※この作品はR-18です。

東方オフパコ❤コスレイヤー 人妻鍵山雛レイヤーさん編(完全版)   作:鍵山ゆーな

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産後編 - 起

 薬師寺陽菜は欲求不満だった。自らを慰めて過ごすのも最早限界が近いと彼女は感じていた。

 

 子を産んでより二年ちょっと。女として盛りであるということもあり、彼女は普段より肉欲を持て余している。しかし、ここのところ陽菜は性交の機会に恵まれていなかった。

 

 欲求の解消先として毎度陽菜が求める相手は、夫である康弘ではなかった。彼女はある出来事が切欠で彼に失望していた。故に、彼にそういった役割を求めなくなって久しい。

 

 陽菜が夫に内緒で関係を持っていたのは、彼女が居住地の区役所の事務員という仕事を育児の為に休職していながらも職場に秘密裏に続けている、同人誌即売会における売り子のアルバイト先のサークル主だった。

 

 陽菜は一人娘の生物学的な父親である原達哉と、かれこれ三年程肉欲解消の相手として交際していた。彼女はここのところ、兼ねてよりの素行の悪さのつけで身を固めざるを得なくなってしまった達哉が全く相手をしてくれなくなった事を不満に思っていた。

 

 しかしながら、陽菜も自身がその事に不平を鳴らす事が出来る立場にないと言う事も、重々承知していた。

 

 何しろその達哉が娶った相手というのが、彼女の親友であり、かつての「セフレ仲間」でもあった、隣家の元住人たる丸岡莉沙だったからだ。

 

 陽菜と莉沙は、互いに納得して危険性を受け容れて、自ら望んで不倫相手である達哉の胤を受けた、云わば「同志」だった。だが、その不貞な行為の事実が、ある時莉沙の夫に思わぬ形で露呈し(バレ)てしまった。

 

 莉沙がその際に自棄になって「陽菜も同じ穴の狢である」と暴露していれば、陽菜も立つ瀬が無かった。だが彼女は友誼からそれを敢えてしなかった。それは莉沙にとっては、過去に陽菜を騙して達哉への人身御供とした事への罪滅ぼしのつもりだった。

 

 果たして莉沙は夫より三行半を突き付けられる事となり、少なくない賠償の責任も負う事となった。そして彼女を人妻と知りながら同衾を続けてきた達哉も、彼女と同様に責任を負わねばならなくなっていた。

 

 莉沙は妊娠末期であったのだが、一連の不祥事の顛末を知って怒髪衝天となった両親により、実家からの勘当を言い渡されてしまった。行く宛を失った彼女は達哉に保護を求め、結果として半ば無理矢理ながらも、彼の妻という立ち位置に上手く収まったのだった。

 

 莉沙の独占欲はなかなかに強かった。だから、かつて同じ胤で孕み合った同志である筈の陽菜と、自身の新たな夫となった達哉とが今まで通り継続して関係を持ち続ける事に彼女は同意しなかった。

 

 故に、莉沙ほど思い切った行動に出られる立場にない陽菜は、肉欲を解消する事が出来る唯一の相手を親友に突然奪われてしまっていたのだった。

 

 

 陽菜は今宵も、何も知らず呑気に鼾を立てている夫を尻目に寝室を抜け出して、居間のソファーに腰掛けると、

「ん、ぅぅ……っ❤ たつやくんの、おチ○ポ❤ ほしい、よぉっ❤ もう、ひとりじゃ、なかなか❤ イけない、のぉぉ❤」

頬に紅葉を散らしながら大股を開いて、左手に持ったスマートフォンに自らと達哉とが濃厚な性交を繰り広げている様子を映した映像を再生させながら、右手でぐしゃぐしゃに湿った股間を自ら慰めて快楽を貪っていた。

 

 これはかつて陽菜が達哉と嫌々ながら交わっていた際に、彼が陽菜を屈服させるために隠し撮りしていたものだ。

 

 そんなものが必要無くなるほど彼女が達哉に惚れ込んでしまっている今、無用の長物と化したそれを、陽菜が折角だから、と自慰のおかず(ヽヽヽ)として以前貰い受けていた。

 

 再生される動画の中の二人が絶頂に向かって交わる速度を上げてゆくにつれ、陽菜の自慰もより一層激しいものへと変化してゆく。

 

