愛と自由の軌跡 作:鬼頭魔羅丸
リベール王国、ロレント地方。
王国北部に位置するこの穏やかな地方では、今日も変わらぬ朝が訪れていた。
木々を揺らす風。
遠くから聞こえる鳥のさえずり。
そして――。
「うおおおおおっ!」
ブライト家の裏手にある訓練場で、一人の少女が棍棒を振り下ろした。
だが、その一撃はあっさりと赤髪の青年に受け止められる。
「遅ぇ。」
「また!?」
エステル・ブライトは頬を膨らませた。
目の前に立つ青年は、大きな剣を肩に担ぎながら呆れたように息を吐く。
アガット・クロスナー。
ロレントで知らぬ者はいない若き遊撃士だった。
「今のは良かったじゃねぇか。」
「だったら褒めなさいよ!」
「まだ百年早ぇ。」
「むきーっ!」
エステルが再び棍棒を振り回す。
その様子を見ながら、近くの木陰では黒髪の少年が小さく笑っていた。
「相変わらずですね。」
ヨシュアだった。
「お前も笑ってねぇで来い。」
「遠慮しておきます。」
「逃げんな。」
「嫌です。」
即答だった。
エステルは不満そうに叫ぶ。
「ずるい! ヨシュアばっかり!」
「エステルが勝手に挑んでるだけだろ。」
「うぐっ……。」
言い返せず固まる。
そんなやり取りに、三人は自然と笑った。
それはいつもの光景だった。
リベール国の小さな地方にあるロレントの人々にとっても当たり前の日常。
ブライト家の娘、エステル。
養子のヨシュア。
そして、英雄カシウス・ブライトの内弟子であるアガット。
百日戦役で全てを失った彼は、カシウスに見出され、その薫陶を受けながら成長してきた。
ブライト家に寝泊まりすることも多く、エステルやヨシュアとも長い付き合いだ。
実際、アガットにとってこの家は第二の居場所だった。
「朝から騒がしいわね。」
家の扉が開き、一人の女性が姿を現した。
レナ・ブライト。
優しい笑みを浮かべながら三人を見つめる。
「朝ご飯できてるわよ。」
「やったー!」
真っ先に飛び出したのはエステルだった。
ヨシュアも苦笑しながら後を追う。
アガットだけが少し離れた場所からその光景を眺めていた。
――守りたい。
ふとそんな言葉が胸をよぎる。
家族のような人たち。
仲間。
帰る場所。
かつて失ったもの。
そして今、手に入れたもの。
それらを守るためなら何だってできる。
そんな思いを抱きながら、アガットは空を見上げた。
青く広がる空。
穏やかな風。
アガットは小さく息を吐くと、大剣を肩に担いだ。
「何してるのよー! 早く来なさい!」
家の方からエステルの声が飛んでくる。
「うるせぇ。今行く。」
ぶっきらぼうに返しながらも、その口元にはわずかな笑みが浮かんでいた。
そして彼は、温かな灯りの待つ家へと歩き出した。
◇ ◆ ◇ ◆
朝食を食べ終えた3人に、遅れてやってきたのはこの家の家主にして家族Loveの髭ダンディのカシウス・ブライトだった。
「ぬぁー!? もう食べてしまっていたのかいー!」
「あなたが帰ってくるのが遅いからです」
笑ってそう受け流す母レナにエステルやヨシュアは笑い、内弟子アガットは薄ら笑みを浮かべる。それに気付いた師ブライトはヒクヒクと眉を曲げる。
「お前……その
「そんじゃまぁ退散するのすっかなぁ」
面倒事になりそうなのでアガットはレナにご飯の礼を言い、そそくさブライト家から出ていこうとする。
まるで父に急かされた長男のような動きにレナは微笑み、エステルとヨシュアはまたも笑った。この師弟コンビはよく喧嘩するのは見慣れた風景らしい。
「こんな赤弟子を構ってる暇はない、愛する妻の朝食を食べないと新しい朝が始まらないのだ。早く行くなら行くでさっさと出てけ」
「まぁ、そんな言い方するならあなたに朝食を食べさせる訳にはいかないわね、アガットはもうブライト家の立派な長男なのよ」
「ぬぁにぃぃい!?」
愛する妻の迎撃と、弟子が着々と愛する妻を味方にしていっねる てる状況に戦慄していると、娘エステルは話が進まないことに声を上げる。
「いいから! 早く食べちゃってよお父さん! お母さん洗い物一気に出来ないでしょ、あとアガット兄も食べたら洗い物していってよ」
「……やろうとしてた」
至極もっともなエステルの言葉に、アガットは食べ終えたテーブルの食器を洗い場に持っていく。レナは『別に構わないわよ』と付け加えていたが、美味しいご飯のお礼として大人しく洗い物をする赤髪青年に微笑む。
そしていつの間にか席についてご飯を食べているカシウスは、目の前の娘と義理の息子に聞く。
「お前たち今日でギルドで研修の仕上げだろう?」
「うん。今までのおさらいだけどね」
「それが終われば、あたしたちも父さんやアガット兄と同じ『
「フフン、まだまだ青いな。最初になれるのは《準遊撃士》、つまり見習いにすぎん。一人前になりたかったら早く《正遊撃士》になることだな」
「むむっ、上等じゃない。見てなさいよ〜。いっぱあ功績を上げまくって父さんやアガット兄を追い越してやるんだから!」
