※この作品はR-18です。

淫辱昇天☆ホロミルキィ 出張事務所   作:ナルキケーネ(ハーメルン支店)

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pixiv版ではatahuta様の挿絵も見られます。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=28277932


ケース①恐怖!おまんこなめなめ団!

 ――――それはまるで、迷い込んだ夢の世界で、実際にあった出来事のようだった。

 

 私たちは、ダイヤモンドを織ったヴェールの如き眩い光に包まれたステージの上に立っていた。たくさん練習してきた歌とダンス、そしてファンサービスを披露して、観客席を熱狂させていく。

 

 尊敬する作曲家が手掛けた、心躍る最高の音楽に合わせたステップが小気味いい鼓動を奏でる。細部まで凝った演出が、会場全体を一つの作品に仕立て上げる。

 

 重力の鎖から解き放たれた身体は、軽い跳躍でも天使の羽のように宙を舞い、歓声に押し上げられて天へ昇る。地平線まで続いている、広大な観客席の隅から隅まで――観客席のみんなの顔まで、一人ひとり見渡せる。

 

 弾けた汗が煌めきを散らして、宝石のように舞い揺れて、この世界の深淵まで魅了する。隣で、命が灯った息を合わせてくれる、対照的な印象の衣装を着た相方と――繋がる力で、1+1を100にして。

 

 夢を乗せた歌声が響けば、夢を見るサイリウムで返事が貰える。熱いコールで問えば、沸き立つレスポンスが弾む。私が笑えば、みんなが笑ってくれる。

 

 この場には、私の欲しいものが全部あった。私の人生が、ここに在る命が、余すところなく満たされた。

 

 たった数分のあいだに起きた、確かな奇跡。星々の軌跡から見れば、ほんの刹那、あえかな光に過ぎないけれど――私の心に、消えない希望を焼きつけてくれていた。―――― 

 

 

 

  

 

 ―― 仮想世界『バーチャルスクエア』 ――

 

 十人十色のエンターテインメントが、人の数だけ躍動できる夢の世界――電子の海に作られたその場所は、『バーチャルスクエア』と名づけられた。現実とは異なるけれど、五感も時間も確かに存在し、表裏一体に〝在る〟仮想の世界――その中にある小さなアイドル事務所の、なんかこう、やけにこざっぱりした室内には、華々しくて煌びやかなライブの映像が流されていた。

 

 現実とは思えない楽曲。現実離れした演出。現実では浸れない熱狂。現実では味わえない、最高の充足感。少女が思い出すだけで、少女の口からよだれが滴るほどの甘美な体験だったようだ。

 

「はぁ~……♡ あの時のライブさぁ、マぁジで最高じゃなかった?♡ もう一回、あの場所に立ちたいなぁ~♡」

 

 たぷるんっ♡と現実離れした大きな乳房に邪魔されながら、自分の夢に浸ることを優先する激カワ爆乳メイドアイドル――あくあは、うっとり♡と映像に見惚れていた。

 

 安物のクッキーを食べながら、上機嫌に左右へ揺れる小柄な身体――それに似つかわしくない乳房の重みで、中古のパイプ椅子がギっシ!ギっシ!と悲鳴を上げている。

 

「……あくたん……!お金が……もう、ございませんのよ……! 普通にランチを食べるだけで、一文無しになるぐらいには……!」

 

 くたびれた仮眠用ベッドに寝転がり、スマホを弄っていた激カワ美人系歌姫アイドル――すいせいが枕に顔を埋める。画面に表示していた、『残高 1CP』の文字には悲壮感すら溢れていた。

 

 ――あくあとすいせいは、自分たちの〝限界の向こう側〟を確かめるためにバーチャルスクエアで小さな事務所を設立した。何の後ろ盾もないアイドルとして、『ハイリスク・ハイリターンな方法』でリソースを稼ぎながら、基本的にはソロ同士で地道に活動していたが――つい先日、バーチャルスクエア全体を挙げた一大エンターテインメントイベントに、全財産をはたいて二人組ユニットとして参加したのだった。

 

「うぐう……前の事務所が……ふかふかのベッドが恋しい……! 登壇条件が事務所の規模で決まるステージもあるし……窮屈だよぅ……ひもじいよぅ……よよよーん……」

 

 とにかく疲れが取れにくい、へたれたマットレスに辟易したすいせいは、ベッドでゴロゴロとうだついた。アルバイトの求人は常に探し続けているが、AIによって全てが最適化されているバーチャルスクエアの中には、特殊なスキルを持たない非正規雇用者の手を必要とする仕事などほぼ存在しなかった。

 

 ――外部から送金することもできなくはないが、バーチャルスクエア独自の社会を発展させ、人々の〝新しいリアル〟を作るために、通貨の換算レートは極悪なものとなっている。どんな夢でも叶えられる、無限の可能性を秘めたバーチャルスクエアで目的を果たすには、バーチャルスクエアの住人として、アクティブにアクションを起こさなければならないのだ!

 

 金も無ければ、仕事も無い。そんなすいせいと同じく、文無し・職無し・未来無しという仮想世界のリアルすぎる貧困に陥ったはずのあくあは――きらきら、とろりとした瞳でライブ映像を眺め続けている。

 

 それは、彼女たちが積み上げてきたもの全てを代償にして、ようやく得られたもの――眩い刹那に刻まれた、巨大な宝石のような思い出だった。人の心を誘ってやまない輝きは、楽曲とともにパフォーマンスが終わったタイミングで冒頭に戻り、何度も、何度も再生されている。

 

 その始まりの音に誘われて、「まだ見るんかよ」と呆れたすいせいが顔を上げ――先ほどからも何度も繰り返し夢見ているあくあと同じように、思わず、目を煌めかせた。

 

 仮想世界の現実にまみれた悲惨な残高を一瞥して……すいせいはベッドを降り、ぴょんと水色の髪が跳ねているあくあの頭に顎を乗せる。

 

 それ以降、同じ映像に見惚れる二人は、余計な言葉を発することもなかったが――たったの数分――何も知らない者から見れば、あまりにも儚い瞬間が、少女たちの心に夢と希望を湧き上がらせた。

 

「絶対にもう一回演(ヤ)ろうね、すいちゃん!」

 

「……おうよ。次はうちら単独で、もっと豪華に……その次はソロでも演る……! それまで、できることはなんでもやってやらぁ!」

 

 映像の終わり――白いふりふりのドレスと、黒いスタイリッシュな衣装に身を包んだ二人の少女がハイタッチをしたところで、あくあとすいせいが固い拳を強く突き合わせた。

 

 その時――ベッドに放置されていたすいせいのスマホと、テーブル上のあくあのスマホがけたたましい警報を発する。

 

 ――バーチャルスクエアの官民治安維持アプリ『FFF』が起動している! 画面に映った地図には、違反行為をはたらいて賞金首となった者――通称〝札付き〟が現在進行形で治安を乱している場所が表示されていた!

