「ふ~ん……つまりここは、淫魔の中でも女王ノクトレアに逆らったり、他の淫魔と喧嘩になって追いやられたハブられモノ達が作った村なんだ」
「んっ♡ んぶっ♡ ――はい、もし旦那様が姉様に敗けていたら、ライラも裏切り者としてここへ送られていたでしょう」
「淫魔にも政治的な生活があるもんなんだね……」
失神したままのダリアを放置し、大きすぎるベッドに余ったスペースで横になりながらライラに奉仕させる。
柔らかい枕に頭を置き、何も動かず、ただ仰向けに大股を開いてチンポを勃てているだけで献身的で誰よりも忠実なボクのライラが丁寧に口と喉を使って掃除をしてくれるのは王様みたいな気分だった。
ライラは出来るだけ真面目な報告モードを取り繕っているが、漏れていく先走りの味にメス顔を隠せていない。平常時が生真面目な女のメス顔は凄く興奮する、とてもいいものだ。
「でも、なんで村ぐるみでボクを攫ったの?」
「んぇ~♡ ……そこまでは残念ながら。ただ……元々の追放された理由を考えると……」
「ボクというよりノクトレアへのってことかぁ。そうだ。ノクトレアとノーチェは?」
実は一番の疑問はそこだった。
ダリアを犯すと~、とか。
ハグレ淫魔が~、とか。
まぁそれはいい。それは分かった。でも、ノーチェはまだしも、ノクトレアは淫魔の女王。最初は良く分かっていなかったけれど、実は相当に強いらしいノクトレアがあっさりボクの誘拐を許し、さらにボクの救出に来れない程の足止めを受ける事があるのだろうか。
例えば、聖女教会のような対魔物組織と争っているなら分かる。単純な実力差以上の色々がありそうだからだ。
でも今は淫魔同士。しかも、元々で考えれば反逆失敗した弱い方の勢力。数でどうにかしたのだろうか。あり得なくはない。
「……分かりません」
「分からない?」
「申し訳ございません。ただ、私も先程偶然旦那様を補足出来ただけで……」
そんなこともあるのか、といつもなら素直に思っただろう。ライラを疑うなんてことは無いからだ。
でも、今、この説明をする間、ライラはボクへの奉仕をする舌が鈍っていた。淫魔界の神童。あらゆる才を持っているらしい彼女が、何かに阻まれた程度で最も大事なボクへの奉仕を鈍らせている。
何かある。それを悟ったが、今ここで追及する気は無かった。ダリアから敵意を感じなかったように、ライラからも敵意は感じない。少なくとも、その誤魔化しはボクを害そうとしているわけではないのだろう。
……多分、せっかく自分が最初に見つけたから邪魔が入らないようにしばらく黙っておこうみたいな事じゃないかな……ライラ、基本ボクを独り占めしたい派だし。
なんだか気が抜けてきた。
「ふぅ。とりあえず、ライラもいるなら早く帰ろう。ダリアは……ボクは連れていきたいけど」
「……私は反対ですが、旦那様が言うなら手配しましょう……ただ、ダリアについてはまだ良いとして、ご帰宅されるのは少々難しいのです」
「難しい?」
奉仕を止めて、正座したライラが懐から出したのは地図だった。
急に女体の感触を失ってチンポが苛立つが、流石に真面目に聴く必要があるだろう。
「ここが辺境街。ここが我々の故郷村……そして現在、旦那様がいるのはココです」
「……ん? これ、距離間違えてない?」
「いいえ。これはこの村の村長である淫魔が持つ特異な手段を用いた転移によるもの。そうです、我々は……」
――今、この広い王国の反対側にいます。
ライラはそう言い、深刻な顔をしながら、再びボクの股間へと顔を寄せ、口を開いた。
困った。
ボクの故郷の村、そして初めて訪れ、色々あった辺境街は広大な王国の一端だと教わった。
その真逆。地図通りなら、その距離は歩きでは年単位、乗り方も知らない馬や巨鳥があって初めて移動する気になる遠方だ。
