俺の性癖のせいで淫魔が支配する貞操逆転異世界で、自分をボコボコにした強い女たちが奴隷になるチートスキルでハーレムができてた 作:ショムカオルコ
「今にアンタの顔を歪ませてやるから覚悟しなさい」
森で淫魔化した時と同じように、マオは俺の腹に跨っていた。
だけど顔が緊張で強張っていて、あの時にあった余裕は全く感じられなかった。
「そりゃ楽しみだ」
「……なんか余裕あるわね」
マオから見た俺がどんな状態かは分からないが、俺の股間はすでにギンギンになっていた。
「ていうか俺から触っちゃダメなのか?」
そう言って俺が伸ばしかけた手を牽制するようにマオが力強く握った。
「こういうのは基本、女がリードするもんでしょ。今回はあたしがアンタを気持ちよくしてあげるから……」
マオが唇を尖らせる。
最後らへんは声が小さくなってよく聞き取れなかった。
「そうなのか? 俺の感覚では逆なんだけどな」
「アンタが特殊なだけよ」
性に関する感覚もマオ、というよりこの世界の住人と俺とではだいぶ違うようだ。
森でマオの服を脱がしたときも『女のあたしの裸を見て何が楽しいって言うわけ!?』なんて怒ってたが、あの発言も価値観の違いから来たものなんだろうな。
「いいからアンタはジッとしてて」
マオが俺の身体に上半身を密着させる。
今のマオは薄手の生地の部屋着のせいか、身体の体温や感触がもろに伝わってきた。
「んっ……♡」
俺は何もしていないのに、マオが鼻にかかった声を漏らす。
「これが喉仏なのよね……んちゅっ♡ こんなところも全然女とはちがう……♡」
マオが俺の首筋にキスしてくる。
湿った唇の感触とそこから漏れる吐息が首に当たってこそばゆかった。
「体つきも、んっ♡ ごつごつしてる……♡」
マオの手が這うように俺の胸から下腹部にかけて滑り落ちていく。
少しずつ正気が失せて、青い瞳がとろんとしている。
淫魔化した時の獲物を虎視眈々と狙う鷹のような鋭さは今のマオには感じられなかった。
今のマオから感じるのは、人懐っこい猫が遊んでほしいとじゃれつくような愛嬌だった。
マオの手がいつの間にか、俺の股間に触れていた。
「っ……」
「ぁっ♡ アンタのここ、すごく硬い……♡」
俺が股間の刺激にびくっとすると、マオが嬉しそうに俺を上目づかいで見る。
何の根拠もなく、今のマオ相手なら余裕だろと思っていたが、よくよく考えればこんなカワイイ女子に密着されながら首にキスされて、股座を触られているのだ。
余裕なんてあるわけがなかった。
「ふふっ、声出そうなら無理しないほうがいいんじゃない?」
「無理なんてしてないけどな」
いざとなれば俺には『絶対命令』があるし、そのことはマオも分かっているはず。
「ほら、気持ちよかったら声出しなさいよ……!
ほらっ、ほらっ!」
マオが俺の股間をまさぐるスピードを上げる。
しかしいつまで経ってもそれ以上先に行為が進まない。
「んっ♡ んんっ♡」
むしろ自分の胸を俺の胸板に擦り付けて、無自覚に甘い声を出してるマオの方が余裕がないように見える。
「……気持ちよくないの?」
不安げに青い瞳が揺れる。
「いや、気持ちよくないわけではないんだけど、ちょっとな」
興奮してるとは言っても流石に俺も、同じようなことを延々と続けられては余裕が出てきてしまう。
「んっ♡ ちょっと、どこ触って……?」
「手持ち無沙汰だからさ」
マオのくびれあたりを撫でまわす。
俺が少しずつ尻に向けて手を下ろしていくと、
「えっ……」
太いゴムケーブルのような感触が指に触れる。同時にマオが困惑気味に自分の腰あたりを振り返る。
そんなマオの戸惑いをよそに指先で尻尾を弄ってやる。
「んぁっ♡」
マオの口から漏れた甘い声が部屋に響く。
これはもしかして……!
