※この作品はR-18です。

これってアウト?~アイテムボックスに女の子入れたら全員怒るのに誰も出ていかないんだが~   作:塩味ななと

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041 - 『【肉体形成】生首から少女へ! 来夢のスライム肉体で包み込む、究極のサプライズ――理想の感触』

【観測記録:第X話】

警告:これより先の記述は、高密度の生命エネルギーおよび肉体再構成に伴う思考残渣を含んでいます。

観測者(システム)は、対象の「形態変化」および情報の過負荷に注意してください。

未定義の肉体構築、あるいは急激なレベル上昇に伴う共鳴が検知された場合、即座に処理の破棄(スキップ)を推奨します。

 

◇ ◇ ◇

 

あらすじ

念願の八層への到達。そこは未知の恐怖と、さらなる成長が待ち受ける場所だった!

戦闘の最中、突如として起こった神秘的な光景――。

風奏に抱えられた詠晴の頭蓋骨から溢れ出す黒いモヤが、一人の少女の姿を編み上げていく!

「おはよう、詠晴」

しかし、肉体を得た彼女にはまだ足りないものがあった。それは、快楽を受け止めるための「質感」。

風奏と来夢が仕掛けた、至高のサプライズとは!?

スライムの粘液が、少女の肢体に溶け込み、理想の形へと変貌を遂げる――!

 

◇ ◇ ◇

 

《おにいちゃん視点》

 

六花との電話を終えて、俺たちはアパートを出る準備を始める。

出発の段取りなんて、大抵のことは風奏が事前に完璧に整えてくれている。今日も彼女は、いつものように隙のない手際で詠晴を抱え、肩掛けバッグを一つ背負っていた。

 

「なにそれ?」

 

バッグに対するふとした疑問を口にする俺に対し、風奏は意味深な笑みを浮かべるだけで、その中身を明かそうとはしない。

 

「秘密だよ」

「プルプルプル」

 

二人してガードが固い。来夢に至っては、スライム体特有のぷるんぷるんと身体を震わせて主張し癒しまでくれた。

 

「okok。期待してるよ。今日も来夢の骨探し頑張ろう」

 

俺は軽い気持ちで来夢を抱えあげ玄関の扉を開けた。

この先に待っているのは、未知の探索と、そして――来夢のパーツを手に入れた後に予定している、最高にエッチな時間だ。そのことだけを考えれば、足取りも自然と軽くなる。

 

 ◇ ◇ ◇ 

 

嘆きダンジョン内部、第七層。

マップ情報は俺たちが完璧に網羅している。今日は風奏から「八層デビュー」のお許しが出た記念すべき日だ。レベルの上限解放も見据えて、八層へと続くポータルを探しながら、中程まで進んでいく。

だが、嘆きダンジョンの構造は相変わらずだ。どこを切っても同じような、湿り気を帯びた不気味な静寂が漂っている。

 

テクテクと足音を響かせながら歩く道中、俺は鼻歌混じりに声をかけた。

 

「来夢ー八層まで行くからね。早く骨格を手に入れていっぱいエッチしようね」

 

その言葉に反応して、先を進む来夢の身体が大きく波打った。

 

「プルプルプルプルプルプル!」

 

弾力のある震えが一段と激しい。まるで全身で期待を表現しているようだ。

 

「ん? いつもよりプルプルプル多いな、超やる気か、よしよしガッチリ行こう」

 

俺がそう言って笑いかけると、来夢はさらに喜びを爆発させるように震えた。

 

「プルプルプルプルプルプル!」

 

現れるモンスターに対して警戒することもなく、スススススッ……と進み ばこん! と手痛い一撃を見舞う。その後に俺と風奏の攻撃が着弾する。

 

来夢の身体から放たれた、凄まじいまでの推進力と衝撃。と比べると俺の攻撃は物足りないが。

 

「プルプルプル」

 

まるで『見て、すごいでしょ!』とアピールするように、彼女は誇らしげに揺れている。

 

「ワォヤバいスピーディーだね」

 

あまりのスピード感とまっすぐさに、俺は自分のことはまあいいかと、来夢に対する感嘆の声を漏らした。

 

「来夢ー八層へのポータルはこっちだよ」

 

風奏が冷静に、それでいて頼もしい声で道案内をする。その瞳には、俺たちの冒険を完璧にコントロールしているという確信が見えた。

 

「プルプルプルプルプルプル!」

 

現れるモンスターに対して警戒することもなく、スススススッ……と進み ばこん! と手痛い一撃を見舞う。その後に俺と風奏の攻撃が着弾する。

 

