これは無念イキするしかない……
ぶぴゅっ!
どくっ!!
びゅるるっ!!!
――何度目だろうか。
正常位……いや、種付するかのような押し潰す体位で犯され続けた私は、もう溢れ続ける精を留めることも出来ず、主の許しがないまま呑むことも出来ず、だがそれが凄まじい幸福感を生み続けるせいで、まともに声も出せない肉人形のような状態になっていた。
意識は、ある。ただ、脳のほとんどが、身体の全てが我が主の強すぎる精に犯されて言う事を利かない。奉仕して、何があっても守れるように肉壺になりながらも戦える構えを取ろうとする私の意思に反して、全く動かない。
いや厳密には動いているのだ。我が主の突き込まれ、射精する愛しい肉槍をじゅるじゅると吸い上げ、舐めあげる膣肉と子宮だけは。
絶頂で好き勝手暴れようとする肉体は覆い被さるようにして我が主が抑えつけているからどこにも快楽を逃がせず、狂いそうな快感の中でがちっと固定されている。これがまた、なんだか、主のモノ扱いされてるこれが、凄く気持ちいい。
気持ちいい。
気持ちいい。
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい――
「ふっ――ふっ――ふ~~~……♡♡♡♡♡」
気付けば、突き込まれる肉槍が埋められたまま一度止まっていた。
止まっていた呼吸が再開され、ぴっとりくっついたままの淫魔子宮の口はもう一生離れようとしないが、とりあえず、私の方は少しだけ思考が戻って来る。
どうなった。
私は、今、どうなっている。
「クリファ。もう精液入らなさそうだし、十分マーキングしたから呑んでいいよ」
「はっ! ――はっ!?」
差し込まれた命令に、反射で子宮の精飲、意識的に止めていた精液吸収を開始する。
まずい、と思うも遅く、溜めに溜めこまれた大量の主の精を一気飲みしてしまった私の淫魔な部分は、その濃縮されたオスヂカラが美味しすぎて恐ろしい程の絶頂を生み出してしまった。
ごきゅっ♡
「くっ……あっ……こんなっ♡」
ごきゅっ♡
「濃い♡ 濃すぎる♡ 我が主の精液濃すぎる♡」
ごきゅっ♡
「ダメだ♡ メスになる♡ ただのメスになって騎士じゃなくなる♡」
ごきゅっ♡
「わ、我が主♡ 我が主♡ わがあるじぃ♡♡♡ からだゆるして♡♡♡ むりむりむりぃ♡♡♡ しあわせなの防げない♡♡♡ こんなくんれんしてない♡♡♡」
ごきゅっ♡
「イクっ♡ イった♡ もうイった♡♡♡ あるじせいえきよつよすぎるっ♡♡♡」
ごきゅっ♡ ごきゅっ♡ ごきゅっ♡
「~~~~~~~~~~~~っっっっっ♡♡♡♡♡♡♡」
ぶぴゅるっ!
どぼっ!!
どびゅるるるるるっ!!!
「ぁぁぁぁあああーーーーーーーーーーっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡」
飲み干しそうになった私の子宮に、直流しで我が主の新しい精液が注ぎ込まれる。
気が狂う。いや、もう狂った。
もはや私は、我が主のためなら何人でも斬り捨て、我が主に中出ししてもらうためなら何度でも媚びるだろう。
ここまでとは――これほどとは。
これが、これが我が主。
なんと、なんと誇らしい事か。なんと嬉しい事か。
気付けば、私の目からは涙が流れ始めていた。
ぬぽっ、と開きっぱなしになってしまった私の膣穴から、我が主の肉槍が抜け、離れていく。
「クリファ」
「はっ♡ 我が主♡ これほどの情けを頂けて、私は――」
「帯剣の儀はこれにて終わり。だから、脱いで」
「っ! あ、ありがとうございます……?」
帯剣の儀が終わった。つまり、私は我が主に騎士として認められたということだ。
嬉しかった。努力が認められた。テロリスト紛いの強襲をした。卑劣な計画に乗っかった。なのに、なんという器の大きさか。敵として現れた私を許し、迎え入れてくれるとは。
しかし、脱げ、というのは……私はてっきり、これから我が主と共に脱出のため動くものと思っていたが。
「ここまでは帯剣の儀だったけど、普通に交尾もするから」
「っ!」
騎士として仕える私を認め、さらにメスとしても正式に迎えてくれるということか。
なんという歓喜。私の全てを認められたかのような言葉に絶頂が奔る。
しかし。
私は、耐えられるのか?