「なんか今すごく可愛い声が出なかったか?」
「あ、アンタの耳がおかしくなったんじゃないの? ていうか勝手に動かないでって言って……ぁんっ♡」
俺が人差し指と中指でしっぽを刺激すると、マオはたやすく喘いだ。
「そういえばこのしっぽだけは消えないな。なんでなんだ?」
「んんっ♡ んっ♡ そんなのっ、きかれてもっ♡ あたしにも分かんないわよっ……♡」
マオのしっぽのことは気になったが、今は一旦保留だ。
「ぁっ♡ だめ、しっぽ触るのっ♡ お尻が変な感じになる……♡」
青い瞳が潤んで、マオがしがみつくように俺の服を掴む。
そんなマオの姿にゾクゾクした。
もう少しマオに調子に乗らせてから反撃しようと思ったが、こんなエロい顔を見せられたらもう我慢できなかった。
俺は身体を捻って、ひっくり返るようにマオを押し倒した。
マオが俺の腕を掴もうとしたが、先ほどと比べると動きはあまりにも鈍かった。
「こ、こらっ……! 今回はあたしが……ぁあっ♡」
服の上から胸の中心を指で摘ままれただけで、マオの腕は力なくベッドに落ちてしまった。
隙だらけになったマオの太ももを撫でまわして、足の付け根に指を突き立てた。
くちゅぅぅっ♡
卑猥な粘着音がはっきりと聞こえて、俺は生唾を飲みこんだ。
森で触れた時よりもずっと濡れていた。
「ぁあっ♡ そこ、だめぇっ♡」
マオが俺に向かって手を伸ばすより先に、股ぐらに押し付けた指をグリグリする。
「はぁぅっ♡ ぁっ♡ そんなふうに触られたらっ♡ あたしっ♡」
本当はマオ相手に色々とスキルを試すことも考えていたが、すっかりまどろっこしいことを思考する理性は吹っ飛んでいた。
ホットパンツに手をかけて無理やり脱がせる。
「ちょっ……! 服を脱がせていいなんて言ってない!」
「脱がせちゃダメとも言ってないだろ」
マオの言葉を無視してズボンをそのまま下げると、色気のない布製のグレーの下着が現れる。
「すげえ濡れてんじゃん」
色がグレーのせいもあってか、マオの股間のシミは一目で分かってしまった。
「ちょっとしっぽと胸を触られただけなのに、えらい濡れようだな?」
「こ、これはべつにアンタに触られたからじゃなくてっ! ぁっ……」
噛みつくような勢いは途中で萎んでしまった。
俺は部屋をノックした時のマオの反応を思い出した。
「マオ、お前もしかしてオナニーしてたのか?」
「ど、どうしてそれを!?」
半ば当てずっぽうで言ったのだが、この反応を見る限り当たりのやつだ。
俺は布面積の多いショーツの上から、マオの割れ目を上下に擦った。
「んひゃうっ♡」
マオの身体が跳ねた。
指を密着せたまま、濡れているせいで生地に浮き彫りになった花弁を何度も擦る。
「んぁっ♡ ゃんっ♡ やめてっ……♡」
「そんな気持ちよさそうな顔で言われてもな」
「んくっ♡ べつに気持ちよくなんてっ♡ ぁあっ♡」
否定しようとしたそばから、そこに指を突っ込まれたマオが悩ましい声を出す。
シーツを掴んで必死に歯を食いしばって、マオがにらんでくる。
本人は威嚇してるつもりなのかもしれないが、その抵抗は俺の燃える加虐心に油を注ぐだけだった。
「どう見ても気持ちよさそうだろ? それに気持ちよくないんだったらこの濡れ具合はどう説明するんだ?」
生地にぷくっと浮いた突起を軽く摘んだ。
「ぁああっ♡」
最も女が感じると言われるクリトリスを触られたマオが背中をそらす。
軽く達したのか、股間を覆うショーツのシミがじゅわっと増える。
「ハァハァ……♡ ぁ、あたし……♡」
「マオ、もしかしてイっちゃったか?」
「そ、そんなわけないでしょ! 男に触られたぐらいでイクなんて……っ!」
マオが焦ったように叫ぶ。