またしても、凄まじい音と共に戦闘がスタートする。

やる気MAXの来夢が、進路を妨げるモンスターに対し先手先手で切り開いていく。その弾力に満ちた身体から放たれる破壊衝動は、どこか危ういほどの生命力に溢れていた。

 

やがて、俺たちは目的の移動ポータルを発見した。

風奏が装置を起動すると、空間が歪み――ショィーン! という鋭い音と共に、視界が切り替わる。

 

八層に降り立った瞬間、肌にまとわりつくような冷たい空気が頬を撫でた。

構造は今までと大差ない。ホラー演出のような石壁が立ち並び、天井と壁面がぼんやりとした光を放っている。その薄暗さが、かえって視界の端に潜む「何か」を感じさせてくる。

 

ゴソゴソッ……。

 

不意に、湿った音が鼓膜を叩いた。

肉付きの良さを感じさせる、生々しい音だ。来夢が即座に警戒態勢に入り、その半透明な身体を低く沈める。

 

最初に出会ったのは、ペアで出現した「腐敗の巨人」だった。

デカい。初手からかなりの圧力だ。だが、来夢の動きはキレッキレだし、風奏の指揮も完璧だ。苦戦するどころか、俺たちはリズムに乗って戦いに没入していく。

 

……もっと戦闘でのアクションを再現したい気持ちはあるが、今の最優先事項は決まっている。

来夢の骨格入手。

 

目的は一つ。迷わず、ブレずに、そのパーツを奪い取ってやるぜ。

 

腐敗の巨人を討伐し終えると、全身を駆け巡る熱い感覚とともに、レベルアップの通知が脳内に響いた。

 

「俺もレベル8まできた。やったね!(≧▽≦)」

 

達成感で、思わず声が出る。

 

「おめでとう」

「プルプルプル」

「カタカタカタ」

 

風奏は優しく微笑み、来夢は弾力のある身体を小刻みに震わせ、抱えられている詠晴の頭蓋骨もカタカタと乾いた音を立てる。みんなが喜んでくれて、なんだか俺自身も一段と強くなったような気がして、胸が高鳴った。

 

……ただ、一つだけ問題があった。

記念すべきレベル直後の戦闘に、ソロで現れた骨戦士とのタイマン(来夢カバーあり)を許してもらった。

俺は意気揚々と来夢のカバーを受けつつも立ち向かい、「織姫立ち」からの「織姫コンボ」を披露したのだが、3人からは冷ややかな視線を浴びてしまったのだ。

 

(えぇ~、三人の趣味がわからない……)

 

何がいけなかったのか。これはいつか、適切なタイミングを見つけて「スペスペ」の素晴らしさを布教しなきゃいけないな。

 

そんな物思いに耽っている間も、来夢は止まらない。

彼女は弾力のある身体を推進力に変え、次々と現れるモンスターを文字通り粉砕しながら進んでいく。俺はその猛烈なスピードに必死についていく形だ。

 

「おにいちゃん」

 

ふいに、風奏が小声で俺に寄ってきた。コソコソと耳元で囁くような距離感。

 

「なーに?」

 

俺もそれに合わせて、声を潜めて応じる。

その時、風奏の腕の中で詠晴の頭蓋骨も「カタカタカタ……」と、何かを伝えようとするように小刻みに震えていた。その一生懸命な音さえも、たまらなく可愛い。

 

「来夢が頑張ってるけど、いい感じの手に入ると思う?」

 

「入るよ。絶対いいのが手に入る、俺には見えてるキラーン!」

 

確信めいた直感とともに、俺は前方の敵を指差した。

 

「それ洋ナシ!」

 

会話の合間に、来夢への指示を飛ばす。目の前のオッサンボーンの駆除をお願いすることにした。

すると、風奏に抱えられていた詠晴が、激しく震え出した。

 

「カタカタカタ……!」

 

直後――ばこん! と、凄まじい衝撃音と共にオッサンボーンが砕け散った。

 

「カタカタカタカタカタカタ……!」

 

風奏の腕に抱えられている詠晴が、まるで祝福の鐘のように激しく鳴り響く。

 

「また詠晴のレベルが上がったみたい」

「やったね! いっぱい上がるね。今いくつ?」

 

俺が尋ねると、風奏は淡々と答えた。

 

「18」

「え、早くない? 俺、まだ8だよ?」

 

思わず表情が固まる。風奏も来夢もレベル18だと? 眷属は成長が早いとは聞いていたが、詠晴までもがそんなに……?

