東方オフパコ❤コスレイヤー 人妻鍵山雛レイヤーさん編(完全版) 作:鍵山ゆーな
その日を境に、陽菜は達哉との性交では避妊の要を口にすることがなくなった。彼女は中出しで相手と一緒に絶頂に至れるという甘美な感覚を忘れられずにいたからだ。
それは夫との性交ですら一度も味わう事が叶わなかった、今までは完全に未知であったものだ。一度の性交で何度も絶頂に至ってみたいという、誰にも口に出来ないふしだらな強欲を密かに抱いていた陽菜は、達哉との爛れた肉体関係にすっかり溺れてしまっていた。
もしかしたら妊娠してしまうかもしれない、という一抹の不安は未だ陽菜の中には存在する。だが彼女は、毎度それすらを強制的に塗り潰して来る、達哉との性交で毎度受ける膣内射精で得られる強烈な絶頂による快感が、病みつきになってしまっていたようだった。
陽菜はそれが達哉と身体を交わらせた時にしか得られないものであると言う事を、この時点ではっきりと理解していた。
幸いにも未だ妊娠してしまっているという兆候はない。達哉と交わる度に確認している簡易検査でも全て陰性であった。だから陽菜は、まんまと彼の術中に嵌り、油断し切って快楽に溺れてしまっていた。
冬コミが近い年の瀬の或る日。陽菜は久々に夫からデートの誘いを受けて浮かれていた。それもその筈、ほぼ土日出勤が常態化していた康弘が、クリスマスイブの夜だけはなんとか空けたと豪語して来ていたからだった。
夫が指定してきたその日は、陽菜の誕生日であり、かつ彼等の結婚記念日でもあった。昨今寂しさから達哉との性的快楽に溺れ続けていた陽菜は、久々の高揚する気分を得たことで、自身が夫を未だに愛しているのだという事を再確認していた。
陽菜の誕生日である
不安に襲われた陽菜は、電話やメッセージなどの様々な手段で夫に連絡を取ってみる。だがそれらはどれも功を奏さなかった。この時点で、彼女は康弘と全く連絡が取れない状況に置かれていた。
丁度その頃、今年こそは妻との約束を果たすべく奮闘していた康弘は、これさえ終われば、という仕事をなかなか終わせられず、今まさに苦戦している最中だった。
そしてその間にも、彼を便利な残業引き受け屋だと思っている他の同僚から、現在進行形で仕事を丸投げされ続けている状況。
仕事には誠実だが、寧ろ誠実過ぎて周囲がやるべき仕事まで全て引き受けてしまうという、康弘の世渡りの下手さが仇となり、彼はこの時点で妻との大事な約束がある筈のこの日も、一人深夜まで残業せざるを得ない状況が確定してしまっていた。
そんな
退勤した時間に連絡が一切ないという時点で、陽菜は薄々不安に感じてはいた。だが、いざ実際に大きな期待を裏切られてしまったことで、彼女はすっかり落ち込んでしまう。彼女は涙を浮かべながら意気消沈のままに帰路へ就こうとしていた。
そんな陽菜のスマートフォンに、達哉からこれから会えないかという連絡が不意に入る。楽し気なカップルで溢れる市井の様子を眺めては、寂しさを募らせて落ち込んでいた彼女にとって、それは本当に思いがけない誘いだった。
だから陽菜は、二つ返事で間男からのそれに応じてしまっていた。
陽菜がいつも達哉との逢瀬に使っているモーテルへと辿り着くと、タクシーで駆けつけたらしい彼が丁度降りてくるところだった。どうやら彼は誰かしらと一晩を過ごそうと志向して、何処もモーテルが満室となるこの時期にわざわざ予め部屋を予約していたらしい。
達哉には数多いるであろうセフレのうち、この時都合よく空いていたのがたまたま自分だっただけなのだろう。それを陽菜自身はっきりと理解していた。
しかし陽菜は、今年こそは、と思っていた誕生日かつ結婚記念日に夫に約束を反故されたことで、そんな彼の現金さを殊更指摘する余裕が無いほどには落ち込んでいた。
塞ぎ込みがちである陽菜の様子から何かを察したらしい達哉は、敢えてその場で口数を多くすることはせず、あくまで丁寧に、彼女を予め確保していた部屋へと誘ってゆく。
部屋に入り、いつも通り寝台に腰掛けて隣り合って座ってみても、陽菜はやはり浮かない顔をしていた。そんな彼女の様子から、どうやら親しい間柄の人間のことで何かトラブルがあったようだ、という事を機敏に察知した達哉は、彼女の肩を抱きながら
「なんかすっごい、落ち込んでるけど、どした? 俺なんかでよければ、話くらいなら全然聞くけど」
建前をこじつけて探りを入れてみる。
すると陽菜は、優しくされたことで堪え切れなくなったのだろう。今日が誕生日かつ結婚記念日であって、夫から予め誘われていたのにも関わらず、肝心の彼が深夜まで残業になってしまい、予定を反故にされてしまったという事を目に涙を浮かべながら語り始めた。
それを聞いた達哉は、本格的に陽菜を自分のモノにする好機が到来したのだと把握していた。だから彼は、早速彼女の揺れ動く繊細な乙女心を慎重に読み解きつつ、機敏な行動を開始する。
「そっか、そうだったんだね……。あ、そうだ。じゃあ折角だから俺から一つサプライズでプレゼントしよっかな。ちょっと待ってね」
暫く相槌を打って、彼女の話を黙って聞いてやっていた達哉は、思いついた事を口にすると、フロントにルームサービスを依頼し始める。その間も涙を流しながら悲し気に溜息を吐いている陽菜は、彼がモーテルに依頼していた内容をはっきりと把握できずにいた。
暫くすると、二人が宿泊扱いで入る部屋には、豪華な装飾が施された立派なクリスマスケーキが運ばれてきた。更にその上には丁寧にも
「Happy Birthday ひなちゃん」
彼女の誕生日を祝う言葉が描かれた、チョコレート飾りまで載せられている。
突然のことで驚いていた陽菜は、
「まぁ、お誕生日おめでとうと、メリークリスマスってことで。今日がまさか誕生日だなんて知らなかったから……こんなのを即席で用意するくらいしかできなかったけど……ごめんね?」
達哉から意図を伝えられると、彼の心遣いが嬉しかったのか、ついつい嗚咽を漏らしてしまう。彼は涙を流す彼女の肩と背中を抱いて、落ち着くまで頭を撫でてやっていた。
