※この作品はR-18です。

白銀騎士団の黒一点   作:バズートル

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第九話 小隊の会合

アスガレルでの出来事から翌日。騎士団の駐屯地にある会議室に、ユーマと小隊メンバーが会話していた。

 

サキ「昨日は大変でしたね」

 

シィーナ「ええ。でも無事に解決できて良かったわ」

 

アカツキ「捕らわれていた女性達は、全員故郷に帰れたみたいですよ」

 

ダキア「そう言えば小隊長、捕えた異形族の兵士達はどうなったの?」

 

ユーマ「現在王都にある監獄の地下にある『束縛牢』に入れられている。恐らく五年は出られないだろうな」

 

束縛牢とは、捕えた犯罪者の体を厳守に拘束し、口に黒いマスクのペニスギャグをはめた状態で入れられる牢屋である。その牢屋に入れられると如何なる事であろうと拘束を解く事は許されず、食事も栄養価が高いスムージーしか飲まされない。囚人は釈放されるその日まで一切の発言と自由を奪われるのだ。

 

レイア「恐ろしいですね。拘束されたまま牢に入れられて自由を奪われるのは・・・」

 

シィーナ「でもアイツらにはいい罰だと思うわ。捕えられていた女性達も縛られたまま牢に入れらて自由を奪われてたし」

 

ユーマ「そう思うと、同情はできないな」

 

ナナリー「うんうん」

 

彼女達が行った所業を考えると同情の意思がないのは正論である。

 

ユーマ「ところで、さっきから気になってたんだが、『アンジュ』と『サンジュ』はどうした?」

 

レイア「お二人でしたら、練兵場で鍛錬してましたよ」

 

ユーマ「そうか、相変わらず真面目姉妹だな。ちょっと見てくる」

 

サキ「はい!」

 

ユーマは部屋を出ると練兵場に向かった。その練兵場では、白銀の騎士鎧をきた緑髪のサイドテール(右)の少女『アンジュ』(イメージ声優:千本木彩花)、白銀の騎士鎧を着たオレンジ髪のサイドテール(左)の少女『サンジュ』(ファイルーズあい)がいた。彼女達は双子の姉妹である。

 

アンジュ「はっ!よっ!」

 

サンジュ「ふん!やっ!」

 

カキン!キン!キキン!

 

アンジュは二本の短剣、サンジュはレイピアを使い、二人で模擬戦をしていた。そこへユーマが来る。

 

ユーマ「おーい、二人とも!」

 

アンジュ「あっ!ユーマ小隊長!」

 

サンジュ「小隊長!」

 

二人は鍛錬をやめてユーマの元に行く。

 

アンジュ「ユーマ小隊長、何か用ですか?」

 

ユーマ「いや、ここで鍛錬してるって聞いたからな。もし良かったら俺も混ぜてもらおうかなっと思って」

 

サンジュ「いいですよ、別に」

 

アンジュ「ユーマ小隊長も一緒に鍛錬しましょう!」

 

ユーマ「ありがとう」

 

それから2時間、ユーマはアンジュとサンジュと一緒に鍛錬をした。

 

アンジュ、サンジュ「「ありがとうございます!」」

 

ユーマ「ああ」

 

ユーマに挨拶して、アンジュとサンジュは練兵場を後にする。

 

ユーマ「はぁ〜いい鍛錬だった!」

 

???「ほんと、見ていてすごいと思ったわよ」

 

ユーマが振り返るとそこにはセラがいた。

 

ユーマ「なんだセラか」

 

セラ「なんだとは失礼ね!それよりも、いい知らせがあるんだけど、聞きたい?」

 

ユーマ「なんだよいい知らせって?」

 

セラ「明日、私専用の騎士鎧が届くのよ!」

 

ユーマ「おおやっとか!良かったじゃねえか!」

 

セラの専用の騎士鎧が届くと聞いたユーマは驚く。この騎士団では小隊長から上の上位騎士、特異な特殊スキルを持つ騎士にはパーソナルカラーの騎士鎧が与えられる。この騎士鎧はドラゴンの鱗と希少な鉱石を錬金して作られており、通常の騎士鎧よりも頑丈にできている。

 

セラ「ふふふ、いよいよ私も自分色の騎士鎧を着る時が来たわ!それを身に付ければ、異形族なんて敵じゃないわ!ナハハハハハ!」

 

ユーマ(分かり易い奴だな・・・)

 

高らかにそう言うセラを見て、ユーマは心の中でそう思うのであった

 

続く




次回、第十話『異形族の国』お楽しみに。
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