我が主の精液で既に全身が内部から犯され、満ちている私が、今度はメスとして愛される。何なら、既に愛されきった後だと思っていたのだが。ここからが本番だと。
とりあえず、甘い快楽に震え続ける体をどうにか立ち上がらせ、鎧を外す。我が主を迎えにここへ来た時既に下着は元々付けていなかったから、股を開けばすぐに犯してもらえたが、鎧だけは騎士として付けたままだった。
それが、失われる。
「……大した身体ではないかもしれませんが――あっ♡」
我が主ほどのオスに晒すには、特徴の無い身体。
程々の胸。程々の尻。美貌は淫魔らしくあるが、見方によっては普通ということだ。
鍛えた肉体の引き締まった様は悪くないかもしれないが、これも戦う淫魔なら皆このようなもの。
美と言う意味では、それにこだわり、新女王を志すあの村長には敵わない。
女らしさで女王ノクトレアに勝てるわけもない。
素直に言えば、私は騎士という色を失ってしまうと、少々、自信が無かった。無理やり襲いに来たのは追放者の一員で、それしかチャンスが無いと思っていたからだが、そこには少しだけ、この自信の無さから来る自棄もあったと思う。
が。
そんなこと気にもせず、いや、それどころか明確に興奮して我慢できないと言った様子で我が主が私をその小さな身体で抱き寄せ、抱え上げ、まるで姫のように横抱きにしてベッドへ寝かせる。
そのまま寝かせる勢いで覆い被さって来た我が主は、そのまま私の唇に吸い付いてきた。
「んっ――我が主、その、私は先程主のものを口で――」
「クリファが可愛いから気にならない」
「んっ♡」
優しすぎるキスが、私を溶かしていく。
可愛いなどと初めて言われた。我が主は、騎士としてだけでなく、女として私を召し抱えるために完全に堕としてしまおうという魂胆だろうか。
もう、こんなに蕩け切っているのに、これ以上の幸せをくれるつもりなのか。
……あの娘がこんなイカれた計画を立てるわけだ。このオスは、余りに甘美すぎる。
メスを支配するオスの強さを持ちながら、不思議とこちらの願いも叶えて来る。
「んっ――んちゅ――れろ――」
ゆっくりと、馴染ませるようなキスは先程まで流し込まれ続けた暴力的な快楽とは違い、甘くギリギリ絶頂しない程度のところを揺蕩わせてくる。
中出しされ続けて、それらすべてを飲み干した私の肉体は満ちる我が主由来のチカラ以上に、我が主の熱で満ちていて、キスだけされ続けるのがなんとも心地よい。屈服している肉体が、染められた肉体が、緊張であるとか、虚勢であるとか、そういった少しでも我が主の行動を阻むような要素を完全に排除している。
今の私は、我が主に骨抜きにされている、ということだ。
「んふ♡ んっ――あっ」
名残り惜しくも離れた唇をつい反射で追ってしまい、我が主にニヤニヤと笑われる。
頬が熱くなる。こそばゆい羞恥が、なんだか恋する乙女のようでくすぐったい。
「クリファ、さっきは辞めさせたけど、改めて鍛えた性技を使ってもらおうかな」
「承知しました。このクリファ、全身全霊で奉仕させていただきます」
ごろり、と入れ替わるようにして我が主が寝転がり、反対に私は起き上がって我が主の身を包むように覆い被さる。
重くないだろうか、などとは考えない。我が主が私程度なら羽のように扱えるのは既に確信している。
まずは胸だ。我が主の顔の上に不敬と思いつつも胸を乗せ、私の発情しきったメスくさい体臭に包む。オスに、アナタの精を求めて発情してるんだぞ、と伝えるのだ。
つぎは手だ。両の手で我が主の全身を撫で回しながら、マッサージを施していく。ただし、いやらしく、犯してくれ、犯してくれ、犯してくれ――と卑しく乞うように、しっとりと気持ちを伝える。
「我が主、よろしければ私の卑しい乳首を味わってみませんか」
「ん」
少しだけ身体を浮かせて、主の前に乳首を持ってくればすぐに吸い付かれる。
温かい舌が完全に硬くなっている私の乳首を這い、撫で回し、胸の先端から身体の中心へと伝わってくる快感に少し声が漏れる。
乳首を捉えてもらった。だから私は、再び身体を沈め、我が主の上で胸を潰しながらうっすらと喘ぎ声を漏らす。声は、顔の向きを調整して我が主の耳元に届くようにした。
感じる。
我が主の愛しい肉槍が、下のほうで凄まじい熱を放ちながら早く犯させろと滾っている。
でもまだだ。
まだ、もっと気持ちよく味わっていただく為に、もっと大切に、尊く、丁重に労わってからだ。
続けて、余らせていた尻や脚を使う。
尻……というより股で肉槍を挟み、脚はぎゅっと閉じて挟んだ肉槍への圧迫を強める。
甘やかす上半身。強くメスを押し付ける下半身。上下から、私という存在を味わわせる。そうして、オスのやる気をどんどん高めていく。
我が主は私の乳首が気に入ったのか、まだ舐めている。どんどん強くなる快楽に上半身を突っ伏してしまいそうになるが、我慢だ。我が主が戯れているならば、その間に私ももっと肉槍を磨いて差し上げるべきだろう。