こうして優しく接せられたことで、陽菜の心の中からは達哉に対する嫌悪感はすっかり消失させられてしまっていた。それは彼の行動の意図としては、見込み通りの効果だった。
陽菜がようやく心の
夫に約束を反故にされたことで発生した空白感を達哉によって満たされてしまった陽菜は、もう何年もこういった誕生日を過ごしていなかったな、と回顧していた。
だから陽菜は、不倫相手の間男との密会である今の状況で、夫との結婚当初よりも大きな幸福感を、この時噛み締めてしまっていた。
すっかり気分良く蕩けてしまっていた陽菜は、自然と達哉の肩にしなだれかかっていた。それが彼女からの好意であると理解した彼は、たまらず彼女の唇を奪いにゆく。それは彼女に拒絶されることなく、二人は自然と舌を絡め始める。
無理矢理関係を結んだ直後の、嫌悪感が勝っていた頃では絶対に許されなかった筈の接吻を嬉々として受け入れて、更には自ら舌まで積極的に絡めて来ている陽菜の様子に、達哉は間違いない勝機を見出していた。
今日こそは陽菜を堕としてみせる。そう決意した達哉は、
「そうだ。この際だから、来週のコミケ前泊の日に、すっごく気持ちよくなれるセックスの方法を試してみない?」
今までのような陽菜が不承不承の心持ちでは絶対に是は得られなかったであろう提案を持ち掛けてみる。
夫自身に直接的な原因はなくとも予定を反故にされるといった康弘の甲斐性のなさに起因する疲れを強く感じていた陽菜は、夫は自分の事など微塵も考えておらず、最早どうでもいいのではないか、とまで考え込む程にはストレスを溜め込んでしまっていた。
故に、敢えて優しい一面ばかりをこれ見よがしに見せ付けてくる達哉にすっかり靡いてしまっていた陽菜は、彼からの提案を興味本位で承諾してしまう。
「それじゃ、今日はまず、普通のセックス、しよっか。今日は陽菜ちゃんのこと、たっぷりと癒して可愛がってあげたいからね……」
達哉はそんな陽菜の耳触りが良さそうな言葉を耳元で囁きながら、耳元や首筋に口付けをしながら彼女の衣服へと手を掛けて優しく脱がせてゆく。目を瞑りながら小さく頷いた彼女は、素直に彼のされるがままとなる。
数分のうちに陽菜の衣服は脱がされ、彼女が夫を誘う為に気合を入れて身に付けていた、複数の糸で花柄が色鮮やかに刺繍された透け感たっぷりの紺青色のTバックショーツと、それと対になる意匠のレース生地と花柄の刺繍が多用されたブラジャーが露わになる。
達哉によってあっと言う間に下着姿へと変えられてしまった陽菜は、はにかみながら頬に紅葉を散らしつつ、期待の眼差しを彼に向けていた。
そんな陽菜の可憐な様を目の当たりにした達哉は溜まらなくなってしまったようで、自らもズボンや衣服をいそいそと脱ぎ捨てて全裸となり、彼女の上半身に跨ると、硬くいきり勃った一物を彼女の眼前に晒した。
「ケーキ、すごく嬉しかったから……今日は、わたしが、して、あげるね……❤」
達哉が欲している事を理解した陽菜は、後ろ手を回してブラジャーのホックを外す。肩紐を取り外して転び出た豊満な乳房を露わにさせながら上半身を起こした彼女は、期待でびくびく震えている彼の肉棒を優しく撫で擦りながらそれを自らの胸の谷間へと挟み込む。
陽菜の乳房に挟まれてもなお、渓谷の先に広がる鎖骨の扇状地まで見え隠れする達哉の剛剣の先端を、彼女は舌でちろちろと舐って刺激する。
上目遣いで仰視して達哉が性感を得ている事を確認した陽菜は、優しく微笑みながら羽二重餅のように滑らかで柔らかい乳房を自ら両手で支えて上下に揺らして、
今までのつれない態度とはうって変わった、献身的かつ積極的な陽菜の奉仕に新鮮味を感じていた達哉の肉棒には、早速精がせり上がって来つつあった。
「ひ、ひな、ちゃん……それ、やばい……きもち、よすぎて、もう……っ」
「んっ、イきそ……? おチ○ポ、しゃせーしちゃいそう……? いい、よ❤ いっぱい、せーし、だしてぇ❤ ひなの、おっぱい、と❤ おくち、で❤ いっぱい……きもちよく、なってぇ❤」
達哉が限界を伝える。陽菜は嬉しそうに頷くと、彼の一物の幹を擦り上げていた乳房を睾丸あたりまで擦り下げて根本を刺激しながら、先走りが浮き出て来ている彼の先端を蕩けた表情のまま咥え込んだ。
「うわ、やば……っ、すご、っ……だめだ、イく……っ」
「ん、んん❤ ん、んぅぅぅ、っ❤」
溜らず達哉は陽菜の喉奥目掛けて精を迸らせてしまう。彼女は肉棒を咥えたまま、先端から噴き出る白濁を受け止めていた。彼女は口腔に溜まりゆく彼の精を、蕩けた表情で微笑みながら、彼に見せ付けるように、ゆっくりと喉を鳴らして美味しそうに嚥下してゆく。
陽菜は達哉の射精が止んだ後も肉棒を愛おしそうに舐ったままだった。乳房も使って、彼の尿道に残っていた残滓も綺麗に吸い出したところで、彼女はようやく一物を開放して
「いっぱい、でた、ね……❤ おチ○ポ、すっごく、きもちよさそう、だったから……せーし、ぜんぶ、のんじゃったぁ❤ はじめて、だったけど……のど、からみついて……❤すごい、ね❤ なんだろ、からだ、すっごく、あつくなって、きちゃった……❤」
初めての精飲の感想を蕩けた表情のまま語る。妖艶なその様に堪らなくなってしまった達哉は、陽菜を再び寝台へと押し倒す。
「ひなちゃん、もう、ぐしゃぐしゃじゃん……。お○んこどころ、か、パンツまで、ぐっしょり、ぬれちゃってる、し……」
達哉が陽菜のたっぷりと蜜を吸って濡れそぼったショーツのか細いクロッチをずらして秘唇を弄すと、
「はぅ、っ……❤ あの、ね……パイズリ、してる、あいだも……はやく、たつやくんの、かたい、おチ○ポ❤ いれてもらうこと、ずっと、かんがえちゃってて……❤ ん、ぁぁ、っ❤ もう、ゆび、だけ、じゃ、たりない、の❤ おチ○ポ、いれて、ほしい❤ ひなの、お○んこ、おっきな、おチ○ポ、で❤ いっぱいに、してほしい、よぉ……❤」
陽菜は自ら陰核を弄しながら秘唇を指輪が光る左手の人差指と中指で広げて挿入をねだる。
