インフィニット・ストラトス〜織斑一夏による調教物語〜 作:「」
「ん……」
朝日が登る前に簪は膣の中で震える何かで目が覚める。
「ふぁ……」
目を擦りながら体を起こし、簪は自分の股座に違和感を感じた。
「……あ」
昨夜、寝る前にオナニーした時に使用していたローターが入ったまま、寝落ちしてしまった。
「また、入れっぱなしにしちゃったんだ……」
もう朝だし外そう、と簪はローターを引っ張る。
「んっ」
ポン、とローターが抜けて簪はなんとも言えない感覚に襲われて軽く喘ぐ。
「はぁ……これ、気持ちいいけど、やっぱり物足りない……」
ブイィィィン……と震えるローターを見て、簪はスイッチを切る。
物足りなさに簪はマンコに触れると、既に愛液で濡れていた。
「んぁ……」
物足りない。もっと欲しい。そう思って簪は指を膣内に入れる。
ぐちやぐちゅと指を動かし、簪は自慰に耽る。
朝靄の立ち込める部屋の中で、簪は静かに呼吸を荒げた。指先が探るように奥へと進み、淫靡な水音が微かに響く。その動きに合わせて細い体躯が小さく震え、白いシーツには無数の皺ができていた。
「はぁ……あぁ……」
口から漏れる吐息には甘美な期待が混じっている。簪は片手で柔らかな乳房を揉みながら、もう一方の指を更に深く挿入する。胸の突起を弄ぶ度、電流のような快楽が背筋を走り抜け、意識が蕩けそうになった。
「あっ、んぅ……」
爪先がベッドの縁を掻きむしる。簪の身体は次第に熱を帯び、全身から汗が滲み出た。窓ガラス越しに見える空は徐々に明るさを増し始めているが、彼女はそれに気づかないほど没頭している。指が膣壁を擦るリズムが早くなるにつれ、快感も膨れ上がった。
「もっと……もっとほしいの……」
簪は自分自身への欲求不満を埋めようとしていた。しかしいくら自慰行為を行おうとも、本当に求めるものは手に入らない現実を受け入れられずにいる。それでも彼女は続けるしかないのだ。
「あぁ! そ、そこ!」
突然強烈な刺激を感じ取った瞬間、簪は弓なりになって痙攣したように硬直した。絶頂を迎えた彼女の体は痙攣しながら弛緩していく。ゆっくりとした呼吸とともに力尽きたように倒れ込む姿勢になるまで時間はかからなかった。その後しばらく経ってから、
「……シャワー浴びないと」と呟いて起き上がるも、「まだ全然満足できないなぁ……」という独り言と共に再び深い溜息をつきながら浴室へ向かったのであった。
ーーーー
「遂に買ってしまった……」
届いた荷物を前に簪は少し後悔と興奮の入り交じる複雑な気分だった。
「こ、こんな形してるんだ……」
ヒーロー物のビデオの下にあるもう一つの箱。
大量のアダルトグッズを見て簪は顔を赤くする。
部室に行けば大量にあるが、自分専用が
欲しい、と買ってしまったのだ。
それは間違いなく、簪にとって人生最大の買い物だった。
「ごくっ……」
簪は生唾を飲み込む。箱を開ける前から心臓の鼓動は高まり、手は微かに震えていたが、ついに決意を固めて封を開ける。
「これを引っ張ると……ひぅ!」
ボンテージのベルトを締めた際に感じた拘束感と同時に、身体中に快感が走る。
縛り終え、改めて鏡を見ると自分の姿が映っていた。
「わ、私……」
簪は自分の変貌ぶりに驚愕する。普段とは違う妖艶な雰囲気漂う姿に戸惑いつつも興奮を抑えきれないでいた。
「えへへ……」
と思わず笑みが溢れるものの、「本当に大丈夫かな?」という不安も湧いてくる。それでも好奇心には勝てず、次のステップに進むことに決めた。
「これを……胸に」
乳首に吸盤型乳首ブラシを取り付けると、乳首にブラシが当たる。それだけで全身の血流が速まるのを感じた。
「はぁ……んっ……」
震える手で次々と取り付ける。
最後に全ての機器をタイマー起動にし、両手両足を固定し、身動きが取れない状態にする。
簪は深呼吸しながら準備完了となる。
「これが全部動いたら……」
一体どうなってしまうのかを想像し恐怖と期待感でいっぱいになる。
そして、指定時間になり全ての機器が起動する。
「ひゃぁああああ!!!!!」
その瞬間、激しい振動音と共に強烈な刺激が全身を駆け巡った。最初は何とか耐えていたものの徐々に制御不能となり始めてしまった。
「こ、こんなに強いなんて聞いてなかったよぉ~!!」
その場所だけではなく敏感すぎる部分すべてに渡って容赦ない攻撃が始まったため完全降伏状態となってしまったのである。
調整しようとするが、全身を固定してしまった為、手も動かせない状況になっていた。
