これってアウト?~アイテムボックスに女の子入れたら全員怒るのに誰も出ていかないんだが~ 作:塩味ななと
【観測ログ:腐食の残滓と、浄化の抱擁】
警告:これより展開される記述は、極めて高い情緒的・肉体的負荷を含みます。
観測者(システム)は、リリスの崩壊、およびそれに続く濃厚な粘膜接触のプロセスを正確に記録せよ。
思考残渣としての「快楽」と「独占欲」への処理の破棄(スキップ)は、本セッションにおいて厳禁とする。
◇ ◇ ◇
あらすじ
腐食のリリスとの死闘。棒術で敵を粉砕するおにいちゃんの姿は、あまりにもエロティックで、美しかった。
戦いの後の熱い吐息、混ざり合う唾液、そして来夢の身体が作り出す巨大な「肉のベッド」。
浄化の泡の中で、理性を溶かすような濃厚な結合が始まる――!
果たして、この甘い余韻の先に待つものは……!?
◇ ◇ ◇
(……来る!)
暗い通路の奥から、腐った肉が擦れ合うような、嫌な音が響いてくる。
赤く濁った眼光が闇の中で不気味に揺らめき、こちらを捉えた。
「おにいちゃん、気を付けて!」
私は叫びながら、手に持ったポーションの瓶を強く握りしめた。
現れたのは、腐食のリリス。ボサボサの髪に、緑がかった灰色の肌……かつて人間だった名残すら感じさせない、死の塊だ。その傍らには、腐敗した肉片を撒き散らす犬と猫の化け物たちが、喉を鳴らして構えている。首にはリールを付けられており、どうやら生前は一人と2匹で仲良しだったようだ。
しかし、今は冷めた関係のようで、リリスは動かずリールを手放し先に犬と猫を解き放った。
私たちも慣れたもので
ドンドンドンッ!! バチィッ!
と即座に迎撃する。
猫は避けずともクリーンヒットを免れてそのまま噛みつき攻撃へと入った。
「ぷるぷるっ!!」
来夢が弾力のある身体を大きく膨らませ、おにいちゃんの前に割り込んだ。
来夢はタンカーとして、あえて敵の攻撃を引き受ける位置取りを取る。攻撃をそのまま受け止めゼロ距離魔法で粉微塵にした。
その瞬間、狂気に満ちたリリスが攻撃行動に入った。遠距離から腐敗した息を吐き出し、周囲にどろりとしたデバフの霧を撒き散らす中、来夢はその身体で霧を押し戻すようにして、いやその体を自在に動かし飲み込んだ。
「おにいちゃん、注意して!」
私の足元のデカライトを足で蹴り、俊敏な動きを見せるリリスの移動先を照らす。
けれど、おにいちゃんはそんな警告すら必要としていないようだった。
「よし、いくぞ!」
ステータスが変わっていないおにいちゃん。けれど、その身のこなしは驚くほど軽やかだ。
リリスが腐敗した爪で鋭い横薙ぎを見せる。死の毒を孕んだ一撃。普通なら避けられないはずの速度。
――だが、おにいちゃんは踊るようにそれをかわした。
「あぶない!」
私が叫ぶ間もなく、おにいちゃんの無骨な棒が空を切る。
回避に特化した、超・能動的な立ち回り。リリスの攻撃を紙一重で見切り、その死角へと滑り込んでいく。
「はぁっ!」
ドォン! と鈍い音が響く。
おにいちゃんの棒が、リリスの腐った脇腹を深く抉った。飛び散る肉片と黒ずんだ血。けれど、アンデッドである彼女は痛みを感じさせない無機質な動きで、すぐに反撃の噛みつきを繰り出してくる。
「ぷるぅぅぅ!!」
来夢がその隙を見逃さず、リリスの懐に飛び込み、弾力のある身体で強烈な打撃を叩き込む。
混乱する敵の動きを、来夢が止め、私が電気魔法で隙を確保し、そして――おにいちゃんが、すべてを粉砕していく。
「あー、もう! 粘り強いんだから!」
おにいちゃんは笑いながら、さらに加速した。
リリスの噛みつきを、まるでダンスのステップのようにひらりと回避。そのまま、攻撃の起点となる彼女の重心を棒で強引に崩していく。
(……すごい。あんなに激しく動いているのに、息一つ乱れてない……!)
