる。
怒りは頂点に達し、絶望を塗り替え、私の全身に力が入るが、同時に全ての感覚を取り戻していた肉体に既に魔力が無いことは明白で、ただの女のカラダどころか魔力欠乏でぐらぐらする脳が休憩を要求しているのが分かった。
それでも、この、人間を弄ぶ怪異は許してはいけない。
存在していいはずがない!
「さて......そろそろ休憩も終わりじゃ、現実の自分が犯されるのを見ながら、夢の中でも犯される......人類には未知の経験じゃろうなぁ。あー、羨ましいのう」
「くっ、これ以上私を、少年を―――弄ぶような真似わぁっ♡♡♡ 急に射精するなぁ♡♡♡」
びゅるるるるるっ、と、感覚の戻った膣内にドロドロとした熱い精液が思い切り射精されたのが分かる。分かってしまう。
開発されきった私の身体はそれを受け止めただけで絶頂し、満たされたことに絶頂し、現実世界の私にも同じタイミングで中出しされたのを見て脳が壊れそうなほどの恐怖と快楽が襲ってきた。
な、なんだこれは。おかしくなっている。怖いのが気持ちいいのか? 絶望が快楽になろうとしているのか? 洗脳されて―――いや、これは、恐怖と絶頂が同時に繰り返されすぎて、身体の芯が冷える感覚が、背筋を悪寒が走る感覚が、私の身体を怪異に弄ばれる感覚が、何より、この少年に犯される景色と体感が絶頂するトリガーになってしまったのか?
遊ばれている。明確に、モルモットのように、実験をするように人のカラダと脳をぶっ壊して、おかしなクセを植え付けらている。
膣内を透視する私の目のコントロールが効かない。夢だと認識してしまったからか、魔力が尽きているからか、奴の支配下だと認めてしまった私の肉体が自由に操られ、強制的に神通眼が精液を吐き出されていく膣内を断面図のように見てしまう。
あぁ、まただ、動きが再開される。
どちゅっ、どちゅっ、って奥を突かれ、膣口で水音が弾け、徐々に膨張していく少年のペニスが主張を激しくしていく。
あぁ。
射精される。
また射精されて、中出しされる。
また来る、絶頂が、絶頂が来る。
やめてくれ―――現実の少年の腰も早くなっている。
やめてくれ―――これ以上、私を女以下の存在にしないでくれ。
私は尊くて、私は美しくて、私はカッコよくて、私は希望で、私は強者で。
聖女で、聖女教会の最高戦力で、怪異を何度も滅ぼしてきた女傑で。
こんな。
こんなことが。
「ほれ、現実の感覚もリンクさせてやろう―――オマケでおぬしの卵子に精子が潜り込むところにピントも合わせてやるぞ。夢と現実の両方で同時に中出しされて、孕まされたら、どうなるかのう......」
「や゛め゛て゛♡♡♡♡ これ以上怖いの嫌♡♡♡ これ以上―――あっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
びゅるるるるるるるるるるっ!
どぐっ、どぐんっ、どびゅるるるるるるるるるる!!!
びゅぐっ、びゅるるるる! びゅくっ、どぷっ、どぽぉっ―――
入って来る。
中に、熱い精液が。
入ってきている。今この身体にも、現実の肉体にも。
おかしい。絶頂が二度ではない、二重に来る。
息が出来ない。目が裏返る。裏返って、意識が落ちていくのを感じるのに、それだけはハッキリ見える。
私の、私の子宮の奥。
私の卵子に、少年の―――精子が―――
ぷつり、と、私は恐ろしい絶望と共に脳の限界を超えた絶頂によって、意識が闇に呑まれていった―――
かつて(大体10日前)この小説にはホラータグがついていました。1話の短編で終わる予定だった頃の話です......復活はいらない......よね?