セイントリッター 〜ケダモノに抗うは女性仮面ライダー〜 作:北凍武人
数日後のセイントリッター基地
…の女子トイレの個室。
「ふぅんっ、あっ、らめっ!?はぁぁぁぁんっ!!」
便器に腰掛けていた真幸は艶かしい声をあげた。普通に排泄しているだけなのだが、真幸は性的に快感を覚えていた。彼女の性感帯は尻穴であったのだ。
まだ,このことは誰にも知られていない。今は……。
「はあ、この体質どうにかならないかなぁ……。お腹弱いし、気持ち良くなるし……」
真幸は落ち着いた後、手を洗いながらため息をついていた。
司令官室で始末書を書きつつ恒常業務に励む剛輔。醜態を晒してしまったことで己のやるべきことと、己の弱さ、未熟さを再認識し、改めて気合を入れて勤務に臨んでいた。
怪人出現の通報を聞き取り、待機していた真幸に指示を出した。
「B地区にキュバスが出現。出動だ。真幸さん!」
「はいっ!」
他のメンバーはドライバーの調整などでおらず、待機していた真幸が出向くこととなった。
……
街ではイボイノシシのような姿をした怪人が、あるカップルを襲撃、彼女の方を捕まえていた。
「ブヒェヒェヒェ!おまえYOEEEEEE!!オレ様のほうが相応しいぜ」
「クッ、さやかさんを離せっ!」
「さとしくん!」
そこに、真幸が駆けつけた。
「そこまでですっ!キュバス!彼女を離しなさい!」
「なんだお前?お前が相手してくれるのか?」
イボイノシシ怪人…改めウォートホッグキュバスはさやかと呼ばれた女性をその場に置き、真幸を品定めするように見つめた。
「変し……」
「おっと、失礼こかせてもらうぜっ」
変身しようとする真幸に放屁を喰らわせ、怯んだところにタックルを仕掛けた。タックルは何とか回避できたが、悪臭に苦しむ。
「は,反則でしょ…うっ」
「特撮の怪人ってバカだよな。変身する瞬間狙えば倒せるのによ」
なんとかお腹を押さえながらディンガをセットする。
tricera tops!
「ワルキューレの騎行」をバックに、変身の構えを取り、変身する。
「変身!」
Resist, fight back, stand up kamen raider!
真幸の身体にフィットしたコスチュームを身に纏い、その上からトリケラトプスのような装飾を装着する。
「変身したのがなんだ!オレの方がTUEEEEんだよ!」
ウォートホッグキュバスは仮面ライダーとなった真幸を蹴り、地面に倒した。前受け身を取ってダメージは抑えたが…
「オレはなぁ,ケツのでかい女がタイプなんだよ。……タッパは小さいがオマエは良いケツしてるな」
「きゃっ!?」
ウォートホッグキュバスは間伐入れず真幸のお尻を掴んだ。そして、小型のナイフを取り出し、コスチュームを切り裂き、真幸のぷりんとしたお尻を曝け出す。
「な、なにするのっ!?やめてぇ!」
「あの女を狙ってたが、オマエでいいや。安心しな。その邪魔なスーツを切ってやるだけだよ。オレの第3の牙をオマエのアナルに突き立てるためにね」
ウォートホッグキュバスの第3の牙……もとい、ビキビキと脈打つ極太の逸物が真幸の菊門に突き立てられようとしていた。その時。
恐怖と緊張からか、再び真幸のお腹がギュルルルと唸り出す。
「ううっ!?(嘘,お腹痛い!?さっき出してきたばかりなのに)」
「おい、ケツ穴がヒクヒク言って……」
ブゥゥゥッ!
「や、やあっ!?はうん!?」
女性らしからぬ放屁が炸裂した。菊門を無理やり開いていた為、すかすこともできず、更に顔を近づけてたせいで直に浴びてしまったようだ。
「く、KUSEEEEEE!?な,なんだ今の屁はぁ!女がするもんじゃねえ!」
「ご,ごめんなさい私…まだお腹治ってなくて」
「鼻が!オレの鼻がぁぁぁ!なにしてくれてんだ!幻滅したぜ!」
・・・・・・・
ふと、ウォートホッグキュバスは、真幸を離していたことに気づいた。
「「あ」」
真幸はチャンスを逃さずに必殺の一撃を放ち、ウォートホッグキュバスに致命傷を与えた。
「逃げればよかったぁぁぁぁ!?」
ウォートホッグキュバスの正体の男を拘束し、一息つこうとするものの、
「う、お腹が……!」
真幸は慌てて近くのトイレに駆け込む。
「お尻丸見えだな……」
「こら!」
カップルは慌ててトイレに向かう真幸を見送っていた…。
ウォートホッグ・キュバス
CV間宮康弘
ゲノシェードからディンガを受け取った、太った男が変身した怪人。
イボイノシシの特性を備えており、強烈なタックルと放屁で相手を苦しめる。反面、嗅覚が優れていることが仇となり、臭いものに弱いようだ。
「TUEEEE!」「YOEEEEEE!」などが口癖であり、弱者を虐げるのを何とも思わず、カップルの仲を無理やり引き裂こうとする乱暴者。
女性の肛門に性的興奮を覚えるド変態であるが、放屁はいただけないらしい。オマエが言うな案件である。