 

「っ――やっと来たよ、すいちゃん! エリアレッドで札付きが悪さを始めたって!」

 

「レッド……ってことは、あの下ネタ組織の連中か……? あいつら、すぐ群れるからめんどっちいんだよなぁ……」

 

 すいせいがスマホを手に取り、仮想世界の公的機関によって『DEAD OR DELETE』(とりあえずぶっころOK!)を示す緊急手配の札が貼られた対象を調べる。所属するだけでもギルティな存在として認識される〝指定センシティブ組織〟の一つである秘密結社『エレクト』の構成員――いわゆる〝怪人〟の情報が表示されていた。

 

「数は稼げるってことでしょ! 所属しているヤツ全員、運営が認める札付きのワルなんだし!」

 

「……ま、それもそうだ。じゃあ、いつもどおりの早い者勝ちね! あくたんがマジの一文無しになったら、お金は貸してあげるから!」

 

 すいせいは、機械仕掛けのスタンドに立て掛けていた黒い斧槍を手に取り、開け放った窓から飛び出した。6階建て雑居ビル(エレベーター無し)の5階からゆっくりと落下して、衣服をはためかせながら蒼い光の旋風を自身に巻き込む。武器の柄に横座り、石突からジェットエンジンのような星屑の粒子を噴出させて空を駆け、白銀の穂先で豪快に風を裂いていく。

 

「ちょっ、また置いてくし! あ、あたしの稼ぎがぁ!!」

 

 あくあも慌てて、スタンドから深みのある青色の長棒を取って窓枠に足を掛ける。全身を淡く発光させ、背中に浮かび上がらせた蒼光の薄翼で垂直に羽ばたき――ビルの屋上を蹴って、さらに高くまで跳び上がった。遥か上空で、薄く広げた光のキャノピーで風を捕まえ、蒼い火花を散らす光を推進力にしながらグライダーのように滑空する。

 

 ――眼下に広がるのは、安寧と調和を求めた人々の心が暮らす永世平和区域『エリアホワイト』。地に足が着いた近未来の都市に、夢の彩りが足されたような光景がどこまでも続いていた。

 

 空飛ぶ車を避けて風に乗り、首が痛くなるほどに見上げるビルに足を掛け、薄光の翼で高度を稼ぐ。散り舞う光の破片は、まるで結晶で織られた天使の羽のよう。大人気男性アイドルの映像が流れる巨大なモニターに、世界の果てまで見通せそうな大型ライブステージといった、アイドルとして無性に心躍る景色を眺めながら――あくあは意を決して、アプリが示している治安維持要請エリアへと向かった。

 

 ……………………。

 

 ――バーチャルスクエアは、広大な土地に多様な風土と文化が根づいており、それぞれが色で区分けされている。その中でも、アスファルトやレンガで道が敷かれ、昔ながらのローカルな現実味が溢れる町並みや過ごしやすい雰囲気が特徴的な区域は『エリアレッド』と呼ばれていた。

 

「たぶん、この辺のハズだけど……上から見た感じ、建物の配置が全く同じだし……」

 

 エリアレッドの住宅街を高い場所から見下ろしていたあくあは、帆のように張っていたキャノピーを天に還し、フレームにしていたロッドを構えて地面に降り立つ。

 

 ちょうどその時――明後日の方向から飛来した輝く彗星が隣に着弾し、クリスタルの砕けるような美しい音と共に、蒼色の星屑を周囲へ散りばめた。

 

「おーっす。さっきぶりー」

 

「すいちゃん遅くねぇー? 抜け駆けスタートダッシュしたんじゃなかったんか~?」

 

「こ、この辺は入り組んでて、似たような場所が多いんだよ……! 私、あくたんみたいに高いところが好きなわけじゃないし……!」

 

「なるほどなるほどぉ、それで道に迷っちゃったんですか~?♪ すいちゃんってマジで可愛いよね♪」

 

「う、うッぜぇーッ……! 相方じゃなかったらブン殴ってるところだったわ!」

 

「きゃははは――あ痛ぁっ!? お、乙女の肩にガチのグーパンって……おまえっ……!!」

 

「ほら! 気ィ抜いてないで、さっさと構える! 向こうから声が聞こえる――札付き、来るよ!」

 

 スマホをしまって目を細めたすいせいと、肩をさすりながら小言を呟いているあくあが得物を握る。

 

 すると――少し離れた所から、ドタバタとした騒ぎが近づいてくる。

 

「きゃあー! 変態よー!! 誰か助けてー!!」

 

「ゲヘヘヘヘ! お前のマンコ、舐めさせろ!」

 

「俺たち『おまんこなめなめ団』に逆らうと大変なコトになっちゃうぜ!」

 

「いやぁーん! 逆らってないのに大変なコトになってるー!!」

 

 曲がり角から、下半身の服や下着を破かれた女性たちが二人のもとへ逃げてきた。続いて、ガタイの良い身体にスリングショットとショートブーツのみを身につけた男たちがなだれ込んでくる。色とりどりの布地と筋骨隆々な肌が並ぶサマは、まるで変態の見本市だった。

 

「ゲヘヘ……あん? なんだお前たちは? まさか……マンコを舐められたいのか?」

 

「ンなわけねェーだろバーカ! おめーら札付きを狩りに来たんだよ!」

 

「フフフ……! そうとも、俺たちのカリはデカい。一度イれたらなかなか抜けないと評判だぞ?」

 

「うっわ、キッ……ごほんっ……! あてぃしたち、そんな話はしてないんですけどぉ……!」

 

「ダメだこりゃ、脳が性欲に支配されてて会話が成立しねぇや」

 

 すいせいは手で女性たちを後ろへ逃がし、あくあと肩を並べて道を塞ぐ。体格差も、人数差もある変態集団を相手取って睨みを利かせた。

 

「お前たち、〝ハンター〟だな? 女なのに珍しいねぇ!」

 

「ハンター登録を済ませてるってことは……これからナニをサれても、全部が『同意の上』ってことでいいんだよなぁ?」

 

 ――ハンターと札付き。それは公的機関(仮想世界の運営を国から任される執行団体、通称『運営』)の圧倒的なマンパワー不足に対応するために共通ルールで定められた、バーチャルスクエアにおける〝ロール〟だ。いわゆる賞金稼ぎと賞金首の関係に当たるが、運営はこれらについていかなる場合においても責任を負わない。それを承知したうえでハンターとしてのライセンスが付与されるのだ。

 

「へぇ、そういう都合のいい知識だけはあるんだ? 女にチンコ突っ込むことしか頭にないのかと思ってたわ」

 

「ちょっ、すいちゃん……! アイドルが……その……ち、ちんことか……そういうの、言っちゃダメ……!」

 

「安心しろ、もちろん男も貪っている。俺は恥じらう男の娘のチンポを弄りながらお尻穴をハメるのが好きだ」

 

「聞いてねェーよ。なんだよお尻穴って。ただ見境ないだけじゃねえか」

 

「てかもう怖いんだけど……! すいちゃん、こいつら早いとこやっつけようよ……!会話してるだけで頭おかしくなるって……!」

 

「同感。いくよ、あくたん! 『ホロチェンジ』ッ!」

 

 あくあとすいせいが、ポケットから『コアユニット』を取り出して構える。白と黒、それぞれのイメージカラーに蒼い輝きを灯した小型の機械装置から夢と希望の光が溢れ――眩さに包まれた少女たちの瑞々しい身体を光の帯が包んでいく。

 

 肉感溢るる肢体に優しく食い込むように絡みついた輝きは、少女たちの未来を鮮やかに彩る――弾けた煌めきの中で、その身体が華々しい戦闘コスチュームによってドレスアップされた。