「はっはっはっ! やれるもんならやってみろ〜! アガットにならすぐに追いつけるかもしれんからそこは応援してやるぞぉ」
もぐもぐと美味しく食べるカシウスにレナがまるで悪戯小僧に振る舞う夫に笑ってしまう。そしてアガットは口うるさい師に何の仕返しをしようか考えている。
「よーし、その髭モジャおやじはあとで姐さんに隠してる秘密の酒をバラしてやる」
「……!?……っなに、っ!?」
「……あなた?」
「もう〜なにを張り合ってるんだか……あと余計ないざこざをおこさないでよアガット兄」
初めて会ったレナを最初エステルの母ではなく姉と勘違いしていたアガットは、それ以降ずっと《姐さん》呼びしていて困っていたレナであったが、こうやって夫の秘密を教えてくれる有難い情報屋として重宝していた。
そして会話もそこそこに、エステルたちはギルドがあるロレントに向かうことに。
アガットも遊撃士として仕事もあったが、街まで一緒に向かった。
「うげ〜まさか試験が残ってたなんて〜」
「まさか忘れてたとはね」
「エステルは相変わらずだな、ヨシュアも大変だ」
何よ〜、とロレントに街門まで雑談していたエステルとヨシュア、そこでふと立ち止まる。
うん? とアガットは二人を見ると、頬を赤くしてモジモジしながら見てくる。
「ほ、ほら、今日も頑張る訳だし? その、元気が欲しいというか……」
「……僕は……どっちでも」
言い淀む二人に、アガットは笑う。そしてとても愛おしい。
「朝から盛るなぁ、てめぇら」
「「なっ!」」
反論しようとする二人を引き寄せて、人目のない影に連れていくアガット。
そしてドキドキさせている若い二人を抱き寄せると、
「んぐっ」
アガットは赤らむエステルの唇を奪った。相当慣れた舌捌きでエステルの口内を支配する。バレないよう声を抑えるエステルだったが、アガットの舌使いに一気に脳がおかしくなった。
息をする為に僅かに開けた口から盛れる息はとても暑く火照った声が漏れ、酸素を取り込める前にまたアガットがエステルを吸い尽くすように唇を重ねる。
「……んぐぅ、ふぅ、はぁ、はぁ、あ……むぐぁっ」
とても愛しくて、おかしくなる感覚を抑え込みながらアガットは愛する妹分の唇を蹂躙したら、胸が高なっている弟分、ヨシュアを見た。
「あ……ぁぁ……」
同じ男だから分かる。股間を暑くして、テントを張った股をアガットは容赦なく触る。
「あっ!」
触られたアガットの腕を掴むヨシュアだったが、すぐに顔を引き寄せられたと思うと、男とは思えない美麗な顔をアガットは舐め回す。
目、鼻、頬をゆっくりと舐めると、目的地である唇を舐める。
ヨシュアは嫌がることもなく、むしろ期待に満ちた目で待っていた。
「なに欲しがってやがる、ヨシュア」
「ぅ……ぁ……」
言葉を待たず、アガットは柔らかいヨシュアの口を己の口で塞ぐ。
「んんぁぁぁ……だ、だめぁ……んん」
嫌がるヨシュアに力強く更に吸うように口内の何もかもを飲み込むアガットに脳がパニックになる。
下半身がフルフルと震えて、立っていられなくなったヨシュアはアガットの腕に担がれて、物のように吸わわれ尽くされた。
そしてそこまでして、やっと解放したアガットは、火照る二人に言う。
「続きはまた夜だお前ら、ちゃんと試験頑張れよ」
そう、既にアガットはエステルとヨシュアと愛し合う関係になっていた。そもそもアガットは愛に飢えており、重婚を認めてくれるこの世界をアガットは心から感謝して毎日を生きていた。それ故に色んな女に手を出す男になってしまったが。
特にエステルやヨシュアのことは真剣に愛していた。
こうして、アガットはロレント市でも数多の女性と関係を持ちつつ、エステルとヨシュアとは毎日愛し合っており、これは家族も同意のもとだった。
カシウスも娘エステルが好きなら元から誰であれ許すつもりだったし、弟子のアガットは口では毎日喧嘩しているが誰よりも信用している男だった。本当に息子のように鍛えたからだ。
ヨシュアも養子としてブライト家に来てからは、アガットの性格や愛情を受けてからはすぐに惚れてしまっていた。
「落ち着いてから来るか?」
未だに火照る二人にアガットは勃起している己を股間を抑えながらも、必死に我慢して今日の遊撃士の試練を応援する。
柔らかいエステルの体を抱き寄せて、ヨシュアの男らしさもあるが柔らかい体も引き寄せて聞く。
「う、ん、落ち着かせるから。このまま……」
「……アガット兄」
エステルのヨシュアの髪にキスしながら、二人と抱き寄せたまま興奮を落ち着かせるアガット。至福で最高な時間である。
◆ ◇ ◆ ◇
熱いキスを二人に送ったアガットは、落ち着いたエステルとヨシュアを連れて遊撃士ロレント支部にやってくる。
そこにはブラウン色のセミロングをした優しい顔立ちの綺麗な受付嬢、アイナ・ホールデンが待っていた。
アイナはアガットも一緒に来ていることを確認すると、軽いため息を吐いた。