 

「討伐も順調だしね。ダンジョンwikiにも書いてあったけど、私たち(眷属)って成長がかなり早いみたい。それに、おにいちゃんはユニーク制限で必要経験値が多いから」

 

風奏の冷静な説明を聞きながら、ふと彼女が抱えている詠晴に目が釘付けになった。

何かが、おかしい。

 

「え? ちょ……?」

「あら……?」

 

「カタカタカタ……!」

 

詠晴が激しく震動し、風奏の腕の中からふわりと浮き上がった。

頭蓋骨の隙間から、どろりと黒いモヤが湧き出し、周囲の空気を侵食するように膨れ上がっていく。その闇が一点に収束したかと思うと、次の瞬間、そこには「形」が形成され始めていた。

 

「体が生えてきた……?」

 

驚愕で言葉を失う。俺の目には、生首から肉体が急速に編み上げられていくように見えた。

それは、なんて神秘的で、なんて可愛い光景なんだろうか。

 

「カタカタカタ……」

 

やがて、黒いモヤは霧散し、そこには小柄な女の子の姿をした詠晴が立っていた。

彼女は少し照れたように、それでいて嬉しそうに俺へと手を伸ばしてくる。

 

俺はその小さな、温もりを感じさせる手を取り、優しく握りしめた。

 

「おはよう、詠晴」

「プルプルプル」

「良かったね、詠晴。やっと元に戻れたんだね」

 

風奏が心底嬉しそうに、包み込むような笑顔を見せていた。

 

 

「カタカタカタ……!」

 

今度は、新しく作り出したばかりの体を、まるで歯車のように小刻みに震わせている。その様子はどこか必死で、言葉にならない熱が伝わってくるようだ。

 

「スライム体が欲しいって言ってるよ」

 

風奏がその音の意味を、淀みのない通訳で教えてくれた。

 

「そうだよな、俺もそう思う、ウンウン! 超絶カワイイ女の子に見えても、骨だけじゃエッチできないからね!」

 

思わず本音が漏れる。いや、これは至極真っ当な生存戦略だ。目の前の詠晴は、たとえ肉体が形成されようとも、その根底にあるのは「骨」なのだから。

だが、そんなことを考えていると、俺の股間は正直に反応し、熱い塊となって主張を始めてしまった。

 

(……いや、でもこのままだと当たって痛いかもしれない)

 

狭雪の『女の脳はハックできない。自分の脳をハックしろ』理論という言葉が頭をよぎる。どれだけ精神的に攻めようとしても、物理的な痛みには勝てない。デリケートゾーンに硬い骨や肉塊が当たれば、それはもはや快楽ではなく苦痛だ。現実はシビアだぜ……。

 

「いきなりその発言はどうかと思うよ?」

 

風奏の冷ややかな視線が刺さる。さすが、俺の思考の浅さを瞬時に見抜いてくる。

 

「でも大丈夫。来夢と相談してあるから」

 

そう言って微笑む彼女を見ると、やっぱり風奏は頼りになる。もし彼女がいなければ、俺の欲望は制御不能な暴走特急になっていただろう。これ以上言うと本当に怒られそうだから控えておくが、六花というエリートに教育されているおかげで、俺のワードチョイスも多分……エリートに近いレベルに達しているはずだ。たぶん、しらんけど?

 

「ごめん。でもさ、俺には肉がなくても、めちゃくちゃ可愛い女の子に見えてるんだよ」

 

照れ隠しに頭をかく。すると風奏が、悪戯っぽく目を輝かせた。

 

「サプライズだよ。来夢、詠晴、用意――はい、いい?」

「プルプルプル!」

「カタカタカタ……!」

 

その合図とともに、信じられない光景が目の前で繰り広げられた。

来夢のスライム体が、意志を持つかのように一部から分離し、詠晴の身体へと滑り込んでいく。粘度のある半透明の肉体が、彼女の細い肢体に絡みつき、「プルプルプル」と微細に振動しながら、急速に形を整えていく。

 

「( ゜д゜)ハッ! これは……俺の……理想の……?」

 

◇ ◇ ◇

 

次回: 『【理想の具現化】スライム肌の詠晴が完成! むちむち肉体と甘い匂いに理性が溶ける――至福の抱擁』

 

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◇ ◇ ◇

 

※ 本作はpixiv、ノクターンノベルズ、ハーメルンにて投稿しています

 

R18 / R15 / 現代ダンジョン / ハーレム / 群像劇 / コメディ / 男主人公 / 元モンスター / 成人ヒロイン / ギャグ / バトル / 詠晴 / スライム肉体化 / 形態変化

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