 

「その姿……まさか、魔法少女ってヤツか!? いつの時代!?」

 

「……あッ! あれは、バーチャルワールドで活躍していたアイドル系魔法少女……ホロウィッチの衣装じゃないか!! 俺は詳しいんだ!」

 

「ホロウィッチだぁ? そんな大昔の眉唾話が、なんだってこの世界に? 今さら正義の味方気取りかよ?」

 

 変態たちは困惑しながらも、美少女たちの清廉でほのかにエッチさを感じさせる変身姿に勃起を硬くした。

 

「お生憎様。私ら、〝正義の味方〟なんて良い子ちゃんじゃなくってさ。武器見りゃわかるっしょ?」

 

 忌むべき女の敵に、口をへの字にひん曲げたすいせいが武器の切っ先を向ける。鋭い刃に触れる風は勝手にちぎれ、どこからか落ちてきた木の葉が融けたバターのようにスラリと斬れて、不可視のエネルギーの流れによって残骸が散る。

 

「魔法少女なのにステッキを持ってないじゃないか! レギュレーション違反だぞ!!」

 

「ホロウィッチじゃない……つまり、そのスケベな格好は……俺たちとのドスケベコスプレセックス用……!? 気が利くじゃないか!」

 

「そんなことあるわけなくない!? ねえもうこいつら発想も格好も全部終わってんだけど!?」

 

「ドスケベコスプレセックス用の服を着ているお前たちも同じだろう! それではお互いに自己紹介と行こうじゃないか!」

 

「俺たちはエレクトのフェチズム部会『おまんこなめなめ団』だ! さあ、復唱しろ! その後にお前たちもマンコを広げていいぞ!」

 

「こ、こいつら、マジ最悪なんだけど……! そんなの要らないし! どうせみんな、すぐに『デス』っちゃうんだから!」

 

 あくあが一定のリズムで瞬きをすると、アイテムポーチに格納したスマホのアプリが連動する。男たちの頭上に、現在所持しているCPと、これまでに積み重ねてきた罪――『ギルティ』に応じた懸賞金が表示された。明らかにモブっぽいクソザコ変態怪人のアバターを一人でも斃し、現実世界に強制送還させるだけでも、最低一週間は贅沢に暮らせるような報酬が得られる〝大きな成果〟が目に見えている。

 

 ――身勝手な欲望に身を任せて人の道を外れた男たちは、世界のルールによって札を貼られた、治安を乱す〝悪〟そのもの。高いリスクを背負い、蔓延る悪を喰らう〝対抗勢力〟こそがハンターなのだ!

 

「……あたしは、あたしの力で……この世界で……! どこまでできるか、やってみたいんだッ!」

 

 あくあはロッドを振りかぶり、私欲に満ちた変態集団へと勇ましく特攻する。口笛を鳴らしたパートナーもそれに合わせ、肌面積が9割を超える男の肉海に飛び込んだ――。

 

 

 

「きゃあああっ!?」

 

「くっ、あぁああっ……!!」

 

 

 

 ――惨敗した。敗北RTAの記録は4分弱。カップうどんすらも食べ頃に至らない、なんとも残念な結果だった。

 

「なんだこいつら!!あんだけイキッてたクセに超弱いじゃねえか!」

 

「いやいや、俺たちが強くなりすぎたんだろ! 怪人向けの肉体改造技術、どんどん質が上がってるからな!」

 

「ボスとドクターには感謝してもしきれねえぜ! 誰にも邪魔されず、好き勝手に雌肉を啜れるんだもんな!」

 

「うぐぐ……くそぉっ……! こんな、変態雑魚モブなんかに……!」

 

 受けた拳圧でコスチュームが破れ、たぷるんっ♡とこぼれてしまった爆乳を隠しながら、あくあがロッドを支えにして立ち上がろうとする。

 

 しかし、下卑た顔を浮かべた男たちに取り囲まれ、勇猛だったあくあの顔が引きつる。大きな手で細腕を持ち上げられ、武器とおっぱいをぽろり♡と取りこぼし、スリングショットからはみ出始めた勃起に包囲された。

 

「あ……っ……! いや、ちょっ……えっとぉ……♡ あてぃし、べつに……皆さんに、歯向かうつもりとか、全然なくってぇ……!♡」

 

「お前、さっき俺たちがすぐ『デス』るとか言ってたよな? あれどういう意味だ?」

 

 硬くて熱い物体が、むぎゅ、むぎゅとあくあのもちもちほっぺを圧迫する。

 

「うわ、くっさっ……! いやっ、あのっ、なんていうか……てへっ……♡ さ、さっきのは、カワイイ女の子の、ちょっとした冗談、みたいな……むごっ……♡」

 

「あぁ!? なんだこいつ、カワイイ顔してほとんどCPも持ってねえぞ! これじゃあデスらせてもたいした稼ぎにならねえよ!」

 

「ンだよ、しけてんな……! じゃあもうさっさと犯しちゃおうぜ!」

 

「ひぃっ!? そ、それは、だめっ……あっ……いやぁーんっ!!♡」

 

 既にあちこちが破けていたコスチュームを、男たちの手がビリビリとむしり取る。瑞々しい柔肌が露わになり、女体の恥じらいを守る物が奪われていく。

 

「あ、あくたんッ!! やめろ、こらぁっ!!」

 

「オメーはこっちだ、貧乏人! 胸がひかえめなんだから、ケツと太ももだけじゃなくて財布も豊満にしとけや!」

 

「っ!? この、放せっ……ぐうううっ……!!」

 

 取り押さえられたすいせいも武器を取り上げられ、黒い装束をひん剥かれる。つんっ♡と乳首が上向くように尖ったひかえめおっぱいがしなり――胴体をほとんど全裸にされた状態であくあと並ばせられ、謎の装置を顔に近づけられた。

 

 ――みゅいん みゅいん みゅいん……! 装置から発された光と音の波が二人の脳を揺さぶった!

 

「なっ、なにこれっ――おっ♡おっ♡お~っ……!?♡ あてぃしっ♡のっ♡あたまっ……んぉ~……♡」

 

 とろけた目にハートマークを浮かべたあくあが、舌をはみ出させて、しょろろっ♡と純白のショーツに屈服潮でシミを広げた。

 

「ぐっ、くぅううっ……!? い、今のは……!?」

 

「ゲヘヘヘヘ……! さあ、俺たちの名前を言ってみな! 恥ずかしがらずに、媚びるようにな!」

 

「……お、おまんこぉ……なめなめ団ひゃま、でひゅ……♡ えひっ……えへぇ……♡」

 

「あ、あくたん!? テメーら……!私たちに何をした……!?」

 

「ゲヘヘヘヘ! こいつはな、お前たちみたいにヘンな力を使うメスども専用の催眠装置さ! そうら!もっとアヘれアヘれ!」

 

 装置から発生する怪電波が、抵抗するすいせいの頭と意識を間近で麻痺させようとする。波の揺らぎに合わせて光が明滅し、完堕ちサインが何度も浮かびかける蒼い瞳は、なかなか敗色に染まらなかった。

 

