よう実 ~ギフテッドとN.I.N.J.Aと……~ IF SRORIES 作:山上真
衝撃冷めやらぬ清隆くんによる教導――どちらかと言えば、ペナルティの実行風景の印象の方が強かったけど――の見学が終わり、解散となった後、私は再び清隆くんの部屋を訪れていた。
ペナルティの内容については色々と言いたいことがないわけではないけど、お互いが合意の上で、最低限人目に付かないようにやっているのであれば、私がどうこう言うことではないのも事実。端的に言えば『余計なお世話』ということになりかねない。
実際、私が口出しをしてペナルティをもっと穏便なものに変えることが出来たとして、それが軽井沢さんたちの『危機感の欠如』に繋がる可能性は否めないのだ。それによって赤点退学にでもなった日には、私は責任を取りきれない。
それでも、本当に嫌々ペナルティを受けているようだったら、私なりに精一杯の抗議をしたとは思う。けれど実際に見学してみれば、『嫌々な様子』は見られなかった。向こうにしてみれば許容範囲内と言うか、一部のペナルティに対しては嬉々として受けている様でもあったのだ。
特に池くんが顕著だった。濡れタオルによるお尻叩きを例に取ると、清隆くんが叩く場合は本当に嫌がり痛がっている感じだったのに、叩くのが女子になった途端、痛がりはすれども嬉しがっている感じだった。
脱衣もそうなら緊縛もそう。下着になるまでは躊躇わないのに、そこから先へは進もうとしなかった。縛られることを痛がりはするのに、『この強さで女の子がイキナリ縛られるよりはマシだろ……』と気遣いを見せている様子もあった。
池くんが顕著なだけで、軽井沢さんと佐藤さんにもそんな様子はあった。一定ラインまでは許容するのに、そこから先へ進むことを嫌がる。その中で、どうにか優先順位を付けてペナルティを選択する。
禁忌に惹かれる一方で、禁忌を忌避する。見られることに羞恥心を抱く一方で、見られることを歓喜する。そういう矛盾を含めて、究極的には『人のサガ』だ。
そう考えれば、上手いことバランスが取れていると思う。機能していないようで、キチンとペナルティとして機能しているのだ。
そんなわけで、ペナルティの受け手側に関しては、どうにか自分なりに納得することが出来た。
問題なのは、ペナルティの実行側――清隆くんだ。
理由があって、双方の合意があったとしても、イラマチオからの精飲を強制したり、おしっこを飲ませたりすれば、やってるときは
私自身、場の雰囲気に酔って清隆くんのオチンチンを舐めちゃったけど、正気に戻った際には羞恥心で身悶えてしまった。
だけど清隆くんの場合、そんな行為をやっておいて、罪悪感を感じてる様子がちっとも見られなかったのだ。
アレを目にすれば、流石に危機感を抱かざるを得ない。清隆くんは私にハーレム入りを求める際、『愛情を教えてくれ』と言っていた。『愛情を与えてくれ』と言っていた。『母親役をやってくれ』と頼んできた。
直前に清隆くん自身が過去を口にしていたこともあるし、どこまで本当かは分からないけれど、清隆くんの状態から頷ける部分はあった。無下にするのも気が引けたから引き受けたけど、どうやら私は余りにも甘く見過ぎていたようだ。甘く考え過ぎていたようだ。
普段の様子を見ていると、どこがズレている部分はあっても、学校生活に迎合することが出来ているように思えた。――なんて勘違いだ。
優先順位の問題から清隆くんは擬態に努めているし、だからこそ、その程度のズレで済んでいるのだ。言い換えれば、ひとたび清隆くんの優先順位が変われば、擬態するのを止めれば、ズレは――被害はその程度では済まないことを意味している。
まったく……。我ながら真剣に考えて引き受けたつもりだったけど、その実は余りにもお気楽に考えていたらしい。これをどうにかしようとするならば、文字通りに私も身体を張る必要があるだろう。
今からでも断る――という選択肢はない。
ただでさえ現状の清隆くんの目的はぶっ飛んでいるのだ。
考えたくはないけれど、この学校みたいなやり方を取り入れて、『定期テストで赤点を取った女子は強制子作り』なんてことをするかもしれない。非難は殺到するだろうけど、少子化対策に有効な一手であることは間違いないのも事実。非常の事態では非常な手段も肯定されるものなのだ。
そして清隆くんであれば、実践してしまいかねない恐れがある。高校生離れした高い能力を持っているのは事実だし、その上で女の子相手に躊躇なくイラマチオ、精飲、飲尿を行える精神性の持ち主でもあり、果てはそのことに罪悪感を抱いている様子もないのだから。