「もう……貴方も一緒ってことは、二人とも元気吸い取られたんじゃないでしょうね? 遊撃士の試験があるっていうのに」
「良いじゃねぇか、アイナもよくしてた。てか今もしてるだろ?」
ロレントはアガットの女たらしで有名なのだが、アイナとアガットと関係を持つ一人である。酒飲仲間からの延長もある。
「この子たちの大切な試験でしょう?」
「あぁー! アガット兄は悪くないよ。あ……あたしたちが元気を注入してもらったっていうか……アハハ」
「う、うん。そうだね」
そして当然、アガットのしてることは関係を持った女性たち全員公認のことだった。不思議なことに。
「もう……じゃあ二人は上で待ってるお姉さんに挨拶してきてね」
「あ、もうシェラ姉来てるんだ」
それを聞いた二人は礼を言い、ギルドの2階にへの登っていった。
そんな二人を見送ったアガットは、アイナを見る。
「フッ、嫉妬したか?」
「……別にそうじゃないわ」
だがアガットからしたらまたも愛が溢れてきた。アイナに近寄り、抱き寄せる。
「バカ……」
「嫌だったら避けろよ」
腰に手を回したアガットを拒否することもなく、アイナはアガットに唇を奪われる。アガットは執拗に舌を絡ませることが好きで、到底子供には見せられないキスでアイナの口を蹂躙する。
「むぐ、ばかっ」
朝から容赦なしにやってくるアガットにアイナはアガットを突き放す。
「はい、もういいでしょ。ここは遊撃士協会ロレント支部、貴方の自由をそこまで放任ひている訳ではありません」
エステルとヨシュアは違い、確固たる意思でアガットの止まらない欲情を止める大人な女性アイナ、しかし満足そうな顔である。
アガットもその顔を確かめると、片手を上げて退散する。
階段を上がり、上にいるエステルたちを見ようとすると話し声が聞こえ、エステルの元気っぷりに心配する姉の声でアガットは勃起する。
(はっ、朝からエロい声しやがって)
そんなことは無い。普通の声であったが、常に情愛を放出しようとするアガットがおかしいのである。しかし、そんなアガットも受け入れる女性たちもたしかに存在していた。
エステルたち、新人遊撃士の試験を受け持つのはアガットと同じ正遊撃手にして、リベール遊撃士協会の有望なエース、《銀閃》のシェラザードだった。綺麗な銀髪に映える褐色の肌、異国溢れる細やかな装飾と刺繍が入った紫をメインとした衣服、お腹を出しているが色気より健康的側面が勝ち、踊り子を彷彿とさせるスタイルのシェラザードはロレントだけではなく、旅先でもよく男に呼び寄せる美貌だった。
そんなシェラザードも、カシウスの師事する一人だった。戦闘よりも遊撃士として何が大切なのか、何を指標にするのか、未だ学びの途中であるがそれでも様々な事件を解決してきた確かな実績ある遊撃士、それがシェラザード・ハーヴェイだった。
(ここはシェラに任せて、俺は街回りでもするか)
二階から降りてきたアガットにアイナは仕事依頼を渡す。
「エステルたち用の依頼もあるけど、普通に依頼は来ているからじゃんじゃん対応してねぇ、アガット」
「魔獣討伐ぐらいしかやんねぇ」
「とても正遊撃士とは思えない発言ね、絶対外で言わないでよ」
我儘を言っているアガットだが、言うだけでしっかりと依頼内容通りの仕事をする男であるからきつくは当たらないアイナであるが、女と見たらすぐに手を出す猿なので警戒している。
「なんで貴方みたいなのが遊撃士として問題沙汰にされないのか不思議よ」
「俺もびっくりだ」
そう言ってアガットは外に出る。アイナにも言われたが女と見ると我慢が出来ない男アガット。
可愛ければ男も抱く。東方に伝わる良い男、
しかし
ロレントにある美味い物が食べられる名店《居酒屋アーベント》だった。壁などで仕切られていないオープンな一階は街中を眺めながらご飯を食べられるようになっており、多くはないが客は毎回誰かしら居る。
アガットも常連であり、ここの店の娘にしてエステルたちの日曜学校の同級生でもあるエリッサがウエイトレスをしている。そのエリッサとアガットは性の発散として街に居たら取り敢えず性交していた。
街中に歩く赤髪の男は目立ち、男の住民たちは魔獣を一蹴する若き遊撃士として尊敬し、女の住民たちは警戒する男それがアガットだった。
アーベントに着いたアガットはさっそくエリッサを誘う。
「よう、おはようエリッサ」
「え、うわ、アガット」
アガットの方が年上なのにこの扱いからして、普段から誘われているようだった。
「仕事中か」
「見りゃ分かるじゃない、接客中よ」
確かに客が居た。しかしアガットは関係ない。
「やろうぜ」
「か、簡潔すぎる、あんたねぇ」
「クルーセともやるから早く裏に来いよ」
クルーセはよくアーベントの前にいる女の子だが、何度か相手している。
それだけ言うと、アガットはクルーセに声をかけ、裏に連れて行った。このロレントの街の裏道はアガットの性交するのによく使われる場所だった。
