その答えをお見せしましょう......
なぜわざわざ見せるのか......
......思いついたから......
※小説のあらすじが短編ですという紹介のままだったため、修正しました。もう短編で終わる気なんてねぇってこったぁ!!!
―――アルフの肉棒は、妾の膣内にある、というのに。
「うっ、くっ、はっ、あっ」
屈辱だ。
妾に勝ち、妾を手にしたはずの雄が、妾と交尾していながら妾の事を見ていない。
その精液は極上なれど、体内に得られるのは射精後の残滓がせいぜい。この身を飾る大量の精液は、本来であれば全て飲み干し、得ていたはずの美食。
その雄としての性愛は、肉棒こそあれど、接吻を通じて妾の眷属と交わし、妾に近しく、新しく、そして優秀なその眷属は妾に勝ち誇った眼を向けて来る。
ライラ―――いち早くアルフの異常を察知し、まだ人も襲わぬ処女のうちから寝返っていた最新の眷属にして、淫魔として天才、魔物として神童という他無い妾の末妹。今となってはただ感心するばかりであったが、どうやらこの小娘はその従順で敬遠な言動とは裏腹に、その性根は予想以上のメス犬だったらしい。群れの中の立場というものを、獣のような感性で優越している。
それとも、これぞ人間らしい感覚なのだろうか。妾たちの中で最も人間と共に過ごしてきたライラだ、もしかすれば、村の中ではこういったものが密かに繰り広げられていた可能性もある。
「あ、主様っ♡ そろそろっ♡ 妾にもっ♡」
「ん~? まだじゃないかなぁ......あ、ライラ」
「はい♡♡♡ んちゅっ......♡♡♡」
「そんなっ!」
そして......アルフは流石という他なかった。
妾自身が身をもって知っている事ではあるが、この雄は未だ武術もさっぱり、魔術も練習中という生物としては雑魚もいいところであるのに、凄まじく強く、雌に対して異様な程鋭い。
あのリーナとかいう女。気まぐれに目を付けたのだろうが、あの女も大概だ。あの人間の女の強さはこんな辺境の街にいていい逸材ではない。こっそりと調べておいたが、どうもリーナの仲間たちも同様である。アルフの選ぶ女は、運命とでもいうべきか、アルフがより強い雄になり、より強い群れになれるように繋がっているようになっているようだった。
恐ろしい才覚。かつて女王だった妾が屈服し、神童のライラが心酔するにふさわしい雄なのは間違いない。
―――ライラは少し誤解していそうだが、妾は別に、アルフに反逆しようとか、そういうことは考えていない。強い雄に見初められるのは、妾とて本望だからだ。
ただ、目指しているものが違うのだ。ライラは、恐らく最も優れた愛妾を目指している。最も可愛がられ、最も中出しされ、最も精液を恵まれる、一番身体を、その性交具合を気に入られる存在だ。アルフを徹頭徹尾強い雄として見ていて、ある種、どこまでも淫魔らしく女らしい判断だ。
しかし、妾は少し違う。妾とて、愛妾の立場が欲しいと心の底から願ってはいる。だが、それ以上に、この妾が過去から現在までで唯一認めた雄の―――妻になりたいのだ。奥方として、この雄がどこまでいけるか隣で見守りたい。眷属たちを導く者として、この強すぎる雄に釣り合い、君臨する必要があるのだ。
現状、アルフと釣り合いが取れる雌などいない。淫魔以外にも女の肉体を持つ魔物はいるが、知る限りどやつであろうとも無理だ。故に、妾は、妾をアルフの隣に立てるまで進化させようと思った。
そんな企みの一端として、妾は決してアルフに屈服しながらも、犬に成り下がるのだけは心の中で避け続けた。いつか対等になるべき女として、妾までそうなってしまったら、彼は孤独になってしまうだろう。
と、理解ある女として、余裕ある大人として
「くっ......うぅっ......うっ......」
悔しい。悲しい。今、この雄の精を受けられない事が、この雄に軽んじられている事が。
今がダメで、何が未来か。妾は未来を見据えすぎて、アルフを怒らせてしまったのかもしれない。
欲しい。欲しいのだ、どうしようもなくこの精液が。今愛されたいのだ。ライラではなく、このノクトレアを好いて欲しいのだ。
ぶっちゃけ、狙っていたのだ。圧倒的上に立つお姉さんポジションを。だって、そうではないか。妾は強い雌なのだ。強い雌だったのだ。頂点の雌にして、何もかもを降し、何もかもを勝利してきた雌だったのだ。アルフの保護者にして庇護者として、そういう立場で優越感を得てもいいではないか。
村の人間どもを家畜化した。
命の創造。神の領域へ踏み込み、新たな種を生み出した。
妾は魔の者。その本質は、勝つ事。
それは、どんな事においても―――同じだ!