「マオ・オーマさんが俺に股間を触られたぐらいで、イクわけないか」
この後に及んでまだ反抗的なマオは、まさしく俺の理想だった。
この顔が涙と涎でぐちゃぐちゃになる瞬間をもうすぐ見られるのかと思うとゾクゾクした。
「……そうよ。同じことを何度も言わせないで。アンタがあたしを気持ちよくするんじゃないの。あたしがアンタを気持ちよくするって言ってんの」
「もう一回確認するけど、本当にマオは気持ちよくなってないんだな?」
「だからそう言ってるでしょ」
感じている証拠を隠すように足を閉じたマオが、俺から視線を逸らす。
そろそろ俺はスキルを試すことにした。
「マオ、感じてないなら足を開け」
「は、はあ? 何言って……」
マオの身体は何の反応も示さなかった。
やはり、絶対命令は条件を提示した場合、それに該当しない限りは発動しない。逆を言えば条件に該当していれば、しっかり発動するということだ。
「マオ、感じてるなら足を開いて動くな」
マオが目を見開いて、俺の宣言通りに脚を大きく開く。
「また身体が勝手に……!? いったいなんなのよ、これ?」
マオのショーツに手をかける。
顔を真っ赤にしたマオが俺を引き留めようと手を伸ばすより先に、ショーツを勢いよく膝まで下ろした。
「おぉ……」
俺は思わず感嘆の声を上げてしまった。
「マオのここ、すごくキレイだ。しかしまあ、よく濡れてることで」
「ぅ、うるさい……! いちいちアンタは言わなくていいことを……!」
マオのサーモンピンクの割れ目は自身の愛液でぐっしょりと濡れていた。恥丘にうっすらと生えた陰毛も愛液で濡れて、肌にへばりついている。
咄嗟にマオが股間を隠そうとしたが、俺の指が小さな雌穴に侵入する方が早かった。
「ひぁっ♡ ぁんっ♡ 指っ、そこに入れちゃ……♡」
指が膣に入ると、マオの険しかった表情が瞬く間にとろけた。
指は簡単に狭い穴ににゅるんと入っていく。指を前後に出し入れすると透明な淫液が、滴り落ちてシーツにシミを作っていく。
「ぁぅんっ♡ まっ、て……♡ やめっ♡」
「イヤなら俺を殴ってでも止めればいいじゃないか」
「っ……♡ ぁ、アンタの術のせいで動けないんでしょ……♡」
「マオ、命令解除だ」
今までピンと伸びていた足から力が抜けて、ベッドに落ちる。
状況が認識できず呆けているマオの割れ目の上、小さな肉豆を親指の腹で擦ってやる。
「んひぅぅっ♡ そこ、だめっ♡ まって♡」
指でクリトリスをくりくりと弄り続ける。涙目になって唇からよだれを垂らす姿は、すでに雄に征服されつつある雌の姿そのものだった。
「何度も言わせんなよ。イヤなら止めりゃいいだろ」
絶対命令を解除しても、マオはろくな抵抗をしてこなかった。
俺は体勢を変え、マオの太ももを無理やり開く。
指でグイッと割れ目を開くと、恥蜜を垂らす花弁からツンと鼻孔を刺激する甘酸っぱい匂いがした。
その穴に俺は舌を這わせた。
「ひゃぁっ♡ ぁんんっ♡ そんなっ、ところっ♡ 舐めちゃ……♡」
よほど快感が強いのか、マオが腰をよじって俺の頭をどけようと手を置く。
しかし、快感に支配された状態のマオの力は大したことなかった。
そのままクリトリスを舌先でつつくと、狂乱したマオが悲鳴のような嬌声をあげた。
「んぁあっ♡ それダメっ♡ ぁんっ♡ 舐められるとっ、あたしっ、あたし、もうっ……♡」
マオが今さら足を閉じようとするが、無駄な抵抗でしかない。
程よい肉付きの太ももで頬を挟まれ、むしろ俺を喜ばせるだけだった。
俺がクリトリスをチュウっと啄んで、舌で弾きまくるとマオがガクガクと痙攣して、割れ目から鋭い水しぶきを上げた。
これは……潮吹きか?