クルーセはびっくりするも、前に経験したアガットとの性交を思い出し、子供特有の純粋な楽しみに満ちて着いていく。それを眺めていたエリッサも心配と期待に膨れ、簡単な仕事を早く終わらせて向かった。
アガットは比較的に大きい
「お兄さんの相変わらず大っきいね」
「これになれるなよ? 他の男の見て萎えたら可哀想だからな」
女と見るとすぐに膨張するアガットの肉棒をクルーセは覚えたての口淫で満たしていく。たどたどしいがそれが良いアガットは亀頭を丹念に舐めるクルーセを撫でる。
「いい子だ」
「えへへ」
気を良くしたクルーセは覚えたての必死の舌使いで刺激していく。テクニックはないが今の状況、小さな女の子に男の大切な場所を舐めさせるこの時間はとても
「ぐぅ!」
「あぶっぁ」
気持ちよさとこの空間に酔ったアガットの性欲は爆発し、達した肉棒からは白濁の精液がクルーセの口から顔に飛び散る。
精気の臭いがその場限り充満し、すぐ風で霧散するが、とても淫らである。
達したアガットの男根は半立ちとなったが、顔に白い液体を飛び散らせたクルーセに再び情欲を掻き毟られる。
「ちょ……さっさく、ね」
遅れてやってきたエリッサに目が入ると、アガットの血走った目で抱き寄せ、女の秘部を触れる。
「あっん……バカいきなり」
「はぁはぁ……」
嫌がっても良い筈なのに、エリッサはそれを受け入れ、なんと彼女も既にアガットの熱い肉棒を握っていた。
「もう……こんな熱くして……クルーセ大丈夫?」
「あ、あん、んん……ぅんだいじょ……ぶ、あっ!」
エリッサの濡れた秘部を指で挿入して更に濡らしていくアガットと、もう片方な手でクルーセの股に指を潜らせる。
言葉を交わすことも少なく、エリッサも仕事があるのですぐに自分の陰部にアガットの肉棒を突っ込ませた。
「あっ! んん! あっつ……」
「ぐぅ!」
女の中に包まれたアガットは、その快感と快楽に瞬時に脳が溶ける。それに合わるようクルーセの中でもアガットの指が液に包まれながらも気持ちよくさせる。
外では手短めに終えるのがアガットのスタイル。
射精も自由自在である。
そして、相手する女を絶頂させることも。
「あっ……!!」
「くっ、
恐らく、アガットのような選ばれた性欲魔人ぐらいだろう、時間的に30分ぐらいだろうに、メリッサはアガットの熱い精液を体内に顔から涙や涎を垂らして受け入れる。『ひぐぅぅううううううう!!』と声を出してしまうが、アガット独自に編み出した我流気功術による気の膜を張ることにより遮音にしているから周りに聞こえないようになっている。
「あぁぁぁ、ふぅぅう、んんん」
「はぁはぁ……最高だったぞ、メリッサ」
射精したと同時にクルーセも指による刺激によりいつの間にか達しさせていたアガットは、気だるげによろける彼女たちを支える。
満足したアガットは、二人に感謝のキスをして、エステルたちの様子を見に戻った。
◆ ◇ ◆ ◇
エステルたちの遊撃士になる認定試験を担当しているシェラザードに、アガットは元気に挨拶しに行く。今は恐らく地下水路の探索に向かわせた後なのだろう。水路に続く梯子の前に立って待っている様子だった。
「よう、アイツらは下か?」
「えぇ、そうよ、性欲魔人」
流石に完全に臭いまで消せなかったのか、それとも遊撃士として様々な経験をしているシェラザードだから分かったのか、笑みを浮かべて歩いてくるアガットに呆れた顔を向けていた。
「あんた、変な我流の気功術使える凄いのに変なことにその能力を昇華させてるんじゃないわよ、まったく」
「何言ってんだ、この気功術は俺が何より必要だったから覚えたんだぜ」
「カシウス先生がバカなのに目をかけていた理由が全てそこに詰め込まれているわね、あんた」
シェラザードはこの無秩序な赤毛の男、アガット・クロスナーの全て許される理由、《強さ》に嫉妬と諦観、そして軽い羨望を含めた視線を送る。
「シェラとは最近寝てねぇだろ」
「キスもダメよ、アイナにも気軽にするんじゃないわよ赤猿」
「寂しいから嫌だぜ」
そう言ってシェラザードにくっつくアガットに、シェラザードは手で離れさせようとする。しかし強く否定する訳でもない、外ということもあり公私の切り分けをしっかりしたいからの行動である。
本来は嫌がらないし、別に気にしないシェラザードだが余りにも好き勝手やる兄弟子に苛立ちぐらいの感情はあった。
アガットもそこまで情緒不安定ではないし理由も分かるが、身内に甘えることを隠さない男である。
キスは拒絶されたが、色んな街に出向けば視線を釘付けにする健康的な褐色巨乳にアガットは顔を潜らせる。シェラザードの汗の匂いが胸の谷間からアガットの鼻腔を支配する。
「誰も居ないから良いけど、……はい、おしまい、離れなさい」
他の男には許さないだろうその行為に、シェラザードは結局甘やかして自身の胸を好き放題させてから突き放す。
やはり魅力的なシェラザードの身体に再び勃起するアガットに、シェラザードは顔を曇らせる。
「ヤってきたんでしょ! 日の出が出てる時はしっかりと仕事をしなさいバカアホ間抜け!