「ぅ、ぁ゛っ……!?♡ こんな、バカみたいな、催眠っ……ひぐっ……♡ かかるわけ、ないだろっ……!♡」

 

「ほう? 頭にキメセクレベルの快感が流れているはずなのに、ここまで抵抗できる女がいるとは……敵ながらあっぱれだ! しかし、かなり効いてはいるようだな! 『雌犬らしくチンポに媚びろ!』」

 

 装置を持つ男が指を鳴らすと、顔がとろけたあくあと、悔しさを噛み殺したすいせいの身体に、きゅぅううんっ♡と快感電流が走り抜ける。二匹とも仲良く、ぷしゅっ♡しゅうっ♡と恥水を漏らしながらエロ蹲踞の体勢になり、両手を犬のように乳の前で垂れさせる。

 

「わふんっ♡ わんっ♡あんっ♡あんっ♡はぁ~んっ♡」

 

「~~っ!?♡ こ、のっ……クソヤローがっ……!♡」

 

 調教の深度に差が生じているドスケベドッグ二匹を男たちが取り囲み、布地を直角に押し上げている肉テントを顔に近づける。

 

 新たな電波を受信したスケベ犬たちは、股間をカクカクと震わせながら、口でスリングショットの股布を咥え――ぼろんっ!ぼろんっ!ぼろろんっ!と異臭を放つ怪人ペニスを露わにさせる。

 

「あっ♡はふっ♡ちんぽっ♡ちんぽぉっ――あえぅっ……ちゅぱぅっ……♡ じゅろっ♡じゅぽぽっ♡」

 

「ひっ……!?♡や、めろっ……!♡ こんなことして、タダで済むとっ――んろぉおっ……!?♡」

 

 あくあとすいせいは両手にそれぞれ亀頭を包み込み、手袋に我慢汁を塗りたくりながら、窄めた口で男根を頬張った。ぷりぷりの唇で粘膜を食み、舌で亀頭の裏までねぶる――首を振って精一杯に口奉仕を続け、手淫に浸りながら腰をヘコヘコと振って地面を粘っこく濡らしていく。

 

「おおっ!良い具合の口まんこだ……! こっちのデカパイ、ちっちゃい口で頑張って吸い付いてクるぞ!」

 

「こっちの跳ねっ返り貧乳もベロがプリプリで最高だねェ! 前戯としては極上のエロさだよ……おっ、イくぞ……! ちゃんとこぼさず飲めよ~!」

 

「んふっ♡んぅっ――ぐぶっ!?♡ んぶっ……んふふぅっ……♡ ちゅる……ぺろ……♡ぢゅるるるるっ……!♡」

 

「っ!?♡ ひゃめっ♡だひゅらっ――おぼぉおっ……!?♡ んぉっ……ぐぎっ……むぶぅう……!♡」

 

 ぐびゅ!ぶびゅびゅびゅ!と口内に発射された子種を受け、二匹のメスが尻を上下にカクつかせて小さな絶頂に達する。あくあは射精中の陰茎を口いっぱいに食んで精子をねだり、舌を這わせて亀頭を洗う。喉付近まで穂先を突き込まれていたすいせいは、掴まれた頭を痙攣させながら喉に白濁液を浴び、窒息しないための防御反応で汚濁を呑み込んだ。

 

 ずろろ……にゅぼんっ!♡と、立派に反り返りながら粘液を散らす肉棒に代わり、手コキで甘んじていた次の肉欲たちがぬるついた口壺へ侵入する。我慢していた白濁が小便のように溢れるのを繰り返し、肉便器の混雑が解消されたときには、少女たちの口内はネバネバがこびりついて取れなくなるまで用を足されていた。

 

「んげっ♡けふぅっ♡えひっ♡へひぇっ……♡ おちんぽ汁っ♡おいしかったれひゅ……♡」

 

「おえっ……♡げ、ふっ……♡ こ……ろす……っ……♡ ぜったい……いつか……ぶち、こ……うぶっ……!♡」

 

 肉体操作の影響が残っているにもかかわらず、二つの女体は地べたに仰向けで寝そべった。たぷんっ♡と広がった爆乳が横にしなだれ、ツンツンに尖った乳首が天を衝く。無防備な裸体を晒す腹部の内側で、キュイイ……!と熱を帯びた光が放たれ始めた。

 

「おっと!こいつら、精液もエネルギーに変換できるタイプか!」

 

「わっはっは! 最近はそういう小癪なマンコも増えてきたな。ま、無駄だけどな!」

 

 臭みがある生命力すらも糧として吸収し、二人の体内で運命に抗えるだけの力が湧き上がる。少女たちの健気な頑張りを冷笑した男たちは、薬液が入った銃型の装置を取り出し、濡れてぐちゃぐちゃになった下着を剥ぎ取って膣内に挿入する。

 

 ずぢゅにゅにゅ――ずぶんっ!!♡ ぐぢゅぎゅっ♡ぎゅっ――ぐぢぃいっ!!♡

 

「はぁっ♡はぁ――ん゛ぅーっ!?♡」

 

「ひぁあああああっ!?♡ な、ナニしてっ――がっ♡あ゛ぁあああっ……!♡」

 

 膣をこじ開け、ぐちゅっ♡と密着した子宮口から薬液を注入する。仮想世界の肉体を書き換える電流は、神経に直接快楽を流し込んで二人を絶頂に追いやった。

 

 粘液で濡れた装置が引き抜かれ、淫口がぷしゃぷしゃとアクメ潮を漏らしていると――冷や水を浴びたように跳ねた二つの女体が、ガクガクガクっ♡と震えだす。そして、絶頂の波に合わせて――あくあの豊満な乳房から、びゅるるるっ♡ぴゅうっ♡ぶびゅううっ!♡――すいせいのヒクついた恥穴から、ぷっしゃあああっ♡ぶしゃあっ♡ぷしゃあああ……!♡――と、わずかに発光する母乳とアクメ潮が溢れ始めた。

 

 地面を濡らした甘露は、きらきらと弾ける光を天へ還していく。二人を加護していた力が弱まり、破られていたコスチュームも、ミルクと絶頂汁が漏れるたびに少しずつ瓦解する。

 

「クックック! ラボチームがエリアグリーンの触手モンスターから開発した新兵器! その名も、強制エナジー排出薬『もれもれマンコ』!」

 

「効果は永久!効き目もばっちり! そいつの一番クソザコでゆるゆるな性感帯から力が流出していく代物だぜ!」

 

「それでは早速、エナジーだくだくマン汁を味わっちゃうぞ~! 『おまんこドリンクバーになれ!』」

 

「は、はひぃっ♡ おっ♡おまんこの、準備っ♡します……えふぅっ……!♡」

 

「く、ひぅううっ……!?♡ お前らっ、なんてものをっ……きゃあああっ!?♡」

 

 エクスタシーの余韻でエナジーを垂れ流す二人は、催眠装置に支配され、自らの手で内腿を割り開く。ぷっくり♡ふっくら♡と隆起したぬれぬれの秘部を晒し、手で引っ張って、陰唇をもっち♡もっち♡と伸縮させた。

 

 おまんこなめなめ団の構成員たちは舌なめずりをして股間に顔を埋め……ねっちょ♡ねっちょ♡と女陰をねぶり始めた。

 