「んぅ……♡ まずはこの村を脱出する手筈を整えなければなりませんが、脱出後も考える必要があります」
「というと?」
「脱出後、最も近い街までの間に魔物の蔓延る山、荒野、草原……厳しい旅になるでしょう。私だけで旦那様をお守りできるか分かりません」
「ダリアも加えたら?」
「この女をですか……旦那様は……ん――っ!」
怒ったようにライラがチンポへ吸い付き、上目遣いで睨みつけて来る。
甘えるような色の混じった目線だが、抗議自体は本物らしい。彼女とダリアの間には明らかに何らかの確執がある。成功した裏切り者と、追放された落ちこぼれ……でも、どちらもボクの群れのメスだ。殺し合うようでは困る。
「ダリアと何があったの?」
「んっ♡ んっ♡ んぶっ♡ んぁ……あの女とは……知り合いです」
「ライラが他人をあの女なんて言い方するのは初めて聞いたよ」
やはり、今回のライラは何か隠し事があるようだ。ダリアとの関係を言いたがらないし、
であれば、たまには趣向を変えてみるのもいいだろう。ライラみたいな子だからこそ意味がある。
「ライラ、口を離して」
「っ! はい♡ 旦那様、ライラを好きにお使いくださ――」
「よし、とりあえずダリアを起こして村について詳しく聴こう」
「――????????」
ライラの困惑した顔が正直、ちょっと面白かった。
※ ※ ※
しばらくして。
ダリアを起こし、意気消沈したライラと並べて改めて脱出についての話を聞いてみた。
必要なのは村長の淫魔が持つ道具を破壊する事。しかし、村の淫魔は全て敵だ。ボクを攫うという計画は村中の協力で決まっていて、ボクが捕まった後に反対して独占しようとしたダリアだけが一応の味方になる。
ボクはこの独占欲マシマシのメス2匹を連れて、まずは村長宅まで行かなければならない。村長はスレンダーな長身淫魔らしく、蛇のように狡猾で、龍のようにプライドが高いと言う。実に愉しみだ。それを言ったら特にライラの目つきが鋭くなったけども。
「……残念ながら予定とは違いましたが、同時に喜ばしき事です。アルフ様の強さ。このダリア、アルフ様に身も心も捧げさせていただきますわ」
「……ライラも、勿論引き続きお側に」
「ダリア、ここから村長の家まではどう行けばいいの?」
「はい。それでしたら――」
その時、轟音と共に部屋が揺れる。
壁に穴が空き、咄嗟にボクの前に出たライラが何者かの腕によって横薙ぎに吹き飛ばされ、ダリアは甲冑を着た騎士のような淫魔に押さえつけられている。
ライラを吹き飛ばし、ボクの目の前にいたのは、角付きの大柄な淫魔だった。
「はっ! 雑魚が! どれどれコイツが逃げ出したガキかぁ……いいねぇいいねぇ! すげぇ美味そうな匂いがするじゃねぇか……!」
「おい、ヴァンダオラ。我らが未来の主君だぞ。丁重に扱え」
「こんだけ派手にかましといて良く言うぜ、クリファ」
「我らの主君になる男だ。この程度問題ない」
「お前……滅茶苦茶言ってないか?」
角付きがヴァンダオラ。
騎士っぽいのがクリファ。
ライラは……いない。姿を眩ませた。ライラがそうするならそれでいい。ダリアを助けないと。
「よそ見すんなよガキ。てめぇを献上する前に、オレとクリファで味見してやるよ」
「主君、痛いようにはしない。我々は貴方を迎えに来たのだ」
「アルフ様!」
混沌としている。
こうなれば、やれることは1つしかない。ボクは諦めて、両手を挙げた。
ヤることは、いつも1つだ。
※ ※ ※
「さーて、まずはオレの番だな……どんな気分だ? ガキ。せっかく逃げ出したのに捕まった気分は」
オレは、例のガキを連れて地下牢へ戻って来た。
ここなら見失ったライラの奴も入っては来れねぇ。クリファがダリアを封印房に連れて行ったから、警戒するのはアイツだけだ。
つい、涎が出る。