「わ、悪かった、悪かったって」
しっかりと叱りつけるシェラザードにアガットは笑って頭を叩かれる。
「私は二人を待ってるんだから、その間仕事片付けておきない」
「あぁ、そうする」
先程ギルドで確認した依頼を思い出し、ロレント周辺の魔獣討伐に向かった。
アガットは基本、毎日人が通る山道や街道を巡回している。徒歩で移動する住民たちの護衛などがメインになっている。
大型魔獣などの討伐を定期的にアガットが片付けているのだが、今日は久しぶりにロレント近郊にある古代の遺跡の建物《翡翠の塔》まで軽く向かうのだった。
街中を見渡して、困っている住民が居ないのを確認し、《翡翠の塔》に続くマルガ山道を大剣を背負って歩いているアガットは、生き物の気配を感じ取り、それが人間を襲わないのか、邪魔にならないのかを調べながら歩いていく。
街から出ると、すぐに魔獣が彷徨いているのがとても危険なこの世界。
遊撃士が居なければどうなっていたのか分からない魔獣たち。
それをアガットは異名の《重剣》で一刀両断してい歩く。
片手で身の丈ほどある鉄の塊を持ち上げては命を両断し、徘徊していないかを徹底的に見て回る。
ここは人間の縄張りだと主張するように、アガットの気配にすぐに魔獣たちは反応し、逃げるように居なくなる。
強くなりすぎたアガットはここが欠点になる。魔獣との戦闘はほとんど大型魔獣しか戦えていないのだ。
少しだけ剣を振り回した程度で魔獣はいなくなり、立派な古代の遺跡前まで着いてしまった。
(強くなりすぎちまったぜ、やっぱ戦いよりも誰かといる方が……)
いかんいかん、と遊撃士らしからぬ発想に頭を振り回す。
そんなこんなで《翡翠の塔》まできたアガット。こうやってロレント周辺を歩き回るだけで魔獣は居なくなるので今日の仕事は大体終わってしまった。塔の近場にはアガットが個人的に用意した木の椅子にお湯を沸かす焚き火があり、火をつけてコーヒーを作るアガット。
ソロキャンプを楽しんでいたアガットだったが、そこに二人の子供が元気に駆けてきた。
ロレントの元気な少年二人組のルックとパットだった。
「お前らぁ」
「ゲゲ! 不良遊撃士だ!」
「ア、アガットお兄ちゃん」
ルックはまさかアガットがいるとは思わず顔を苦くさせ、パットも驚いた。
「危険だから街の外に出る時は誰か大人と一緒にって前に言ったよなぁゴラァ」
「ふ、ふん、大丈夫だよ、アガットの兄貴が通った道には魔獣ほとんど居ねぇんだ」
「うん、本当になんでだろうね」
そう言ってアガットに駆け寄る二人の少年にアガットは勃起する。本当にこの世界じゃなきゃ犯罪者なアガットであるが、愛と自由を誇る空の女神により、そういった所は飽和している。
そしてこの少年たちもそういった性に関する用向きでここまできていた。
「ね、ねぇ、この前みたいにさ」
「……うう」
(……はっ、コイツら)
頬を赤らめる少年二人にアガットは近寄らせる。
「お前らが気になるっていうから見せただけだぞ? その続きやりてぇのか?」
「わ、分かんねぇよ、あれから兄貴の想像してると変な気持ちになるんだ」
「ぼ、ぼくも」
そう、二人の少年に性知識を求められたアガットは自らの身体を使い二人の少年に男の身体の仕組みを教えた。
アガットは膨張した己の
しかし今回は我慢しないお兄ちゃんアガット。
「……まぁここでもいいが、塔の中で誰にも聞こえない背徳プレイでよしながら教えてやるか」
「え、あの……」
「な、中に入るの?」
「あぁ、俺がいるから大丈夫だ」
アガットの声や力強い瞳に男として尊敬する二人の少年は有無を言わさず連れて行くアガット。というより両腕に乗せて歩いて中に入っていく。
「ルックは一人で触ったりとかしてるのか」
「あ、兄貴から教わってから、やってるぜ」
「ぼ、ぼくも……」
「ユニとかと
「まだ上手くいかないんだよなぁ」
「下手にやりすぎんなよ」
そんなことを言っている間に奥までに着いた三人は、アガットが既に何回もヤリ部屋として使っていた大変貴重な遺跡の一角に、床に布を置いた場所があった。ここで遊撃士の友とかと乱交とかした思い出の場所だ。シェラザードともここで性交した場所だった。
二人の少年をそこに降ろすと、すぐにズボンも降ろしたアガット。
ルックとパットはドキドキで顔を赤らめているが、自分には到底到達出来ない大きさに見張れていた。そして同性だと言うのに男の匂いだというのに二人の少年はどんどんいやらしい気持ちになっていく。小さなテントを張っている二人の少年に興奮するアガットは己の熱い肉棒を二人に近寄らせる。