「あはぁあっ!?♡ ひゃっ♡おまんこっ♡なめなめっ♡ おっ♡おほっ♡ やっば♡すごっ♡ぉっ♡ぺろぺろ、やばぁいっ……!♡」

 

「んひっ♡ぁっ♡ぁ゛あああっ……!♡ キモいっ♡キモすぎっ♡やだっ♡あっ♡そこっ♡そこっ゛……ぁっ……!♡んあぁ゛~っ……!♡」

 

 じゅばるるっ♡じゅばばっ♡ぢゅずずずずっ!♡ ぐちょ♡ぐちょ♡にゅぢゅっぽおおっ!♡

 

 ひたひたに濡れていた花びらを舐められ、あくあとすいせいは腰を上下にヘコつかせながら絶頂を繰り返す。そのたびに、あくあは母乳と潮をスプラッシュし、すいせいはヒクつく割れ目から大量のアクメ汁をシャワーのように噴き出した。

 

 結晶の破片を孕んだように輝く母乳は宙に散ったが、陰部から直飲みされるエネルギーは変態怪人たちの体内に収まり、スケベパワーと勃起の硬さを強まらせていく。

 

「じゅるじゅる……こっちのデカパイマンコ、俺のクンニでイキまくってるクセに、潮とマン汁から染み出るエネルギーが少ないぞ!」

 

「栄養が回りすぎてる乳の方がクソザコなんだ! 俺は今からおっぱいなめなめ団にも参加するぜ!」

 

「お、俺もだ! ぷりっぷりの乳首がうまそ~! 『ドリンクバーとミルクサーバーを兼任しろ!』」

 

「あっ♡あっ♡はいっ♡おまんこ出して、おっぱいも出しまひゅっ♡ どうぞっ♡飲んでくらひゃっ――あぉ゛ぉ~っ!?♡」

 

 あくあは股をかっぴろげたまま、首の後ろで手を組んで胸を突き出した。性感で跳ねる女体は、ぷるんっ♡だぷるんっ♡と乳房を踊り狂わせると――にゅん♡にゅん♡と猫じゃらしのように揺れていた二粒の乳首がぱっくりと捕食される。

 

「あはぁ~っ!?♡ おっぱいっ♡吸われちゃっ――あひぃいいっ!?♡ で、出ちゃうっ♡出ちゃいますっ……♡ あっ♡ミルク、でりゅ……ん゛ぅうううっ……!♡」

 

 乳輪を甘噛みし、乳首を舌でこねくり回す男たちは、じゅっぱ♡じゅっぱ♡とエナジーミルクを吸って、すくすく、ムクムクと勃起を健やかに育てていった。

 

「おわっ! す、すげえ濃厚で甘いミルクが、どんどん溢れてきやがる……!お、溺れる……!」

 

「乳を吸われ始めてから、マン汁も濃くなってきたぞ……!うんめぇ……! 最高じゃねえか、万能ドリンクバー……!」

 

「はぁっ♡はひっ♡はひっ♡ありがとうございますっ♡ おっぱいもっ♡おまんこもっ♡おほっ♡ずっと、イッてまひゅっ……♡」

 

「あっ♡あ、あくたんっ……!♡こんなカスどもに、負けちゃダメだっ――あふっ……♡ くっそ、もう、舐めんなっ……ぁあっ……!♡ わ、私の股から離れろっ――ぉふぉっ!?♡」

 

「下も上も、ずいぶんと生イキなマンコだ。立場ってモンを教えてやらないとな!」

 

「な、何が、立場っ――ふ、ぉ゛っ♡ん゛くぅううっ……!♡」

 

 陰唇のヒダを左右にめくられるように、じゅびじゅび~!♡と陰部を吸われたすいせいが屈辱の快感に悶える。そして、痛いほどに硬くなっていた陰核の包皮を剥かれ――ぷりゅんっ♡と勃起クリトリスが露わにされた。

 

 男がねろねろと宙をねぶり、唾液をしたたらせる舌が触れると――ねちゅっ♡くりゅくりゅ……♡――と粘膜同士がとけるように絡み合い、濃厚な余韻を孕む性感が女体を痺れさせる。

 

「はっひょおおっ!?♡ じかっ♡直はやめてっ!♡ あっ♡あっ♡あぁ~んっ……!♡ そこだめっ……あっ♡やばい……しぬぅうっ……!♡」

 

「じゅべろろろ……! 大丈夫、大丈夫!ハンターだもんな! アバターが斃される覚悟はシてるよな!」

 

「くひっ♡ふひーっ♡ふんひぃいっ……!♡ じゃあ、もう、斃せよぉっ……!♡ ま、マンコはもういいからっ……♡ さっさと、終われっ……んぉおおっ……!♡」

 

「――『イかせるなら、心まで。』 エレクトの鉄則だ、マンコとハートにしっかり焼き付けろ。れろろろろっ!」

 

「やっ♡だめ、クリ、吸っちゃ――あぇっ♡――ほっ♡ぉ゛おおお~っ!?♡」

 

 陰核亀頭をついばまれ、勃起の付け根を舌でほじくられたすいせいが仰け反ってアクメ潮を噴射する。ヒクつく下のクチを唇で塞がれ、濃厚なキスで乙女の何もかもを吸い尽くされた。

 

「あっ♡あっ♡もうイくっ♡ぺろぺろやばいっ♡ おまんこイきますっ♡おっぱいも、あっ♡イく、イくっ――はぁああああああんっ……!!♡」

 

「ほひーっ♡ほひーっ♡くそっ♡くそ、ちくしょぉおおっ……!♡ こんなっ♡こんな、変態にっ――いやっ♡また、イカされたくっ――あっ♡あ゛っ――にゃああああっ……!!♡」

 

 ぶびゅううっ!♡びゅぶぶぶっ♡ぶびゅびゅびゅ~っ♡ ぶっしゅうううっ♡ぷしゃあっ♡しゃああああっ……!♡

 

 丸まった筋肉ダルマが、震える蜜肉から体液を啜り尽くす――性臭が濃いペニス蟲に群がられた女体は、為す術もなく絶頂の海へと転がり落とされた。

 

 がっくん♡がっくん♡と肉を波打たせて快感を爆ぜさせる身体。それに喰らいついた口吻は、性感帯を捉えて離さない――強い光を孕んだ体液は全て男たちの胃に収まり、出番を待ち望むズル剥けペニスに力を与えていった。

 

 

 

「さーて、メインディッシュとイこうじゃないか! このヘンな力のおかげで、犯し力があり余ってるぞ!」

 

「マン汁とミルクでお腹も心もいっぱいおっぱい! もうチンコも辛抱たまらんぜ!」

 

 ぴくっ♡ぴくくっ♡と痙攣し、思い出しアクメで体液をびゅっ♡と漏らすほどにオーガズムの余韻に浸っていた催眠済みの肉オナホ。

 

 怪人たちはそれを軽々と持ち上げ、両脚を腕で広げるように固定する――いわゆるフルネルソンの体位でがっぱりと股を開かせ、粘っこい雨に濡れた乙女の花園をお天道様に見せつけた。

 

「はぁーっ♡はぁーっ♡ずっと、イッてるっ……♡もう、むりぃっ……♡ な、何も、出せませ……んふぅっ……♡」

 