「ん......凄いねノクトレア。膣圧で動けないなんて、今まで何で使わなかったの?」
「今―――出来るようになったからじゃ―――っ! アルフ! 妾という女がありながら! なんという蒙昧か! この妾を見ろっ!!!」
「おぉ......ボクの精液漬けな上に、もう結構な時間この密室にいる状態で、ちゃんとした思考が遺ってるんだね」
「舐めるなよアルフ! 妾はお主に契られた! お主が、妾を隣に置いたのじゃ! 妾はお主の守り手として、妾が――――――妾が上なのじゃ!」
※ ※ ※
ノクトレアの姿が変わる。
ノクトレアは、かつて村で最初に戦った時。その時からずっと、姿は同じだった。
その女体は理想で、夢の中でさえ想起できないような極上のもの。人間ではあり得ない、もはや法則に反しているのではないか、そう思わせる存在だ。
でも、人間だった。確かに、淫魔だなんだという割に、人間の女の見た目をしていたのは確かだ。
違和感はあった。でも、知識が無くて分からなかった。やはり、本気を隠していたか。
最初に目についたのは、翼だ。広げたそれは、片翼だけで2m近い。蝙蝠のようなそれは、凄まじい魔力を帯びている。
次は瞳孔が裂けた。白目は黒く、瞳はまるで満月だ。
髪が広がる。紺色のままに、流れる夜空のような景色が髪にある。理屈は分からない、ただ、美しい。芸術品なんてほとんど見たことは無いけれど、表現するならそうだ、芸術品としか言いようがない。
さらには角が髪から伸びて来た。鬼のような、でもやはり美しいものだ。
最後に、腰が掴まれた。尾だ。細く、長く、先端がハート形で、色は髪と同じ夜の色。
肉棒が突き刺さったままなのが少し間抜けだが、まさに魔物。まさに魔生。
―――これが見たかった。村では不意打ちで勝ったようなものだ。それで、本気を出すまでも無くノクトレアが認めてくれたからこその勝利。恐らく、ノクトレアは本気を出しても無駄だと悟ったのかもしれない。それでも、ボクはちゃんと勝ったと思えていなかった。
「―――アルフ」
がたり、と尾の力だけで押し倒され、肉棒を抜かず、そのまま馬乗りになったノクトレアは騎乗位の攻勢をとる。
「妾と―――勝負じゃ」
「勝てるとでも」
「勝つためではない。アルフ、お主に妾の力を認めさせてやろう。妾がいかに強い雌であるかを、これは女王としてのプライドを守るための勝負じゃ」
敗けるのに勝負。でも、言いたいことは何となくだが分かった。
ノクトレアは雑魚メスでしかないその印象を、認識を変えたいのかもしれない。魔物である自分が、ただの雌犬に成り下がる事が我慢ならなかったのかもしれない。
一矢報いたい。そういうことか。
いや違う。
これはもっと単純な話だ。女が、男に内心で甘え、甘えから癇癪を起し、癇癪から自分でも通らない理屈を喚きながら、それでも受け止めてくれると、信じて暴れ始めたのだ。
なら、受け止めてやるのがボクの役割か?
