・《聖女》セラフィエット
聖女教会の超強いお姉さん。綺麗系の麗人。
まだ化け物だった時のノーチェを追い、ノクトレアの罠にハメられて夢の中で人格が崩壊させられ、恐怖して背筋がぞくぞくすると反射的に性感を感じる終わった体質になる。
現実に戻って来た後、無意識化にその影響が残っており、少年と呼ぶアルフのチンポを常に求めているが、求めている事に違和感も無く、同時にどうして求めているのか自分でもよく分かっていない。
しゅるり、と布の音がして、セラフィエットが服を脱ぐ。
ボクはとっくに全裸だ。あの思い出深い浄化部屋。教会の密室にて、ボクらは二人きりで対面していた。
「少年、ここなら邪魔は入らない。まずは全身の傷を確認しよう」
「はい」
特に抵抗する気はない。
セラフィエットは夢を使った人格破壊を行って以来、なんやかんやと会っていなかった。今の彼女がどういう状態なのか実はよく分かっていないし、同時に、どういう手順でボクを気持ちよくしてくれるのか気になっている。
せっかくの状況、ボクが強気に出て壊すのは味気ないだろう。
セラフィエットは、まずは言葉通りに全身の傷を確認する。散弾の影響でほとんど全身に傷があったボクだが、彼女が傷を撫でると不思議とそれが消えていった。
「小さい身体で、よくここまで戦ったね」
慈しむように、まさに聖女のような笑みを浮かべて治療を進めていくセラフィエット。
その治療が股間だけを避けていることに気付いてからは少し展開が読めてきたが、ボクは黙ってこれを受け入れることにした。
治療中、改めて彼女を見る。
目を引くのは真っ白な髪だ。肌も白く、病的ではなくどこか神聖で、肩に届かない程度の髪が動くたびに揺れるとサラリとした質感が感じられる。
眼は赤い。珍しい色だ。何となく攻撃的なイメージを受ける色だが、セラフィエットの場合は宝石の様で綺麗だ。
そして―――
「......少年、あまりそう見つめられると恥ずかしいな」
頬を両手で包まれ、困ったような顔のセラフィエットが目の前にいた。見つめていた瞳が目の前にあり、美しい唇が醜悪に歪んでいる。
「大体、さっきから酷いじゃないか。こっちは少年が危険に晒されて怖くて背筋が凍りそうだというのに、少年はなんだい? 治療行為でこんなチンポ勃起させて」
くちゅくちゅくちゅと視界一杯にセラフィエットの美顔が広がりながら、見えないところで肉棒の先端をさらりとした指で潰すように撫でられ、先走りが広がりながら卑猥な音を立てている。
「私は真面目にやっているんだぞ......少年......そんな酷い事をされてしまうと私は聖女として少年をまともにするために邪気を吸い出す必要があるなぁ......♡」
指の動きが早くなり、そのままスムーズに手で扱き始める。
顔は密着するかというほど近づけたままだが、キスはしてこないし、目は真っすぐこちらを見たままだ。少し新鮮な感覚だ。視界全てがセラフィエットに埋め尽くされていて、彼女の事以外を考える余地がない。
「ほら......少年のチンポからたくさん悪いヌルヌルしてて臭い汁が出てるよ......♡ こんなものを溜め込んでしまった悪い少年は、天敵である聖女がこーんな無防備に近くにいるのに何もしないのかなぁ......んぢゅっ♡ んむっ、ちゅ♡♡♡」
わざとらしく煽られて我慢できるような大人ではない。
ボクは、セラフィエットの腰に手を回し、抱き寄せるようしながら自分勝手に彼女の唇を貪る。攻められて簡単に口を開き、舌をチラつかせた神聖なはずの聖女の口内も無遠慮に侵入して犯し、ビクビクと震えながら下品な水音を立てる彼女を痛いほどに強く抱きしめた。
「んぶっ、んちゅっ♡ 悪い少年♡ 悪いデカチンポ♡ 浄化するための部屋で♡ 聖女を汚そうとするのは聖罰を与えないとな♡」
手で握っていた肉棒が、位置を調整され、セラフィセットの秘所に宛がわれる。夢と現実で散々嬲ったそこは、本人の記憶と違ってボクの肉棒をハッキリと覚えているようで、早くおいでと膣口でちゅっちゅと吸い付きながら涎を垂らしまくっていた。
「んちゅっ♡ ぢゅるるるる♡ 少年の唾液も、舌も、私が浄化してやる♡ 当然チンポも......んぃっ♡♡♡」
どちゅっ!