「へぇっ……へぇっ……♡ ち、力が、入らないっ……!♡ 私が……こんな、カッコで……ぐううっ……!♡」

 

 うわ言交じりで嬌声を漏らす敗者たちを嘲笑い、男たちは花びらに勃起を突き付け――ぬぢゅるるっ♡ぐぢゅうっ♡ずぷぅうっ……!♡――限界を超えた力を得て、極限まで張り詰めた巨根で雌穴を串刺しにした。

 

「はぉおおおおっ!?♡おっ♡おっ♡おくっ♡ごんごんキてるっ♡うひいぃいっ……!?♡」

 

「いっ♡あっ♡あ゛ぁああーっ!♡ あっ♡やめっ♡きったねえチンコ、入れ、る、なっ♡あ゛はぁっ……!♡」

 

 ずぱんっ♡ずぱんっ♡ずぱぁんっ!♡ にゅばんっ♡ぢゅぱんっ♡にゅるる――ずぼぉんっ!♡

 

 肉壺を突き上げる地獄のハードピストンが膣奥を抉り、快感を天まで貫かせる勢いで女体を辱める。肉壺がペニスのカタチを憶えるように、震えるヒダをこそぎ、しつこくほじくり、子宮口を小突き上げていった。

 

「おおー!トロトロでぷりぷりのマンコが吸い付いてくる! こりゃあ良い肉オナホだ!」

 

「あぉっ♡おにゃっ♡オナホじゃ、ないれひゅっ!♡ あてぃしたちっ♡あっ♡アイドルやっててっ♡ あっ♡あっ♡ぁ゛あ~っ……!!♡ い、今っ♡ おまんこで、めっちゃイッてますぅっ……!♡」

 

 ぐるぐるとした瞳を狭め、泥沼のような快感に酔い痴れるあくあが、わけもわからずセルフ開示を始めた。他人に見せてはいけないアバターのステータスまで自ら頭上に表示し、催眠の状態異常や、体内に残っている〝力〟の残量まで明らかにしてしまう。

 

 ――仮想世界に生きる人間にとって、アバター(この世界における肉体そのもの)のステータスは、現実世界における3サイズや体重よりも知られたくない極秘情報だった。性感帯の正確な場所や乳輪の長さ、クリトリスの大きさ、オーガズムの累積回数とその内訳などと同等の恥ずかし情報がつまびらかになっているようなものなのだ。 

 

「ぐ、あっ、あくたんっ!?♡ こんなっ♡パコられてっ……♡ 個人情報、おっ♡ ば、バラしちゃ……だめっ……ぇへぇえっ……!♡」

 

 意識だけは正常なすいせいの身体は、あくあの自爆を止めることも、尻肉をたわませるチン圧で突き込まれるペニスを抜くこともできない。ただただ、ずっぽ♡ずっぽ♡と上下の抽挿を繰り返す肉槍によがらせられ――あくあと同じように、催眠で無理矢理ステータスを暴かれ、耐えがたい羞恥と襲い掛かる快感に顔を真っ赤にするばかりだった。

 

「へー、カワイイとは思ってたけどアイドルやってたんだ。それなら――『順番待ちしてる奴らにもドスケベファンサしろ!』」

 

「あっ♡はぁっ♡はひっ♡わかり、ましたぁっ♡ あ、あたしのっ♡おまんこっ♡受精待ち~っ!♡ カリ太デカデカおちんぽでっ♡狙ってくださぁいっ♡」

 

「ぐ、ぎっ、ぎいいっ……!♡ こいつら、マジでっ♡終わってるっ……!♡ アイドルがっ……チンポなんか、にっ――んぐっへぇえっ……!!♡」

 

 ピストンにミルクを押し出されながら、男体というステージの上で踊るアイドルらしくハートマークを作るあくあ。その横で、精一杯に抵抗して震える手で下品なダブルピースを作らされ、ついでにアクメまでキメさせられるすいせい。

 

 たったの一度きり――ほんの一瞬とはいえ、仮想世界に暮らす〝魂〟を震わせたはずのアイドルたちが――体液を噴きながら快楽に踊り狂い、嬌声を織り交ぜた淫らな歌を奏でていた。

 

 

 

「うっ、ふう……あれ? さっきよりエネルギー増えてない?」

 

 パフォーマンスとエロスで魅力を振り撒く少女たちに見惚れ、自慰に耽っていた男が、地面に射精しながら賢者タイムに突入していた。

 

「バグじゃねえ? おっぱいミルクもキラキラ潮もぶっしゃぶしゃだぞ?」

 

「バグかぁ。たしかにウインドウがバチバチなってるなぁ……ま、いっか! エロいし!」

 

 膣をほじくられ、乳房を暴れさせている痴態を見て再起した陰茎を握る代わりに、思考を手放した男が順番待ちをしながら欲望を慰める。ずっぽん♡ずっぽんっ!♡と勢いを強めてスパートをかけ始めた突き上げに合わせ、マスターベーションをヒートアップさせていく。

 

「あーヤバい、出る、出る……! 魔法少女の元気汁、マンコにぶちまけちゃうなぁ……!」

 

「その分エナジー吐かせりゃ大丈夫っしょ! 中出し希望マンコが吸い付きまくりで離してくれねえや!」

 

 男たちが女体を持ち上げ、にゅろろろぉっ♡と粘液が滴る肉幹を露呈させる。

 

 太いカリ首が引っかかった股肉が、にゅっ♡ぐぽぉ~♡とペニスに吸い付き、ひょっとこのように伸びて肉棒を味わっていた。ヒクつく膣口はちゅぱちゅぱ♡と男根を美味しそうにねぶり、ぴゅっ♡ぴゅっ♡ぴゅ~っ♡と溢れる潮でオーガズムのリズムを刻んでいる。

 

「この肉オナホがエロすぎるから悪いんだ! そらッ、反省しろ! マンコで謝れ! おら、おらぁっ!」

 

「ぐっ♡おっ!?♡おぉ~っ……!?♡ おっ♡ぉあっ♡あへっ♡あぇええっ!♡ ごめん、らひゃいっ!♡ せっ♡責任取って、えへっ♡おっ♡お精子様っ♡孕みますぅっ!♡」

 

「か、勝手なことっ♡言い、やがって――いひゃあっ!?♡ やだっ♡そこっ♡そこだめっ♡ヤバいっ……あぁ゛ーっ!!♡」

 

 どぢゅっ!♡どぢゅるるっ!!♡ぬぢゅうっ!!♡ ぬぽっ♡ぬぽっ♡ずるるっ――ぎゅぼぼっ!♡

 

 下腹部にペニスの陰が浮き出るほどの激烈ストロークと、入り口側を亀頭とエラでこそぐGスポット責めで、二つの身体が激しく揺れてミルクと潮が咲き乱れた。

 

 蠕動する膣にペニスが愛撫され、脈動する陰嚢から怪人の強化精子が駆け上り――ブビュビュビュッ!ブビュウウウッ!!ビュルルルッ!――小刻みに震えていたヴァギナに、夥しい量の白濁が注がれる。

 

「んぐほほぉっ!?♡あっ♡トぶっ♡まじっ♡ヤバい、イくっ♡イきますっ♡あっ♡あっ――はぁああああああああんっ!!♡」

 