「んぁああっ♡ イクっッッ♡♡」
俺はマオの股間から顔を離し、濡れた顔を手の甲で拭った。
「フゥー、フゥー♡ うそ、あたし、舐められて……♡」
「マオ、今のは完全にイッたよな?」
「そ、それは……」
「俺の濡れた顔が動かぬ証拠だ」
息も絶え絶えになってベッドに横たわっているマオが唇を噛む。
しかし、何を言っても今の状況では勝てないと思っているのか黙ってしまった。
まだ抵抗する気があることに内心で喜びつつ、そろそろ俺も限界に近づいていた。
ズボンとパンツを下ろして、ギンギンに勃起したペニスをマオに見せつける。
「ぅあ……それ、男の人の……」
マオが俺のイチモツを見て、口をポカンと開けて目を見開く。
自分でも呆れるほどに勃起していて、今にもはち切れそうになっていた。
「チンコ、見たことあるか?」
「あるわけないでしょ……!」
男とすらほとんど喋ったことがないと言っていたので、チンコを見たこともないのは当然か。
「今から俺が何をしようとしてるか、分かるよな?」
「……分かるわよ」
またマオが不安そうな顔で聞いてくる。
「アンタはあたしとシタいの……?」
マオ個人の問題なのか、あるいはこの世界の常識なのか、男が女に対して性的欲求を持っているという認識が薄いようだ。
だから俺はマオの肩を掴み、目を見てはっきり言った。
「当たり前だろ。マオと一つになりたいし、一緒に気持ちよくなりたい」
本来は抵抗するマオを快感で屈服させることが目的だったことを思い出したが、これはこれで本心だった。
マオが俺の言葉の意味を咀嚼するように少しの間、固まった。
「……あたしに入れたら、アンタも気持ちよくなれるの?」
マオが自分の股間に触れる。
俺はマオの意図が読めなかったが、細かいことは気にしないことにした。
「そりゃそうだろ」
「……じゃあ、あたしが上になるからアンタは寝転がって」
まだこの期に及んで最初に言った「俺の顔を歪ませる」を実行しようとしているマオに、俺は感服してしまった。
マオの提案を飲むか、蹴るのか。どっちが楽しめるか考えた末、俺はベッドに寝転がった。
まだ快感が抜けきっていないのか、マオがのろのろと起き上がって、俺の股間の上に跨る。
「ぁっ……すごい……♡」
マオが白く長い指を俺のペニスに絡める。
俺はそれだけで「うっ」と声を漏らしかけたが、なんとか堪えた。
「こんなに大きいのが本当に、あたしの中に……ぁぁっ……♡」
マオが割れ目にペニスの亀頭を押し当て、一瞬だけ怯えたような表情を見せた後――腰を下ろした。
「ぁ゛っ――」
苦しそうなうめき声に、俺のペニスがマオの処女穴を貫く水音が重なった。
指の時はえらくすんなりと入るもんだと思ったが、ペニスになると、マオの膣穴は侵入を拒むように締め付けてきた。
マオが破瓜の痛みに顔を歪める。
それでも健気にマオは腰を下ろして、ついに俺のモノを全て飲みこんだ。
「マオ、大丈夫か?」
「平気、よ……! でも、ちょっとこのままでいさせて……」