「そんなの、いわれたら……おれ、もう、がまん、できないよ……?」
先程たっぷり射精したにも拘らず再び隆々と勃ちあがった一物の先端を陽菜の秘唇に埋めながら問う達哉に、
「がまん、なんて……しなくて、いい、よ❤ おチ○ポ、いれて❤ ひなの、お○んこで、おチ○ポ❤ いっぱい、きもちよく、なってぇ❤ ん、ぅぅぅっ、はぅ、あぁ、ぁっっ❤」
陽菜は蕩け切った表情で頷く。彼は完全な合意を得た事に満足そうに頷くと、無遠慮に肉棒を彼女の最奥へと突き立てた。
いつもより少しだけ荒々しく、だが唇を合わせて陽菜から差し出されて来た舌を自らのそれで絡め取りながら、達哉がゆっくりと最奥を刺激するように抽迭すると、早速彼女は気持ちよさそうに身体を震わせ始める。
陽菜は既に膣奥を亀頭で小突かれる度に小刻みな絶頂に何度も追いやられているようで、
「おチ○ポ❤ おく、ごりごり、して、きもちいぃ、よぉ……❤ もっと、いっぱい、おく、ついてぇ❤ はぁ、んっっ❤ あぁぁぅっ❤ もっと、すきに、うごいて、いいからぁっ❤ はげしく、してぇ❤ ひなの、こと❤ いっぱい、いっぱい❤ イかせてぇぇ❤」
達哉の身体を両手両足で抱きしめて、更なる抽迭をねだってくる。
彼も今まで経験する事が叶わなかった、陽菜の性欲が前面に押し出された貪欲な性交を目の当たりにして、精を搾り取られそうになっていた。全力で自身の射精を促してくる彼女の身体に執拗に高められ続けている彼は、再び射精感を堪え切れなくなりつつあった。
「はぁ、はぅぅ、っ❤ ん、んぁぁ、っ❤ たつやくんの、おチ○ポ❤ びくびく、って、してるぅっ❤ せーし、でちゃいそう、なんだぁ❤ ひなの、お○んこ、で❤ いっぱい、きもちよく、なって、くれてる、んだぁ……❤ なんだろ、すっごく、うれしい……っ❤」
「ひなちゃんの、お○んこ……いつも、より、すごすぎて……やばい、から……っ」
陽菜が察して膣で肉棒を締め付けながら訊ねて来る。達哉は限界を素直に認めつつ、突き込む角度を前傾に変えて射精の態勢に入る。
「なか、なかで、だしてぇ❤ たつやくんの、おチ○ポ、と❤ いっしょに、イきたい❤ひなの、お○んこの、おく、に❤ いっぱい、せーし、しゃせーされて、イきたいのぉ❤あっ、ああっ、イく❤ もう、ひな、イっちゃう、イっちゃう、からぁ❤ キス❤ キス、しながら、だしてぇ❤ せーし、お○んこの、おくに❤ いっぱい、だして、だしてぇ❤ ん、んんっ❤ ん、んふぅぅぅ、っ❤ ひぁぅ、ふぁ、ぁぁぁっ❤」
二人は絶頂に至る瞬間、陽菜の要望通りもう何度目かも分からぬ舌を絡めた接吻を交わす。その状態で彼等は動きを止めた。その間、互いの性器だけが体液を交わらせるべくどくどくと脈動し続けていた。
「ん、ふぅ……っ❤ はぁ、はぁっ……❤ しゅごい、いままでで、いちばん、きもちいいっ、イきかた、しちゃったぁ❤ たつやくんの、おチ○ポ、で❤ せーし❤ なかだし、されて、イくの❤ きもちよすぎて、ひなの、お○んこ❤ とろけ、ちゃってる、よぉ❤」
まだ絶頂の余韻で震える達哉の肉棒を膣奥深く咥え込んだまま、陽菜は至高の絶頂に至れたという感想を漏らしていた。
それは達哉としても同意だった。今まで抱いて来たどんな女の膣よりも、陽菜の名器は勝っている。彼はこの時それを、身を以て実感していた。
「でも、きっと……二十九日にするセックスは、今日のよりもすごい筈、だから……。だから、さ。今日のセックスの気持ちよさを……しっかりと覚えておいてね?」
達哉は陽菜の膣から半勃ちとなった肉棒を引き抜きながら口にする。栓を失った彼女の秘唇は早速彼が先程大量に注いだ精をとろとろと溢れさせる。それは彼女の紺青色のショーツのクロッチを白く染めながら滴り、やがて寝台の敷布に白濁の水たまりを形成した。
陽菜は自らの秘唇やショーツのクロッチにこびりついた、指で抓める程粘着いた濃い精液を、夫との婚姻の証が付く左手で掬いあげてみる。
「えへへ、せーし、いっぱい、なかだし❤ されちゃった……❤ すっごく、きもち、よかったぁ……❤ でも、こんな、すごい、えっちより……もっと、すごいの、なんて……わたし、イきまくっちゃって……ぜったい、こわれちゃう、よぉ……❤ ちょっと、こわい、けど……すごく、どきどき、する……❤」
指輪も含め左手全体にどろどろと付着した間男の子種をまじまじと眺めながら、陽菜は独り言ちる。その彼女の蕩け切った表情には、次回に向けての期待がはっきりと込められていた。
翌日のクリスマスの夜。陽菜は達哉から連絡を受け、再び昨晩と同じモーテルの一室に呼び出されていた。彼女の夫は相変わらず仕事に忙殺されている。だから、彼女が間男の為に予定を空けるのは造作もない事であった。
「えっ、あの……達哉くん……? もしかして、今日も、いっぱい、えっち……しちゃう、の……?」
昨晩は朝までたっぷり彼と身体を交えたばかり。流石に陽菜としても毎晩あのような激しい性交をしてしまったなら、体力や気力が尽きてしまいそうだと感じていた。だから、達哉からの呼び出しの意図が読めず、部屋に入るなり開口一番にそれを訊ねてみていた。
「いや、今日は流石にお休みだよ。俺も、昨日陽菜ちゃんに絞り尽くされて、すっからかん、だし……」
陽菜の心配に彼は首を横に振る。その指摘で、昨晩はどろどろに蕩けてしまうまで達哉と身体を交えていたという事をはっきりと思い出してしまったらしい陽菜は、顔を真っ赤に染めて俯いてしまう。
「えっとね、実は今日呼び出したのは、これから四日程、前泊の日の最高に気持ちいいセックスの準備の為に、あることに付き合ってほしくってさ」
達哉が計画していたのは、四日間に亘って互いに性感を高めつつも性交自体は我慢して、五日目に蓄積されていたそれを解放して貪るように身体を交えるという焦らしプレイ。所謂「ポリネシアン・セックス」というもの。陽菜も名前だけはどこかで聞き覚えがあった。
達哉が今日ここに陽菜を呼び出したのは、その準備段階である第一日目の行為に至るためだった。その具体的な内容を聞かされた彼女は、早速頬に真っ赤な紅葉を散らした。