そんなびちゃびちゃに濡れた音をさせて、ボクの腰と、セラフィエットの股が密着する。当然、ずるりと全てが挿入された肉棒は彼女の膣奥までを占領し、神聖さの欠片も無いチン媚び肉が纏わりついてくる。
どちゅっ♡ どちゅっ♡ どちゅっ♡
力強く下半身を押し付け、限界まで離し、押し付け、離しを繰り返しながら、衝撃ごとに身を震わせるセラフィエットは、そうしながらも延々とボクとキスをし続け、ボクの唾液を枯らす勢いで吸い、有難いナニカのように啜る。
最初に出会った時はまさに美麗な女性なのにイケメンな救世主で、その後はあわや怪異と誤認したノクトレアを祓ってしまう敵かと思ったけれど、夢と現実を使った念入りな脳の二重マッサージで馬鹿になった彼女の頭は、どうやらボクとの交尾になんの疑問も無いらしい。
しかも、さっきから恐らく痛いであろう勢いでボクの大きな肉棒を膣奥に叩きつけている。しかし、腰を抱き締める手から伝わってくるのは、そこから広がる危ない感覚でイっているらしい彼女の震えだ。
相当おかしくなっている。ただ性欲に塗れたのでもなく、ただイキ狂いになったのでもなく、身の危険や、危険に伴う何かの感情か感覚をトリガーにイってしまうようになったのだろう。
まぁボクからしてみれば強く突くと勝手に締まる都合のいいオナホだ。見た目がすこぶる良いし、聖女という肩書きを持っているのにこの堕ち具合なのも興奮する。やたらキスをせがみ、やけにボクの顔を見つめてくるのは心の奥底では何か求めているのだろうか。
「んっ♡ んっ♡ んっ♡ 少年っ♡ 早くっ♡ 早くザーメンで温かくしてくれっ♡ 寒いんだ♡ 早く♡ 助けて、救けてくれっ♡」
「へぇ......どうして寒いんですか?」
「わかんない♡ わかんないよっ♡ でもなんだかずっと怖くて♡ いろんなものが怖くて♡ 本当に見てるものが現実なのかわかんなくて♡ 少年だけが♡ 少年のデカチンポだけが熱くて♡ 私の救いなんだ♡」
重症。重症だ。他の女がこうなったらボクは多分抱きながらノクトレアを呼び出して本気の治療を試みただろう。人間はここまで壊れてしまうものなのか。どうやら、ずっとあれから夢と現実の境目で苦しんでいるらしい。もしかしたら寝る度にあの夢を見ているのだろうか。
セラフィエットがそんなことになっているのは凄く......凄く興奮する。肉棒に力が入り、ボクに依存しているこの雌を可哀そうなペットとして憐れんで、情けをかけてあげたくなると同時にもっと虐めてみたくもなる。
「ボクを浄化するんでしょう?」
「もう浄化した♡ 浄化したから今度はお礼しろ少年♡ 私を労われ♡」
「それもそうですね」
「お゛っ―――♡♡♡」
どびゅるるるるるるるっ!
思い切り突き込まれた瞬間、腰を合わせて、こちらからも突き上げて奥を亀頭で殴り付けながら射精する。
激しく動いていたから精液の出方も相当に勢いが良い。セラフィエットの口から出るべきではない汚い声が出て達成感がある。
そのまま気持ちよくセラフィエットの胎内に全て吐き出していくと、途中から彼女の震え方が変わった。
多分、心のどこかに残っている正気が中出しに異常を訴え、恐怖で震えているのと同時に雌になってしまった壊れた頭が中出し絶頂した結果、身体は二重に震え、震えは恐怖の象徴と誤解した頭はそれを快感と結び付け、また絶頂し......
