達也くんアフター(※充希がいないバージョン) 作:minnie_remon
トレーニング終了後。
達也の姿は、某高級ホテルの一室にあった。
「んっ…んっ…んっ…んっ…んっ…んくぅっ…!」
ベッドがギシギシと揺れ、それに合わせるように艶めかしく切ない声が漏れる。
達也が四つん這いになった女性を背後から掴み、テンポ良く腰を送る。まさに今、達也のライフワークである「種付け」が行われていた。
種付けを行う時、達也は必ずこの一泊10万円以上はする高級ホテルを利用する。行為自体はそこらの安いラブホテルで事足りるのだがそうしないのは、女性の緊張を少しでも解きほぐしてスムーズに種付けを行うためには出来る限りの環境を整えてあげるべきだろうという考えからである。
ちなみに、現在の種付けの頻度は週2~3回といった所。年間にすると100回以上…つまり種付けの場所代だけで年間1000万円以上を出費していることになるが、達也は全く意に介していない。もっとも達也の収入はファイトマネーだけで1戦数億円単位、加えて複数の企業と10億円単位のスポンサー契約を交わしているから1000万円など痛くも痒くもない。
部屋の光景に目を移すと、女性は上半身には通常の着衣を身につけながら下半身だけを露出していた。まるで痴女のような格好だが、実はこの状態こそ種付けにおける「正装」である。行っているのは愛を確かめ合う性行為ではないから、胸などをワザワザ露出する必要は無い。
しかし一方の達也は、上半身の衣服も脱ぎ去った全裸姿である。
達也が全裸なのはその方が動きやすいからという単純な理由なのだが、それにしても惚れ惚れするような見事な体である。無駄な脂肪は一切無く、まるで筋肉の鎧を全身に纏っているかのようだ。一体どれだけ鍛えればここまでの体を造り上げることが出来るのだろうか。男性の理想を完璧に体現した肉体と言っていいだろう。
そんな恐ろしいほどに鍛え抜かれた肉体を持った男が、下半身だけを露出させた女を背後からガッチリと捕まえて自由に腰を送る。視覚的には、まるでレイプが行われているような光景だ。
だが、行われているのはレイプなどではない。それは達也の表情や腰の動きを見ればすぐに分かる。
後背位で腰を送る達也の顔は、無表情でありながらどこか満足そうでもあった。感情を押し殺しながら、でも表情の端から隠しきれない快楽の感情が漏れている、そんな雰囲気。
腰の動きも、単調に見える中に細かな抑揚を織り交ぜている。一定のリズムを基本としつつも、ほんの少しの浅さと深さ、ほんの少しのファストとスローを散りばめて。
そんな達也の動きに、女性は確かに追い詰められていた。顔はシーツにうずめていて表情は分からないが、口の端から漏れ聞こえる切ない声や時おり体を震わせるその様子から、確実に興奮が昂っていることが窺える。
その時、達也がちらりと掛け時計を確認した。
「…そろそろ、か」
当初予定していた時間が近づいていることを確認した達也は。
「じゃあ、そろそろ終わりにしますね」
そう宣言した、直後。
「は…はうぅっぅっっっっ!!!」
女性の体がビクッ!と跳ねた。達也がモノを膣奥に一層強く押し込んだのだ。
同時に、その動きも急激に激しくなって。
「あっ、ああうっ…!あっ、あはっ、あああっっっっっ……!!」
女性の声のボリュームと動きも大きくなる。
しかしそれも僅かな時間で。
「あああっ…ぁっ…あああああぁぁ……」
間もなく、女性の体から力が抜けた。全身を小刻みに震わせ、吐息交じりのだらしない声が漏れる。
ギアを上げてから、僅か数十秒。女性の体が完全に快楽に堕ちたのを見届けた達也は。
「では、出しますね」
射精は事前申告制。それは達也が種付けにおいてに自らに課している最低限のマナーだ。
この日もしっかりと射精の宣告を行ってから、ドスン!とモノの先端を最奥に突き刺す。少しでも子宮に近い所で出した方が妊娠確率も上がるに違いない…そんな考えの元、女性の腰を力強く引き付けてモノの先端を奥の壁に押し当てて。
射精を開始。そこに精子を染み込ませるように、ドクドクと精を注ぎ続ける。
まるで小便をしているような、長い射精。だがその間も達也は恍惚に浸ることなく、無表情のまま女性を見下ろしていた。むしろこの瞬間こそが重要なのだと言わんばかりの冷徹な視線で。万が一にも女性が暴れて射精ポイントがズレたりしないように、女性の腰をガッチリと固定して。
そして、最後の一滴まで出し終えてから、一瞬だけ目を閉じて。
「ふう…」
ようやく、小さく一つ息をつく。その様子は、任務を完遂したという安堵の思いがこもっているようにも見える。
達也にとって種付けはあくまで「仕事」という意識。だからその最中は、極力感情を出さないように努めている。もちろん常にそれが実践できているかどうかとなると話は別だが、少なくとも感情を抑制しようと意識していることは事実だ。
だがこうして全てを終えると、心の底から充実感のようなものが自然と湧き上がってくる。それは言うなれば動物の本能。メスに自らの遺伝子を注ぐという崇高な目的を達した、オスとしてごく自然な感情。
ただ、いつまでも余韻に浸っている訳にもいかない。名残惜しさを感じながらも、達也はゆっくりとモノを引き抜く。
すると現れたモノは、長さ・太さ共に驚異的で。鍛え抜かれた肉体にこれ以上無く似つかわしい、まさに最強の男と呼ぶに相応しい圧倒的な威容を携えていて。
こんな凶悪なモノを自由に抜き差しされては、女性が正気を保てる訳がないのも当然だった。
しかしそんな「荒行」に耐えた甲斐あって、その後間もなくこの女性は達也の子を自らのお腹に宿した。