※この作品はR-18です。

筋肉だるま(41)、異世界で神の遣わした大英雄と勘違いされる〜頭脳戦は嫁に丸投げして棒一本で天下無双をキメてみた〜   作:シンギョウ ガク

55 / 56
第56話 嫁の智謀がすごすぎる!

「いやー、2人ともドスケベですねー」

「ドスケベなせいで、デック様の持つ魅力にハマってメロメロです」

「強烈な牡であるデックと性交すると、牝の自覚を植え付けられるからな。そして牝にされてしまうとなんでも許してしまい抗えなくなる」

「目論見通りでした。デック様の御力をもってすれば、お二人を手に入れることはたやすいと思っておりましたよ」

 

 嫁たちがおしゃべりしているが、手は止めずに俺の精子まみれで気絶している2人の顔や身体を綺麗な布で拭いてあげている。

 

 母親に3発、娘に4発キメているため、俺の性欲も少しは落ち着いた感じだ。

 

 全裸の嫁たちは、新たな牝の加入をキャッキャして喜んでいる節がある。

 

 というか、最初からこうなるように仕組んでた気がしてならない。

 

「ミリアムはいつからこうなることを狙ってたのか?」

「え? どうしたんですか? 急に? あっ、ちょっと、デック様?」

 

 ミリアムを手元に抱き寄せ、彼女の柔らかい胸を揉みしだいて尋問を続けた。

 

「ミリアムの智謀がどれくらいすごいのか再確認したくなった。で、いつからだ?」

「たぶん、このリイド帝国に入った時からだとー」

「イリア、それは買いかぶりすぎです。ハルドーに向かう途中で大まかな構想は浮かんでおりました。今のリイド帝国の状態であれば、ガンドル大河の北側は2年で制圧できるはずです」

「は?」

「え? ですから、デック様が後ろ盾になったルシウス様が次期皇帝となり、リイド帝国継承権をかけた戦争を起こせば、2年でガンドル大河の北側は制圧できますよと申しました。ルシウス様から皇帝位を禅譲してもらい新帝国を建国するまでは3年くらいでしょうか」

 

 聞かなかった方が、よかったかもしれない。

 

 俺はグロモック領を含む、アヴァル地方の平定くらいで終わるのかなと思ってたのに!

 

 大河の北側全部かよっ!

 

 ミリアム、恐ろしい子……。

 

 自分の軍師が飛んでもない策謀を企図していたことを知り、俺はドン引きしていた。

 

「いちおう廃嫡されたとはいえ、ルシウス様はリイド帝国の皇帝家の血を継ぐ方です。なので皇帝になれる権利は有しておりますしね」

「だが、ルシウスは女の子だが?」

「問題ありません。リイド帝国では女帝も過去に存在してます。とはいえ、幼少の直系男子が成人するまでの繋ぎとしてですが」

 

 そこまで調べてたのか……。

 

 ルシウスが女だってことも会う前から調べ上げてたっぽいし。

 

 ミリアムの智謀だけでなく、イリアの調査網もリイド帝国内でちゃくちゃくと広がっているということなのだろうか。

 

 リリーゼとルシウスを介抱しているイリアへ視線を向けた。

 

「私の顔に何か付いてますか? あ、デック様好みの女の子がいろいろいますよ。帝都への旅の思い出として何人かお持ち帰りしますか?」

「しません!」

 

 イリアのおすすめする娘を見たら、絶対に連れ帰るハメになる。

 

 この旅の間にゼノとリリーゼとルシウスを連れ帰ることが決定しているため、これ以上は子供たちに対してなんて言えばいいか分からなくなるので、やめておきたい。

 

「あー、でも。メイドたちを連れてまいりましょう。サビアス家の親戚で取り潰された令嬢の方が採用されてたりします。なので、この離宮に残るのは危険です。デリー地方やアヴァル地方の商家なりにいいご縁を探してあげましょう」

 

 アイリスさん、まともなこと言った! えらい!

 

 そうか、そういうことも考えてやらないといけないか!

 

 グロモックの大商人ギブンとかに縁談先を紹介してもらうのもいいな。

 

「メイドも連れていくとなれば、護衛する数は増えるな。一族を呼ぶか? 帝国兵ごときなら我が一族が蹴散らしてくれるぞ」

 

 話が危ない方向に向かってますよ! ゼノさん!

 

 いちおうルシウスがバルドー領主として赴任するんだから、メイドを連れてても問題ないと思うぞ。

 

 ゼノ一人でも大事になりかけたので、鬼人族が増えるとトラブルしか起きない気がする。

 

「俺とゼノがいれば問題ないだろう。一族を呼ぶ必要はない」

「そ、そうか。それもそうだな。私とデックがいるからな。帝国兵などものの数ではないな!」

「とりあえず、護衛任務はデック様とゼノさんにお任せいたします。アイリスの提案したメイドたちの嫁入りもすでに手は打ってありますので、問題ありません」

「そうでしたか。さすがミリアムお姉さまです! あー、でも数名はリリーゼ様とルシウス様の身の回りの世話役として残しておいてくださいませ」

「承知してます。すでに選定は終えてますので問題ありません」

 

 俺の嫁たちはなんだかんだで有能だ。

 

 おかげで俺は棒を振るうだけで済む。

 

「デック様、明後日にはルシウス様とともに皇帝陛下への目通りとなりますので、ご準備のほどよろしくお願いします」

 

 おっぱいを揉んでいたミリアムからそう言われて、例の道化衣装が頭をよぎった。

 

「本当にアレを着ないといけないのか……」

「ええ、そうですよー。デック様似合ってますから自信もってください」

 

 イリアさん、半笑いしてるよね! それ、絶対半笑いだよねっ!

 

「デック様、似合ってます。アレほど似合う方はリイド帝国の中でもなかなかおりません!」

 

 アイリスさんも目線逸らしているのは、笑うの我慢してるでしょ!

 

「とてもお似合いです。あの凛々しさはさすがラムダ神の使徒です! あうん♡本当ですよぉ♡」

 

 ミリアムさんも笑ってますよね!

 

「アレは今回しか着ないから。皇帝に目通りできたら二度と着ない!」

 

 絶対に珍獣扱いされるし! あまりに笑われたらブチ切れて暴れるかもしれないぞ!

 

 くぅ! 目通り嫌すぎる!

 とっとと終わりてぇ……。

 

 その後、復活した母娘とともに嫁4人も加えたハーレムエッチを堪能することで、あの屈辱的な宮廷衣装を着るイベントを乗り切る覚悟を決められた。

 

 特にリリーゼとルシウスが、半笑いせずに誉めてくれたのがデカい。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。