恐怖絶頂の無限ループとでもいうのだろうか。ボクの精液が出し終えても、一度始まってしまったそれは止まらず、セラフィエットの痙攣が止まらない。
ずっと締め付け、締め付け、締め付け、媚びる動きでは無くまさに壊れてしまったような膣肉の動きによってボクの肉棒は再び刺激され、少しは精液を吐き出して落ち着きそうだったソレが硬く大きくなる。
「ひ、あ......ッ!? 嘘、うそだろ少年、出したのに、大きいまま......ッ!!!」
体内に注ぎ込まれた熱い精液の質量。そして、容赦なく肉壁を押し広げる質量。
正気の部分は思ったのだろう。これはレイプだ。
異物による侵食の恐怖と捉え、背筋に強烈な戦慄が走る。だが、その戦慄は即座に脊髄を駆け上がり、最悪の快感へと変換されている。
「おッ、ぉおぉお―――んっ♡ やっ、やめ♡ 少年っ♡ 頭が♡ 壊れる♡ 少年の好きだっ♡ 大好きだっ♡ でも怖い、なにか、なにか怖いんだ♡♡♡」
「ボクが怖いの?」
「ちが、違うんだ少年っ! 私は、私はただ、中出しが怖くて、恐ろしくて身体が震えて......恋人でもないのに中出しは、レイプなんだっ!!! ひゃんッ!! あっあっぁあああぁああああ♡♡♡♡♡」
自分の意志とは無関係に、絶頂の波が二陣、三陣と押し寄せる。
ガタガタと激しく痙攣するセラフィエットの四肢。
震えるから、怖い。怖いから、感じる。感じて絶頂するから、さらに身体が震え、もっと怖くなる――
「いやぁあッ! 大きくなってる♡♡♡ くる、またザーメンくるぅッ♡♡ 助けて少年、寒い、寒いんだッ! なのに、お腹の中が熱くて、頭が、おかしく、なぁっぉぉぉーーーッッ♡♡♡」
涙と涎でぐしゃぐしゃになった綺麗な顔が余りに嗜虐心をそそるから、今度は深く、深く優しくキスをする。
舌は使わない。安心を与えるように、愛情を与えるように、それが今、セラフィエットを一番気持ちよくおかしくしてあげられそうだったから。
聖女としてのプライドも、麗人としての理知的な面影も、自らが生み出す恐怖と快楽によって粉々に噛み砕かれていく。
壊れた玩具のように膣肉をうねらせてボクの肉棒を貪り続ける彼女は、深いキスによって完全に意識を失わないままに欠片の正気を保ちながら犯される。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ......っあ、あ゛ぁぁーーーッ! 怖ぃ、きもちいい、こわいよぉ、少年もっと、もっと私を少年で浄化してくれぇッ!! おかしいんだっ!! 私はおかしいんだぁあああぁぁああああ♡♡♡♡♡」
どぴゅっ、どびゅっ!
どびゅるるるるるるるっ!
びゅるるるるる―――どぐんっ、ばちゅっ、どぷっ!
狂ったセラフィエットの中は、その狂気に相応しく、おかしな締め付けを多方面からしてきて、愛液は洪水のように溢れ、小さな子供が親にすがりつくようにボクの身体へ密着して、少しでも温かさを感じようとしてくる。
そうして、大量の精液を受け止めたセラフィエットは、ぐったりと力を抜き、そのまま倒れかけたところをボクが支えた。
もう意識が無い。夢も見ないぐらいに、きっと体力を使い果たしただろう。
安堵の顔に、少し笑ってしまいながら、仕方がないからボクが部屋の片づけをして、セラフィエットの服を整えてあげる事にした。
肉体の治療―――ヨシ
人格が微妙におかしくなったヒロインのその後って意外と書くと難しい。