※この作品はR-18です。

白銀騎士団の黒一点   作:バズートル

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プロローグ
第一話 白銀の黒騎士


その日、一つの町が謎の軍勢に襲われた。謎の軍勢の兵士達な町の人達を襲い始めると、大人の男性は一人残らず皆殺しにし、大人の女性と子供は全員捕縛して何処かへと連れ去ってしまった。そして町は廃墟の化して誰もいなくなった。”ただ一人の少年”を残して・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから時は経ち、とある国の首都近くの森林。その森の中で白い薔薇があしらわれた白銀の鎧を身に付けた三人の女性が、巨大な猪型のモンスターと戦っていた。彼女達はこの国の騎士団『ホワイトローズ騎士団』の団員達である。

 

???「うおりゃー!!」

 

バゴーン!

 

猪モンスター『プゴォーーー!』

 

???「どうだ!アタシのメイスの味わよ!?」

 

メイスで猪モンスターの頭部に一撃を与えた白銀ポニーテールの少女の名は『カリス=ティアマト』。ホワイトローズ騎士団の小隊長の一人である。

 

猪モンスター『フゥ・・・フゴォー!』

 

攻撃を食らった猪モンスターはカリスに突進する。

 

カリス「おっとヤベ!」

 

カリスは急いで横に逸れて猪モンスターの突進を躱す。突進を外した猪モンスターは方向転換して再びカリスに突撃する。

 

カリス「げっ!?まだ来んのかよ!」

 

ヒューン!

 

するとカリスの横を一本の矢が通り過ぎて、猪モンスターに命中する。

 

ビリビリビリビリ!!

 

猪モンスター『プゴォーーー!?』

 

矢が当たったと同時に、猪モンスターに電撃が走り痺れさせる。カリスが振り向くとそこには弓を携えた浅葱色のサイドテールの少女『シャリス=ラクレール』がいた。

 

カリス「サンキューシャリス!」

 

シャリス「調子に乗りすぎよ、カリス」

 

カリス「悪りぃ悪りぃ」

 

???「あとは任せて!」

 

すると剣と盾を装備した金髪ロングヘアの女性が痺れている猪モンスターの背に飛び乗る。少女の名は『セラ=アルマルス』。彼女もカリスと同じ小隊長の一人である。

 

セラ「はぁーっ!」

 

ザシュ!

 

猪モンスター「プゴォーーー・・・!」

 

ドシーン!

 

セラフィナは猪モンスター頭頂部に剣を突き刺す。猪モンスターは雄叫びを上げると、白目を向いてその場に倒れた。

 

セラ「討伐完了」

 

シャリス「お見事です、セラ小隊長」

 

カリス「くぅ〜手柄取られた〜!」

 

自分が仕留めたかったモンスターをセラフィナに取られてショックを置けるカリス。

 

シャリス「騎士団長から依頼された『ブルキング』の討伐はこれで完了ですね」

 

セラ「ええ。ところで・・・『ユーマ』はどうしたの?」

 

シャリス「そう言えば・・・」

 

カリス「どこ行ったんだアイツ?」

 

ユーマという人物がいない事に気づいた三人は辺りを見回すが、それらしい人物はいなかった。

 

セラ「まったく、どこに行ったのよアイツは!同じ小隊長としての自覚はないの!?」

 

カリス「まぁまぁセラ。いつもの事だろうが」

 

この場にいないユーマは苛立つセラをカリスは宥める。すると・・・。

 

ガサガサガサガ・・・

 

突如、近くの草むらが揺れ動く。

 

カリス「ん?なんだ?」

 

バサァァァ!!

 

???『キィィィィッ!』

 

そしてその草むらから超巨大な蟷螂型モンスターが現れた。

 

シャリス「こ、コイツは!」

 

セラ「メ、メガマンティス!!」

 

現れたモンスターは、昆虫型モンスターの中でもAクラスの強さ誇る『メガマンティス』である。

 

カリス「マジかよ!?Aランクのモンスターが何で首都に近い森林に!?本来は国境付近の密林にいるモンスターじゃねえかよ!」

 

シャリス「これはマズイですね。小隊長、討伐しますか?・・・・小隊長?」

 

カリス「ん?」

 

何の返答もしないセラに疑問を持ったシャリスとカリスが振り向くと、セラは涙を流しビクビクしながら木の裏に隠れていた。

 

セラ「む、虫・・・怖いー!!(泣)」

 

カリス「そうだった!セラは虫が苦手だった!」

 

セラは虫、昆虫型モンスターが大の苦手であり、それを前にすると極度に怯えてしまうのだ。

 

シャリス「仕方ありません。カリス小隊長、私達でやりましょう!」

 

カリス「おお!」

 

シャリスとカリスは二人だけでメガマンティスに挑む。

 

カリス「うおりゃー!!」

 

ガキン!キン!