「イく、イくぅぅ❤ お○んこ、イっちゃう、っ❤ たつや、くん❤ きて❤ なかだし、なかだし❤ してぇ❤ おっきな、おチ○ポで、ひなの、お○んこに、せーし、いっぱい、たねづけ、してぇぇ❤ あっ、イく、イくぅっ❤ ひぁ❤ んぁ……っ❤」

 

 動画の中で膣内に射精されてびくびくと絶頂を得ている過去の自分を朧気に見つめながら、陽菜は秘唇に指を二本も挿し入れた状態で絶頂に至った。

 

 絶頂の余韻に浸りながら、弾んだ呼吸を整えていた陽菜は、仄暗い部屋の中で一人あられもない嬌声を上げてしまっていた事に気付いて、慌てて辺りを見渡す。

 

 幸いにも、陽菜の娘は母が女となってしまっている状況に気付いて起き上がってくるような気配はない。娘が気付かないのであれば、当然夫も然りだ。彼女は安堵で息を吐いた。

 

 愛液や秘唇から噴き出した潮を恙なく処理した陽菜は、用を為さなくなる程にぐしょぐしょに湿ってしまっていた、寝間着用の綿生地で出来た色香が少なめの青藍色のローライズショーツを洗濯機に放りに、洗面所へと向かう。

 

 その帰り掛けに、替えの先程用を為さなくなったものと同様の意匠の寝間着用ショーツを得た陽菜は、いそいそとそれを着用すると、素知らぬ顔で夫が眠る寝台に滑り込む。

 

 明日は土曜。世間は休日であるが、陽菜の夫は休日出勤が確定していた。そして彼女自身も達哉のサークルでの即売会の売り子をする予定になっている。

 

 娘の世話を近所に居を構える義母に代行してもらうという調整も事前に済んでいた。つまり陽菜は明日、遅くまで戻らなくても問題ない大義名分を得ている。

 

 今回こそは達哉と身体を交えられるかもしれない。そう期待する彼女の身体は先程自慰で鎮めたにも拘らず、再び熱く火照り始めていた。

 

 あまり夜更かしをする訳にもいかない陽菜は、再び自慰に耽りそうになるのを堪えつつ、先程履き替えたばかりのショーツのクロッチが愛液で湿ってゆくのを感じながら、無理矢理眠りに就くべく目を閉じた。

 

 

 翌日。陽菜は鍵山雛の衣装に身を包んで達哉のスペースに立ち、彼の同人誌を求めて殺到する人々に笑顔を振り撒いていた。彼のスペースは相変わらず盛況で、展開する在庫は飛ぶように捌けてゆく。

 

 オールジャンルの即売会では、東方Projectでの出展は珍しい。そのジャンルの中でも人気投票が行われれば常に五十位前後が定位置で、マイナーであると評さざるを得ない鍵山雛に扮する陽菜の存在は、一際目立っていた。

 

 彼女のコスプレは三年も経過したことで、堂に入る程の再現性だった。達哉のスペースには、彼の本には興味はないが陽菜が雛に扮した姿を一目見たいとやってくる者も少なからず存在する程だ。

 

 陽菜の存在も相俟ってか、達哉が主催するサークル「ビッグ・イニング」は今回の頒布では、普段より多めに用意した新刊と既刊の類が正午前には全て完売してしまうという、大戦果を挙げていた。

 

 子育て費用に加えて、妻と連帯して支払った賠償金による多額の借金も重く圧し掛かるという、経済的に苦しい状況が続く達哉にとって、今回の収益はやや望外のものであったようだ。

 

 彼は会計を確認すると、陽菜にはあまり見せた事がない安堵の表情を浮かべる。その新鮮な様を、彼女は妖艶な笑みを浮かべつつ眺めていた。

 

 

 完売が告知(アナウンス)されたことで人波が捌けたスペースでは、達哉と陽菜が後片付けに勤しんでいた。その最中、事ある毎に意図的に身体に触れて来ている、雛の衣装を身に纏ったままの陽菜に、達哉は内心どぎまぎさせられていた。

 

 彼女は明らかに上気して頬を赤らめたまま、熱情の籠った視線を彼に向けている。陽菜が何を欲しているか、達哉にははっきりと理解っていた。

 