一度そんな予想を抱いてしまえば、これ以上楽観的に構えてはいられなかった。
そんなわけで、自室で取り急ぎ荷物をまとめたら、それを持って再び清隆くんの部屋にやってきた次第である。
チャイムを鳴らして暫し。ガチャリを音を立ててドアが開いた。
「どうかしたのか? 忘れ物でもあったか?」
「取り敢えず、入れてもらってもいいかな?」
清隆くんの質問に返すことはなく、私は自分の質問を重ねた。流石に、誰に見られるかも分からない通路で理由を説明するのは憚られる。
「構わんが……」
清隆くんは首を傾げながらも入室を許可してくれた。
「お邪魔します」
一言断って部屋に入る。
「それで、どうしたんだ?」
「さっきのを目にして、私の危機感が殊の外刺激されちゃったからね。そんなわけで、ちょっと非常識な手段を取ることにしたの」
「よく分からんな……」
流石に遠回り過ぎたのか、清隆くんには私の言いたいことが伝わっていないようだった。
「端的に言うと、私もこの部屋で一緒に暮らすことにしたから。偶には自室に戻ることもあると思うけど、基本的には清隆くんの部屋に居を構えるからね」
「……ちょっと待て。どうしてそうなった?」
「言った通り、危機感が強まったからだよ。一緒に暮らすことで、清隆くんに『家族』というものを強制的に理解してもらうことにしたの。とはいえ、一朝一夕で行く筈もないからね。時間をかけて長期戦の構えだよ。
そもそも、同じ寮に住んでいるとはいえ基本的には個室で一人暮らしなんだし、そんな状態じゃあ、
それらを私に求めてきたのは清隆くんの方なんだから、ハッキリ言って拒否権はないよ」
笑顔できっばりニッコリと伝えてやった。本来、笑顔とは攻撃的なものなのだ。
「そう言われたら、流石に反論できないんだが……」
結果、渋々ながらも清隆くんは受け入れた。
「それじゃあ、もう時間も遅いし、お風呂に入って寝よっか。……お風呂の準備は出来てる?」
「丁度入ろうとしていたところだ」
「じゃ、一緒に入ろうか」
「は……?」
私の言葉に、清隆くんは口を開けて呆けるのだった。
♦♢♦♢♦♢♦♢♦♢
「どう? 力足りてる?」
シャカシャカと両手で清隆くんの頭を弄びながら、私は訊いた。何をしているのかと言えばシャンプーである。
「ああ。――いや、もうちょっと力が強い方がいいかな」
「……こんな感じ?」
清隆くんの返事を聞いた私は、心なし力を強めた。妹と一緒にお風呂に入ったことはあるしシャンプーをしてあげたこともあるが、流石に男の子と入ったことはない。まして、ここまで図体が大きい相手となれば尚のこと。そんなわけで、最初から力加減が分かる筈もない。
ちなみに言うと、私も清隆くんも全裸である。水着を着ているなんてこともない。最初はちょっと迷ったけど、この方がいいと判断したのだ。
図体の大きさに反して、清隆くんの情緒や感性は未成熟だ。それこそ、無垢な赤子や幼少の子供と大差ないくらいには。
清隆くんは悪いことを『悪い』と認識できるけど、それは法やルールがそう定めているからそれに則っているだけで、感情的な意味では『悪い』と認識できるレベルに達していないのだ。
である以上、私は図体ではなく、情緒・感性面を重視して清隆くんを見るべきだ。そして幼い子供と入るなら、いちいち水着なんか着る筈もなければ着せる筈もない。――まあ、言っても図体は立派なので、完全な無視も出来ないのだが……。
シャカシャカ、シャカシャカ。手を動かすたびに、清隆くんの頭が泡立っていく。それを確認して、尚も手を動かす。
もう十分かな……? そう思ったところで、シャワーに手を伸ばした。
「は~い、流すからね~。泡が入らないように、目を瞑ってね~」
幼い子供に言い聞かせるように言葉をかけ、シャワーヘッドから流れるお湯を当てていく。泡を落としていく。
「節約を考えればリンスインシャンプーで済ます気持ちも分からなくはないけど、身だしなみに気を遣うならシャンプーの他にリンス・コンディショナー・トリートメントは揃えておいた方がいいと思うよ? まあ、本人の髪質やお気に入りのメーカーなんかも関わってくるけどね。
清隆くんは、お気に入りのメーカーとかある?」
「いや、特に考えたことはないな。そこにあるのも、単に安売りされてたのを選んだだけだ」
「清隆くん、素が良いんだから、それはちょっともったいないと思うな~。
ついでに言うと、仮にもハーレムを築こうというのなら――と言うか、既に幾人かを侍らせているのなら、気を遣うのが道理だよ?
