※この作品はR-18です。

よう実の世界に憑依した平田洋介   作:太陽サンサン

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軽井沢恵1


1 偽りの境界線が崩れる夜 1

「少し、僕の部屋に寄っていかないかい? 今日渡したかったものがあるんだけど、持ってくるのを、忘れてしまってね」

初めてのデートの帰り道、平田君からそう誘われたとき、軽井沢恵の胸は期待ではち切れそうだった。

今まで男の子と二人きりになった事なんて…

一度もない。

中学時代は壮絶なイジメに遭い、地獄のような日々を過ごした。

けれど、この高度育成高校に入ってからはそれもなくなり、毎月10万ポイント(円相当)もの大金がもらえる。これからは絶対に楽しい高校生活を送るんだ―そう信じて疑わなかった。

だからこそ、お互いの利害が一致した「偽装カップル」の相手とはいえ、完璧なイケメンである平田からの誘いに、恵は完全に舞い上がっていた。

しかし、その淡い夢は、彼の部屋の玄関を一歩またいだ瞬間に打ち砕かれる。

「――え?」

バタン、と背後でドアが閉まったと同時に、恵の身体は壁に押しつけられていた。

驚きに目を見開く間もなく、恵の唇は平田のそれによって完全に塞がれる。

「ん……っ!? んん!?」

頭の中が真っ白になった。

初めてのキスだった。

それも、いつも優しく紳士的な平田君から受けているという事実。

あまりの衝撃と、目の前の少年の急激な豹変ぶりに、恵の心臓は恐怖と混乱で激しく跳ね上がった。

平田はキスをやめない。

それどころか、さらに深く、貪るように唇を重ねてくる。

「……は、あ……っ、やめて、平田君……っ!」

隙を突いて必死に彼の胸を押し返し、明確に嫌がって抵抗する恵。

しかし、平田の瞳には普段の温厚さなど微塵もなく、昏い情熱のようなものが渦巻いていた。

平田は拒絶を無視するように、再び恵の唇を奪う。

「平田君ダメだよ……っ! あたしたち、偽装カップルなのに……っ!」

涙目で必死に訴える恵。

だが、平田は低く掠れた声で囁いた。

「そんなの無理だよ、恵。……これだけ近くで恵の身体を見ていたら、理性がもたないんだ」

「な、に言っ……」

「恵は可愛いから。もう、抑えられないよ」

その言葉を合図に、平田は再び恵に激しい口づけを仕掛けた。

今度はただ唇を重ねるだけではない。

恵の微かな抵抗を割り込むように、熱い舌が口内へと侵入してくる――深い、ディープキスだった。

「ん――っ! ぅん……っ、む、り……っ!!」

息ができない。わけがわからない。

中学のイジメから解放されて、やっと普通になれると思ったのに、どうして平田君がこんなことをするの?

パニックに陥った恵は、訳が分からず全力で彼を拒否しようともがく。

だが、平田の動きの方が早かった。

大きな手が恵の細い腰へと容赦なく回され、ぐっと強引に引き寄せられる。

「っ……、離し、て……っ!」

「んむ……っ! ぅん……っ!」

どれだけ首を振っても、平田の激しい口づけは終わらない。

それどころか、恵みの腰に回された彼の左手はさらに力を増し、二人の身体を隙間なく密着させる。

逃げられない。

そう悟った瞬間、さらなる衝撃が恵を襲った。

「――ッ!?」

平田の右手が制服の裾から、遮るもののない恵の肌へと直接滑り込んできた。

ひんやりとした外気から一転して、彼の体温が直に肌に触れた瞬間、恵は全身に鳥肌が立つのを感じた。

そのまま下着を押し上げるようにして、生肌の胸が平田の手のひらに包み込まれる。

「あ、ダメ……! 平田君、そこはっ……あぁんっ!」

心は恐怖と混乱で完全に拒絶している。

わけがわからない、嫌だ、助けて。

そう叫んでいるのに、生まれて初めて男の子に胸を触られた恵の身体は、本人の意思とは裏腹に微かに跳ね、熱を帯び始めてしまう。

「ん、あ……っ、んん……!」

ディープキスの隙間から、せき止められなかった恵の艶っぽい声が漏れ出す。

心はこれっぽっちも感じていない。

なのに、身体は正直に反応を返してしまう。

その事実に、恵は屈辱と恐怖で頭がおかしくなりそうだった。

だが、平田の追撃は止まらない。

「ひら、た……くん、だめ、あ……っ」

平田の右手が、容赦なく恵の服の裾から滑り込んできた。

ダイレクトに肌へと触れる手のひら。

そのまま、まだ幼さの残る恵の胸をぐっと掴み、揉みほぐし始める。

「や、あ! やめてぇ……っ!」

必死に身をよじり、彼の手から逃げようともがく。しかし、左手でガッチリと腰をホールドされているため、ほんの数センチの隙間すら作ることができない。

そして――平田の指先が、恵の胸の尖突(ちくび)を捉え、コリコリと意地悪に刺激し始めた。

「ひゃあうっ……!? ん、あ、あ、ダメぇ……っ!」

 