「わ、私がっ、チンポなんかにっ♡あっ♡いやっ♡やだ、やだ……負けないっ♡ あっ♡イく、イく、イくっ――っ―――ひぎゅうううううっ!!♡」

 

 びゅぶびゅぶと膣を押し広げる射精の勢いで――四肢を囚われたままペニスで串刺しにされていた少女たちが、引き絞った弓のように背をしならせ、舌を垂らしながら大きなエクスタシーまで飛ばされた。ぶびゅうううっ!!♡びゅぶぶぶぶっ!♡ ぷしゃあああっ!♡ぶっしゃあああっ!♡ ガクガクと跳ねる瑞々しい肉体から煌めくジュースの噴水が飛び散り、甘くてむせ返るほどの性臭を周囲に撒き散らす。

 

「はひっ――ぃいいいっ!?♡ イッてるっ♡やばいっ♡ぶっ飛んでっ――飛んで、りゅっ――!♡」

 

「ん、ぎ、ぃひいいっ!!♡ 空っ……近づいてっ――あっ♡あっ――光って――ひぐぅっ……!♡」

 

 硬い亀頭が子宮口を突き上げ、噴火するように溢れるザーメンが快感を捻じ込む。その激しい快楽でエクスタシーまで押し上げられたあくあとすいせいは、剥いた目の瞳を狭め――きらり、と一筋の星を流れさせた。

 

 狂うほどの快感が火花を散らす視界の中で、意識が真っ白に染まる。ブルブルと肉蜜の光をうねらせる痙攣の中で、少女たちは呼吸を止め――快感の波と生命の鼓動を重ねて、世界を静止させる。

 

 ――幾度もの絶頂を経て、昂っていた肉体と精神が遥かなソラと繋がり――〝昇天〟を果たした。

 

「うう、めっちゃ出る……! マンコが小さすぎて、収まんねえ……!」

 

「こ、こいつらの力……すごい、セックスエネルギーになってやがるんだ……! やっべえ、チンポ止まんねえ……!」

 

 肉壺をパンパンに埋め尽くした竿は、少しずつ刀身を抜いて遊びを作り、びゅーっ!びゅーっ!びゅうううっ!!と限界まで完勝子種を注ぎ込んでいく。

 

 数分の時をかけて震える陰嚢を空にしたとき、満足したペニスが引き抜かれ――使用済みオナホも雑に地面へと転がされる。びくんっ♡びくんっ♡と跳ねる女体は完全に脱力し――どろっ♡でろっ♡ごぽぉっ……!♡と、ぱっくり開いた膣穴から敗北完了汁を垂れ流した。

 

「やっと順番が進んだか! さーて、追いハメ、追いハメっと!」

 

「ぐちょぐちょマンコがチンポのカタチに開いてるぜ! こりゃあ良い具合に仕上がっ――あ――?」

 

 大股開きで寝そべる女体に近づき、我慢汁で陰茎をギラつかせて種付けプレスをしようとしていた男たちが戦慄する。

 

 

 

『『――完全天変(ホロチェンジ)・オーバーライド』』

 

 

 

 理性を〝昇天〟(ト)ばした極限の女体。見初められて天へと至った快楽の階は蠕動し、声を介さない〝詞〟を青白く輝かせながら通わせる。

 

 ――ドクン! 喉を張るように仰け反り、乳房や淫肉をぷるぷると震わせていた敗者の痴態が――命を燃やし尽くせるほどの輝きを注入され、猛々しく脈動し始めた。

 

「な、なんだ……!? こいつらの、エネルギーの残量が……どんどんバグっていくぞ……!?」

 

「300……500……まだ増える……1000%超え……!? いやいや、何かの間違いだろ……!? あんなにエナジーを搾り取ったのに、どこから……!?」

 

 変身の要だったコアユニットが、あくあの噴乳おっぱいを白く飾り、すいせいの潮吹き性器を黒く覆う――装置は機械の外殻を割り破り、双翼を広げて『エーテルコア』に変化し、少女たちを空へと誘った。

 

 あくあの胸から溢れた〝夢〟――蒼白の光焔が燃え盛るように身体を覆い、神話の言語で織られたプログラムコードを輝かせ、定められた運命を上書きする。損傷していた装束を修復しながら純白のフリルを広げ、ピンクシルバーとアクアブルー、そして白銀の装甲で瑞々しい肉体を包む。背中に蒼光結晶の比翼をはためかせ、希望の風を唸らせた。

 

 すいせいの下腹部から広がった〝覚悟〟――黒き魔性が喰らった蒼光の電流を爆ぜさせ、古代の祈りで紡がれたプログラムコードが轟き、抑圧された宿命をねじ伏せる。腹部や胸元の柔肌を透けさせる淫靡な黒い布地に、ギリギリのラインで局部を隠す純白のカップと黄金の装甲で麗しい肉体を覆う。妖しく露出した背に、魔を孕む黒翼で絶望を切り裂いた。

 

 ――絶頂から戦場に舞い降りる白き天使。そして、快楽地獄から這い上がった黒き魔女。肩を並べた少女たちは周囲に波動を発してまとわりついた穢れを吹き飛ばし――貫く意地の先にあると信じた〝勝利〟のみを見据えていた。

 

「な、なんて神々しさだ……! これが、ホロウィッチなのか……!?」

 

「だから、ホロウィッチじゃないってば! 可愛くて『天使』っぽいあてぃしはともかく、こんなギラギラの小悪魔みたいな正義の味方がいるわけないだろ!?」

 

「おっ。あくたん、意識が戻ってよかったね。あのままオナホになり続けてたらユニット解散ものでしたよー?」

 

「なにそれひっどぉー! すいちゃんだって、おちんぽでアヘアヘしてたくせに! ちゃんと記憶あるんだからね!?」

 

「げっ……! あ、あれは、催眠にかかってたせいだし……! っていうか、全部アイツらのせいだから!」

 

 すいせいは、刃が物騒に開花した斧槍『コメットテール』を握り、蒼い雷光を迸らせる穂先を敵対者たちに向けた。

 

「それもそうだ……! よくもあてぃしたちを恥ずかしい目に遭わせて……アイドルをバカにしたなッ!!」

 

 あくあもロッドを構え、体内から湧き起こる激情を白く輝かせて蒼い炎を揺らめかせる。高密度に凝縮された天界のエネルギー『エーテル』は小さな太陽のように熱く煌めき、光風の大渦を巻き起こす。

 

「ひゅー、燃えてんねぇ。あくたん、あいつら全員ヤりたい? 報酬を5:5にするなら、お膳立てしてあげてもいいよ?」

 

「それもいいけど……それ、すいちゃんがラクしたいだけじゃない?」

 

「バカ言うなよ、ぜったい楽じゃねえっての。すいちゃんの心、あくたん知らずって感じだよ」

 

 黒き少女は斧槍をギュンギュンと回し、胎内に溜め込んだ力を放出する。周囲に稲妻を弾けさせながら魔性の翼で空を裂き、あくあと変態たちが居るエリアを区切るように、青白い結晶で出来た雷槍を周囲に降らせ――住宅地や道路との間に庇護の〝壁〟を作り出した。壁の外部から武器の切っ先を突き刺し、意識を集中して強度を高める。

 