「えっと……服とブラだけ、脱げば……いいの……?」
「恥ずかしければ、それだけでも。ただ、すっごくじれったいらしい、から……パンツが、濡れてぐしゃぐしゃになるのが、嫌だったら、裸になったほうが、いいかも」
「ううっ……。じゃあ、ぬ、ぬぎます……」
ショーツのみの姿まで脱衣し終わっていた陽菜は、既に全裸となっている達哉からの助言を受けて、フリルとレースと菊の花弁を模した刺繍が多用された勿忘草色のショーツをいそいそと脱ぎ去ると、先に外していたブラジャーの上にそれを置いた。
互いに生まれたままの姿となって準備を整えた二人は、早速寝台に横たわると、ゆっくりと抱き合って肌を擦り付け合う。
「今日はお○んことか、おっぱいとかを触ったりとか、キスとかも何もせず、抱き合ったり頭を撫でたりして、一時間くらい過ごす感じ、だそうだよ」
「そう、なんだ……。何か、たまにはこういうのも、悪くない……かも?」
夫とすらも裸でこんなにじっくりと抱き合った事がなく、どれもこれも初めての経験である様子の陽菜は、達哉が自らにしているように、おっかなびっくりながら、彼の紙や首筋に優しく触れてみる。すると彼の身体は擽ったそうにびく、と震える。
「達哉くんも、こうされると、気持ち、いいんだ……?」
「まぁ、うん……。すっごく、じれったいけどね」
「そう、なんだ……❤ ふふ、なんだか、かわいい……❤」
二人は初めての試みを行っているという事もあって、少しぎこちないながらも、会話を重ねながら、互いの身体の普段触れないようなところに至る隅々までを愛撫し合ってゆく。 そうして一時間も肌を重ねていると、二人は性感からすっかり息を荒げてしまっていた。
「はぁ、っ❤ これ……すごい、ね……❤ きをつけないと……ほんと、えっち……シたく、なっちゃいそうっ……❤」
「ほんと、それ……。ひな、ちゃんも……お○んこ、さわってないのに、とろとろ、あふれて、シーツが、ぬれちゃってる、し……」
陽菜が口にした感想に頷きつつ、達哉は彼女の股間の様子を、乳房に負けず豊満な彼女の尻を優しく撫でながらに指摘する。途端、彼女は赤面して涙目になってしまった。
「うぅ、っ……。でも、たつや、くん、だって……おチ○ポ、ばっきばき、だよ……❤」
「そりゃ、こんな、びじょ、と……はだか、で、だきあって、たら……がまん、するので、せいいっぱい、よ……」
陽菜も仕返しとばかりに達哉の鼠径部や臀部を優しく撫でながら指摘してやる。彼の肉棒は今にも触れそうな彼女の手から与えられる刺激を欲して、びくびくと震えていた。
「さて、そろそろ、おわり、だね……」
「うう……っ❤ こんな、ちゅうとはんぱ、な、じょうたいで、おわり、だと……ほんと、おかしく、なっちゃいそう……っ❤」
「一人でシちゃうのも、禁止、だからね……?」
「うぅぅ、そんなの、つらすぎる、よぉ……❤ ん、っ……❤ お○んこ、ふいても、ふいても……ぬるぬる、だしっ……❤」
陽菜から身体を離した達哉は、性感を堪えて辛そうな溜息を吐いた。彼女も名残惜しそうに身体を起こすと、愛液でぐしょぐしょに濡れてしまった股間を備え付けのちり紙で拭いながら、枕元にまとめてあった下着類を着用し直し始める。
「うぅぅ……っ❤ せっかく、ぬいでた、のに……やっぱり、ぱんつ❤ ぐしゃぐしゃに、なって、きちゃった……っ❤」
着衣した陽菜が、艶のある溜息を吐きながら口にする。達哉としても、今すぐ彼女を再び寝台に押し倒したいという衝動を堪えるので精一杯であった。
二日目以降の
「さき、ふく、ぬいじゃってる、ね……❤ しごとちゅう、も……お○んこ、ぐっしょり、で❤ ほんと、やばかった、よぉ……❤」
足早に寝室へと至ると、服を脱ぎ始める。陽菜が下着姿まで脱ぎ終わったところで、達哉も作業に区切りが付いたのか、彼女の許までやってきて、そそくさと脱衣を開始する。
「陽菜ちゃん、でも、パンツ、そんなに、濡れてなくない?」
先程の彼女の言によれば、秘唇から蜜が溢れ出て止まらなかったという事であったが、陽菜の藍白色の薄布に植物を象った刺繍が入った白いレース生地が縫い付けられている可憐なショーツは、達哉の見た目ではクロッチがやや湿っている程度で収まっているようだ。
「ここまで、すごい、なんて……❤ おもって、なくてっ❤ だから、かえの、ぱんつ❤ もって、なかったから……❤ ちょっと、こまっちゃって……❤ ルールいはん、かも、っておもったけど……これ、つかっちゃった❤」
頭上に疑問符を浮かべている達哉に頬を赤らめながら頷いた陽菜は、種明かしとばかりにショーツを彼の眼前でゆっくりと脱いでゆく。すると、彼女の秘唇からは一本の糸のようなものが垂れ下がっていた。
「な、なるほど。タンポンか……」
「ん……❤ これ、いれてないと……ぱんつ❤ すぐ、だめになっちゃいそうで……っ❤ あさから、たいへん、だったんだ、よ……❤」
脱衣が完了した達哉に抱き付いた陽菜は、先に今日解禁される行為の内容を彼から聞いていたから、早速彼の唇を優しく奪う。
二人はそれが
昨晩と同様、会話を交わしながら互いの身体の隅々までを愛撫し合って、時折啄むような口付けを交わす。たったそれだけである筈なのだが、達哉も陽菜も今日はたかが十五分程で呼吸を乱してしまっていた。
「うぅぅ、っ❤ じれったい、よぉ……❤ えっち❤ したく、なっちゃう、よぉぉ❤」
陽菜はもじもじと閉じた内股をもどかしそうに揺すっている。縛りがなければ、今すぐにでも自慰を始めてしまいかねない。彼女はそんな蕩けた表情を見せていた。
彼女の秘唇は止め処なく蜜を溢れさせている。陽菜は膣に生理用品を挿入したままにしている。にも拘らず、寝台の敷布は達哉から受けた愛撫によって秘唇から零れ出た彼女の愛液ですっかり濡れてしまっていた。
しかし、悶絶していたのは無論陽菜だけではなかった。
「ううっ、ひな、ちゃん……そこ、はっ……」