脳裏に電流が走ったような衝撃に、恵は目を見開いた。

恥ずかしさと、初めて経験する快感の波に襲われ、恵の頭は完全にキャパシティを越えていた。

 

押し寄せる圧倒的な恥ずかしさと、人生で初めて味わう未知の快感。

何が起きているのか、自分はどうなってしまうのか、本当に訳がわからない。

どうしたらこの状況を抜け出せるのか、正解が全く見えなかった。

(どうしよう……!? 誰か、助けて――)

 

、学校で見せる優しく爽やかな「クラスの良心」としての顔ではなかった。

前髪の隙間から覗くその瞳は、まるで獲物を追い詰めた肉食獣のように暗く、歪んだ独占欲に満ちている。

「あ、は……っ、んむ……っ! ふ、あ……」

普段の彼なら、自分が嫌がれば絶対にすぐにやめてくれたはず。その「絶対的な安心感」が目の前でガラガラと崩れ去っていく恐怖。

わけのわからない快感に身体を 芯から 痺れさせられながら、恵はただ、見たこともない平田の変貌ぶりに (圧倒)され、涙を流すことしかできなかった。

 

恐怖と混乱、そしてあまりの恥ずかしさに、恵の目から大粒の涙がボロボロと溢れ出す。

しかし、平田はその涙を見ても動じることはなかった。それどころか、彼は顔を近づけると、恵の頬を伝う熱い涙を、自らの舌でゆっくりと舐めとったのだ。

「――っ!?」

ゾクリとした戦慄が恵の背筋を駆け上がる。

平田は至近距離で恵の濡れた瞳をじっと見つめ、昏く歪んだ愛おしさを込めて、低く囁いた。

「恵が可愛いすぎるから……いけないんだよ」

その一言は、優しさのようでいて、これ以上自分を止められないという残酷な宣言だった。

「ひらた、く――んむぅっ!?」

 

言葉が終わるや否や、三度(みたび)、激しいディープキスが恵の唇を塞ぐ。

有無を言わせない強引さで舌が絡み合い、口内の熱をすべて奪い去っていく。

それと同時に、服の中に差し込まれた平田の右手は、容赦なく恵の尖突(ちくび)をさっきよりも激しく、コリコリと、そして時に強くつまむように弄り始めた。

「んんん――っ!! あ、うぅ……っ!!」

頭が真っ白になるほどの愛撫。

心は泣き叫んでいるのに、ダイレクトに与えられる未体験の刺激に、恵の身体は完全に限界を迎えていた。

「あ、は……っ、ん、んあぁっ……!」

ディープキスの隙間から漏れる恵の声は、遮ることもできずに段々と大きくなっていく。

マンションの一室、静まり返った玄関に、恵自身も聞いたことがないような艶っぽい甘い声が響き渡る。

恥ずかしい、誰かに聞かれたらどうしよう。

そんな理性の叫びも、平田の激しい指先の動きと、容赦ない口づけの前にかき消されていく。

逃げられないように腰を抱きすくめられたまま、恵の抵抗する力は次第に奪われ、

ただ平田から与えられる熱に翻弄され続けるしかなかった。

 

「あ、は……っ、ん、んあぁっ……!」

静かな部屋に響く恵の声は、もう自分では止められないほど大きくなっていた。

脳を直接揺さぶるような未体験の快楽が、容赦なく押し寄せる。

あまりの感覚に、恵は恐怖と羞恥を通り越し、快楽そのもので頭が押し潰されそうになっていた。

そんな恵の艶っぽい姿が、平田の衝動にさらに火をつける。

平田は唇を離すと、今度は恵の服の裾を両手で掴み、強引に上へと持ち上げた。

「――っ! いや、だめっ……!」

その意図を察した恵は、はっと我に返って身をよじる。

いくら快感に流されそうになっていても、これだけは絶対に許されなかった。

見られてはならない。知られてはならない。彼女が、これから、この学校で必死に隠し通うさないと、いけない一番の秘密がそこにあるからだ。

しかし、恵がどれだけ涙を流して抵抗しようとも、平田の男の子としての力のまえでは、あまりにも無力だった。

「やめて、お願いだから、見ないで――っ!!」

悲痛な叫びも虚しく、恵の衣服は一枚、また一枚と強引に剥ぎ取られていく。

そして、最後の上の服が頭から脱がされ、恵の細い上半身が完全に露わになった、その時――。

「…………っ」

それまで獣のように激しかった平田の動きが、ピタリと止まった。

薄暗い玄関の街灯が、恵の白い肌を照らし出す。

そこにあったのは、およそ年頃の女の子のものとは思えない、酷く歪で、生々しい**「傷あと」**だった。

中学時代、壮絶なイジメによって刻みつけられた、消えることのない暗黒の過去の証明。

「あ、あ、ああ……っ……」

 