強烈な雄の匂いを放ちながら、亀頭を停止している少年たちの唇に触れさせる。とても暑く鉄の棒であるような、でも柔らかさもいるその肉の棒は自分たちも持っている矛だった。しかし、ルックとパットのはまだまだ矛とは比べられない鉛筆のようなもの。それが悔しくて堪らないのと、自分たちもいずれここまでの成長を遂げれるのか、と憧憬含めた目でそれを見る。
そして、アガットに言われる前に二人の少年は成長の為に確認をする、自分たちより立派な『男』に。
舌を使い、汚いと感じるよりも興奮が勝ち舐め始める。
思わず声が出たアガットに、ルックとパットは少し嬉しくなる。
(なんだよこれ、めっちゃデカい、ずるい)
(ずるいよ……ぼくもこんなに大きかったら女の子を……)
亀頭の周りを調べるように上から下に舐めて、そのまま陰毛まで赤いアガットの根本まで舐める。
その間アガットは、またしても性交すると相手を愛しくなって仕方ない状態になり、二人の少年の頭を優しく撫でて腰をゆっくり動かして気持ちの良い場所を探す。
そして今日は既にメリッサたちとも気持ち良くなっている為に、すこぶる元気なので少し激しさが出てくる。
(あ、早くしてほしいんだ、兄貴)
(……出したいのかな、アガットお兄ちゃん)
腰を振る早さが変わったので、二人も舐め方を変えたり、吸ったりして口淫の技術を上げていく。
「く、お前ら……気持ち、良……ぃぐ」
稚拙な
「ぶ、ふぁ!」
「ぁ、出てる……」
舐めていた二人だったが少し驚くも、これが大人の男の射精に憧れを抱く。
「うげぇ、苦ぇ!」
「うん、不味いよぉ」
口や顔にかかったから舐めて精液の味を確認するも、想像していたものやり苦かったからショックを受けていた。
そんな姿にも興奮し、アガットは二人に服を脱ぐように言った。
二回目戦目に突入し始めた頃、まさかこの二人が《翡翠の塔》に向かって、魔獣の巣窟になっていると思い街中では騒ぎになっているとは思わなかった三人だった。
◆ ◇ ◆ ◇
見事エステルたちが遊撃士として合格した二人が父に頼まれたリベール通信の新聞を買って家に帰ろうとしたその時だった。
アイナが息を切らして走って呼び止められた。
どうやらアガットが《翡翠の塔》に向かっていった姿を確認した二人の少年ルックとパットが後を追いかけていったところを幼馴染みのユニが大人に知らせたらしい。
きっとアガットが何かしら性的なことをしていそうな予想をした三人は、魔獣の心配よりも幼い少年の精気を無くさないか不安に駆られた。
エステルとヨシュアはすぐに後を追って《翡翠の塔》へ向かった。
「絶対、やってる!」
「う〜ん、そうだね。さっきメリッサたちともやってたらしいんだけど、それだけの精力じゃ収まらないと思うし」
「毎日、あたしたちやシェラ姉たちとも
「アガット兄の裏の別名は《性豪》だよ」
「合ってるわねぇ〜っと!」
塔に向かう道中の魔獣たちを蹴散らして、棍棒を器用に振り回して早く向かう二人。
そして毎夜毎夜相手しているのにそれでも収まらないアガットの性欲に旋律しながら到着する。
翡翠の塔に入り、そして瞬時に気付く。魔獣の気配がないことに。ということは、そこにはアガットがいることだということは関係者なら分かるものだった。何故かアガットが前に出ると居なくなるこの現象。
早く見つけようと、塔の上に登っていくと。すぐに見つけた。
「あ、う、はぁはぁ」
ルックの声か、どこか上擦った声。そしてエステルたちも理解できる気持ちの良い声。
「も、もうーアガットったらぁ!!」
「……あははは」
予想通り、アガットの大きい肉棒がルックの小さなお尻の穴を蹂躙している所だった。既にパットとはし終わった後で、尻から白い液体を垂らして気持ち良さげに寝ている。
「むぐっ、あ……兄貴」
「気持ち良いぞ、ルック。これが、はぁはぁ
そんな声をかけて、アガットは一気に肉棒を上下運動をして、果てる。射精する勢いはルックの脳を刺激してパニック状態にしてしまう。涙を流しているが、ルックは知らない快楽に完全に溺れた。
裸になっているこの三人の男たちに、取り敢えず無事を確認したエステル。
「何してんのよー! あんた等!!」
「暴走が過ぎるよ、アガットさん」
性交で疲れた二人の少年を優しく寝かせて、アガットはエステルたちに向き合う。未だに天を衝く男根に目を奪わられるエステルとヨシュア。アガットは無くならない性欲に辟易になるが忠実にその欲望に身を任せる。
「すまねぇな、我慢できねぇんだ」
そう言うと、戦闘に使うような特殊な歩法でエステルの背後に回る。
(なっ!?)
