筋肉だるま(41)、異世界で神の遣わした大英雄と勘違いされる〜頭脳戦は嫁に丸投げして棒一本で天下無双をキメてみた〜 作:シンギョウ ガク
ミリアムとの初セックスから一週間が経った。
とりあえず、警察は呼ばれずに済んだ。
というか、ここには警察組織はないらしい。
ただ、いろいろとありすぎるくらいあった。
よく分からないが、ミリアムの説明によると俺はどうやら異世界転移をしたらしい。
今、俺がいるこの世界は、俺の住んでいた日本ではない世界ということも確認してる。
それと会話は問題なく成立するが、文字は読めない物だった。
ミリアムはムズカシイ言葉で、それ以外にも何かを言っていたが、俺の足りない脳味噌で理解できたのは、それくらいだ。
あと俺の童貞を奪ったミリアムは、ラムダ神に使える神殿騎士だった。
『だった』なのは、ラムダ神の神殿騎士は処女しかなれないという戒律があり、それを破ったことで資格を失ったと聞かされている。
えっちの後、壊れた神殿のことで国から責任追求されると困ると言われ、彼女に言われるがまま神殿跡地に隠されていた大金を奪って、船旅を続け隣国であるリイド帝国のエニデラという街へと2人で脱出していた。
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そのミリアムだが……。
今は自分の大きな胸に俺の肉槍を挟み込み、舌を這わせて朝勃ちの処理に一生懸命だ。
初めてセックスして以来、朝昼晩晩晩と移動中の暇を見つけては、えっちを求めてくる。
雑木林や木陰、あるいは宿の部屋とかでもだ。
童貞を奪われた相手だし、処女も奪ってしまった相手なので断るのは忍びないとズルズルと関係を続けている。
毎回生で大量に出してるから、そのうち孕みそうではあるが……。
この美貌と身体付きのエロさで迫られたら断れる男はいないって。
朝勃ちの処理をしているミリアムのパイズリの速度が増していく。
「今日も濃い精子びゅびゅしましょうね♡」
亀頭を舌でレロレロと刺激され、情けない声が漏れた。
「おふんっ! ミリアム、もう出るんだが!」
「自由にどうぞ♡お放ちください♡んん、くさぁい雄汁どうぞ♡」
射精を促すためにさらにパイズリの速度が上がった。
「んっ! 出る!」
亀頭から飛び出した白濁液がミリアムの綺麗な顔を覆っていく。
また顔にかけてしまった……。
顔に付いた精子を手でぬぐい取ったミリアムはそのまま、口に含み味を確かめていた。
「デック様、いっぱい出ましたね♡今日もくっさくてねばついている元気なせーしですぅ♡」
デックと呼ばれ、自分が偽名を名乗っていることを思い出した。
用心のためと言われたが、ミリアムの方は名を変えてない。
たしか……俺が異世界人だとバレるとヤバいとか言ってた気がする。
たぶん、難しそうな話だったから寝ないように頑張ったが、詳しいことは分からない。
旅の途中にふと漏らした日本でのあだ名である『木偶の坊』から取ったデック・ノボーというのが、この世界での名前になっていた。
こっちの古の言葉では『
向こうとは真逆の意味すぎて笑えた。
とはいえ、俺の中身が変わったわけではないので、役に立てる人間になれるのかは不明である。
「ふぅ、デック様の精子を顔に放って頂き、匂いを染みつけてもらい落ち着きました。そろそろ、頼んでいた特注の武具も出来上がったころでしょうし、わたくしの剣も出来てるでしょうから、受け取りにまいりしょう」
「ああ、だが、その前にちゃんと自分の顔を綺麗にしてくれよ」
「そうでした♡綺麗にするの忘れてました♡」
「ちがっ! ちがうって俺のイチモツじゃなくってー!」
ひょっとこ顔で肉棒を頬張ったミリアムに、しっかりと尿道に残った最後の一滴まで吸い上げられてしまう。
「おしまい♡綺麗にしました♡」
「だから俺の話を――」
「ささ、お出かけですのでお着替えしましょう!」
顔の精子を拭きとらず全裸のまま、ミリアムは特注品の布製のチュニックとズボンを着せてくれた。
鏡に映る俺のいで立ちは中世ヨーロッパっぽい感じだ。
顔は完全に日本人ではあるが、この世界には黒目黒髪の人種はいるらしいので問題ないと聞いている。
鏡を見ていたら、ようやく顔の精子をふき取り、自分の着替えを始めたミリアムが声をかけてきた。
「やっぱりデック様はもっとパリッとした格好の方が似合いますね。今度、騎士服とか仕立てましょうか?」
「ミリアムには似合うが、俺には似合わないって。これで十分だ」
きちんとブラをして、ショーツを履いたミリアムが、仕立て直した装飾の多いスカートタイプの騎士服に身を包んでいく。
えっちモードになるとドスケベエロモンスターになってしまうミリアムも、騎士服に身を包むと元神殿騎士らしい厳めしい表情に変化する。
そのギャップにも俺はやられていて、彼女と今まで行動を共にしていた。
「わたくしの仕えている主人は、デック様ですよ。忘れないでくださいね」
鏡越しにミリアムに見惚れていた俺に気付いた彼女は、満面の笑みを返してきた。
どう考えても、俺の方がお付きの従者感はあるんだがなぁ……。
実際、このエニデラに入ってからも何度も主従を間違えられているし。
でも、ミリアムがどうしても俺を主人としたいと言って聞かないので、折れてそういうことにしてある。
俺は身体がデカくて、無駄に力が強いだけなのだが……。
「はい、準備できました! まいりましょう!」
着替えを終えたミリアムに促され、武具を依頼しておいた工房へ足を運ぶことにした。