愛と自由の軌跡 作:鬼頭魔羅丸
《翡翠の塔》でのカシウスとの戦闘。やはりまだ勝てなかったアガットは気絶してる中で今までのことを思い出していた。エステルたちブライト家に居座るまでのことを。
リベール王国とエレボニア帝国との戦争《百日戦役》
アガットはそれに家族を一気に亡くしてしまった。復讐に囚われたアガットは村から出ていき、帝国に向かっていたら道中にエステルや母レナを助けた。
帝国による砲撃で、エステルを守ろうとロレントの時計塔から庇ったレナは本来ならば瓦礫に埋もれていただろう。
しかし、アガットによる子供ながら覚醒した《精気力》により難なく二人を守った。戦争による生存本能、自分という人間の種の相続を残す為に性欲に任せた
しかし結果的にカシウスやロレントの住民たちに感謝されたアガットは手厚く保護された。
新たな英雄の卵か、それとも性欲を撒き散らす鬼となるのか、それはまだ分からなかった。
アガットが意識を取り戻すと、そこはまだ遺跡の中だった。少年二人は既にそな場におらず、カシウスによって連れて帰ったのだろう。エステルはアガットに膝枕させて待っていた。
「あっ、やっと起きたー」
「エステル……」
「父さんが言うには、《精気》の使い過ぎで疲れたんだろうって言ってたよ。何言ってるのか分からなかったけど」
律儀に待っていた愛する二人にアガット嬉しく思い、笑みを浮かべて立ち上がる。
「まだまだ追いかける背中はデカイってか」
「何を追いかけてるのよ」
「そうだよ。普通ににしてよ、普通に」
「あぁ? 普通だぁ? そんな枠に収まるオレじゃねぇだろ。……ほら、エステル」
膝枕してくれていたエステルに感謝するように手を差し伸べるアガット。それにエステルは嬉しそうに手を取ると逞しい腕に支えられて立ち上がる。
三人は翡翠の塔から外ににへと出る。
カシウスが対応したこと。そしてロレント地方では既に勇名も悪名もあるアガットだし、というまさに愛と自由を重んじるこの世界ならではの対応でそこまで大事になっていなかった。
家に着くとそこから喘ぎ声が聞こえてきた。
玄関を開けると、寝室から甘く艶やかな喘ぎ声と、肉体が激しくぶつかり合う淫らな音が漏れ聞こえてきた。
「あなた……もっと、深く……赤ちゃんを作って……!」
「レナ……奥まで、全部受け取れ……!」
ベッドの上では、カシウスがレナを正常位で深く貫き、力強い腰使いで彼女の最奥を突き続けていた。レナの滑らかな脚を高く持ち上げ、子作りに集中した濃厚な抽送が繰り返されている。
アガットは肩を軽く竦め、エステルとヨシュアに視線を送った。
「また始まっているな。まあ、いつものことだ。」
エステルは頰を上気させながらも嬉しそうに微笑み、ヨシュアは穏やかな笑みを浮かべた。
「うん、いつもの家族の時間ね……入りましょうか。」
三人はお互いに笑って中にへと入る。これがブライト家である。
帰ってきた我が家の子供たちに、カシウスの硬い肉棒を突っ込まれたままのレナは汗でぐしょ濡れになった顔で『おかえり』と笑顔で迎えた。
アガットがベッドの端に腰を下ろすと、ヨシュアがその前に跪き、恭しく顔を寄せた。ヨシュアはアガットの逞しく熱を帯びた肉棒を両手で優しく包み込み、舌を這わせて丹念に愛撫し始めた。敏感な先端を舌先で丁寧に舐め回し、裏筋を長く這わせ、透明な唾液をたっぷりと塗りつけてぬめりを与えていく。
その隣でエステルは自ら脚を大きく開き、既に愛液でぐしょぐしょに濡れた秘裂を指で優しく広げてみせた。ヨシュアはアガットの肉棒を十分に濡らした後、その昂ぶった先端をエステルの熱く蕩けた肉壺の入り口に自ら誘導した。
「ほら……アガット、入れて……」
ぬるり……と湿った音を立てて、アガットの太く逞しい肉棒がエステルの熱く締まる淫部へ一気に沈み込んだ。
「あぁっ……アガット、太くて……奥までいっぱい……!」
アガットはエステルの柔らかな腰を抱え込み、力強い
「んっ……はむっ……アガット、気持ちいい……」
エステルが甘く喘ぎながら腰を振り、アガットは彼女の淫部の最奥を抉るように突き上げつつ、ヨシュアとも淫らに舌を絡め、手でその欲望を愛撫し続ける。三人の体が密着し、湿った肉音と吐息が部屋に満ちていった。
その光景を横目で見ていたカシウスとレナの興奮は、さらに高まった。