 然るに、彼は不純異性交遊を妻から固く禁じられていた。それは莉沙がかつて望んで胤を分け合った筈の親友に対しても例外ではない。

 

 一方で、達哉は妻が二人目の出産直後であるという事もあって、性交の機会に恵まれていなかった。その「お預け」は、産前末期から数えて既に四か月にも及んでいた。彼としても、そろそろ我慢の限界が近付いていた。

 

 平静を装いつつ、うず高く積まれた空き段ボール箱を処分していた達哉の許に、粗方片付けを終えた陽菜が近付いてくる。

 

「かんとく先生、あとはここだけですかね?」

 

 口にしながら陽菜は、彼と肩が触れ合う程の距離に並び立つ。そして彼が手にしようとしていた箱を素早く手繰ると、手際よく畳んでゆく。その所作の度に、彼女の豊満な乳房がぷるぷると揺れる。その様に、達哉は思わず生唾を呑み込んでいた。

 

 思わずそんな陽菜の様子に見入ってしまっていた達哉が、我に返って作業を再開しようとした。刹那だった。彼の手元が狂った。放ったはいいものの、射程が狂った畳まれたダンボールが、近くにあった文房具入れに直撃して、その中身が床に散らばってしまった。

 

「わっと」

「あっ」

 

 達哉と陽菜は同時に声を上げ、素早く床に散らばった筆記用具を拾い集めに掛かる。

 

 半分を拾い集めそれを文房具入れに戻した身体を屈めた達哉の許に、もう半分を拾ってきたらしい陽菜が、同じように身体を屈めながら寄り添うように密着してくる。

 

「もう、ダメですよ。よそ見しちゃ❤」

 

 陽菜が妖艶な笑みを浮かべながら、彼が持っていた文房具入れに残りの中身を収めつつ口にする。その際に興奮剤(フェロモン)の混じった汗によって普段より濃くなった彼女の香りを至近で浴びる事となった彼の股間は、それに瞬時に反応してそそり立ってしまう。

 

 その様を確認した陽菜が屈んで密着したままの状態で、

「ふふ❤ おチ○ポ、すっごく、おっきく、なってる❤ もしかして、たまってる、の?」

達哉の耳元で囁く。彼は思わず小さく頷いてしまう。

 

「わたしも、なの❤ ほら、さわって、みて……❤」

 

 陽菜は達哉の手を取ると、素早く身に着けている深緋色のスカートの中へ誘導する。彼の指がショーツ越しの秘唇に優しく触れた。そこは既にぐしょぐしょと表現するのが適切な程には濡れそぼっていた。陽菜はそんな軽い接触だけでも、快感から身体を震わせる。

 

「はぁ、ん……っ❤ わたし、ずっと、まちどおしくって……❤ たつやくんの、おっきくて、たくましいおチ○ポ、で❤ わたしの、お○んこ❤ ほじって、ほしい、の……❤」

 

 陽菜が頬に紅葉を散らしながら、達哉の耳元で誘惑の文言を囁く。それでぎりぎりまで保っていた理性の箍を破壊されてしまった彼は、彼女のおねだりに小さく頷く他なかった。

 

「まだ、おひる、だし……❤ りさ、も……まだ、きっと……おわった、って、おもって、ないから……❤ きがえて、くるから……❤ いつもの、ところで……❤ ね?」

 

 兼ねてより互いに会場で我慢が出来なくなった際に使っていた、人気が殆どない場所で落ち合うという事を示唆しつつ艶の息を吐きながら立ち上がった陽菜は、着替えが入った荷物入れを手に取って、いそいそと衣装を脱ぐために更衣室へと向かって行った。

 

 一人残された達哉は、これからの展開を想像して固く滾った一物を持て余しながら、撤収作業を再開するのだった。

 

 いよいよ夢にまで見た愛しい肉棒を迎え入れられる。そんな肉欲で頭が一杯になってしまっていた陽菜は、普段こういった事に及ぶ際は慎重である足取りとはうって変わった早足で目的地へと向かっていた。

 

 彼女が目指していたのは、本日は使用されておらず、閉鎖されているホールの側にある、地下に通ずるエレベーターがある箇所。彼等が身体を交える際に使っていた穴場(ヽヽ)とは、それで下った先にある、開場中は人通りも車通りも全くない地下駐車場の一角だった。