(見られた……。もう終わりだ。きっと、軽蔑されて、気味悪がられて――)

 

秘密を暴かれた恵は絶望に顔を歪め、、恥ずかしさと絶望でボロボロと涙をこぼしながら、自分の身体を必死に両腕で隠した。

両腕で抱きすくめ、その場に崩れ落ちた。

 

誰にも見せたくなかった。

この傷を盾にして、自分を守るために偽装カップルになったはずなのに、肝心のその相手に一番見られたくない過去を暴かれてしまった。

静まり返った玄関で、恵の悲痛な呼吸の音だけが響く。

しかし、平田の瞳に宿る昏い光は、その傷あとを見ても消え去ることはなかった。

それどころか、何者かに憑依されたかのような彼の歪んだ執着は、恵の「傷」すらも自分の支配下に置こうとするかのように、さらに深まっていく。

「……これが、恵の隠したかった秘密なんだね」

平田は低く冷徹だ、けれどどこか酷く艶を帯びた声で呟いた。

怯える恵の細い手首を掴み、身体を隠そうとするその両腕を強引に引き剥がす。

「いやっ、見ないで! お願いだから見ないで……っ!!」

叫ぶ恵の声を無視し、平田はむき出しになったその傷あとへと、ゆっくりと指先を滑らせた。

なぞるような冷たい感触に、恵の背筋にドクドクと恐ろしい戦慄が走る。

 

最悪の結末を覚悟し、(おび)えながら身を縮める恵。しかし、平田の口から漏れたのは、拒絶の言葉ではなかった。

「……これが、恵の過去かぁ」

ぽつりと、どこか 恍惚(こうこつ)とした、あるいはすべてを包み込むような歪んだ慈愛を孕んだ声が静かに響く。

平田は傷跡を見つめたまま、取り乱す風でもなく、優しく微笑んだ。

「大丈夫だよ。こんなことで、恵を嫌いになったりしないから」

「え……っ?」

恵が 呆然と顔を上げた瞬間、平田はゆっくりと膝をつくようにして視線を下げ、その (せいさん)な傷跡にそっと唇を寄せた。

「ひゃあ……っ!?」

ちゅ、と 生々しい音が響く。平田は恵の体に刻まれた傷跡に優しく口づけを落とすと、今度はそれを (なぐさ)めるように、 執拗(しつよう)に舌で 舐め上げ始めた。

「な、に……何を、してるの……っ!? やめて、お願いだからっ!」

自分の最も隠したかった汚点。

それを おしむように 舐められるという異常な状況に、恵の頭は完全に混乱する。わけがわからない。

恥ずかしさと恐怖、そして倒錯した優しさに脳が 掻(か)き乱され、恵は必死に両手で自分の身体を隠そうと ガード(防御)した。

しかし、平田はその 抵抗(ていこう)すらも愛おしそうに受け流す。恵の細い手首を軽々と片手で 抑え込み、 完全に自由を奪った。

「あ、んっ……んぅ……っ、だめ、そんなところ……っ」

拒絶しているはずなのに、傷跡を 弄られるたびにゾクゾクとした奇妙な熱が身体に 駆け巡る。

どんなに 拒もうとしても、圧倒的な力と 執着の前に、恵はただ平田の 意のままに、

「可哀想な恵。……でも、もう大丈夫だよ。これからは僕が、この傷ごと恵を全部めちゃくちゃにしてあげるから」

平田の顔が再び近づく。

傷あとを見られた絶望と、彼の底知れない豹変ぶりに完全に心を折られそうになる恵は、

もう抵抗する力さえ残されていなかった。

「んむ――っ! ぅん……っ!」

四度目となる激しいディープキスが、恵の唇を容赦なく塞ぐ。

先ほどよりも深く、逃がさないように舌を絡ませ、同時に彼の指先が、再び恵の尖突(ちくび)を激しく、そして執拗に弄り始めた。

「んんん――っ!! あ、あぁぁ……っ!」

過去のトラウマを刺激される恐怖と、ダイレクトに与えられる強烈な快楽。

二つの感情が混ざり合い、恵の脳内は完全にパニックを起こしていた。

心は恐怖で泣き叫んでいるのに、平田の手のひらがもたらす熱に、身体はただただ甘い声を上げ、激しく震えることしかできなかった。

 