「あなた……見てると私もたまらないわ……あんっ! もっと激しく、奥まで突いて……!」
「レナ……締まりがすごい……!」
カシウスはレナの脚をさらに高く押し上げ、獰猛なまでのハードな
カシウスはレナの熱く締まる淫部を激しく突き上げ続け、限界を迎えたところで一旦動きを止めた。
「…みんな、相手を変えようか」
カシウスの言葉をきっかけに、五人は自然とペアを入れ替えた。
アガットはレナの方へ移動し、彼女を四つん這いにさせた。レナの豊かな尻を両手で掴み、逞しい肉棒を熱く濡れた秘裂に一気に沈め込む。
「あっ……アガット、太い……!」
アガットはレナの腰を強く引き寄せ、激しい抽送を開始した。肉がぶつかる音が部屋に響き、レナの甘い嬌声が上がる。
一方、カシウスはエステルとヨシュアの二人を同時に相手にした。エステルを自分の上に跨がせ、硬くなった肉棒を彼女の雌穴に深く挿入しながら、ヨシュアを横に引き寄せて濃厚なキスをする。片手でヨシュアの肉棒をしごき、もう片方の手でエステルの胸を揉みしだく。
「エステル……締まるな……ヨシュアも、気持ちいいか?」
エステルは腰を激しく振りながら喘ぎ、ヨシュアは父のキスに応えながら低く声を漏らす。
カシウスはエステルを激しく突き上げた後、体位を変えてヨシュアを四つん這いにさせ、彼の
アガットはレナを激しく突き上げながら、低く囁いた。
「姐さん……いや、レナ……今日も俺がたっぷり注いでやるよ……」
「アガット……もっと、奥まで……!」
二組の激しい動きが部屋を満たし、淫らな吐息と肉音が混じり合った。
こうして、毎夜行うブライト家の乱交は深夜まで続き、自然と音が鳴り止んだ後は寝息だけが静かな夜に訪れていた。
◆ ◇ ◆ ◇
「アガットか」
「なに飲んでんだよ」
愛する女を各々のベッドに寝かしつけてきたカシウスとアガットは、先に外で家の灯りに照らされながら月夜を肴に酒を楽しんでいるカシウスに文句を言う。
「……ふぅ、いやなに。娘と息子を抱けるのも当分お預けになると思ってな」
エステルたちが帰ってきてから、寝落ちするまで性交していた家族だったが、《性豪》は違う。己が《精気》を女と循環させることによりエネルギーを回復させる《房中術》を会得している事で、疲れ知らずの恐ろしき戦士となり得るのだ。
カシウスはまだそこまでの技術を教えていなかったが、アガットは独自でそれを見抜き、我流で仕上げてみせていた。
(エステルとヨシュアを抱いた時……羨ましい程の瑞々しいものだった。普段から性交している《精気循環》がしっかりと染みているのが分かった……)
酒を一口飲み、味わい、腹に流す。
「……お前は抱き過ぎだ、俺の娘と息子を」
「……仕方ねぇだろ……」
片方の席に座り、勝手にアガットも酒を飲む。それを咎める師でもないカシウスは、類い稀な
「手紙をアイナから貰ったんだろ。内容は……」
「まだ確証はいが……帝国の方で動きがあったらしい」
「エレボニア帝国で何かあったんだね」
そこで、眠っていたであろうヨシュアも外に出てきた。カシウスとアガットにあんなに愛されたのに、元気に歩いてきているのは驚嘆だった。
「起きて大丈夫かヨシュア、あんなに突いたのに」
「あぁ……うん、日々鍛えられてますから……」
そう言ってアガットをジト目で見るヨシュア。アガットは自慢げだが無視する。
「父さん程の遊撃士に向けての依頼……キナ臭いね」
「目立った動きはないが……それが却って気にかかる。まずは帝国大使館に探りを入れてみるつもりだ」
「そう、すんなり行くもんか?」
「ふん、お前じゃないんだ上手くやるのが真の遊撃士、真の《性豪》よ」
生意気な弟子にそんな事を言ってはまた酒を飲む。
「エステルとヨシュアは任せろ」
アガットの言葉に、飲んでいたコップが止まる。
言葉の裏にあった父親の心配を感じ取った弟子アガットが力強くそう言ったのだ。
「勿論、僕もエステルとアガット兄を守るよ」
ヨシュアからも力強い意志の言葉を聞き、血は繋がらないがしっかりと息子として信頼を感じ取ったカシウスは、笑みをこぼして言う。
「ふ……あまり甘やかすんじゃないぞ。遊撃士になったからには自分の面倒くらい見られないとな」
「エステルなら大丈夫だよ。天性のカンを持っているし、荒削りだけど武術も天才的だ。きっと一流の遊撃士になれる」