「だ、だめぇ! もうイっちゃうぅうう!!」
全身に繋がれたアダルトグッズの振動は止まらず、簪は悲鳴にも似た声を上げるしかなかった。
「待って!まってぇ!おかしくなるぅ!」
限界を超える寸前で一時的に停めようと試みるが時すでに遅し。簪の身体からは理性さえ飛んでしまったかのように感じられた。
「はああぁぁっ!あああっっ!?」
お試しで小時間で止まる様に設定していたが、改めて確認すると、
「え……嘘……」
桁を一つ間違えて、翌日まで続く設定をしていた。
簪は焦るももう、止めることはできなかった。
「お願いだからもう少しだけでも休ませてくださーいッ!!」
という叫び声虚しくただ延々と繰り返されるこの地獄のような快楽地獄から抜け出す方法を見つけ出す術もなくただ悶絶することしか出来なかった。
「もうダメェ……死んじゃうぅっ!」
助けを呼ぼうにも、プライバシー保護の為、防音対策は完璧で外には一切聞こえない様になっている。
それにこんな痴女的な格好を見られるのは恥ずかしくて、むしろ助けなんて呼べる訳もなかった。
「んっ……あぁっ!」
時間が過ぎるのはとても長く感じる。
「止めてぇ……もういやぁ……!」
だが簪の願いも虚しく機械は冷酷に動き続けた。彼女の身体は限界を迎えつつありながらもなお責め苦は続くばかりだった。
「そこだけは、もう動かないでぇっ!」
という懇願にも耳を貸すことなく全ての玩具は容赦無く責め立てる。
電池切れを待とうにも、全て外部電力式にしている為、電池切れも起きない。
簪はタイマーが切れるまでこの地獄のような時間を何とかやり過ごす他無かった。
ーーーー
部屋の中では、簪のアヘ声が響き続けた。
「ひゃぁんっ!あぁん!」
何度も絶頂を迎えているのに一向に止まることはない機械達による執拗な攻撃により完全屈服させられていた。「いやぁ!もう許してえぇーー!!」と涙ながら哀願しても誰一人として助けてくれない事実を理解しながら尚も懇願し続けることしか出来ないのである。
「むりぃ!これ以上されたら壊れちゃうぅ!!」
機械達の容赦ない責めによって、簪は完全に意識を失いかけるほど追い詰められていた。
だが、気絶すら許さない様に機械は動き続ける。
「んほおっ♡」
という獣のような嬌声と共に潮吹きまで披露してしまう始末となったのだ。
「はぁ……はぁ……」
もう何度目の絶頂だろうか……
体は完全に脱力しており今にも倒れてしまいそうな程だった……そして遂にその時が訪れたようだ……
「あへぇ……?」
ピロン♪っと電子音と共に停止する。
二度目の朝日が登り、やっと終わりを迎えた瞬間であった。
「あへぇ……」
恍惚とした表情で呆然としている少女の姿があった。その瞳からは光が消え去り口元からは涎が流れ落ちている。しかし満足げでありどこか幸せそうだと言えるかもしれない……
「やっと……終わった」
ぐったりとした身体をベッドの上で投げ出したまま、簪は荒い呼吸を整えようとした。全身には疲労感が染み付き、関節ひとつ動かすのも億劫だ。だが同時に奇妙な解放感と達成感も感じていることを否定できなかった。
「こんなに凄いとは思わなかった……」
震える手で拘束具を外す作業を始めた。
「うわ……」
ボンテージで締め付けられた跡が残り、
乳首ブラシによって赤く腫れた乳首。
そしてマンコも赤く腫れ上がってしまっていた。
少し触れるだけで、感じでしまう。
「ひぅ!」簪は恐る恐る自分の体を見回した。全身に刻まれた痕跡が視界に入るたびに羞恥心が沸き上がりつつも妙な興奮を感じてしまう。
「これは……まずいかも……」
今日から学校が始まると言うのに、制服で乳首が擦れただけで逝ってしまう。
一夏の命令で下着の着用は禁止されており、ノーブラの為、服を着るだけでもかなり危険な状態である事が分かるはずだ。
「どうしよう……そうだ」
絆創膏で乳首を隠せば多少はマシになるのではないかと考え至った。
「とりあえずこれを貼ろう」
簪は救急箱から絆創膏を取り出し慎重に取り扱いながら患部へ貼り付けた。
「これならいけるかな……」
若干の違和感はあるものの無いよりはマシだった。
そして制服に袖を通す。特にブラウスは薄手なのでいつもよりさらに意識しなければならないと思うばかりだ。
「よしっ」
こうして簪は新たな一日への準備を整え終わらせたものの未だ身体に残る余韻から解放されぬまま足早に寮部屋を後にすることとなった。