「おチ○ポ❤ すっごく、きもちよさそう❤ ふふ、ここ……❤ ちゅっ、ってすると❤ びくびく、ってうごいちゃうんだ❤ さきっぽ、から❤ おしるも、でちゃってて……❤ かわいい……❤ ふぐり、は、だめ、だけど❤ あしの、つけねなら、おっけー、よね❤」
仕返しとばかりに、陽菜によって身体の隅々を接吻しながらに愛撫されてしまった達哉も、油断すれば全く肉棒を触られていないにも拘らず、射精寸前のところまで追い詰められていた。
彼等がそうしたせめぎ合いをしているうちに、二日目も打ち切りの時間となっていた。
二人はあと三日も耐えられるのだろうか、という一抹の不安をそれぞれ抱えたまま、ひとしきり名残惜しそうに溜息を吐くと、乱れた呼吸を整えながら下着や衣服を着用し始めるのだった。
翌朝以降、陽菜は遂に生理用ナプキンを貼り付けたサニタリーショーツを履いて出勤するという、ある種の
官公庁の仕事納めは二十八日。ポリネシアン・セックスの四日目まで彼女は出勤せねばならない。だから彼女は、形振りを構ってはいられなかったのだ。
三日目からは舌を絡めた接吻と、性器と乳房など敏感な部分以外への唇での愛撫も可能となった。この日も夜に達哉の自宅で落ち合った二人は、早速待ち侘びていたとばかりに舌を絡め、愛情を表現し合いながらの接吻に没頭している。
「はぁ、はぁっ……。もう、もうまてない、よぉ……❤ お○んこ、に❤ たつやくんの、おっきな、おチ○ポ❤ ほしい、よぉ……っ❤」
陽菜が表情を蕩けさせたままに挿入をねだる。だが達哉は彼女の要求には応えず、首筋や耳を啄んで彼女に容赦なく快感を与えてゆく。彼が内股や腿へ舌を這わせると、
「やっ、だめ、だめっ❤ うそ、イく……っ❤ やだ、ひな、イく、イっちゃう……っ❤ ん、んぅぅぅ、っ❤」
遂に陽菜は身体を震わせて絶頂に導かれてしまう。
「はぁっ、はぁっ……❤ もう、っ……だめ、って、いったのに……っ❤ おっぱい、も……お○んこも……いっさい、さわられて、ないのに……❤ からだ❤ キスされる、だけで……イっちゃったぁ……❤」
陽菜は身体をびくびく、と跳ねさせながら、触られてもいない秘唇から蜜をとろとろと溢れさせて絶頂の余韻に浸っていた。
そんな蕩け切った彼女の様を目の当たりにした達哉は、身体の芯が熱くなってゆくのを感じていた。彼もまた、今すぐ陽菜を押し倒してしまって、熟れた肉壺に滾った雄を突き込みたい、という衝動を我慢するので必死だった。
「また、おかえし、してやるっ……❤」
意固地になった陽菜が反転攻勢に出る。彼女は昨日発見したばかりの、達哉の弱点であるらしい、いきり勃つ肉茎の傍の、鼠径部や内腿に舌を這わせてゆく。彼もこれにはたまらず、身体をびくびくと跳ねさせてしまう。
既に禁欲が限界を迎えつつあった達哉と陽菜は、あと二日耐えれば、と考えることで、何とか気力を振り絞って互いの身体に性感を叩き込む事に集中することが出来た。
四日目。陽菜はこの日、朝の起き抜けから性欲から達哉の逞しい肉棒を欲して暴走しがちな身体を理性で抑えることに苦心していた。
達哉に抱かれて膣内射精を受けるという生々しい明晰夢を見た陽菜が飛び起きてみれば、彼女が就寝前に履き替えていた、寝間着用で色気が抑えめである、綿生地で出来た空色のローライズショーツが、再用に耐えられない程ぐしょぐしょに濡れてしまっていた。
寝る前に予め生理用ナプキンを張り付けていたにも拘らず、淫夢を見てしまったことで、陽菜の秘唇から止め処なく溢れた蜜が、それを貫通して惨事を引き起こしていたのだった。
無論、夫婦の寝室の夫と共用している寝台の敷布も、陽菜が寝ていた部分だけ溢れ出た蜜で濡れ、まるで失禁をしてしまったかのような有様。最早洗濯は免れないといった状態だ。
夫に気付かれないようにそれらの後始末をするという、余計な手間が加わる破目となったことで、陽菜は遅刻が許されない仕事納めの日であるにも拘らず、朝が慌ただしくなってしまっていた。
そして今年最後の出勤日の最中も、陽菜は達哉と心行くまでセックスをしたい、という性欲にすっかり支配されてしまっていた。
陽菜の下半身は最早理性で抑え付ける事は限界であると言わざるを得ない状況だ。この日、彼女は用足しで席を立つ度に、蜜が溢れて使い物にならなくなった生理用ナプキンを交換しなければならなくなってしまっていた。
今日の夜の愛撫では性器以外の全ての箇所への愛撫が解禁される。陽菜はそれに耐えきる事が果たして可能なのだろうか、という不安を抱えたまま、今年最後の奉職に何とか集中する事が精一杯であった。
結局陽菜が今日仕事中に消費したナプキンは、多めの日の夜用のものを五枚。陽菜自身、実際の生理でもこのような消費量にはなったことは未だかつて経験がない。
陽菜は、五回目のナプキン交換の際に自身の身体がそれ程までに間男の肉棒を欲してしまっているという事を悟ってしまい、
「おチ○ポ❤ はやく、ほしい、よぉ……っ❤ わたし、もう、たつやくんの、おチ○ポのことばっかり❤ かんがえちゃって、る……❤ わたしの、からだ❤ もう、じらされ、すぎて……おかしく、なっちゃった、みたい……❤」
悩まし気な艶のある溜息を吐きながら独り言ちていた。
仕事納めを終えて定時退庁した陽菜は、足早に達哉の自宅へと急いでいた。彼女は最早肉欲以外の事を考えられない程に追い詰められていた。
だがどうやら、そういう性欲を持て余してしまっている状況下にあったのは、陽菜だけではなかったようだ。彼の自宅に辿り着いた彼女は、出迎えを受けるや否や、彼に抱きしめられ、唇を奪われていた。
達哉の突然の行為にも陽菜は驚きすらせず、蕩け切った表情のままで抵抗を一切しなかった。二人はそのまま舌を絡め、互いの身体をまさぐり始める。
陽菜のブラウスを開けさせた達哉は、彼女の赤い糸で蔦の葉や茎が乳房を包むカップの付近を中心に刺繍された清楚な意匠の、白色の薄布とレース生地で形作られたブラジャーを外しにかかる。
