異形族に捕えられたユーマ達を救出するため、エレン達はアーク達と戦っていた。セラ達はユーマ達を解放すべく女兵士達と交戦していた。
カリス「おりゃぁ!」
バシュッ!
女兵士A「ぐあっ!」
フィアナ「ふっ!」
ザッ!
女兵士B「ぐっ!」
アスカ「おらぁっ!」
バシッ!
女兵士C「がぁ!」
カリスはメイス、フィアナは剣、アスカは長槍で異形族の女兵士達を蹴散らす。その隙にセラはユーマ達が入れられている檻車の鍵を壊して入り、ユーマの拘束を解く。
セラ「ユーマ!大丈夫!?」
ユーマ「ああ、ありがとう」
拘束を解かれたユーマはセラと共にレイア達の拘束を解き始める。
キン!キン!キン!
その頃、エレンはアークを相手にしていた。
エレン「はぁーっ!」
ギィン!
アーク「くっ・・・!」
エレンのレイピアによる鋭い突きが炸裂。アークは剣でガードするが反動で後ろに大きく後退する。
アーク(これがホワイトローズ騎士団団長の実力・・・凄まじい)
アークはエレンの高い実力に感心する。
アーク「だが、私とて弱くない! 出てこい!『ホーンコブラ』!!」
アークがそう叫ぶと、アークの背後に魔法陣が生成され、そこから長い角が生えたコブラ型のモンスター『ホーンコブラ』が現れる。
エレン「召喚型スキルか!」
アーク「行け!」
ホーンコブラ『シャーーーー!!』
ホーンコブラは口から黄色い粘液を吐き出す。エレンに即座に回避する。すると黄色い粘液に濡れた地面が溶け始める。
エレン「酸性の粘液!? 当たったら即死という事ね」
アーク「二体一、勝てるか?」
エレン「勝てるさ。私には頼もしい仲間が付いている!」
セラ「そういうことよ!」
アーク「!?」
後方からセラがアークを剣で攻撃する。アークは反転して剣でガードする。
セラ「ホワイトローズ騎士団の結束力、舐めないでよね!」
アーク「ふっ、そうか。ホーンコブラ、お前はエレンシアを相手にしろ!」
ホーンコブラ『シャーーー!』
アークに指示されたホーンコブラはエレンに攻撃を仕掛ける。
アーク「お前の相手は私だ」
セラ「そう、私の力見せてあげる!」
キン!ガキン!キキン!
セラはアークに向かっていく。そして二人の激しい殺陣が繰り広げられる。
アーク「いい動きだ。だがまだまだだな!『貫通斬』!」
アークは特殊スキル『貫通斬』を発動させ、剣先から貫通力あるレーザーを放つ。
セラ「好機!『ガードカウンター』!」
セラは自身の特殊スキルの一つ『フルカウンター』を発動。セラが剣を振るうと、放たれたレーザーが弾き返され、アークの右肩を貫く。
アーク「なっ!カウンタースキルか!?」
セラ「そうよ、私もやるでしょ」
アーク「おのれ・・・」
ホーンコブラ『グシャァァァ!?』
アーク「!?」
アークがホーンコブラの方を見ると、そこにエリスに倒されたホーンコブラがいた。
エレン「こっちは終わったわ。あとは貴女だけよ」
アーク「くっ・・・撤退だ」
アークは転移アイテムを使いそこから撤退する。
セラ「あっ!逃げた!」
エレン「いいわよセラ。私たちの目的はユーマ達の救出だから」
セラ「・・・そうですね」
ユーマ達を救出したエレン達は捕縛した異形族の女兵士達と共に王都アスファニアに帰還した。
それから日が暮れた夕暮れ頃。ユーマは自室で休んでいた。
ユーマ「はぁ〜、今回はセラ達に助けられたな」
トントン
ユーマ「? はーい」
扉が開いてセラが入ってくる。
ユーマ「セラか。今回はありがとな。助かったよ」
セラ「仲間なんだから当然よ。それよりユーマ、疲れてるなら、私がマッサージしてあげる」
ユーマ「えっ、お前が? 珍しい事もあるもんだな」
セラ「いいから横になって!」
セラに言われてユーマはベットにうつ伏せに寝る。そしてセラはマッサージを始める。
セラ「どう、気持ちいい?」
ユーマ「ああ」
その後、ユーマはセラのマッサージのおかげで気力が回復したのであった。
続く
次回、第一六話『姉、来たる』お楽しみに。