太腿を擦り合わせるようにして、股に挟まった肉槍に愛液をまぶし、そのまま尻だけを軽く上下させて素股を行う。
ぬちっ、ぬちっ、と卑猥な音が響く。油断すると大きく尻を上げて、そのまま我が主の肉槍を私の肉壺に納めたくなってしまうが、我慢だ。これは私にとっても我慢。後でたっぷり愛して、たっぷり焦らして濃くなった精液を中出ししていただく為にここは耐える必要がある。
「はぁっ……はぁっ……♡ 我が主。気持ちいいですか……?」
「ふが」
頷いたような気配と同時に、強く乳首を吸われる。
喉の奥から出そうになる嬌声を堪え、尻の動きを根性で止めずに奉仕を続けた。
ビキビキと、限界まで勃起させて。
そうして、ついに、私の、中へ。
出来るだけ我が主に密着したまま、尻だけを持ち上げ、凶悪なソレを少しずつ飲み込んでいく。
ごりゅごりゅと膣壁が抉られながら、途方もない快楽を与えられる。それでも、私は何度か尻が止まりながらもどうにか奥まで迎え入れることに成功し、ここから、私の淫魔として唯一誇れそうな妙技を使う事を決意した。
短く息を吐く。
足を、手を、肘を、我が主からすれば少し強張ったかな程度の感触で全身を構え、準備を終える。
上体は密着させたまま、下半身は膝を曲げて座るようにし、尻を脚のバネで自在に動かせるようにする。
これは、食事のための技だ。だが、我が主のための技でもある。
淫魔のオス精液捕食体位――上体密着スパイダー騎乗位、これはそう呼ばれている。
たんっ♡
腰を打ち付ける。尻肉が肉音を立て、濡れきった膣穴がべちゃっと水音を響かせる。
たんっ♡
たたたんっ♡
まるで細剣で三段突きをするかの如く、超高速で腰を刻む。
我が主の乳首に吸い付いた口に力が入った。どうやら、ちゃんと気持ちいいようだ。
これなら、私も我が主をお情けではなく、実力でイカせることが出来る……!
「我が……主……このクリファ、主のため、全力で腰を打ちつけさせていただきます♡」
我が主の頭を抱えるように腕を回し、胸に押し付け、抱き締めるようにしながら下半身に集中する。素早く。ぎゅうぎゅうに絞めたまま。ただその精液を頂くために品も無く腰を振る。
たたたんっ♡
たたたんっ♡
たたたたたたんっ♡
あのヴァンダオラにすら戦慄された、通常のたんっ、たんっ、という重い一撃を繰り返すものを遥かに凌駕する鍛え上げた肉体だけが可能にした超高速のピストン。
我が主が両腕を私の背中に回して、しがみ付くようにしている。なんと愛おしいことか。しかし、この動きのため、我が主の下半身はベッドにちゃんと土台としていて貰わなければならない。だからこそ、上体は密着したままで、主の肉体が浮いて下半身が一瞬浮かせる尻と膣に付いてこないように抑えていなければいけないのだ。
ぬぢゃぁ……と高速ピストンで練り込まれた愛液が下半身で酷い音を立て続ける。
どんどん我が主の肉槍が大きく膨張し、射精の準備をしているのが分かる。だが、止めない。その肉槍によって既に何度も絶頂していて、既に目を瞑り、気合で意識を繋がなければすぐにでもへばりそうなところを、耐えて、耐えて、主のために腰を動かし続ける。
たたたんっ♡
たたたんっ♡
たたたたたたんっ♡
びゅっ――
びゅるるるるるるるるるるるるっっっっっ!!!!!
びゅるるるるるるるるるるるるっっっっっ!!!!!
びゅぐぅっっっっっ!!!!!
射精を感じた瞬間、嬌声と悲鳴が漏れたが腰を止めない。
まだだ、まだ、我が主のため、我が主のためなら、まだ、出来る――!
たたたんっ♡
びゅるるるるっ!!!
たたたんっ♡
びゅるるるるっ!!!
たたたんっ♡
びゅぐるるっ!!! どびゅるるるる!!!
「ひぐっ♡ っ♡ ぅぁっ♡」
私の声からか弱い娘以下の蹂躙されたメスの弱音が漏れた。
限界だ。まだ我が主の射精は続いているが、あとは体重をかけ、肉壺として全てを受け止めよう。
誇らしかった。初めて、自分の人生に意味が生まれたような、騎士として認められた上に、こうして、培ったもので我が主を絶頂へ導くことが出来た。
悔いなし。例え、私が誘拐犯の一味として今後……村から出た後は討滅されたとしても。この思い出があれば、誇りがあれば、私は、笑顔のまま潰えることだって出来るだろう。
そんなことを考えながら、再び満たされていく子宮に集中し、幸せを嚙みしめていると。
さすっ――……と、不意に頭に温かさを感じた。
「――我が主……?」
「今までよく頑張ったね。これからもよろしくね」
「我が……主……」
頭から広がった温かさが、下半身を満たす熱とは別種の仄かな熱を伴って広がり、そのまま、私はしばらく我が主の精を受け止めながら、ただ、顔を枕に埋めていた。
――改めて、この生涯を尽くすと、誓いながら。