 

 この時の陽菜にとっての不幸は、あまりにも大胆過ぎるその行動が、即売会のスタッフの一人に目撃されてしまっていたという事であったろう。

 

 

 使用されていないホールの近辺は立入禁止で、通行止めである事を示す障害物が設置されている。本来ならばそこには当然常に警備の人員を割くべきだ。だが、この時間は昼食休憩の兼ね合いから、この箇所は手薄となっている。達哉と陽菜はそれを知り得ていた。

 

 そんな立入禁止の場所に足早に近付く人影。それをとある人物が遠目で目撃していた。

 

 この日たまたま即売会のスタッフを務めていた、陽菜の義父である薬師寺弘明(ひろあき)は、許可なく禁止場所に立ち入った人物を見咎めるべく、足早にその後を追っていた。

 

 弘明が人影を追って通路の奥にあるエレベーターホールへと辿り着く。すると何者かが地階へと向かっているという事を、エレベーターの機械表示が指し示していた。彼は迷わず近くの非常階段を降って後を追う。

 

 弘明は不審者を現行犯で見咎めようと志して、音を立てず慎重に階段を降ってゆく。数分して漸く地階の入口に辿り着いた彼が非常階段の扉を開けようとした刹那だった。扉の先から不意に粘着いた水音が鳴り始める。

 

 不思議に思った弘明が扉の戸に掛かった手を止めて暫く息を潜めていると、

 

「ふ、ぅぅ、っ……・・、ちゃん……そんな、したら……っ」

「んふ……❤ おチ○ポ、びくびく、してる……っ❤ でも、まだ、だめぇ❤ イくなら、・・の、お○んこの、なか、で❤」

 

男女の非常に仲睦まじげな会話が漏れ聞こえてきた。弘明は男女のうち、女性の艶のある声に心当たりがあった。

 

「きてぇ❤ おチ○ポ、いれてぇ❤ んぁ、ぁ❤ ひゃぅっ❤ すっごく、おっきくて❤ かたいの❤ はいって、きた、っ❤ おく、いいのぉ❤ ひとり、えっちじゃ、とどかない、ところ❤ おチ○ポ、で❤ ぐりぐり、されてるよぉ❤ ・・・くんの、おチ○ポ❤ かたくて❤ たくましくて❤ とっても、すてき❤ ひぁ❤ だめ❤ いきなり、つよいの、だめ❤ すぐ、イっちゃう、からぁ❤ んぅ、んぁぁ❤」

 

 いよいよ女性の嬌声が漏れ出したところで、弘明は静かに非常階段の扉を押し開けて、様子を窺ってみる。

 

 黒いワンピーススカートを捲り上げて、ショーツを丸出しにした女性がコンクリートの壁に手を突き、その後ろから若い男性が覆い被るように密着して、後背位にて淫行に及んでいる。その様子を、弘明はそれをその場からはっきりと視認する事が出来た。

 

 どうやら脇に置かれた手荷物の様子から、サークル参加者であると思しき二人。本来ならば、手持ちの無線なり携帯電話なりで応援を呼びつつ、淫行を即座に中止させてスタッフの詰所へと彼等を同行させるべきところだ。

 

 然るに、弘明が手にしていたスマートフォンは、男に無遠慮に肉棒を突き込まれて淫らな嬌声を無遠慮に発し始めている女性へと向けられていた。彼は彼女に見覚えしかなかったからだ。

 

 義娘が息子以外の男と姦通している。その決定的な証拠を思わぬ形で押さえる事となった弘明は、或いは今まで内に秘めていた欲望を満たす好機ではないかと考えていた。

 

 だから彼は、この場では敢えて事を荒立てず、二人の淫行を見逃すという、組織の規律よりも、自らの都合を優先させる行動を取っていた。

 

 

 陽菜は即売会会場の人気がない場所で達哉から膣奥に二度精液を注がれた後に、帰宅の途に就いていた。一旦火が点いてしまった彼女の身体はその程度では飽き足らなかったが、親友からの束縛が強い達哉の事情も汲んで、次の機会を確約させた上で彼を解放していた。

 