このガキ、ガキだが凄まじいオスの臭いだ。まだパンツは履かせたままだが、淫魔の嗅覚なら一目瞭然。見たこともねぇ上質な、それ以上に強力な遺伝子と生命力、魔力に……未知の感覚。
オレは、今目の前に服を剥ぎ取られ、ベッドに堂々と仰向けになったオスに秘めた何かを感じている。
「全く、てめぇ。怖がってねぇどころか、オレを見てガチガチにしてやがんな?」
だが、その全てを奪い取って、オレはさらに強く、クリファよりも、村長よりも、誰よりも強くなってやる。
チカラは正義だ。チカラが無かったから、オレは村でノクトレアに敗北した。村長の、新女王を立てて、アイツの計画に沿って女王を超え、最後には全てを超越して、オレが王になる。
「――そんときは、てめぇを番にしてやるよ。毎日下品にチンポおったててオレに媚びる馬鹿オスによぉ!」
自らの服を脱ぎ捨て、下着を剥ぎ取る。
「すごい傷だね」
「……なんだ? 気になるか?」
オレの肉体は戦いを繰り返したせいで傷だらけだ。
淫魔の肉体は美。それ以上に女だ。ノクトレアが造ったこの種は、見た目の修復においては全生物でのトップクラス。傷を残すなど、意識しなければむしろ出来ない。
オレはそれをした。これは誇りだ。オレが戦い、勝ち、敗けてきた証。
敗北ばかりだったが、それはオレが強くなってきた歴史そのものだ。消す事は、誇りを消すに等しかった。
「いや、野性的でヤる気が増した」
「はっ、物好きなガキだ……だが、やっぱお前はなんか違げぇな」
バッキバキに勃起した大人顔負けのチンポが、オレを見て先走りを垂れ流す。その様子に、むず痒いような嬉しさを感じながら、それ以上に充満するオスの臭いに急激に肉体が発情する。
淫魔の発情は、捕食の合図。食事の準備――そのはずだが、この疼きは違う。明らかに女の発情、まだこのガキの臭いだけだというのに、この有様だ。
危険だ。だから、喰う価値がある。このオスはあのノクトレアを、ライラを、数多の淫魔共を性交で負かした超人。ガキではあるが、淫魔を超えたオスとして意識する。
強い奴は好きだ。超える糧に、強くなる糧になる。
それに何より、このデカチンポは気持ちが良さそうだ。
「じっくりヤらせてもらうぜ……♡」
どうやら何もしないで寝転がっている気らしいガキをそのままに、チンポへ鼻を近づけていく。濃くなっていく臭いに疼きが強くなっていく。
馬鹿げたチンポだ。普通、臭いだけで発情させるなんて無理だ。いくら淫魔がそういう生物だと言っても限度がある。
鼻先がチンポの裏に当たりそうな程近くへ。感じる。チンポの熱だ。熱い。凄まじいオスだ。
「さてさて、味の方はどうかな……んぇれぉ♡」
舌を伸ばして、ベロリと舐める。
くっつけた舌から伝わってくる味は村で飼育してる男モドキとは違って、濃厚で、濃密で、濃縮されたオスの味。
「んっ♡ あ!?」
びくんっ、と身体が震えた。
イったのか、オレは。こんな味だけで、イクなんて事があるのか?
しかし事実だ。オレの身体はこんなガキのチンポ相手に舐めただけで子宮を降ろして、早く精液を飲みたくてしょうがねぇって発情しきっている。淫魔としての食欲じゃねぇ。女として抱かれて屈服したがっている。
冗談じゃねぇ、オレが襲ってる側で、オレが好きにこのチンポを使う側なんだぞ。こんなチンポ、軽く上回って、どいつもこいつも敗けたっつぅチンポを……
「……ごくっ……」
視界一杯に、チンポが広がる。
魅了されたように視線が吸い寄せられて、オレは気付けば、圧し掛かって、グズグズに濡れたマンコにチンポを押し当てていた。
挿れる。
セックスする。
セックス、セックス、ガキチンポと、ガチガチデカチンポとセックス……!
にちっ
にちゅっ……
ずちゅんっ♡
「あ――???」
胎の奥へ奔った衝撃と同時に、オレは……