これにはヨシュアは驚く。確かに戦闘面では強く感じていたが、敏捷性ではヨシュアが買っていると自負があったが、反応できなかった。
「えっ」
「すぐ終わる」
そう言うと、朝にキスだけして我慢した時の情欲を思い出し腕を回して抱きつく。未だ少女の年代なのにどうしてかこの世界の女性たちは凹凸が出始めるのが早い。腕を回したアガットの腕に、健康的に育ったエステルの胸が乗っている。
「ちょっ! ここで!? しかもルックたちの前で!?」
「もうそんなこと気にするもんじゃねぇだろ」
「あたしは気にするのむぅぐ……!?」
エステルの口を奪い、深いキスをしてエステルを興奮させるように仕向けるアガットにヨシュアは止めに入るが、
「あっ」
二人の少年たちの性交を見て、ヨシュアとアガットが性交した想像をして勃起していたヨシュアの陰部を掴む。
立派に暑くなっているヨシュアのそれをいじりながら、エステルの口内を舌で支配していく。そして上着を脱がして胸をさらけ出されたエステルは『きゃあ!』と可愛らしい声を上げるがアガットは関係ない。すぐにその胸を貪るが如く、エステルの乳首を柔軟に舐めていく。
「あ、ん、んんん! ちょ、はぁ、バカぁ……アガット……ここじゃ」
「んむ、ぅぅむぐ、れろれろはぁ」
やはり何度見ても愛しいエステルの胸にアガットはもう止まらなかった。執拗に舐めてエステルの感度を上げていく、それをただ眺めるしかできないヨシュアは既にアガットの手も離れていて、生殺し状態だった。我慢できなくなったヨシュアは、膨張しているアガットの男根に狙いをつける。
「こうなったら、早く発散させて冷静にさせるしかない!」
ヨシュアはアガットの男根を一気に食らいつき、口内に閉じ込める。
うぐっぁ、と声を上げて気持ちよくなったアガットはヨシュアにあそこを舐め回される。ヨシュアも早くしゃぶりつきたかったこともあり、素早く繰り出されるその技にアガットは性欲HPはゴリゴリ削られていく。
「まだだ!」
「えっ」
じゅぼっ! とヨシュアの口から男根を取り出すと、ヨシュアの涎で滑りやすくなったそれを片手でスパッツ越しにエステルの
「ぅぁああああんんんんん♡♡」
「さ、さっきまでむぐっ、はぁ……な、舐めてたけど良いの?」
「何がだ? ヨシュアの味しかしねぇよ」
そんな恥ずかしいことを言いながら、ヨシュアの口内も支配しようと舌を這い回している傍ら、ズコズコと腰を振る動きも止まらずエステルと愛し合うアガット。
声を上げるも、すぐに両手で声を塞ぐ。少女だというのに既に女特有の艶やかな声を出して相手や周囲をいやらしい気持ちにさせるエステルに興奮するアガットはヨシュアのことも忘れていなかった。ヨシュアのズボンをいつのまにか降ろしていたアガットは、露わになったヨシュアの立派な男根を掴む。
「顔が綺麗だから、あそこは小さいかと思ったら、くくく、中々えげつない得物だなお前のここは」
「や、やめてよ、恥ずかしい」
エステルに出し入れしながら、ヨシュアを抱き寄せて立派な肉棒をアガットの鍛え抜かれた硬い手に刺激され、真っ赤に膨張した亀頭からは我慢汁が噴出する。それを潤滑油のように指で丹念に掬い上げ、赤く膨れ上がったヨシュアの亀頭を容赦なく刺激する。男の敏感なところを絶え間なく刺激することでヨシュアも腰が砕けてきた。
「あ、あ、は、はぁ、やめ、もう……!」
「あぁぁあ、もう……突き過ぎよ、あ、んん、アガット……い、いく、あぁぁイクぅぅ!」
嬌声を張り上げて、エステルは膣内を萎むようにアガットの肉棒を包み込みながら絶頂し、愛液が股から激しく噴出して潮を吹く。そんな妖艶な姉弟を見たヨシュアも刺激されたまま射精する。
「あああぁぁぁ……
ヨシュアも共に絶頂し、最高の射精をアガットの手によって至った。
ガクッと腰を砕けて、ぺたんと座り込んでしまったヨシュアの肉棒も冷たい遺跡の床にへたり落ちる。下半身丸出しで顔を紅潮したヨシュアはかなり妖艶だった。男も女も一気に理性を無くして襲ってしまうぐらいに。
しかし、アガットはまだ
エステルの
(……!?……この《気》は!?)