ヨシュアの心根から出ているエステルへの信頼と親愛の言葉は、なるほど納得のいくものだった。
「ヨシュアも強いしな」
「力強さや、精力には負けるけど。調査とかは確かに勝ってる自信はあるね」
ウインクして言うヨシュアに色気を感じて再び勃起しそうになるが、先程まで性交していたので、男根は落ち着いていた。
「今は世間知らずのヒヨっ子さ。いずれ自らの意志で進むべき道を選ばなくてはならない……ヨシュア、アガット。それはお前たちにも言えることだ」
カシウスの言いたいことを察したヨシュアは、視線を落として陰ってしまう。
アガットも心当たりがあることを、言われてしまう。
ヨシュアの場合は自らの境遇。
アガットもこれからの指標、目的、惑いなど。
カシウスはヨシュアを見て言う。
「もう5年になるか……正直、あっという間だったな」
「うん。本当に、あっという間だった」
「あの時の言葉……まだ撤回するつもりはないか?」
「………………僕にとって最後の一線だから。そらすら守れなかったら僕は……自分が許せなくなるから。だから……ゴメンなさい」
「……謝る必要はない」
ヨシュアの言葉を聞きながら、アガットはブライト家にヨシュアがやってきた時を思い出しながら話を聞く。
カシウスも義理とは言え、最愛の息子。その子の意思を曲げるほど歪んではいない。しかし、変わりに真っ直ぐにヨシュアと向き合う。
「だがな……これだけは覚えておけ。お前がどんな道を選ぼうとこの5年間を消すことはできん。俺たち家族と、このアガットというバカの愛情もな」
腕を組み、言葉をしっかりとヨシュアに伝えるカシウス。
「俺もレナも、エステルもアガットも、お前の家族だ。どんな事があろうともな」
「……うん……ありがとう……父さん、アガット兄」
俺は何も言ってねぇ、と変顔をして答えるアガット。
ヨシュアが抱える問題も、アガットが持つ過去も。いつか向き合うことが必ず訪れると、父であり師でもあるカシウスからしっかりと向き合い言われた夜だった。
◆ ◇ ◆ ◇
ブライト家でレナの朝食を食べ終えて、出張することになったカシウスは家で準備を終え、ロレント市街まで赴き遊撃士協会で仕事の受け継ぎなどをしていれば、指定の出発予定時間まであっという間だった。
協会に居たシェラザードも師匠であるカシウスの見送りに同伴し、発着場で別れを挨拶をする面々。
「……まさか、お母さんまで着いていくなんて」
「びっくりだよ」
「うふふ……」
普段のエプロン姿ではない、外出用の服装になっているレナにエステル、ヨシュアは驚いていた。
しかし、弟子であるシェラザードとアガットは久々に見たと言わんばかりに聞く。
「レナさんを連れていくとなると、かなりの大事にはなりそうですね」
「いや違うだろ、まだ新婚気分が抜けていない熟年夫婦だ」
アガットの失礼な言いがかりにカシウスは鳩尾を見えぬ高速指突を食らわせて疼くませる。
「レナもたまには外で息抜きがてら、俺の仕事を手伝ってもらうんだ。有能なんだぞ〜お母さんは♡」
「もう……恥ずかしい♡」
「あ〜ハイハイ」
娘の前でイチャイチャする両親にうんざりしながら、カシウスはシェラザードに言う。
「シェラザード、お前にも急な仕事を押し付けてすまんな」
「いえ、気にしないでください。先生の代わりが務まるか自分ではちょっと心配ですけど」
「謙遜するな、《銀閃》の。ついでに悪いが何かあったら二人を頼むぞ」
「フフ、それは任せてください。決して甘やかさずに厳しく見守ればいいんですね?」
「さすが判ってるじゃないか」
「なによそれぇ……。そしてアガット兄には任せないんだ」
「まぁ……アガット兄だから……」
やっと回復したアガットは、そのつっぱりした顔で師カシウスを睨む。
「エステルとヨシュアは任せろ、
「……なんだぁ〜?」
「あ〜もう、先生もアガットもそこまでよ」
もう散々やっている師弟のやり取りに笑うエステルたち。
そこでロレント発着場でアナウンスが鳴り響く。
『王都方面行き定期飛行船、《リンデ号》、まもなく離陸します。ご利用の方はお急ぎください』
「おっと、いかんいかん、行こうか、レナ」
「はい、あなた」
綺麗なエステルと同じ落ち着いた茶色の長髪を靡かせて、カシウスの隣を歩く夫婦に思わず見蕩れる見事な二人。