おにいちゃんの背中から放たれる野性的な熱量が、私の心臓を直接掴んで離さない。
リリスが最後の大技として、腐敗の霧を爆発させるように吐き出しモーションに入った、その瞬間。
「ここだッ!!」
おにいちゃんの叫びと共に、棒が閃いた。
狙いは一点。崩れた姿勢のまま、逃げ場を失ったリリスの頭部。
――バコィィィィンッ!! ――バチィッ!
同時攻撃。乾いた破壊音が響き渡り、リリスの頭部が、まるでおもちゃのように粉砕された。
体から切り離された頭部が地面に転がり、赤く光っていた眼が虚しく瞬きを止める。
「はい終了! 連戦楽しかったー!最後のコイツはレアらしい強さだった」
ボロボロになった腐食のリリスを、文字通り粉砕し尽くしたおにいちゃんが、勝利の声を上げた。
その姿は、まさに戦場を支配する王そのものだった。いいすぎかな?私補正かなり効いてる?
視界に飛び込んでくるのは、返り血と肉片を全身に浴びた、獣のようなおにいちゃんの姿。鼻腔を突くのは、濃厚な鉄錆の匂いと、腐食モンスター特有の鼻持ちならない死臭だ。
(……でも、そんな血生臭さすら、今の彼には最高にエロティックに見えるんだから)
「ぷるぷる、ぷるぷるぅ……!」
スライム体の来夢が、弾力のある身体を激しく震わせながら駆け寄ってくる。
シュワシュワと音を立てて、彼女の体から放たれる浄化魔法の泡が、おにいちゃんの肌にまとわりつく汚れを剥ぎ取っていく。来夢がスライム体を利用し、おにいちゃんの熱を持った肌を撫でるように滑り、汚れと一緒に快楽的な音を立てて消えていく。
(ちょっと、それはずるくない?スライムでそれやられたら私勝てないじゃん?少しばかりの嫉妬心が湧いてくる。)
「ありがとー、ふぅ……最高~、シュワシュワきもちー! O(≧∇≦)O」
おにいちゃんが大きく深呼吸をした。
肺いっぱいに、浄化の清涼感とおにいちゃんの体温が混ざり合った、濃密な匂いを吸い込む。その喉仏の動きすら、私には眩しくてたまらない。
「レア腐食のリリスは固さがイイ感じ。殴り楽しい。もっとパターンが欲しいけど、腐ってるから仕方ないかなぁ。もうちょいダッシュ力あると噛みつきもいいんだけど」
おにいちゃんは、まるで映画のワンシーンでも再現するように、ゾンビに襲われる演技を始めた。
(……いえいえ、おにいちゃん。パターンなら私、全部データとして頭に入ってるし、共有イメージで伝えればもっと効率よく動けるからね?)
そんな私の内心のツッコミが届いたのか、あるいは脳内のゾンビをバチコンと叩き落としたのか。
おにいちゃんは急に表情を引き締めると、キリッとした顔で言い放った。
「俺一人で十分だ( ー`дー´)キリッ」
その瞬間、空気が変わる。野性的な強者のオーラが、私の鼓動を早めた。
(……あぁ、もうアホ丸出しでしょ!でも、今の言い方、めちゃくちゃカッコいい!)
