達也くんアフター(※充希がいないバージョン) 作:minnie_remon
亜美が始めて種付けを受けた時の年齢は32歳だったが、それから5年弱の時を経て、今は37歳になっていた。
たかが5歳と侮るなかれ、女性の妊娠力は35歳を境として極端に低下する。それは達也自身、これまで数百回の種付けを経験して明確に感じていた。達也の精液は量も精子濃度も抜群、これ以上無く受精能力が高い精液の持ち主と言って差し支えないが、それでも35歳を超えた女性を妊娠させるのはそう簡単ではなかった。
とはいえ達也としては、やること自体はいつもと変わらない。子宮の最も近い部分に、精液を余すことなく注ぎ込む、それだけだ。
「では、始まますね」
精子提供における服装や体位は女性の希望が絶対である。亜美の希望通りに達也は下だけを脱ぎ払う。
見てはいけないと思いつつも、亜美はどうしても達也の下半身へと視線をやってしまう。それは興味と言うよりも、敬意に近い感情から来るものだった。亜美は思うあれが達也さんの象徴なんだ…私にタクトを授けて下さった…ううん、私だけじゃなく何十何百という女性に子宝を与えて下さった、そしてこれからも与え続ける、とても神聖なモノなんだ…と。
触れてみたい…舐めてみたい…ご奉仕させて頂きたい…そんな思いに駆られる。でも、そんなはしたない言葉を口にする訳にはいかない。私のような愚かな人間が神様にご奉仕を請うなど畏れ多い…子種を授けて頂けるだけで満足しなければならない…と。
この時、達也もまた、亜美の視線を感じていた。隠そうとしても隠し切れない遠慮がちな視線に、達也は内心苦笑する。
無視するのが定石だろう。あるいは軽く咎めてみようかな、とも思う。
でも、達也はサービス精神に溢れているから。
「触ってみますか?」
「えっ…!?」
突然の提案に、亜美は自分の恥ずかしい思いを見透かされた気がしてカッと顔を赤くするけど。
「亜美さんとしても、これから入るモノを確かめておきたいと思うのは当然ですもんね」
そうフォローの言葉を添えて、達也がモノを近付ける。背中を押されるような言い方をされては、亜美としても手を伸ばさずにいるという選択肢は消え去って。
「す、すみません…では…失礼します…」
丁寧に断ってから、亜美がゆっくりとモノに触れる。
「あぁ…すごい…」
ずっしりと感じる重量感に、自ずと感嘆の言葉が漏れる。もちろん男性器の知識などほとんど無い亜美だが、今触れているモノがいわゆる「普通」の男性のモノと比べて桁外れのパワーを内在していることは本能的に分かった。
達也の象徴に振れながら、亜美は恍惚に包まれるのを感じる。これこそ達也さんの力の源なんだ…と。
「凄い…大きくなってます…」
亜美に導かれるように、達也のモノが力を蓄えていく。同時に、達也のモノに触れているだけで亜美の秘所も確かに濡れ始めていた。神聖なるモノを肌で感じた女体が本能的に、ソレを受け入れる準備を始めていた。
「亜美さんは、普段これを触る機会は無いんですよね?」
「えっ…そ、それは…」
唐突な質問に、亜美は意識を現実へと引き戻される。
「すみません、失礼な質問でしたね」
「い、いえ…その…はい、ありません」
恥ずかしかったが、神様の前で嘘をつくなどできはしない。
ましてや、その象徴である神聖な棒に触れながらでは。
「タクト君のは見たり触ったりしないんですか?」
「し、しませんよそんなのっ…」
首を振って強く否定する亜美。達也としてはトイレの手伝いなどでという意味で聞いてみただけだったのだが、亜美は全く違う意味で捉えたようだった。
「余裕があれば、皮は早めに剥くトレーニングをしてあげた方がいいかもしれません」
「そ、そうなのですか?」
「ええ、先っぽが皮に包まれたままだと、ペニスの成長が阻害されますから。まあまだ3歳だから早すぎると思いますけど、早い内に皮が剥けて悪いことはないですから」
「わ、分かりました。やってみます…」
亜美は思う。タクトのペニスは今はまだ小指サイズだが、いつか達也さんのような逞しいペニスに育って欲しいと。
「では、そろそろ本番に移りますか」
モノに力が漲ったのを感じた達也が言う。すると亜美は名残惜しそうに、しかし心待ちにしていたようにソレから手を離した。
………………………………………
それからの暫くの間は、亜美にとっては天国に昇るようなひとときだった。肉棒はあっという間に亜美の最奥に届き、達也のペニスと亜美の子宮は4年9か月ぶりの再開を果たした。待ち侘び続けた神の帰還に子宮は歓喜に震え、亜美はモノが最奥に達したのを感じた瞬間に早くもイッてしまった。
達也は亜美の中を優しく行き来した。かつて亜美に種付けした際は強引になりすぎてしまった達也だったが、今の達也は当時とは違って百戦錬磨の経験を携えている。優しく絶妙な力加減で繰り出される達也の動きに身を委ねるように、亜美は絶頂を極め続けた。
最後はほとんど意識曖昧な中、亜美は達也の精液を子宮で受け止めた。脳はもはや何も考えられないような状態だったが、しかし達也の精液を浴びた体は喜びに打ち震えていた。それは強い精子を授けられた女体が本能的に感じる喜びだった。
「ふう…」
射精を終え、達也は一息つく。4年9か月前は猿のようにガンガンと腰を振って亜美を痛めつけてしまい自責の念に駆られもしたが、今回は自分の言うのも何だけどパーフェクトだったよな…と心の中で自画自賛していた。『デビュー戦』の相手である亜美に自らが成長した姿を披露できて、恩返しできたような気持ちにも浸っていた。
しかし達也は満足な気分に浸りつつも、同時に現状を冷静に把握していた。
つまりは、自らの勝手な達成感が結果に繋がる訳ではない、と。
亜美の年齢を考えれば、この一発で妊娠に到る確率は決して高いとは言えない、と。排卵予定日の2日前という最も妊娠しやすいとされる日を選んでいるが、それでも成功確率は良くて五分五分と言った所だろう。
しかし、今日はもう達也にできる事はほとんど残っていないのも事実だ。あとは亜美の体を仰向けにし、腰の下に枕を敷いて横たえる。精液が子宮の奥へと流れ込みやすくなるとされる、いわゆる「妊娠ポーズ」の姿勢に導くぐらい。
「では亜美さん、そのまましばらくじっとしてて下さいね」
そう告げると亜美は、安心したように目を閉じた。