達哉の手が柔肌に触れる度、気持ちよさそうに身体を震わせている陽菜も、彼のその動きに合わせて、彼の衣服に手を掛ける。彼女は時折蕩け切った眼差しで彼を見つめながら、首筋や鎖骨に接吻の雨を降らせつつ、シャツやズボンを丁寧に脱がせてゆく。
互いに下半身の下着のみという格好となった達哉と陽菜は、脱ぎ散らかした衣服をそのままに、ここ数日に亘って肌を重ねる為に使っている、彼の寝室の寝台へと誘い合わせて移動する。
先に下履きを脱いで全裸となり寝台に腰掛けた達哉に見せ付けるかのように、陽菜はゆっくりと先程玄関で脱ぎ捨てたブラジャーと同じような意匠の刺繍がたっぷりと施された、一見生理用には見えない白磁色のサニタリーショーツを、ゆっくりと膝まで擦り降ろす。
陽菜の秘唇とショーツの三重布となったクロッチに貼り付けられていたナプキンとの間には、彼女の膣奥から分泌されたものであろうと思しき、粘着いた愛液による糸が何本も引いていた。ナプキン自体は最早使い物にならない程ぐしょぐしょに湿ってしまっている。
「はぁ、っ……❤ これで、ろくまいめ……っ❤ さっき、でるまえに、トイレで、とりかえて、きた、ばっかり、なのに……❤ おおいひの、よるようの、やつ、なのに……❤もう、こんなに、ぐしょぐしょ❤ すぐ、だめに、なっちゃうの……❤」
陽菜は頬に真っ赤な紅葉を散らしながら、昼間から耐えがたい程の性欲に襲われていた事を明かしつつ、ショーツを足元に落として生まれたままの姿となる。そんな彼女の様を、生唾を呑み込みながら眺めていた達哉は、刹那に再び彼女を抱きすくめて唇を奪っていた。
彼等はそのまま寝台へと縺れ込む。早速達哉は陽菜の乳房へとむしゃぶりついて乳首をゆっくり優しく、だが少々荒々しく舌で愛撫する。彼女は待ち侘びていた久方ぶりの直接的な性感に嬉しそうに嬌声をあげる。最早彼女の身体は何処も彼処も性感帯と化していた。
だから、達哉が陽菜の身体に接吻の雨を降らせる度に、彼女は小刻みに絶頂へと至って、身体をびくびく、と跳ねさせていた。
「も、もう……イきすぎて……おかしく、なりそう……っ❤」
達哉から三十分程もねっとりとした執拗かつ濃厚な愛撫を受けた陽菜は、股間から愛液を止め処なく溢れさせたままに放心していた。彼女が横たわる寝台の敷布は、最早洗濯を免れないような状態だ。
「これで、おチ○ポ❤ お○んこに、はいって、きちゃったら……❤ どうなっちゃう、のかな……❤ やぁっ、だめ……かんがえただけで、また……イくぅぅっ❤ んぅぅっ❤」
遂に陽菜は、達哉の肉棒が挿入されたらどうなるか、という想像だけで絶頂に至ってしまう。その淫靡な様を間近で見続けていた彼も、興奮冷めやらず剛剣を硬く滾らせていた。
達哉もまた、直接的な性感を求めて疼く身体と今すぐ陽菜を押し倒したいという欲望を少しばかり残った理性で抑えるのに必死だった。
「いよいよ、明日は……えっち、できる、よ……」
「うん、うんっ……❤ まちどおし、すぎる……よぉ……❤」
彼等は互いに挿入を我慢しながら、舌を絡めた接吻に熱中している。
いよいよ明日は「最高のセックス」が出来る約束の前泊の日。陽菜は既に夫に
「明日は東京の友人の自宅に泊まって、翌日も帰りは遅くなる」
と嘯いて予定を伝えており、準備は万端だった。
前泊の当日になると、陽菜は最早達哉の肉棒の事以外の事を考えられない程には、性欲が限界に達していた。
やはりあの一件以来、どうもうだつが上がらない陽菜の夫康弘は、今年も年末進行で、辛うじて大晦日に何とか帰宅できるかどうかの瀬戸際であるようだ。それすらも最早期待していなかった彼女は、達哉と過ごせるこの二日間が楽しみでならない様子だった。
昨晩達哉の自宅からの帰り際にドラッグストアに寄って新たに得ていた厚手の生理用ナプキンは、既に袋に入っていた全容量の半分程が陽菜の秘唇から期待で溢れる愛液によって使い物にならなくなってしまっていた。
陽菜はそんな中でも着替えと翌日の本番に備えた下着等の準備物を携えて、電車に揺られて国際展示場駅を目指していた。
達哉との待ち合わせ場所は前泊するホテルの一階に店舗を構える大手ハンバーガーショップの店内飲食コーナー。彼は事前搬入などの諸準備があるため、十六時まで不在である。
陽菜は秘唇から期待で蜜が溢れ出て来ている事を自覚して艶のある息を吐き出しながら、達哉の到着を、首を長くして待ち侘びていた。
夕刻。待ち合わせ場所に現れた達哉と共に、ビッグサイトの目の前にあるホテルに投宿した陽菜は、荷物を置くのもそこそこに、早速彼と口付けを交わし始める。
「もう、ぐっしょぐしょじゃん……。さっき、チェックインする前にも、コレ、交換してたでしょ……? それなのに、もう吸い切れないほど、パンツまで、濡れてるよ……?」
陽菜の股間をまさぐっていた達哉が、サニタリーショーツに貼り付けられたナプキンと、それから蜜が貫通してしまったことで少し湿ってしまっているクロッチの様子を指摘する。
頬を紅く染めながらそれを認め小さく首肯した陽菜は、
「たつやくんの、おチ○ポ❤ いれて、ほしくって❤ もう、がまん、できないのぉ❤」
同じく期待でズボンの中で鎌首を擡げている達哉の一物に触れながら、彼の耳元で蠱惑の文言を囁く。
「それじゃ、明日の
達哉からの提案に嬉しそうに頷いた陽菜は、彼から受け取った新調された衣装と、ウィッグといった小物類を携えて、浴室へと消えてゆく。
陽菜が湯浴みを終えて浴室から出たのを確認して達哉が、同じく身体を清めようと脱衣所へと向かうと、彼女は「変身」の為の準備中だった。
「もうちょっと、まっててね……❤」
これからの展開を期待して、呼吸を乱している陽菜の様子を目の当たりにした達哉は、やはり肉欲ではち切れんばかりにいきり勃った肉棒の暴発を抑えるのに必死だった。
湯浴みを終えて先に浴室を出た達哉が腰にバスタオルを巻いた姿で寝台に腰掛けて期待で身体を揺すっていると、
「お、おまたせ……❤ にあってる、かな……❤」
鍵山雛の衣装に身を包んだ陽菜が、はにかみながら現れてくる。
陽菜の問いに大きく頷いた達哉は、思わず彼女の身体を抱きしめてしまっていた。そんな彼の行動に、