 たっぷりと達哉の精が注がれた膣に、陽菜は生理用品(タンポン)で封をしていた。彼女はそうして行き場を失った精液が膣奥でたぷたぷと揺れる事で齎される快感を得るべく、そんな倒錯的な行動に出ていたのだった。

 

 膣に埋まった生理用品の間隙を縫って、注がれた精液は少しずつ漏れ出して来ていた。それは陽菜が履いていたショーツのクロッチを徐々に汚しつつある。その感覚をはっきりと自覚していた彼女は、愛おしそうに下腹部を撫でつつ、足早で帰宅を急いでいた。

 

 

 夕刻。陽菜が快感で息を弾ませながら帰宅すると、自宅では義父母が揃って娘の面倒を見ていた。彼女が予め世話を依頼していたから、義母は当然である。だが、普段産婦人科医をしていて多忙である筈の義父まで顔を出していたという事に、陽菜は聊か驚いていた。

 

「あら、おかえりなさい。今ちょうど、夏海(なつみ)ちゃんが寝たところだったの」

「そうでしたか。どうもありがとうございます」

 

 違和感の詮索を一旦脇に置いた陽菜は、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれていたらしい義母に頭を下げて丁寧に礼を言う。

 

「さっき康弘からも、今日は帰れそうにない、と連絡があったね」

 

 続けて義父からそんな事情が伝えられる。それを耳にした陽菜は、またか、と嘆息を漏らした。

 

「そうそう、陽菜さん、なんかお父さんがあなたにお話があるみたい。だから、お父さんは置いていくわね。あたしはそろそろお暇するけれど。お父さんも、陽菜さん、お仕事でお疲れでしょうから、あまり遅くならないようにね?」

「あっ、すみません、どうも、本当にありがとうございました」

 

 義母は今日珍しく義父も訪れていた理由を軽く口にする。彼女はそのまま立ち上がって帰宅の準備を始めた。すやすやと寝息を立てる娘を抱きながら、陽菜は改めて義母に礼を言う。

 

「いいのよ、孫の顔が見れてあたしも嬉しいもの。また頼ってちょうだいね」

 

 その謝を辞しつつ、孫の頬を一頻り撫でた義母は、笑みを絶やさぬまま自宅を後にしていった。

 

 娘を寝室に寝かしつけた陽菜は、

「えっと……義父さん。何かお飲みになりますか?」

台所に立ちつつおっかなびっくり弘明に問う。

「いや、結構だよ。それよりも、ちょっと見てほしいものがあってね。ここに座って貰えないか」

彼は首を横に振りつつ、改めて来客用ソファーに深く腰掛けると、自身の横の空きスペースに座るように仕草で誘う。

 

 陽菜としては、あまり気が進まなかったが。神妙な面持ちで有無を言わせぬ態度の弘明に否とも言えず、おずおずと彼の横へと腰掛けた。

 

「さて、本題だが……これ、陽菜ちゃんだよね?」

 

 弘明は陽菜の眼前に、先程会場で得ていた写真をひけらかした。すると、彼女の表情はみるみるうちに青ざめてゆく。

 

「えっ、嘘……なんで……どうして……?」

「今日、イベントだったんだろ。僕はちょうどスタッフでいてね。立入禁止の筈の地下駐に行く人影を見かけて、追っかけていったらさ。陽菜ちゃんと男が気持ちよさそうにセックスしてる現場(ところ)を、ばっちりと見ちゃったんだよね」

 

 まさか不倫の現場をあろうことか義父に見られてしまっていたとは。陽菜にとってそれは明らかに青天の霹靂であったから、彼女は遂に二の句が継げなくなって押し黙ってしまった。

 

 がっくりと項垂れる陽菜の様子にほくそ笑んだ弘明は、

「まさか、僕らにまで嘯いて、こんな裏切りを働いていたなんてね。がっかりだ。この相手の男も、調べればすぐわかる。ここまで決定的な証拠がある以上、然るべき対応を取らせてもらうけど、いいかね?」

彼女に止めを刺しにゆく。するとだ。

「あっ、あのっ……。それだけは、どうか、赦していただけませんか……。お願いします」

陽菜の口から思わず命乞いの言葉が漏れ出る。彼女としては最早離婚は覚悟の上だったが、この上淫行の事実を公にされて職を失う事になると、路頭に迷ってしまう事は確定的だったからだ。