関係者じゃなくても、あらこそが理想の夫婦と思わせる幸せそうな二人の男女が《リンデ号》の出入する橋を渡る。
いつもは父だけが出張に行っていて、母は暖かく家で待っているイメージだったエステルは、思わず涙腺を刺激する。
「父さん、母さん。いってらっしゃい。こっちの事は心配いらないから。夫婦水入らずに楽しんで……って出張だから変かな」
「早く帰ってきてよね、二人きりだからって羽目外さないでね」
「大丈夫よ、エステル。しっかりお母さんがお父さん見守ってるわ。ヨシュアも余り気遣いばかりしてちゃダメだからねぇ。しっかり甘える時は甘えるのよ〜」
「ははは! レナはしっかり見てるなぁ」
大切にレナを抱き寄せて、娘と息子、弟子たちを見る。
「それじゃあ行ってくる。なるべく早く帰ってくるからな」
「風邪ひかないようにねぇー!」
手を振って、エンジン音が鳴り響き飛行船《リンデ号》が離陸し、空にへと舞い上がって飛んでいく。飛行船が見えなくなるまで見続けて、エステルはさっそく寂しそうな顔になる。
それを見た師兄と師姉は声をかける。
「寂しそうな顔しなさんな、どうせすぐに戻ってくるわよ。何の調査かは知らないけど先生だったらあっという間だわ」
「まぁ、本気出せばすぐに終わらせるぐらいの実力はある髭だ。きっと大丈夫だろ、元気だせエステル」
「さ、寂しくなんかないってば! 元気もある! 父さんが留守にするなんていつもの事だもん」
「
「ぐ……」
「レナさんまで行くのは、エステルが生まれてからは一度も無かったから確かにびっくりしたわよね。私も久々で驚いたわ」
「姐さんも出張るのは確かに久々だが、不安になるよな」
ぽんぽん、とエステルの頭を撫でるアガット。それにエステルは振り払うのなとはせず受け入れる。確かに不安があったのだろう。アガットの撫でる手はとても暖かく感じた。
「それじゃ、あたしは先生かやら引き継いだ仕事を片付けるけど……困ったことがあったら、遠慮なく頼ってきなさいよ? そこの赤髪万年発情男よりは頼りになるからね」
「誰が万年発情男だ」
「間違ってはいないでしょ」
ヨシュアのツッコミにアガットは『なんだと……』とさっそく勃起した股間を見せながらヨシュアに迫る。『ほらぁ、そういうとこだよ』と距離を取っていると、
「ありがとうシェラ姉。でも最初は自分たちで頑張ってやって行こうと思うの。どこまでやれるのか試してみたいし」
「ふふ、ナマ言っちゃって。まあヨシュアが付いていればそれほど心配することもないか。2人とも頑張りなさいよ」
「うんっ!」
「頑張ります」
エステルとヨシュアに笑顔でそう伝えると、アガットと向き合う。
「あんたも、あんまり2人の成長の妨げになるようなことするんじゃないわよ? ちゃんと先輩遊撃士として、時には見守り、時には助言とかしなさい。あと
「くくく、それは無理だな」
そう言って、アガットにとって常に扇情的な格好に見えるシェラザードに欲情して腰に手を回して抱きつく。『ちょっと』と言いながらも強く抵抗しないのは、性欲関係でアガットの力強さは抗うほど無意味だと分かっているからだった。
そう、大型犬を対応するかのような境地じゃないとアガットの対応には大変苦労するのだ。
豊満な胸をアガットの胸板に潰されながら、濃厚なキスをする。舌を絡ませてくるなんて当たり前。
(この……バカは本当に、これさえ無ければ)
短くも濃厚なキスをしてそのまま離れる。性交したかったが我慢するアガット。
「ふぅ〜……まったく、バカ」
慣れているとはいえ、やはり少し恥ずかしく頬を赤くして短くそう伝えたシェラザードは先に仕事に向かった。
「昨日あんなにしたのに……怖いわよ、アガット」
「……《精気循環》で体力も快復しているのか、それとも生来のものなのか。不思議な生態だよ、アガット兄」
「るせぇ、さっさとギルドに向かって依頼を探すぞ」
「そうね! どんな仕事あるのか、アイナさんに聞いて確かめなきゃ。それじゃあレッツゴー!」
だいぶオリジナリティ溢れるようにしてやって楽しんでいます。レナさん綺麗、エロい、妄想捗る。アガットかっこいい、話的にめっちゃ竿役活躍。
この世界は本当に同人誌みたいなエロに寛容すぎる愛欲と自由奔放な軌跡として楽しんで書いていこます(`・∀・)ノイェ-イ!