「じゃあその間はべつのことをしよう」
「え……ぁんっ♡ ぁあっ♡ またちくびをっ♡」
絶対命令でマオに腰を振らせるか、あるいは俺が下からガンガン突いてやりたいところだったが、そこは我慢することにした。
かわりにマオのビンビンに勃起した尖りを摘まんで刺激する。
「ぁあっ♡ はぅぁっ♡ 乳首、だめっ……♡」
「ほんと、マオは乳首よわよわだな」
「んくっ♡ んぁっ♡ そんなことない……っ♡」
マオの膣穴は乳首が弄られるたび、締め付けが強くなった。
しばらくひたすら乳首責めに没頭していると、マオが腰を上下に動かし始めた。
「ぁっ♡ ぁんっ♡ ぁあっ♡」
「どうした、マオ? 腰が動いちゃってんぞ?」
腰づかいが次第に速くなり、結合部から卑猥な音が漏れる。
ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡ ぐちゅっ♡
「ちがっ♡ ちがうのこれは……♡ アンタが、また変な術を使ってるんでしょ……ぁああっ♡♡」
マオの膣壁がだんだんと蕩けて、俺のペニスにフィットするようにしゃぶりついてくる。
ぐちょぐちょに濡れていて、この締め付け……これは気持ちよすぎる。
さらにこの気持ちよさを上昇させるにはどうしたらよいか?
「俺がお前の言う変な術を使ったらこんなもんじゃないぞ。マオ、気持ちよくなりたかったら腰を振れ」
「え……ぁあんっ♡ きゃぅっ♡ 腰がっ勝手に……♡」
絶対命令のスキルがマオの欲望を叶える。
マオが俺の胸に手をついて、尻を激しく振り立てる。
「ぁんっ♡ ぁあっ♡ んぁあっ♡ だめっ♡ 声がでちゃうっ♡」
「マオ、かわいい声が出てるな。声、我慢できないぐらい感じてるのか?」
「ひゃぅっ♡ ぁんんっ♡ んっ♡ あんっ♡ ダメっ♡ 声、抑えられないっ♡」
マオの割れ目から溢れる愛液が多すぎて、ペニスどころか尻たぶを伝って、シーツまでぐっしょりと濡らしていた。
ひたすらマオに腰を振らせていようかと思っていたが、こんなエロい姿を見せられて我慢できるほど俺はこの世界に染まっていない。
「ぉぁあっ♡ ぁあっ♡ まっ♡ ダメっ♡ 下から、突くのっ……ぁ゛あ゛あ゛っ♡」
マオが腰を下ろすタイミングに合わせて、ペニスを突き上げる。
勢いよく亀頭が子宮口を深く突き刺す。
最奥を突かれたマオが犬のように舌を出して、喘ぎ声を濁らせる。
マオの尻に手を置いて、さらに腰の動きを加速させる。
「ぁ゛あ゛っ♡ ぉ゛お゛っ♡ んぉ゛お゛っ♡ イ゛グッ♡ イッちゃうぅっ♡♡」
快感に耐えられなくなったマオが俺にしなだれかかって、しがみついてくる。
俺もマオもお互いの汗を擦り付けて、腰をぶつけあう。
「マオ、気持ちいいだろ? 気持ちいいよな?」
「イグッ♡ ぉぁ゛あ゛っ♡ イカさ゛れ゛る゛っ♡ イ゛グイ゛グっ♡♡ ぁあ゛あ゛っ♡」
喘ぎっぱなしの唇からヨダレを垂らして、顔を汗と涙でぐちゃぐちゃにしているマオは、俺の言葉が耳に入ってこないようだ。
いい……! 俺が見たかったのはこれだ!
