インフィニット・ストラトス〜織斑一夏による調教物語〜 作:「」
「待たせたかな、シャル」
駅前で待ち合わせしていたシャルロットに声をかけると、彼女は大きな瞳を輝かせて微笑んだ。
「ちゃんと指定した通りだね」
無言のシャルロットから発情した雌の匂いが鼻先をかすめる。一夏からノーパンノーブラでミニスカ、シャツを指定され、さらにローターを装着するように命じられ、約束の時間までに駅前に待っているように連絡を受けていたのだ。
「それじゃあ、行こっか」
一夏はシャルロットの手を繋いで、映画館へと向かう。
最後列に座り、上映が始まると同時にシャルロットに悪戯を始める。
映画館は薄暗く、周囲は大音量の映画の音。ほとんど目立つことはない。
「ん……」
ミニスカートの下に手を差し込まれ、太ももを撫でられる感触に、思わず内ももが震える。
一夏は、暗がりの中でシャルロットの方を向き、シャルロットだけに見えるようににやりと笑う。
そのまま手を太ももの付け根まで伸ばし、秘裂を指でなぞった。
「んっ」
つい小さく声が漏れる。
一夏はポケットからローターのリモコンを取り出し、スイッチを入れた。シャルロットは腰を震わせ、声を出すまいと必死にこらえる。一夏は耳元に顔を近づける。
「マスクを外して、咥えろ」
意地の悪い笑みを浮かべて、こちらの反応を楽しんでいるのがわかる。
シャルロットは付けていたマスクを外すと中からディルドも一緒に出て来る。
先端が上あごの奥へと突き刺さる感触に、思わず嗚咽が漏れる。
そして、一夏のペニスを咥える。
「ん……」
映画の音にかき消されるくらいの音でシャルロットは、ジュポジュポと音を立てながら一夏のペニスをしゃぶる。
一夏は映画を見ながらも、時々こっちを見て、その表情を楽しんでいる様子だ。
しばらくすると、一夏はシャルロットの頭を掴んで、喉奥にむりやり押し込んだ。
「んぐっ……!?」
突然のことにむせるシャルロット。一夏は腰を動かして、何度も喉を犯す。
映画が終わるまでずっと続けるつもりかと思われたが、しばらくすると一夏はシャルロットの頭から手を離した。
「尻をこっちに向けろ」
シャルロットは言われるがまま、映画館の座席に四つん這いになると、一夏に尻を突き出す。ミニスカートが捲り上げられ、とろとろに濡れた秘部が露わになる。一夏はポケットからリモコンを取り出し、ローターの振動を最大に上げた。
「ひぁっ……!」
突然の刺激にシャルロットの腰が跳ねる。一夏はその様子を楽しみながら、ゆっくりとペニスをあてがう。入口で焦らすように何度も往復させた後、一気に奥まで突き入れた。
「あぁっ……!」
思わず声が漏れる。映画館の大音量が幸いして、他の客に気づかれることはない。一夏はシャルロットの腰を掴み、激しくピストンを始める。ローターの振動と相まって、シャルロットは声を殺すのに必死だった。
「声、我慢しろよ。映画館だからな」
意地悪く耳元で囁きながら、一夏は腰の動きを速める。シャルロットは口を押さえ、必死に快感に耐えている。そんな姿が一夏にはたまらなく愛おしい。
「シャル、イきそう?」
「んっ……は、はい……」
「じゃあ、一緒にイこうか」
一夏はシャルロットの腰を強く掴み、最奥を何度も突き上げる。映画がクライマックスを迎えるのと同時に、二人は絶頂を迎えた。
荒い息を整えながら、一夏はシャルロットの頭を優しく撫でる。
「よくできました」
褒められたシャルロットは、達成感と充足感で胸がいっぱいになる。映画が終わり、明かりがつく前に、一夏はシャルロットの身なりを整えてやる。
「次はどこに行こうか」