今度一緒に選びに行こっか? まあ、私も男性用の方はそんな詳しいわけでもないんだけどね。むしろ、神崎くんとか柴田くんに訊いた方が参考になるかも。
或いは、池くんに訊いてみるのもいいかもしれないね。彼って女の子にモテたいんでしょ? なら、そういう知識を仕入れている可能性はあるよ。――気を配れているかは分からないけどね」
いや、本当に。モテたいと言うだけなら簡単だけど、そのための努力をせずしてモテる筈はないのだ。そして池くんのことだから、知識の収集だけはしてるけど、そこで終わっている可能性も否めない。結局のところ、劇的な要因にはなり得ないからだ。
とはいえ、劇的な要因にはならずとも、些細な要因にはなり得る。
「そういうものか……。いや、ありがとう。そういうことを話したことがないから、気にしたこともなかった」
「それじゃ、今後は気を付けようね? はい、もう一回洗うよ~」
私はもう一度リンスインシャンプーを泡立てて、清隆くんの頭を洗う。シャカシャカと弄ったら、再びお湯で洗い流した。
「じゃあ、次は身体を洗うよ~。いつもは何を使ってるの?」
「と言うと? ボディソープはそこにあると思うが?」
「そうじゃなくてね。洗うための道具も色々あるじゃん。ボディタオル、ボディスポンジ、ボディブラシ、ボディミトン、ボディタワシって感じでさ」
「あ~、適当なタオルを使ってる」
「ありゃりゃ……。それも今度買うとして、今日は普段使ってるタオルでやろっか」
私はタオルを手に取って、それにボディソープを馴染ませる。
耳裏から始まり、首筋、肩といった具合に、下へ下へと洗っていく。頭を洗った時よりは、気持ち強めに力を入れる。
そして、とうとうそこへ行き当たった。曰く、『綾小路Tレックス』。意図して意識しないようにしていたけど、ここまでくれば流石に意識しないわけにはいかない。マジマジと男の子のオチンチン見るのは初めてだけど、本当に大きいと思う。
そこだけは自分で洗ってもらおうか……? 思い浮かんだその考えを、即座に却下した。
取り敢えず、Tレックスを洗うのは後回しにして足を洗う。
「はい、腰浮かして~」
つま先まで洗い終えたら、戻ってお尻に取り掛かる。
「はい、座っていいよ~」
お尻を洗い終えたら、一声かけて再度椅子に腰掛けてもらう。
「痛かったら言ってね~」
意識していない振りをしながら、いよいよTレックスに手を付ける。タオル越しでも分かる不思議な感触。興味本位も合わさって念入りに洗っていると、ムクムクと大きくなってきた。咄嗟に手を離すも、大きくなったまま変化なし。
「は~い、流すよ~」
殊更意識しないようにしながら、シャワーで洗い流していく。――が、全身の泡を落としても、Tレックスは大きくなったまま。
流石に、これ以上見て見ぬ振りは出来ないだろう。
「え~と。大きいままだと苦しい、よね?」
「まあ、そうだな」
「大きくしちゃったの、私だよね?」
「洗うのが目的だと分かってはいるが、ああも弄られればな」
「射精すれば、小さくなる――筈だよね?」
「理論上はな」
一つ一つ確認するたび、逃げ道が塞がっていく。
「射精するの、手伝わせてもらいます……」
そして、結局はその結論に行き着くしかなかった。
とはいえ、私には実際の経験なんてない。あるのは聞きかじりの知識だけだ。
羞恥と焦燥に支配される中でそれらの知識を総動員した結果、私は自分の胸にTレックスを挟むことを選択した。確か『パイズリ』と言うらしい。
私自身、自分の胸が大きい自覚はあるけれど、清隆くんのTレックスもそれに負けてない。先端がひょっこりと顔を出していた。
ぎこちなく胸を動かす傍ら、視線はTレックスに吸い付いて離れない。
「えっと。気持ちいい、かな?」
「まあ、うん」
経験なんかありはしないため試しに訊いてみると、清隆くんの返事は何とも言えないものだった。肯定してはいるけれど、全肯定ではない感じ。つまりは、物足りないということだろう。
なら、仕方ないよね。
「じゃあ、これならどう……かな?」
私は自分で自分に言い訳を付けて、顔を出しているTレックスの先端に舌を這わせた。
私だって高一の女の子なのだ。一端に性欲は持っている。その上でこんな状況に陥れば、どれだけ理性を働かせたところで我慢なんか出来るわけがないのだ。
レロレロ、レロレロ、興味のままに舌を動かす。
「ああ……。気持ちいい……な」
零された清隆くんの言葉に気をよくし、私は先端をパックリと口に咥えた。その間も胸はキチンと動かしている。
胸をユサユサと動かし、レロレロと舌を動かし、ズズ……! と、音を立てて吸う。
「グゥ……ッ!? 射精る! 射精るぞ!」
清隆くんのその言葉が耳に届いた瞬間、私はコレまで以上に力を込めて吸っていた。
「……ぶむぅっ!?」
瞬間、口内へと苦みが広がった。精液が放たれたのだろう。――頭の片隅でそう判断しながら、私はなおも吸っていた。
そして、出された精液については、考えるまでもなく嚥下していた。女としての、メスとしての本能がそうさせていた。
ゴクリ。ゴクリ。何度も何度も喉を動かす。
初めての経験だから判断が付かないけど、射精というのはこんなに長く続くものなのだろうか……?