 

「僕に赦して、って言われてもねぇ。そもそも謝る相手が違うんじゃないか」

「そっ、それはそうですが……できればその、見なかったことに、して頂けないかと……」

 

 敢えて突き放すような言葉を継ぐ弘明に、陽菜は涙目で追いすがる。ここまでは彼の作戦通りだ。

 

 どうしてそこまで必死になるのか。それを彼女の口から語らせた弘明は、相手も妻子持ちであって、この事が露呈してしまうと彼女は一切立つ瀬がないという事を理解していた。

 

「ですから、何卒穏便に……あの、私に出来ることでしたら、なんでも、しますから……」

「ほう。何でも、ねぇ」

 

 咄嗟に衝いて出た陽菜の言質を取った弘明は、不敵な笑みを浮かべる。それの不気味さに鳥肌を立てていた彼女だったが、先に発してしまった言葉を再び呑み込むことは出来ず、おっかなびっくり小さく頷くしかできない。

 

 二人の間に、暫しの静寂が訪れる。陽菜は震えながら不安げな表情で、弘明の次の言葉を待っていた。

 

「まぁ、そこまで言うなら、可愛い孫娘に免じて、見なかった事にしてあげてもいいが」

 

 一つ嘆息を吐いた弘明から出た言葉に、陽菜は安堵の表情を浮かべる。だが、

「今日はコス売り子だったんだろ? その衣装、今ここで着て見せてくれないか?」

続けて先程と同じく不気味な笑みを浮かべた義父から命じられた内容を聞いた彼女の表情は、またすぐに曇ってしまうのだった。

 

 

 弘明からの要求に応じざるを得なかった陽菜は、衣装が入った荷物入れを玄関から引き摺って持ってくると、震えた手でその中から会場で身に着けていた鍵山雛の衣装を取り出した。

 

「あ、あの……お義父さん……。では、着替えてきますから……ちょっと待っててください、ね……?」

「僕は、今ここで(ヽヽヽ)、着て(ヽヽ)見せろって言ったんだが?」

 

 衣装を抱えて脱衣所へ向かおうとした陽菜を、弘明が制す。如何に義父とはいえ、元は他人である男性に、着替える様をまじまじと見られるという事は、流石に羞恥が勝るし抵抗がある。彼女はそれを涙目で訴えてみたが。

「何でも、するんだよね?」

弘明に強く出られてしまうと、二の句が継げず観念するしかない陽菜は、諦観の表情で頷くと、不承不承(しぶしぶ)ながらその場で脱衣を始める。

 

 陽菜が涙目で羞恥に震えながら、先程間男と交わっていた際にも身に着けていた黒いワンピースの肩紐をずらし、それを足元に落として、随所にレース生地がふんだんに使用されている、藍墨茶色の下着セットを身に着けただけの姿となる。

 

 秘唇を覆うクロッチの部分以外は下半身の地肌や陰毛が透けて見える大胆な意匠のショーツに、それと対になる、やはり胸当ての上半分がレースで形成されているブラジャー。陽菜の下着は総じて男性の劣情を誘うかのような、非常に妖艶なものだった。

 

 そんな義娘の妖艶な身体に、弘明は思わず感嘆を漏らした。その仕草を見聞きしたことで、陽菜は羞恥から真っ赤になって俯いてしまう。

 

「ほら、手が止まっているよ。会場では、ブラはどうしてるの?」

「は、はずして、います……」

 

 弘明が続きを促す。陽菜はそれに従って、おずおずとブラジャーのホックを外す。

 

 その身に子を宿した事で、当初より一回りも大きくなりながらも、未だに良型を保っている陽菜の乳房がブラジャーの締め付けを脱して転び出る光景を目の当たりにした弘明は、思わず生唾を呑み込んでいた。

 

「あの……ほんとうに、はずかしいですから……あんまり、じっくり、みないで……」

 

 取り外したブラジャーを床に落とした陽菜は、右腕で乳房の先端を覆い隠しながら、やはり涙目で弘明を見つめていた。それに頷いた彼は、自らの雄が滾るのを感じつつ、義娘に続きを促した。

 

「じゃ、じゃあ……その。きます、から……。ん、しょ……っ」

 