いたずらっぽく微笑む一夏。シャルロットは付けていたディルドマスクで膣に出された精液を漏れないよ蓋し、今日のデートはまだまだ終わりそうにない。
ーーーー
ホテルに着くとそこにはSM関係の道具しか置かれていない部屋だった。
ベッドの代わりにSM器具が並び、壁には手錠や鞭がかけられている。一夏はさっきまでの優しい雰囲気から一転、冷たい支配者の顔つきでシャルロットを見下ろす。
「服を脱げ」
一言で命じられ、シャルロットは従順に従う。ミニスカートもシャツも床に落ち、生まれたままの姿で一夏の前に立つ。その視線が体の隅々まで舐めるように這い回るのを感じ、羞恥で体が熱くなる。
「四つん這いになれ」
言われるがまま、冷たい床に両手両膝をつく。一夏は壁から赤い革の首輪を外し、シャルロットの首に巻いた。カチッという音が静かな部屋に響く。
「今日からお前は雌犬だ。わかったか?」
「は、はい……ご主人様」
その言葉に一夏は満足げに微笑み、次に手錠を取り出した。手首と足首に装着され、四つん這いの姿勢のまま動けなくされる。鎖の長さは短く、完全に無防備な状態だ。
一夏は鞭を手に取り、シャルロットの目の前でしならせる。ヒュッという空気を切る音に、身がすくむ。
「よく我慢したら、ご褒美をやる」
その言葉と同時に、一発目の鞭が尻に振り下ろされた。
パシッ!
「ひっ……!」
痛みに体が跳ねる。すぐに赤い痕が浮かび上がった。
「数を数えろ」
「い、いち……」
二発目、三発目と続く。そのたびにシャルロットは声を上げながら数を数えた。十を数える頃には、目に涙が滲んでいたが、同時に不思議な高揚感が体を包み始めていた。
一夏は鞭を置き、今度はローソクに火を灯した。蝋燭だ。
「動くなよ」
傾けられたローソクから、熱い蝋が一滴、背中に落ちる。
「あっ……!」
熱さと痛さに声が漏れる。一夏はゆっくりとローソクを動かしながら、白い肌に赤い蝋で模様を描いていく。背中、腰、そして太ももへと。冷えて固まる蝋の感触が、痛みを快感に変えていく。
「綺麗だ」
一夏の呟きに、シャルロットは涙で潤んだ目を向ける。
「ご主人様……ありがとう……ございます……」
その言葉に一夏は満足げに頷き、ついにペニスを取り出す。
「よく頑張ったな。ご褒美だ」
後ろからゆっくりと挿入される。先ほどまでの痛みとは違う、甘い刺激が全身を駆け巡る。手錠につながれた鎖が揺れる音が部屋に響く。
「あ……あぁ……!」
「気持ちいいか?」
「は、はい……ご主人様……もっと……」
一夏は腰の動きを速める。片手で首輪につながれたリードを引っ張りながら、もう一方の手で背中の蝋を剥がしていく。その感触すらも快感に変わり、シャルロットは与えられる全てを受け入れていた。
「イけ」
命令と同時に、二人は同時に絶頂を迎える。しばらくして一夏はペニスを抜き、手錠と首輪を外してやった。シャルロットは力が抜け、その場に崩れ落ちる。
「お疲れ様、シャル」
一夏は優しくシャルロットを抱き上げ、部屋の隅に用意されていたシャワールームへと連れて行く。先ほどまでの冷たい支配者とは打って変わり、慈しむように体を洗ってくれる。
「痛かったか?」
「少し……でも、嬉しかったです」
シャルロットの正直な答えに、一夏は微笑む。
「よく頑張ったな」
「はい……」
温かいお湯が、蝋の跡や鞭の痕を優しく洗い流していく。一夏はシャンプーを手に取り、丁寧に髪を洗い始める。その優しい指使いに、シャルロットは目を閉じた。
「一夏……愛してる」
「俺もだよ、シャル」
二人はシャワーを浴び終えると、今度こそ普通のベッドのある部屋に移動し、体を寄せ合って眠りについた。
窓の外では、街の灯りが静かに瞬いていた。