セイントリッター 〜ケダモノに抗うは女性仮面ライダー〜 作:北凍武人
「な,なんだテメェら!?」
「あいつの仲間か?」
G-168ことイロハとG-115こと村瀬トモカはキャットフィッシュキュバスを、G-194こと姫路薫子とG-777こと五島瀬奈はウォートホッグキュバスを撃退することとなった。
「打撃が効かないなら斬撃だよね!」
「なます斬りにしてやるわ!」
「ナマズだけに?」
キャットフィッシュキュバスを斬りつけていく。
「イテェ!?」
ウォートホッグは薫子に押さえつけられていた。
「ぐぬぬう!?動けねぇ!?」
「抑えました!瀬奈さん!」
「ありがとうございます!参りますッ!」
「ぐおはぁぁ!?」
そして、バーの端に追い詰め、4人は同時に飛び蹴りを炸裂させる。
Valkyrie strike!
「ぐわあぁぁぁぁ!」
「ち、ちくしょぉぉぉ!」
キャットフィッシュキュバスとウォートホッグキュバスを撃破した4人。しかし、まだ終わってはいなかった。
「おやおや、こんなに増えてるとはねぇ〜。おじさん嬉しいよぉ〜」
ダイオウイカ・キュバスが現れたのだ。
身構える4人だが……
「はあ,はあ,やっと終わった……」
用を足し終えた真幸が戻ると、なんと4人がイカの怪人に犯されていた。
「ひぃっ!? ちょっ、ちょっと、どこ触って……はぁあぅっ!?」
「んぁあっ! や、やめっ、そ、そこはっ……ぁああっ!」
「そ、そこらめぇ…やめてぇ……」
「んはぁっ!?…ああっ、いけませ…んひゃああっ!?」
体を這い回る触手が、彼女たちの胸を、乳首を、太腿を、尻を執拗に撫で回していく。ヌメヌメの身体は気持ち悪く彼女たちに絡みつく。
「いいよぉ、いいよぉー!すごくいいっ!おじさん感動だよぉー、」
「ああっ!?そんな……」
真幸に気づいたハイエナキュバスがダイオウイカキュバスに声をかけながら迫ってくる。
「まだ1人いたんだぁ。……ねえゴンちゃん、あの子もらっていい?」
「構わないよぉ。……今触手全部使っちゃってねぇ」
じりじりとにじり寄る。
そこに………
「結野さん!」
「し,司令官!?」
木田司令官自ら駆けつけた。そして、あるディンガを渡す。
「これを使ってくれ。ちょうど調整が完了した!」
「あ,ありがとうございます!」
wolf!
Roar, gather, devour! kamen raider!
「アオオオオオオン!」
真幸が吼えると、他の4人にオオカミの耳と尻尾が生え、爪が鋭く変化した。
「お、おー!?」
「なんか力みなぎってきた気がする!」
「これなら行けそうです!」
「バッサリいきましょうか!」
4人はダイオウイカキュバスの触手を切り刻み脱出する。
「な,何するんだよォ!」
ダイオウイカキュバスは残っていた触腕を振るってきたが、ウルフフォームとなった真幸は素早い動きで回避、いつのまにか携えていた刀型の武器で触腕をぶった斬る。
「うぎゃああああぁぁぁぁ!?」
そこに,遅れて駆けつけた静華と一火も合流し、静華のアームランチャーが火を吹く!
「ダイオウイカの天敵といえばクジラっ!」
「リヴァランチャー、すごい威力!でもあの狼のフォーム、仲間を狼にできるんだね」
「狼は群れで狩りをするからな。それを反映させたんだ」
「みなさん!必殺技行きましょう!」
「「「「おーー!」」」」
Ryder hunting strike
5人の連続斬りが炸裂し、最後に真幸が刀で一撃を加え、ダイオウイカキュバスを打ち倒した!
「くっ……逃げるが勝ちだよね…」
ハイエナキュバスは撤退する。
囚われていた女性たちを開放し、いざ帰ろうとしたとき、静華が恐る恐る手を挙げる。
「……その前にお手洗い行ってきます」
だが、静華はすぐ戻ってきた。
「と、トイレが小便器しかなくて、その小便器がすごいことに……」
顔を真っ赤にして俯く真幸と、その他のものは首をかしげていた。
静華は近くのコンビニで用を足し、それが終わり次第一行は基地に戻るのだった。
なんとか生き延びたハイエナキュバスであったが、逃げている途中で飛び蹴りを喰らわされる。
「うぎゃあ!?な、なんなのよ…今度はぁ」
ウサギとモササウルスの意匠を持つ仮面ライダーであった。
「ひっ……!?ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい!
待って、助けて!お願いしますぅ!」
「怪人に生きる資格など無い。ここで消えろ」
「うわあああああぁぁぁぁぁッ!?」
ハイエナキュバスの悲鳴が深夜の街にこだましたのであった……