「ん、む……っ! ぁ、んん……っ!」

恵の唇を完全に塞ぐ平田のディープキスは、ますますその激しさを増していく。

口内の隅々までを強引に貪り尽くされ、恵の頭からは酸素が奪われ、思考が完全に停止していく。

ようやく唇が解放されたかと思った瞬間、熱い感触が恵の首筋へと移動した。

「ひゃあ……っ!? んあ、あ……っ!」

平田の舌が、恵の柔らかな首筋をぬるりと這い上がり、そのまま吸い上げるように舐め落とす。

ゾクリとするような愛撫の波に恵が身震いする間もなく、彼の頭はさらに下へと潜り込んだ。

「あ……や、そこ、は……っ!」

制止の声も虚しく、平田の唇が恵の右の胸の先端(ちくび)へと吸い付く。

熱く湿った舌で転がされ、同時に彼の左手が、もう一方の左のちくびを容赦なくコリコリと激しく弄り回し始めた。

両方の胸に同時に与えられる、逃げ場のない強烈な刺激。

「んあああ――っ!! あ、うぁっ、だめ、おかしくなるぅ……っ!」

脳を直接揺さぶるような未体験の快感。

しかし、本当の衝撃は、そのさらに下で起きようとしていた。

平田の右手が、すでに限界を迎えていた恵のパンツの奥へと、躊躇なく潜り込んでいく。

男の子に直に触れられる、女の子としての絶対の聖域。平田の長い指先は迷うことなく、最も敏感な核心――クリトリスへと辿り着き、そこを容赦なく捉えた。

「ひゃんっ!? んあぁぁ――っ!!」

脳裏が真っ白な光で埋め尽くされる。

過去の傷を見られた絶望、誰にも言えない恥ずかしさ、そして人生で一度も経験したことのない、身体の奥底から突き上げてくるような激しい快楽の奔流。

「や、だ……なに、これ、あ、はぁっ……!」

頭では拒否しているのに、平田の指がクリトリスをコリコリと刺激するたびに、恵の身体はビクビクと可愛らしく震え、熱い蜜を溢れさせていく。

傷を見られたショックと、あまりにも強烈すぎる初めての快感の前に、恵の心は完全にキャパシティをオーバーしていた。

もう、彼を押し返すための力も、言葉を紡ぐための余裕も、何一つ残されていない。

平田はその決定的な隙(すき)を逃さなかった。

抵抗する気力を失い、ただ甘い悲鳴を上げるだけになった恵の身体をさらに強く抱きすくめ、右手でクリトリスの核心を、より深く、より執拗に愛撫し続ける。

「ん、あ、あぁぁぁっ……! ひらた、くん、あ、ぁっ……!!」

「あ……は、あぁ……っ! も、う……だめ……っ!」

上からは平田の熱い口づけと、容赦なく吸い上げられる右のちくび。

そして左手で激しく揉みしだかれる左のちくび。同時に下からは、パンツの奥でクリトリスを容赦なくコリコリと責め立てる右手の指。

全身の敏感な場所を同時に攻め立てられ、恵の身体は完全に快楽の飽和状態を迎えていた。

「んんん――っ!! あ、あぁぁぁーーっ!!」

逃げ場のない快感の波が何度も押し寄せ、恵はもう自分の足で立っていられない状態だった。

平田にがっちりと腰を抱かれ、引きずり上げられていなければ、とうに床へ頽(くずお)れていただろう。

そして、クリトリスへの執拗な刺激が最高潮に達したその瞬間――。

「ひゃぅぅぅーーっ!? んあ、あ、あぁぁぁっ!!」

恵の背中が弓なりに弾けた。

頭の中が真っ白な閃光で塗りつぶされる。

経験したことのないあまりにも強烈な絶頂の波に、恵の身体は激しくガクガクと震え、自らの意思とは関係なく、初めての潮吹きとともに熱い蜜が勢いよく溢れ出た。

「は、ぁ……っ、あ、あ……」

すべてを吐き出させられた恵は、完全に限界を迎えていた。

平田がそっと腰の手を緩めると、恵はもう足にまったく力が入らず、膝をガクガクと震わせながら、そのまま玄関の床へと力なく崩れ落ちた。

 

 

 

 

 

 

 




今回は、設定を、間違えないように書いて行きたいです
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