それは―――人間の作法だ。
「―――ノクトレア、分からせてあげるよ。ノクトレアが、どれだけ雑魚なのかを。その本気の身に」
「やれるものならやってみせよ、アルフ。我が主様よ。じゃが―――妾は強いぞ」
既に初手は動かれている。騎乗位の状態にされ、身の自由が利かず、そして肉棒は膣圧だけで止められている。
強力な拘束だ。凄まじい。ノクトレアはこのまま膣肉だけでボクに快楽を与え、無限に搾り取る事が出来る。この雌はそういう極上の肉体を持っているし、そういう技術を持っている。
人ではない美女の、人ではない膣。
最初に感じたのは、肉棒全体を包む肉壁の、感じたことのない蠢きだった。
膣で締めていると思っていたが、どうやら肉棒を動かせない程の力を発生させているのは膣周りの筋肉らしい。肉ひだの1つ1つが肉圧と肉棒の間で潰れながらに動き、1つの動きを作る。
根元から、竿半ばへ。竿半ばから、亀頭へ。
乳しぼりでもするかのような動きで、精液の発射を促す動き。淫魔お得意の膣内操作だが、そこにあの感覚が押し寄せて来た。
「これは......」
ライラの、元々はノクトレアの長い舌によるしこしこフェラの感覚だ。
明確に感じる舌の感触。でも当然、今挿入してるのは口ではなく、膣内だ。
「『変容の神秘』―――人間の間ではダウングレードした変化魔術が伝わっておるが......これはその原点となる魔術じゃ。肉体の構造、肉体の性質、肉体を思う通りに作り替える法則を無視したまさに魔の術。今、妾の膣内には、妾の舌が生えておる。さらに―――」
れろぉ......と本来の口から唾液と共に垂れ下がり、自らの乳首を舐め始めたそのいつも以上に長い舌。それが、膣内にあると想像しただけで、今それに纏わりつかれ、肉ひだと一人ダブルフェラされていると想像しただけでこみ上げてくる。
ノクトレアの本気に、いつの間にか横にいたはずのライラが畏れ、ボクの腰にしがみついている。
「愛しき主様。妾のアルフを満足させるため、妾がもう一工夫、してやろうではないか......動け、我が眷属よ」
いや、違う。
ノクトレアから何かが発せられたのであろう。驚いた顔のライラが、人形のように動かされ、ボクの足元。ノクトレアの尻の後ろに回り込み、その舌を伸ばして犬のような四つん這いの姿勢で玉袋を愛撫し始めた。
身体を動かしている者は誰もいない。なのに、肉棒は締め付けられ、扱かれ、舐められ、唯一拘束からは逃れていた玉袋はその全体をライラに舐め清められている。
どぐん......と、感じたことのない強い鼓動がこみ上げ、ボクはそのままノクトレアの膣内で初めて射精した時のような濃密で濃厚な射精をした。
どぐっ―――どぼっ―――どぷっ......
重たすぎる射精は断続的に、ゆっくりと行われた。
射精する動きに合わせて蠢く膣肉と膣内舌は完璧なリズムでボクに合わせ、ライラの舌も優しく、されど止まらずべっとりと舐め続ける。
「あぁ......妾のための、アルフの射精......妾のための、中出し......心地よい......」
「だ、旦那様......凄い......一滴も漏れていないのに、ここまで強い臭いを......」
満たされている。それを全身で表現し、歓喜に震え、絶頂もしているノクトレア。
見た目が変わろうが、やはり、中出しされて絶頂するメスには変わらない。ボクに媚びる女に違いは無い。なんだか、そのことが少し可笑しかった。これだけ強気に出てきて、やりたいことはボクの精を恵んでもらうことだけなのだから。
極端な話、殺そうと思えば殺せて、暴力で従える事だって出来る。そもそもの話、家畜を家畜として抑えつけるだけでなく、完全な抵抗不能の奴隷にすることは彼女たちにとって難しくないのだ。大して考えたことも無かったが、事実、そうなのだ。
なのに、そうしない。飽くまで自分たちの専門で、ボクの才覚に挑んでくる。そこには確かに、プライドという一言では済まされない淫魔の魂があって、多分、惚れた男に通したい筋みたいなものあって、それが爆発して今こうしているのだと思ったら―――そう思ったら、素直に愛おしい女だと思った。
「ノクトレア」
「なんじゃ―――ん......いいじゃろ」
両手を軽く広げ、おいで、とノクトレアを誘う。
それを突っぱねようとした雰囲気を出したノクトレアが、すぐに折れ、ボクの腕の中にかがみこみ、唇を合わせた。
生やした急造の舌ではない、本来の舌が入って来る。目を閉じたノクトレアの顔は色々な感情が混じっているようで、でも何となく、満足しているようでもあった。
「ノクトレア、なんていうか―――凄く、滅茶苦茶? だね、ノクトレアって」
「魔物の女王とはそういうもの。否、女心とはそういうものじゃ、アルフ。受け止めてくれるか」
「―――断る」
「はっ」
唇を離し、良い雰囲気で言葉を交わし、うるんだ瞳で見てくるノクトレアに、にんまり、と口角を上げたボク。
嫌な予感がしたか、咄嗟に身体を起こし、肉棒を抜こうとしたノクトレアだったが、遅い。
誰を相手にしていると思っている―――雑魚メスの女王風情が。
「はぐっ♡ あぁぁああああぁぁぁぁああああああ♡♡♡♡♡♡」
「姉様!? 旦那様、一体―――これは!」