 

カリスのメイスとメガマンティスの鎌が激しく交差し、火花が散る。

 

シャリス「ふっ」

 

シャリスは弓を構え矢を数発放つ。しかしメガマンティスの堅殻に弾かれる。

 

シャリス「矢は効かないか・・・だったら!」

 

シャリスは一本の矢を手に取る。すると持っていた矢が赤いオーラが纏われる。そして弓に矢をセットして弦を引く。

 

シャリス「食らいなさい」

 

シュン!ズドーン!

 

シャリスはオーラを纏った矢を放つ。そしてメガマンティスに命中すると爆発した。

 

メガマンティス『キィィィィッ!』

 

カリス「ナイスだシャリス!アタシも行くよ!」

 

するとカリスのメイスに炎が纏われる。そして炎が纏われたメイスをメガマンティスに叩きつける。

 

カリス「どうだ!?」

 

メガマンティス『キィィィ・・・キシャァァァ!!』

 

するとメガマンティスの目が赤くなる。

 

シャリス「マズイ!興奮状態よ!」

 

カリス「ヤベヤベ!」

 

興奮状態になったメガマンティスに二人は距離を取る。興奮状態のメガマンティスは両手の大鎌で周囲の木々を斬りまくる。するとセラが隠れていた木まで斬られてしまい、セラが丸見えになってしまう。

 

セラ「え、ウソ・・・ひぃ〜〜〜!!?」

 

セラを見つけたメガマンティスは猛スピードでセラに突っ込む。

 

シャリス「!?」

 

カリス「セラ!逃げろ!」

 

カリスは逃げろと叫ぶが、セラは恐怖のあまり腰を抜かして動けない。そしてメガマンティスの鎌がセラ竜人族振り下ろされた。

 

セラ(終わった・・・)

 

自身の死を悟ったその時!

 

ガキーンッ!

 

突如一人の人物が割って入り、刀でメガマンティスの鎌を受け止める。その人物は黒色の鎧を身に付けていた。

 

???「あっぶねぇ〜。大丈夫かセラ?」

 

セラ「・・・もぅ、遅いじゃない!『ユーマ』!」

 

その人物は先ほどセラ達が探していた『ユーマ』であった。ユーマは力を振り絞るとメガマンティスを押し返す。

 

ユーマ「メガマンティスか・・・密林にいるモンスターだろ。何でこんな場所に?」

 

セラ「知らないわよ!こっちだてビックルしたんだから!」

 

ユーマ「はいはい。あとは任せろ。ぶった斬ってやる!」

 

ユーマは不敵な笑みを浮かべると刀を構える。

 

メガマンティス『キシャァァァ!!』

 

キン!キン!キン!キン!キン!

 

メガマンティスは両腕の鎌を連続かつ高速で振るう。ユーマは刀でその攻撃を余裕な感じで弾きまくる。

 

ユーマ「そんな攻撃じゃ、俺は止められねぇよ!」

 

ズバーン!

 

ユーマは刀でメガマンティスの両腕を切り落とす。

 

メガマンティス『キィィィィッ!?』

 

ユーマ「終わりだ・・・」

 

ユーマは刀に手を添えると、横にスライドさせる。すると刀に眩い光が纏われる。

 

ユーマ「“絶対切断”!!」

 

ズバーーーンッ!!

 

光を纏った刀を優希は大きく振るう。そして凄まじい斬撃が放たれ、メガマンティスを一刀両断して仕留める。

 

カリス「やったー!」

 

シャリス「お見事です!ユーマ小隊長!」

 

ユーマ「ふふ〜ん、まぁな」

 

セラ「調子に乗らない!」

 

バシッ

 

ユーマ「痛って!」

 

突如現れたメガマンティスはユーマによって討伐された。この少年こそ本作の主人公『ユーマ=カリウス』。ホワイトローズ騎士団小隊長の一人にして“騎士団唯一の男性騎士”である。

 

 

 

続く・・・・




次回、第二話『特殊スキル』お楽しみに

〜イメージ声優〜

ユーマ:斉藤壮馬
セラ:鬼頭明里
カリス:井上麻里奈
シャリス:沼倉愛美
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