或いは、清隆くんが特別なのか……。清隆くんが優れた能力を持っているのは既に分かっている。ならば、オスとしても優れていて不思議はない。
そんなことを考えている間に、どうやら射精は終わったようだ。
そう判断した私は、最後に思いっ切り吸った。聞きかじりの知識によると、男性は射精しても『残り汁』とやらがあるらしいからだ。なので、それすら残さず吸い出そうとしたわけである。
キュポン! 音を立てて私の唇から離れたTレックスは、軽井沢さんの時と同様、白くコーティングされていた。
再度舌を這わせてそれらを舐めとる。池くん曰く『お掃除フェラ』らしい。まあ、私が大きくさせちゃって、私が射精させたんだから、後始末までシッカリとやるべきだろう。
「どう? 満足できたかな?」
「ああ。凄く気持ちよかった」
私が問いかけると、清隆くんは本当に気持ちよさそうな表情で返してくれた。
軽井沢さんにイラマチオをやった時には表情の変化が無かったことを鑑みると、受動的か能動的かで表れやすさに違いがあるのかもしれない。
或いは、軽井沢さんへの行為は『ペナルティ』という名目だったからか……。
真実は分からないけど、清隆くんは決して無感情でも無表情でもないのだ。それが知れたのは大きな収穫と言えるだろう。
「それじゃあ、次は清隆くんが私を洗ってね?」
そんなことを思いながら、私は笑顔で清隆くんに告げた。
早い話、次は清隆くんのターンである。親と一緒にお風呂に入った子供が、お返しとして親を洗う。そんなのは至極当然のことなのだ。
「……努力しよう。女性の頭を洗うのも身体を洗うのも初めてだから、色々と教えてくれ」
「それはダメ。清隆くんが自分で考えて、自分の判断で洗うの。二回目以降は私からもアドバイスはするけど、少なくとも一番最初はそうでなくちゃいけない。
でないと、心の成長を抑え付けてしまうことになりかねないからね」
自信なさげに告げる清隆くんに対し、やはり私は笑顔で答えるのだった。
包容力の塊だからこそ、そして責任感が高いからこそ、帆波は無駄に背負い込んじゃってる感じです。
『愛情を与えられたことのない人物が、愛情を与えられる筈はない』→『愛情を与えることが出来てはいるんだけど、与えている本人がそれを愛情と理解できていない』→『本人が愛情と理解できていない以上、与えているそれは愛情ではない』→『愛情と理解させるためには愛情を与えるしかない』という理屈ですね。
赤の他人の高校一年生同士が行うにしては『度を越したスキンシップ』。
図体に反して感情面・情緒面の発達が未成熟な清隆相手には、これが必要だと帆波は判断し、実行するに至りました。
もっとも、理屈は理屈です。この年齢で『度を越したスキンシップ』を行えば性欲を無視しきれる筈もなく、そこに『こういった行為』に慣れていないことも合わされば、性欲に支配されても仕方がないと思います。
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一之瀬帆波(まだノーマルな方)
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佐藤摩耶(まだノーマルな方)
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星之宮知恵(知恵主導)
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軽井沢恵(アブノーマル:和姦)
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椎名ひより(アブノーマル:和姦)
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松下千秋(アブノーマル:和姦)
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神室真澄(アブノーマル:最終的に和姦)
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坂柳有栖(アブノーマル:最終的に和姦)
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