「もう、っ❤ がっつき、すぎ❤」
彼女も満更でもなさそうな照れ笑いを浮かべる。
二人は再び舌を絡めた濃密な接吻を繰り返しながら、ダブルサイズの広々とした寝台へと縺れ込む。
「あれ、今日はタイツなんだ……?」
達哉が早速衣装の深緋色の特徴的なスカートを捲って、彼女の下半身の様子を確認しながら問う。
陽菜が着用していたショーツは以前達哉が渡した、か細いクロッチの二重布以外は肌色が透けて見える黒いレース生地で出来ている、男性の劣情を誘うためだけに存在するような、布面積が極端に少ない妖艶なTバックショーツだった。
だが陽菜は、明日の本番で着用する筈のガーターベルトではなく、自身が自宅から履いて来ていたタイツを、腰の両脇のリボンで着脱可能な仕組みとなっているショーツの上から身に付けていた。
「だって、ほら……❤ どうせ、やぶいちゃったり、よごれちゃったり、するんだろうし……っ❤ これは、もう、ダメになっちゃっても、だいじょうぶな、やつだから……❤」
陽菜は期待から蕩け切った表情のまま、敢えてタイツを履いていた理由を口にする。その用意周到さに唸った達哉は、今回発刊する同人誌で没にした構図を試みることをふと思いついた。
達哉は陽菜のスカートを脱がせてしまうと、彼女の身体のあちこちに触れつつ接吻を交えながら、タイツを破くのではなく敢えて左足だけ脱がせた「片足タイツ」の状態にして、仰向けに横たわらせる。
「なんだか、えっちするの……❤ ひさびさ、で……ちょっと、はずかしい、な……❤」
久々に達哉に見下ろされる形で組み敷かれた陽菜は、頬に散らした紅葉の色を濃くしながら、伏目がちになる。
そんな仕草に堪らなくなってしまったのか、達哉は陽菜の秘唇を覆うか細いクロッチを引っ張りながらずらして、露わになったとろとろと蜜を溢れさせている彼女の膣口に、滾った一物の先端を埋め込ませる。
肉棒が侵入を果たそうとする刹那、陽菜は
「たつやくんの、おチ○ポ❤ ずっと、まちどおしかった、のぉ❤ ひなの、お○んこ❤ かたくて、おっきいおチ○ポで、いっぱいに、してぇ❤」
達哉を抱きしめつつ、呼吸を乱したままに彼の耳元で囁く。彼は溜まらず無遠慮かつ一気に陽菜の膣奥へと滾った一物を挿し入れた。
二人共、四日間も焦らしに焦らしを重ねた上での挿入だった。当然互いに「ポリネシアン・セックス」は初体験である。だから、今生経験した事のないような、強烈な快感が彼等の身体には襲い来る。
陽菜はあまりもの快感に
「なに、これ、っ……❤ いれた、だけで……イっちゃって……っ❤ こんな、きもちいぃの、はじめて……っ❤ たんじょうび、の、えっち、よりも❤ きもち、いい、よぉ❤」
挿入されただけで絶頂に至ってしまうという初めての体験に目を白黒させている。
達哉も処女の膣のようにきつく締め付けてきながらも、膣奥で亀頭をねっとりと咥えて射精を促すかのように蕩かしてくる彼女の名器の具合に、挿入しただけで果てそうになっていた。だが、彼は何とか暴発だけは避けようと、ぎりぎりのところで耐えていた。
実は今日は、陽菜自身も今まで大丈夫だから、と高を括って把握を失念していたことで気付けていないようだが、彼女は排卵日の真っ最中で、先走りの精液が膣内に入っただけでも妊娠の危険がある、所謂「危険日」であった。
今回の「ポリネシアン・セックス」は、達哉が陽菜の定期的な生理周期から排卵日を割り出した上で、周到に日程を調整していたもの。
つまるところ、今日の性交は、達哉による陽菜の略奪的な孕ませ計画の、最終総仕上げであった。そんな謀略が企まれていたとは微塵も気付いていない様子の彼女は、
「はやくぅ❤ はやく、うごい、てぇ❤ おっきな、おチ○ポで❤ ひなの、お○んこ❤ すぽずぽ、かきまわしてぇ❤ いっぱい、いっぱい❤ きもちよく、してぇ❤」
腰を自ら動かして抽迭をねだる。
「そんな、こし、うごかしたらっ……おれも、もう、イっちゃいそう、でっ……」
達哉が偽りなく限界を口にする。すると、陽菜は蕩け切った表情のままで
「いい、からっ❤ お○んこの、おく、で❤ いっぱい、がまんしたせーし❤ しゃせー、しちゃっても、いいからぁ❤ いっぱい、きもちよくなって、いいからぁっ❤ たつやくんの、かちかちの、おチ○ポで❤ ひなの、お○んこ❤ いっぱい、ずぽずぽ、してぇ❤」
中出しを是認する言葉を吐いてしまう。
「もう、とまらないから、なっ……! いっぱい、つきながら……ひなちゃんの、いちばんおくで、なかだし、するから、っ……!」
達哉が膣内射精を宣言しながら最早止まる気のない抽迭を開始する。陽菜は嬉しそうに二度頷くと、彼の背中と腰を自らの両手両足で抱いて、同時に絶頂に至る事を欲して彼の股間に自らの股間を擦り付け、更なる抽迭をねだる。
「もう、イく、からっ……おくに、チ○ポ、くっつけたまま、なかだし、する、からっ!」
「きて、きてぇぇ❤ お○んこの、おく❤ ん、そこぉ❤ そこに、せーし❤ いっぱい、しゃせーしてぇ❤ ひなも、イっちゃう、イっちゃう、からぁ❤ しきゅう❤ たつやくんの、せーしで、たぷたぷに、なるまで❤ しゃせー、してぇ❤ なかだし、せーしで❤ ひなの、こと❤ いっぱい、イかせてぇぇ❤」
二人はそのまま互いの股間を我武者羅にぶつけあって快感を分かち合いながら同時に絶頂へと至った。
「しゅごいぃ❤ しゅごい、よぉ❤ イってる、お○んこに❤ どぷどぷ、って、せーし、でて、るぅ……っ❤ おチ○ポ、びくびく、って❤ するたびに、お○んこも、イっちゃってる、よぉ❤ お○んこの、おく、で❤ なかだし、されるの❤ きもちいぃ、よぉ❤」
「まだまだ、デキそうだから、このまま、抜かずに、イくから……っ」
「ん……っ❤ きて、きてぇぇ❤ こんど、は❤ キス、キスしながら、いっぱい、ずぼずぼ❤ お○んこ、かきまわしてぇ❤ ん、んむぅぅっ❤ ん、ふぁぁっ❤」
二人はどちらともなく唇を合わせ、舌を絡めた接吻を交わしながら、抽迭を再開する。彼等は互いを蕩かすかのように雌雄を交わらせて、数日我慢していた性欲を発散させるが如く、懸命に腰を動かして快感に溺れてゆく。