快感に屈服したマオの顔は、俺の心をこれ以上ないほどに満足させた。
急速に股間に射精感がこみあげて、ペニスが膨れあがっていく。
「んぁああっ♡ ダメっ、あたし……ぁあああああ――――♡♡」
「くっ……!」
マオが身悶えながら絶叫する。
最高の快感が尿道口を走り抜けて、俺も声にならない声を漏らした。
膣奥から熱い愛液がジュワっと溢れ、俺のペニスを蕩けた粘膜が痛いぐらいに締め付けてくる。
同時に俺もマオの絶頂に合わせて、精液を鈴口から解き放つ。
「ぁああっ♡ 熱いっ……♡ あたしのアソコっ……ぁあっ♡」
マオが全身を小刻みに痙攣させるが、腰の動きは一切止まる気配がない。
絶対命令によってマオは満足するまで腰を振り続けるだろう。
「ぁああっ♡ ダメっダメッ♡ ゆるしてっ♡ んぁ゛あ゛あ゛っ♡」
マオの嬌声が鳴りやむのは、それから一時間ほど経過してからだった。
◆
「ハァ♡ ハァ♡ ……ぁっ♡」
いったい何度、マオの膣内に吐き出したのか分からないが、さすがに俺も限界だった。
マオは俺の上で小刻みに痙攣して、声すら出さなくなってしまった。
俺は繋がったまま、しばらくマオの背中をぽんぽんと叩いていた。
「マオ、満足したか?」
「……うっさい」
マオが俺の胸元に顔を埋めたまま、ぶっきらぼうに答える。
また沈黙。
「……アンタはどうなのよ?」
やっとマオが顔を上げて、また俺をにらみつけてきた。
しかし快楽の余韻で下がってしまった眉尻のせいで、すごまれても「カワイイな、コイツ」としか思えなかった。
「アンタは……あたしとシテ満足できたわけ……?」
俺がうなずくとマオは、安堵したようにキツく結んでいた唇をゆるめる。
しかし、マオはまだ何か言いたげに俺の目を見て、口をパクパクさせ、結局一言だけボソッと呟いた。
「……それなら、いいわよ」
セックスは最高だった。
マオと俺の体の相性はどうやらかなり良いみたいだし、そうじゃなくてもマオの痴態や切羽詰まった喘ぎ声は、この上なく俺の性癖を満たしてくれた。
だからこそ、もっとマオと交わりたいと思った俺は再び絶対命令を発動することにした。
「マオ、今一番したいことをしろ」
マオが性欲が強いことは今回のセックスで明らかだった。
この絶対命令でマオが自分の欲望に従順になって、もっと俺を求めてくれれば……そう思ったのだ。
マオは何も言わず、少しだけ腰を上げて俺の顔を覗きこんだ。
マオの顔は相変わらず赤かった。
マオがわずかに声を上擦らせて言った。
「……ありがとう、アキト」
予想外なことを言われて、俺はキョトンとしてしまった。
「……あー、そんな礼を言いたくなるほど気持ちよかったのか? まあ、男冥利につきる……ぐほっ!?」
マオが俺の腹を殴った。
「ちがうわよっ。森でのお礼っ。あの森で命がけであたしを止めてくれたでしょ……! そのお礼をずっと言えてなかったから……」
マオは耳まで真っ赤にして、それでも青い瞳で俺をじっと見つめていた。
俺のスキル『絶対命令』で『今一番したいことをしろ』と言えば、もっと俺を求めてくれると思っていた。
しかし、実際に出てきた結果は感謝の言葉だった。
ようやく俺はそのことの意味が理解できて、胸が熱くなってマオの頭を撫でた。
「……なんで頭撫でてくんのよ?」
マオはまたムスっとしたが、それでも俺にされるがまま頭を撫でられていた。
「べつに。なんか撫でたくなったから、それだけだよ」
そもそもスキルを使って男女の営みを始めようなんて野暮な話だよな。
そう思った俺が「命令解除」と言い終わるか、言い終わらないかのタイミングで――
「んっ……♡」
マオに唇をふさがれた。
柔らかくて瑞々しい唇が密着して、甘い吐息が鼻にかかる。
俺はマオの舌に自分のそれを絡めながら考えた。
命令は解けていたのか、それとも続いていたのか。でもすぐにそんな理屈はどうでもよくなった。
俺たちはララが帰ってくるまで、互いのぬくもりをひたすら求め合ったのだった。
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