「……ありがと、すいちゃん。それがあれば……遠慮せずに、力いっぱい――ぶっ壊せるよ!」

 

 すいせいの全力で守られた〝ステージ〟に立ち――天使の羽のように、清らかで純白なアイドルが深呼吸をしてからロッドを握り直した。

 

「へっ! あのクリトリスみたいにちゃっち~い棒で、俺たちのギンギンなチンポを斃すって?」

 

「ギャハハハハ! 面白い冗談じゃねえか! キツイのはマンコだけでいいぞー!」

 

「………………ふぅ……」

 

 外野の下卑たヤジなど一切気に留めず、あくあは胸で高鳴る夢の波動だけに意識を向ける。

 

 ――ファンたちの熱狂。輝きが舞うステージ。心と身体に焼き付いた、あの一瞬を――ただの『背伸びした夢』では終わらせない。誰もが大切にする命を惜しむことなく爆炎にくべ、煌めく夢の向こうにだけ明日を見る。天へ昇り、絶頂まで昂った少女は――最高の気分で、アイドルらしく強気に笑んだ。

 

「この子は棒じゃない――あたしの〝錨〟だッ!!」

 

 ――視認できるほどに昂ってうねる希望のエネルギーは、少女が掲げるビジョンと重なり、閉じていた蕾を花開かせる。休眠していたロッドの中部と先端から蒼光の刃が両側に展開され、高出力の熱線武装『ブルーアンカー』として開花した!

 

 広がる結晶翼と接続した大いなる光は、強く発光していたあくあの身体すらも黒く陰らせ、瞳に煌めく豪炎の蒼玉だけを浮かび上がらせる。

 

 エーテルで織られたビームの蒼刃は高い熱量を孕み、辺り一帯を上下左右が狂うほどの濃い蜃気楼で覆い尽くす。心臓のように激しく脈動し、圧力すら生んでいる光と熱の波が周囲一帯の温度を上げ、汗を瞬時に蒸発させるほどの熱波を生んでいた。

 

「お、おいおい……アレ、ヤバくないか……?」

 

「よ、よし! ここはひとまず退却――あっ」

 

 変態たちは、しなしなに萎えた肉棒と陰嚢をぶらつかせながら逃げようとして――高くそびえ立った、強固な雷壁に退路を阻まれた。

 

「い、いやぁああああっ!! おたすけ!おたすけください! まだマンコどもを犯し足りないんですぅ!」

 

「ママー!! お股に顔を埋めておまんこ舐めたいよー!!」

 

 あまりにも情けない、無責任な背を目がけて――天使な少女が翼で空を羽ばたき、回転しながら――蒼き大火を纏い、極限まで振りかぶった一撃を振り下ろす。

 

 

 

「――ワールドぉおおおッ! デストロイヤぁああああああああッ!!」

 

 

 

 ――キュンッ! 勇ましいアイドルの姿に世界がときめき、恋に落ちた音の中で静止する。色彩を失った世界で時を裂き、遥かなる大空と果てなき深海を結ぶ蒼の一閃が、壁で覆われた範囲を覆い尽くし、巨大な光の柱を天上の世界まで昇らせた。

 

「――おまんっ――――」

 

 激しい閃光と身を裂く爆風が弾けて、全てを融かす浄化の炎熱が悪の心身を圧壊する。断末魔を呑み込む爆音の中で――少女を辱めた大罪は、跡形もなく消滅した。

 

「…………あくたん、やべー……リアルにダメージは行かなくても、確実にトラウマになるだろ、これ……」

 

 全霊の力を込めた雷壁が軋む圧力に耐えながら、エネルギーが爆裂している光炎柱を眺めるすいせいは、あまりにも容赦のない惨状にヒいていた。昇天した先で喰らったエーテルを全て投入していた壁が、悲鳴を上げながら瓦解していく。

 

「……ふうっ……! あー、スッキリした!」

 

 バーチャルスクエアで最も高くそびえ立った光の熱柱が消え去り、その場には、罪も悪意も残されていなかった――完全勝利したあくあとすいせいが武器を収める。

 

「おつかれ、あくたん。また昇天は使っちゃったけど……ま、とりあえず、今日も勝ちってことで」

 

「負けてなきゃいいんだって! あてぃしたち、大勝利ッ!」

 

 敗北を覆す奇跡の力で勝利をもぎ取り――高く上げた手で、ハイタッチを重ねた音を天まで響かせたのだった。

 

 ……………………。

 

 ――数日後。あくあとすいせいは、エリアホワイトの雑居ビルに構えるアイドル事務所『ホロミルキィ』でくつろいでいた。

 

「はぁ~♡ 早く、またライブ演りたいな~!♡ すいちゃんもそう思わない~?♡」

 

 ふかふかの椅子に座って左右に揺れ、たっぽ♡たっぽ♡と乳房を揺らす少女――超新星アイドルユニット『ミルキーウェイ』のミルクのような甘さ担当、あくあが夢見心地で高級クッキーをパクついている。

 

「はいはい、そーだねー……マジで、よく飽きないなぁ……」

 

 これまたふかふかの新品ベッドに寝転がり、ムチムチな太ももを布地に滑らせながらスマホを眺めている少女――同じく『ミルキーウェイ』の星のような煌めき担当、すいせいが資産管理アプリを開く。余裕のある残高に、二人の稼ぎを合わせて念願のレベルアップを果たした事務所の評判と機能を見て、にへっ♡と可愛らしく笑みを浮かべた。

 

 ――先日の事件でエリアレッドに現れた怪人たちは、『二人の少女を徹底的に辱めた』というギルティが短時間で累積したことで〝厄介度〟が増し、運営による懸賞金も跳ね上がっていた。それらを斃したあくあたちは治安維持の功績が認められ、莫大な報酬を得られたのだ!

 

「……正直、女として複雑なところではあるんだけど……まあ、こうして報われるだけマシだよなぁ……」

 

 ため息をついたすいせいがスマホを手放そうとしたとき――官民治安維持アプリ『FFF』が警報を鳴らした。

 

「来たぁー! 札付きが暴れてるって!」

 

「えー、今度はエリアグリーンで……ドスケベモンスターを操って女の子を襲わせる『スケモンテイマー』……? ホントにロクなヤツがいねえな、この世界は……!! 自由を履き違えすぎだろ……!!」

 

「たくさん稼げていいじゃん! 今回のヤツさ、既に厄介度が高いから報酬も多いっぽいよ!」

 

「いや前向きすぎ……ってか、いろんなモン捨てすぎだろ……。また〝昇天〟に頼らなくて済むといいけどなぁ……」

 

「すいちゃんも全部捨てまくりでしょ! ほら、さっさと行こう! 目指せ、単独ライブっ!」

 

「………………おうよッ!」

 

 あくあとすいせい――ミルキーウェイの二人は影を一つにして、明るい空でも眩しく輝く星々のように、事務所の窓から飛び出した。

 

 あくあが広げた天使の翼で高く舞い上がり、すいせいが武器の石突から噴かせた膨大な推力で風を切り裂く――今日も自らの夢に向かって、バーチャルスクエアの空を羽ばたいていく。

 

 溢れる希望を胸に、敵対する悪へと果敢に立ち向かった後、どうなったのか――それはまた、別のお話――。

 

 

 

 おわり

 

 

 

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