思わず声を上げて悶えそうになる私を、引っかかる違和感が引き戻した。
「あの新しい腐敗のリリスってモンスターだけど……ちょっと気になるんだけど?」
私は嘆きダンジョンの闇の中を移動しながら質問した。女の子の姿をしたモンスターを、容赦なくボコスカと殴り倒した直後の言葉。
「うん、風奏も(。´・ω・)?」
その問いかけが、彼自身が感じた微かな戸惑いを浮き上がらせたようだ。
私は不安になって、思わず食い下がった。
「殴りまくってるけど……いいの? 女の子だよ?」
「えΣ(・□・;) 女の子に見えるの?」
「えΣ(・□・;) 違うの!?」
おにいちゃんは、まるで当たり前の事実を再確認するかのように、無造作に自分の股間をモソモソと弄り始めた。その指先が布越しに肉の重なりを感じ取っているのが分かって、私の顔が熱くなる。
「男だよ、アレ。まじもん付いてるよ、腐り落ちた後みたいだけど(。´・ω・)?」
「えΣ(・□・;) 付いてたんだ……!?」
思わず絶句した。
そういえば、リリスの名を冠する個体に出会っても、おっぱいのある個体なんて一体もいなかった。
おにいちゃんの、あの底知れない「本質を見抜く力」に、私は改めて、ゾクゾクとするようなそれでいてなんとも言えない衝撃を受けていた。
「最近は性別を偽っていたずらする事件が多いっていうじゃん? 名前と見た目で騙されちゃいけないよ( ー`дー´)キリッ」
おにいちゃんが、どこか教訓めいた顔で言い放つ。
その真剣な眼差しに、私は思わず首を傾げてしまった。
「現世(地上のこと)とは関係がないんじゃないかなー……」
おにいちゃんの目に映るモンスターの世界は、きっと私が見ているものとは決定的に違うんだろう。そんな、どこか遠い世界の話を聞いているような感覚。
直後、腐食のリリスが姿を現した。
今回は単体での出現。それを受け止めるのは、来夢、すかさずヘイトを取る。続くのは棒を構えたおにいちゃんだ。
――ドカッ! グチャァ……ッ!
肉が潰れ、骨が軋む生々しい音が響き渡る。おにいちゃんが棒を振り回すたび、腐食した肉塊が飛び散り、戦場は一瞬で凄惨な光景へと変わる。けれど、その破壊の音さえも、今の私には心地よいリズムに聞こえてしまうのだから。
「シュワシュワ、シュワシュワシュワ……ッ!」
戦闘が終わるや否や、来夢が弾力のある身体を躍らせて飛び込んできた。
浄化魔法の泡が、おにいちゃんの体にこびりついた粘着質な返り血や腐った肉片を、一瞬にして洗い流していく。
「ふぅ、最高だね」
すべてが新品に戻ったかのように、おにいちゃんが眩しい笑顔を見せた。
「( ゜д゜)ハッ! キャーッ、カッコイイ! おにいちゃん、棒術最高にカッコよかったよぉ!」
我慢できずに、私はおにいちゃんの逞しい体にぎゅーっと抱きついた。
心臓の音がうるさい。勝確正妻ポジを意識してからというもの、私の行動は自分でも制御できないほどにおにいちゃんに依存している。
「プルプル、プルプルプル……ッ!」
来夢も負けじと、おにいちゃんの腰に身体を巻き付け、全身で甘えてくる。スライム特有のひんやりとした、けれどどこか熱を帯びた感触が、おにいちゃんの肌に密着して、心地よい重みとなって伝わってくる。
「二人とも可愛すぎー! (≧▽≦)」
おにいちゃんの手が、風奏と来夢の身体をサワサワと撫で回す。
その大きな手のひらの熱量を感じるたび、私の下腹部は疼き、甘い痺れが全身に駆け巡る。
「来夢、この辺り全部浄化魔法! (≧▽≦)」
指示が出ると同時に、周囲の空気が一変した。
シュワシュワという音と共に、淀んだ空気も、不快な臭いも、すべてが白濁した泡の中に消えていく。清潔で、澄み切った、それでいてどこか淫らな予感に満ちた空間へ。