「ひな、ちゃん……また、おくで、だす、よっ……っ」
「きて❤ だして、だしてぇ❤ ひな、も❤ また、イっちゃう、イっちゃう、からぁ❤ キス❤ キス、しながら、しゃせー、してぇ❤ せーし、お○んこの、おくに❤ どぷどぷ、だして、だしてぇぇ❤ ん、んんっ❤ ん、んふぅぅぅ、っ❤ ひぁぅ、ふぁ、ぁぁぁっ❤」
再度の膣奥で達哉の精を受けた陽菜は、嬉しそうに表情を蕩けさせて悦ぶ。彼女は焦らしに焦らされた上で、子宮口に目掛けて連続での膣内射精を受たことで、子宮に精が染み込んでくる感覚もはっきりと自覚させられ、すっかり乱れてしまっていた。
数度に亘って抜かずに雌雄を交わらせていたことで休憩を欲した達哉が、陽菜の膣内に未だ滾ったままの肉棒を埋めたままで尻餅を搗く。すると自ら鍵山雛のコスプレ衣装を開けさせて、豊満な乳房を丸出しにした状態の彼女が、彼を押し倒して上に跨ってくる。
「もっと、もっとしてぇ❤ たりない、お○んこ、たりない、のぉ❤ もっと、おチ○ポで、いっぱいにして❤ しきゅう、たぷたぷに、なるまで❤ せーし、ほしい、のぉ❤」
陽菜は欲望を口にしながら体位を入れ替えた事による締め付けで再び硬く滾った達哉の一物を最奥まで迎え入れる。彼女が腰をぐりぐりと擦り付けるように遣うと、先程まで注がれ続けていた精液が、彼女の愛液と交じり合った状態で彼等の結合部から溢れ出て来る。
溢れ出た二人の交じり合った体液は、彼女が履いたままのショーツのか細いクロッチや寝台の敷布をぐしゃぐしゃに汚しつつあった。
だが陽菜は、それを気にするでもなく、ショーツのサイドリボンや丸見えとなった豊満な乳房がふりふりぷるぷると揺れてしまう程の勢いで、懸命に腰を浮沈させる。
快感を貪欲に得ようとする、陽菜の容赦ない腰遣いに、達哉の肉棒は耐え切れず小刻みに精を吐き出し続けていた。
既に陽菜は排卵を迎えていた。その命の源は、今まさに達哉の精による蹂躙を受けている真っ最中だった。
「ひな、ちゃん……そんなに、したら……また、おく、で……いっぱい、でちゃう、って……っ」
達哉が限界を口にする。陽菜は嬉しそうに頷くと、
「いい、よぉ❤ せーし、いっぱい、だしてぇ❤ ひなの、お○んこの、おく❤ しきゅう❤ たぷたぷになるまで、せーし❤ そそいでぇ❤ おチ○ポ❤ しゃせー、してぇ❤ わたしも、また、すごいの、きちゃい、そう、なのぉ❤ たつやくんの、たくましい、おチ○ポ、で❤ また、びくびく、イっちゃう、からぁ❤」
再度の膣奥での射精をねだった。懸命に腰を浮沈させ、精液を絞り取らんとする彼女の腰遣いに屈してしまった彼は、
「イ、イく、っ……!」
最早何度目かも分からぬ絶頂へと導かれた。達哉の先端からは亀頭が密接している陽菜の子宮口目掛けて、更に大量の精液が迸ってゆく。
その刹那、陽菜の子宮の中で遂に達哉が放った数億もの精のうちの一つと彼女の命の源が邂逅を果たし、受精が成立していた。
「はぁ、はぁっ❤ しゅごい、しゅごい、よぉ……❤ お○んこの、おく❤ じんじん、して……❤ すっごく、きもちいぃ、よぉ……❤ こんなの、はじめて、なの……ぉ❤」
蕩け切った表情で、陽菜は新たな命を得て熱を帯び始めていた下腹部を撫でながら微笑んだ。その彼女の脳裏には、最早自身を放置し続けて来た、うだつの上がらない夫の事や、妊娠してしまうかも知れないという不安すらも、頭の片隅に残っていなかった。
彼等の乱行はこの後もまだまだ続いた。日付が変わり、互いの気力が尽きてしまう夜半まで、二人の互いを蕩かすような濃厚な情交は止む事がなかった。
翌日、陽菜は前日の
陽菜は、昨晩達哉の精液と彼女の愛液でどろどろになったままの、Tバックショーツをそのまま身に付けていた。但し、彼女はスカートの中には、昨晩のようなタイツではなく、彼の新刊に出て来る鍵山雛の姿を忠実に再現した、黒いガーターベルトを身に付けていた。
そして陽菜は、自身の子宮の奥底に根付いた達哉との愛の結晶や、夜遅くまで放ち続けられ、今朝も彼の朝勃ちを膣内射精で処理してやった際にも放たれた精液すらも、そのまま膣奥に湛えたままにしながら、平然としてスペースに立っている。
当然、秘唇をなんとか覆える程の布面積しかないか細いクロッチだけでは、漏れ出してくる精液を抑え切る事は不可能だ。時折精が太腿を伝って垂れてくる感覚に陽菜は頬を赤らめながらも、達哉の新作を買い求めにやってくる人々に艶のある笑顔を振りまいていた。
「かんとく先生、そろそろ手元の在庫がなくなりそうです!」
人並みが途切れた一瞬の隙を見計らって、陽菜は後ろで在庫の品出しをする達哉に向かって声を張り上げる。それに気付いて頷いた達哉が彼女の許に駆け付けて来て、新刊の束を三つほど手渡す。彼女はそれを手際よく陳列して、再度の来客に備えてゆく。
陽菜の働きもあって、達哉が用意していた新刊はいつも以上に順調に捌けていっている。この調子ならば、午前中にも完売御礼の告知が出来るだろう。彼は甲斐甲斐しく働く彼女の後姿を、目を細めながら眺めていた。すると、一瞬後ろを振り向いた彼女と目が合う。
陽菜は小さく手招きをして、達哉を呼ぶ。何事かと駆け付けた彼の耳元で、彼女は
「それと先生……❤ 先生が、たっぷりと、わたしに、なかだしした、せーし❤ さっきから、お○んこから、あふれて、きちゃってるんですけど……❤ こんな、えっちなぱんつじゃ、抑え切れないくらい、どろどろ、で……❤ ふとももにまで、垂れちゃってる❤」
少し息を乱した、蕩けたような甘い声で囁いた。それを聞いた彼の肉棒が早速ズボン越しに反応している事を確認した陽菜は、妖しく微笑みながら
「だから、あふれちゃった分は、今晩、また❤ たっぷり、注いでください、ね❤ ひな、たのしみに、してますから……❤」
再戦を要求した。陽菜は達哉の肉棒に開発され尽くされたことで、すっかり彼との性交が病みつきになってしまっていたようだった。