とっくに命令は終わっていただろうに、いじらしく自分の意志で玉袋を舐め続けていたライラは気付いたのだろう。
そうだ。動けない。拘束されている。動かないままに膣内で肉棒を蹂躙されている。それがどうしたというのだ。
忘れてはいないだろうか。お前たちのような雌は、ボクの肉棒を突き込まれればもう抵抗は出来ず、精液を飲まされれば思考が染まり、交わり切ってしまえばもはや逃れられない程度の存在だという事を。
例え挿入すら避けても無駄だ。さっき、いつでもボクを殺せる存在がなどと思ったが、それは飽くまでボク側がそちらのステージに合わせていればの話。
確かに、村の時点ではいくらでもやりようはあっただろう。だが、ボクが成長しない存在だと思ったか―――こっちは成長期だ。
「これは♡ アルフ♡ どうやって―――」
「どうやって―――? ノクトレアのように、無い物を生やすなんて曲芸、『変容の神秘』とまではいかないけれど、ボクは自分の雄を完璧に掌握してるよ。だから、いうなればこれは―――『優越の神秘』」
かつて妹が言っていた。ボクの射精量はおかしい、と。
射精する量も、精液を造る速度も、その濃度や臭いに至るまで、全てが文献で知る男という存在とは違いすぎると。
普通は、肉棒を入れられても、女が正気を失ったりしない。
当然だ、肉棒は肉棒。膨れ上がった男の象徴で、射精するための器官で、魔術の1つも付与されていない生身。
なぜ、ボクの肉棒はそれを可能とするのか。肉棒に限らず、ボクのあらゆることが、全ての雌に対して身体を射止めてしまう力を発揮できるのか。
「ノクトレアも、ライラも、優越感とか好きだよね。分かるよ―――ボクがそうなんだから」
「優越の―――神秘―――?」
「神秘がなんだか知らないから名前なんて適当だよ。ただ、ボクは交わっている相手に対して、相手より優れた雄であれる。そんな確信がずっとあったんだ」
それは、齎す快楽であり、つまりは肉棒が徹底して相手を堕とすように勝手に進化するということであり、精液が中毒性を発揮する程に生命力に溢れるという事であり、体臭が魅了の魔術を超える浸食を施すということであり。
雌から与えられるあらゆる責めを受け止める余裕であり、ぶつけられる攻めを上回れる体力であり、反撃できる精力であり。
全ては、ボクが思うに―――雌程度が、ボクという雄より上に立てると思うなよ―――そんないっそ原始的で暴力的な本能の強さが、異質な能力として、ノクトレアが長く改良し続けた家畜の肉体に目覚めた事で生まれた法則を捻じ曲げる力―――魔の力なのだと思うのだ。
「だから、ノクトレア。受け止めてあげたよ。ノクトレアのくだらないプライド」
「く、くだらないなどとアルフ―――んぎぃぃぃいいいい♡♡♡♡♡♡」
軽く射精してあげる。それだけで、さっき大量の中出しを受け止めきったノクトレアが、のけぞり、声が裏返る。
あぁ、なんて面白いんだろう。なんて愉しいんだろう。雌を好き勝手することは、なんて気持ちいいんだろう。
「主様って、心から呼ぶまでちゃんと犯してあげるからね。ライラ、来い」
「はっ、はいっ! 旦那様! 如何様にも」
「ボクを出汁に、ノクトレアと無用なプライドバトルしてたでしょ......ライラってボクのなんだっけ」
一瞬で顔色が悪くなったライラが、冷や汗を垂らしながら俯く。
ライラの事は家族たちのように好きだ。でも、赦しちゃいけないこともある。
ボクは雌が好きだ。ボクの雌が好きだ。だから、雌同士は喧嘩しちゃいけない。それはボクがまだ子供でしかないからそんな理想みたいなことを思っているのかもしれないけれど、理想を叶えられないのはただの雄。ボクのことではない。
「ライラ、ノクトレアを分からせたら、ライラのことも全身精液漬けにして二度と余計な事を考えられないように頭おかしくしてあげるからね」
「はっ―――ふっ♡♡♡ んっ♡♡♡♡♡」
青い顔は一瞬で喜色に染まり、赤くなって絶頂してしまったようだった。
全くもって可愛らしいライラだったが、そんなやり取りの合間にも絶頂から帰ってくるたびに軽く射精して膣奥から子宮までを雄の衝撃で叩いてあげたノクトレアもすっかり従順になってしまっている。
「はっ♡ はっ♡ はっ♡ はっ♡」
「ノクトレア弱すぎ。何か色々言ってたけど、結局はボクのために身体を捧げる雌なんだよ」
「わっ、妾はぁっ♡ やめっ♡ 下からごりゅごりゅ削るのだめっ♡♡♡ もう倒れちゃう♡♡♡ 倒れちゃいます主様ぁっ♡♡♡」
「大丈夫だよ。ボクのチンポで下半身は釘付けなんだから」
「反ったら♡♡♡ 背中反ったら♡♡♡ ダメなところ♡♡♡ 擦れ続けちゃう♡♡♡ 壊れる♡♡♡♡♡ 妾の身体が壊れっっっっっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
悲鳴のような嬌声があがる。
愛液はとっくに止まらず、あの村の初戦以来見ていなかった涙も、いつの間にか吹いていた潮も、汗も、全てが理性の枷を離れ、変容だのと、肉体のコントロールを自慢していた女王が何も出来ずただ肉棒に喘ぎ、精液を受け入れるだけになる。
どびゅるるるるるるるるるっ!!!