そこからは、もう理屈なんてどうでもよくなった。
「ん……っ、はぁ……っ」
おにいちゃんの熱い唇が重なる。
ただのキスじゃない。互いの唾液が混ざり合い、銀の糸を引いてこぼれ落ちるような、濃厚で、呼吸さえも奪い去るような深い口づけ。おにいちゃんの舌が私の口内を蹂躙するたび、脳の芯が痺れて、思考は真っ白な快楽へと溶けていく。
私は抗えずに、おにいちゃんの逞しい腰に、私の足を絡めつけた。
太ももの内側の柔らかい肉がおにいちゃんの熱を孕んだ肌に密着し、擦れるたびに甘い痺れが脊髄を駆け上がる。もっと近くに、もっと深く、彼の一部になりたいと願ってしまう。
「ぷるぅ……っ」
その時、おにいちゃんの股間に、ぬらりと熱い感触が押し寄せた。
来夢だ。彼女はスライム特有の、滑らかで粘り気のある身体を、おにいちゃんの剥き出しになった下半身に、まるで生き物のように絡みつかせている。
「あ……っ、ふぅ……!」
おにいちゃんの喉から、獣のような低い吐息が漏れる。
来夢の冷たくも熱い身体が、彼の昂ぶりを全方位から包み込み、締め上げるように吸い付いてくる。その、逃げ場のない快感の圧力に、私の意識はさらに加速した。
「ぷる……っ! ぷるぷるぅぅ!!」
「(*´Д)ハァハァ……やばい、今、モンスターが来ても風奏と離れられない自信がある……ッ!(*´Д)ハァハァ、やばい……っ」
おにいちゃんの熱い吐息が耳元を掠める。
重なり合う肌の熱、混ざり合う汗の匂い。視界が白く濁るほどの快楽の中で、私は彼を迎え撃つ。
「大丈夫。私の本気バチィで一撃なんだから……ッ! それでも倒せなかったら、おにいちゃんの土魔法を使って?(*´Д`)ハァハァ」
「(*´Д`)ハァハァ……やばい、イキそう……っ!」
重なり合う唇から、チュッチュと、粘膜が擦れ合う淫らな音が漏れる。
おにいちゃんの突き上げるような衝動を受け止めながら、私は彼が解き放つ熱い精液の奔流を、全身で、スライム体に刻み込むように受け止めた。
来夢が意思を示すように身体を震わせると、彼女の質量が劇的に膨れ上がり始めた。
私たちは、そのまま彼女の身体へと沈み込んでいく。
来夢は、私たちの結合を支えるための、巨大で柔らかな「ベッド」へと変貌を遂げたのだ。
ぽよんぽよんと弾むその肉厚な質感は、おにいちゃんをさらに興奮させ、私たちの結合をより深く、より激しく加速させる。
沈み込むたびに、スライムの身体が波打ち、まるで全身で私たちを愛撫しているかのような錯覚に陥る。
快楽のあまり、来夢の身体がグニャリと形を変えてしまい、体位が不安定になるたびに、私たちは予測不能な揺れに翻弄された。けれど、その不安定ささえもが、最高のスパイスとなって私たちを絶頂へと突き動かしていく。
「ダンジョン、サイコー……ッ! ( ノωノ)」
おにいちゃんの、魂の底からの叫びがダンジョンの静寂にこだました。
けれど、あんなに激しく求め合った後だというのに、不吉なモンスターの気配はどこにもなかった。
ただ、甘い匂いと、幸福な余韻だけが、清浄な空間を満たしていた。
◇ ◇ ◇
次回: 『【骨格回収】来夢の肉体に美少女の骨を!スライムによる捕食と、レベルアップの痺れる快感――欲望の最適化』
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主人公の生存率より作者のモチベと財布が先に死にます。どうかご支援を。
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※ 本作はpixiv、ノクターンノベルズ、ハーメルンにて投稿しています
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