ある気配に気付いたアガットは、エステルを大切に抱き付かせたまま抜かずに大剣を片手に持ち上げて振り返る。
「……この《
ぐちゅり、と体全体に力を入れることにエステルの膣内に留まっているアガットの肉棒がまた膨張し、エステルも『あぁっ♡』と感じてしまう。
「こぉの、性欲赤猿がぁ!」
エステルの棍術を教えた人物でもあり、父でもあるカシウス・ブライトがそこに立っていた。握っているのは愛用している棍棒。よくアガットを叩きつけて教示した武器。
外から見れば師匠の娘に手を出した愚か者の弟子。だがブライト家では違う。
「レナとエステルを守ってくれたお前を弟子として引き取り、娘をあげても許せるくらい実力はお前はある。それに性欲を持て余し、街々で女に手を出すのは俺もやっていたし師匠譲りだ。だが……周りに迷惑をかけるなっ!!」
「うおっ!」
「きゃあっ!」
エステルに挿入したままのアガットに容赦なく棍術で攻撃してきたカシウスに、アガットは《重剣》で受け止める。
「あぶねーな!」
「俺はさっきまでレナと子作りしてたんだぞ! よくも邪魔をしてきたな!」
「とんでもない理由でキレてきたのか!」
「子作り大切だ!」
ずっと愛妻家であるカシウスはとても誇れるお父さんであるが、娘に肉棒を突っ込んだ男に攻撃してきた理由にしては違い過ぎていた。
「まずあたしや心配は!?」
「さんざん
「えぇーー!?」
それは本当で、エステルに余計な負担無しにカシウスと打ち合うアガットに少し引くエステルだが、ちゃんと
(……!?……アガット、こいつ! その
精力から発生する特殊な力、《精気》。男と女の性交による循環のサイクルがますますアガットの《精気力》を上げていくことがカシウスには分かった。
そしてその技はまだアガットには教えていない、カシウスたちの性欲世界の異名《
挿入したペニスから男の陽の気を放出し、腟内で陽の気と女の陰の気を調和させ、生体・精力を強化させ運動エネルギーに変換する東方武術《房中術》。
それをアガットは完成させていた。教えていないというのに。
「お前……それを独学で……」
「いや……しでかりお手本があったさ、何のための家族乱交をしていたんだよ」
「馬鹿な、あの場での乱交は快楽の為だけだ」
「いや、あんたはその快楽の中でもしっかりと練り込んでしまっていたのさ。こんな風に『房中術』でな!」
ぐちゅうり! と愛液を垂れ流すエステルの穴の入り口に深く突き刺すアガットの肉棒は、エステルにまたしても喘ぎ声を上げさせて気持ち良くなる。しかしその度にアガットの《精気》が上がって、洒落にならない気力と化す。
「……だが、まだ甘いな、若き猛る性豪の卵よ」
「なに……?」
ガチャリ、と重剣を構えるアガットにカシウスは鼻で笑う。余裕の構えだ。
そしてアガットも身を構える。これはいつもの〝返し〟の前動作。しっぺ返しを毎回これで受ける。
「最愛の
「……なっ!? まさか!?」
「抑えていたに決まっている、私の《精気》をな!」
ブワァッ!! と解き放つカシウスの精気にアガットは正面から受け止める。そして全体から受けるのは、カシウスのレナに対する愛の衝撃。
「ぐわぁぁぁあああああああああああああ!!!!」
精気による衝撃波はアガットにだけピンポイントに当たり、肉棒から解放されたエステルはその場にぺたりと座り込んだ。
「まだまだ精進する時だな、バカ弟子よ」
勃起したカシウスは一切その場から動かずして、未熟な弟子を制圧してみせたのだった。
最後まで読んでくださった人がいてらわかると思いますが、はい、エロとギャグで書いていきたい。
じゃないとあの膨大な軌跡シリーズを追いつけないwww
ヴァンたちの共和国編までいきたいのに、全然ストーリーあるし、シズナをめちゃくちゃHしてもらいたいww
そんな妄想が続いている作者です。