「あっ♡ あっ♡ あっ♡」
どぼびゅっ―――どぼっ――――びゅるるるるるるる!!!
「ひぁっ♡ あがっ♡ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♡♡♡」
びゅぐっ! びゅくっ! びゅるっ......
どぼぉ......どびゅるっ......びゅくっ......
びゅるっ―――びゅるるるるるる! びゅるっ!
「―――っ―――っ♡」
そうして、ノクトレアに自分がいかに小さな雌かを分からせて目的を達したボクは、ようやく自分のやりたかったことに戻れた。
ここまでは雌たちの小さなプライドやら、小さな希望のプレイに沿ってあげただけ。
ボクは、自分の好きに腰を振って、好きなところに射精して、上でも下でも好きに精液飲ませて放置して帰り、満足して寝たいだけだ。
長く付き合ってしまったから、随分時間が経ってしまったけれど、まぁどうせ寝床になるリーナが復活するのにも時間がかかっただろうし、丁度いいだろう。
今はただ―――この極上の雌たちを、気ままに使うだけだ。
結局、その後は二人の意識が失われるまで続け、失われても続け、すっかり腰が軽くなったのは数時間は経過してからだった。
※ ※ ※
―――目を覚ますと、倉庫の中だった。
身動き一つできない。いや、身体の調子は異様に良く、尋常ではない魔力が体内で渦巻いているが、今は主様の温かさに濡れたまま、ただ、浸かっていたい。そんな気分だった。
横を見れば、同じ様子で横たわるライラがいた。
「......ノクトレア姉様」
「ライラ。妾は、敗けたか?」
「最初から敗けていました。ライラも、ノクトレア姉様も。旦那様には敵いません」
ふふふ、と笑いが漏れる。
なんだか清々しい気分だった。いっそ、完膚なきまでに敗けたのが良かったか。本気を出して、敗け以上に敗けた。
私はただの雌でいい。余計な事は考える、アルフの、主様の雌でいればいい。
安心、安堵、そういう縁の無かった温かいものが心を満たし、恐怖や怯え、そんな長年呪いのように居座り続けた心の中の毒は、どこかへ溶けて消えてしまっていた。
「妾は―――主様が好きじゃ。支えてやって、代わりに愛してもらいたい」
「ライラは旦那様がずっと好きです。ずっと。だから、姉様の眷属として働き、そうして旦那様のために生きます」
「何を言うか、最初から裏切っていた末妹が―――でも、そうじゃな。主様の本気を受けた者同士、これからは神と眷属ではなく、女王と兵士ではなく、本当に姉妹としてやっていくか」
「負けませんよ」
生意気なライラは、あれだけされて結局女の顔をすぐに見せつけてくるあたり、本当に大物かもしれない。
さっきまでとは違う、本当に楽しい笑いが零れ、妾はこんな小さな倉庫の中で、今後の事を誓うのであった。
「ところで旦那様はどこへ」
「決まっておろう。リーナとかいうオナホの家―――に行ったついでに、やっておるのよ」
「やって......まさか」
オナホ女もいるのはそうだが、クランハウスというのは、一人で住まないものだ。
ライラの嫉妬の声に、妾はまた、ついつい笑ってしまった。