 弘明からの熱視線に落ち着かない様子を見せながらも、ここからの陽菜の所作は手慣れていた。あっと言う間に鬘(ウィッグ)や鍵山雛の特徴でもあるリボンの髪飾りを身に着けた彼女は、

 

「その、着て、みました……。これで、満足、ですか……?」

 

不安そうな表情で、弘明の表情を窺った。弘明は頷きながら、

「ほう。とても似合っているじゃないか」

鍵山雛に扮した義娘の様を素直に褒める。すると、陽菜は三度目の安堵の表情を見せた。そうして彼女が隙を見せたその刹那だった。

 

「だが、ちょっと眺めていて気になったところがあったんだ。失礼するよ」

 

 弘明が陽菜の身体を手早く抱く。彼女が困惑する一瞬の間に、彼の手管によって、陽菜が身に纏っていた筈の衣装はいつの間にか床にはらり、と落とされていた。彼女はあっと言う間に再びショーツだけの姿へと変えられてしまっていた。

 

 そんな陽菜の身体を抱きかかえたまま、弘明は再びソファーへと深く腰掛ける。そして、

「このパンツから見えてる、紐はなんだ?」

彼女のぐしょぐしょに濡れそぼっているショーツから覗いていた、紐状のものを手繰り始めた。

 

「な、ちょっと、やめて! だめです、お義父さん、だめ、っ!」

「まだ赦すとは一言も言っていないぞ。何でも言う事を聞くんだったよな?」

 

 陽菜の抵抗を、有無を言わせず排した弘明は、彼女のショーツのクロッチをずらして秘唇を露わにさせた。すると、彼女のそこは早速溢れ出て来ていた精と、彼女自身の愛液とが混じり合った、白く濁った混合液を早速とろとろと溢れさせ始める。

 

「やだ、だめぇ……みないで……みないでぇ……それいじょうは、だめぇ……っ」

 

 陽菜は遂に手で顔を覆いながら懇願する。弘明はそれを無視して、彼女の秘唇から垂れる紐をひと思いに引き抜いた。

 

「ん、ぅぅぅぅっ……❤ あっ、だめぇ、ぬけちゃ、だめ……っ……たれ、ちゃう……っ。やぁっ、やだ、だめ、だめぇぇ……っ」

 

 栓を失った陽菜の秘唇は、ぶりゅ、と不躾な音を立てながら、早速膣奥に溜まっていた間男の精液を溢れさせてゆく。それは夥しい量で、漏出が収まった頃には、陽菜の膣内から溢れ出て来た液体でソファーはおろかフローリングの床までが汚れてしまっていた。

 

「まさかとは思ったが……ゴムも着けずにやって、中出しまでされていたなんてな。子供を妊娠してしまったら、どうするつもりだったんだ?」

「うぅ……ごめんなさい、ごめんなさい……」

 

 産婦人科医である弘明は、陽菜の秘唇から漏れ出た液体の正体を瞬時に把握し、あきれ顔で嘆息する。その指摘に彼女はまともな弁明が出来る訳もなく。只管平謝りするしかなかった。

 

「まさか、夏海もこの男との間の子ってことは、ないだろうね?」

 

 弘明が陽菜の一番の急所である、図星を指し当てた。最早言い逃れは出来ないと観念したのだろうか。彼女は涙目のまま、首を横に振って、彼の疑念は正しいという事を示した。

 

「……そうか。これは最早猶予の余地もない。他人の胤で孕んでしまうようないけない義娘には、きっちりと仕置きをせねばならないな」

 

 そう宣言した弘明は、いつの間にか衣服を全て脱ぎ払い、全裸になっていた。

 

 そして床にへたり込んでいた陽菜の身体を抱きかかえると、彼女を再度自身の身体の上に乗せ、白濁ですっかり汚れてしまっている彼女のショーツのクロッチをずらし、再び秘唇を露わにさせた。

 

「お、お義父さん……な、なにを……」

「これから、陽菜ちゃんの女性器(マ○コ)に鉗子(これ)を挿し込んで、間男に中出しされた精液を強制的に掻き出させてもらう」

 

 恐怖で震える陽菜の秘唇に、弘明は滾った大業物を擦り付けた。それは、彼女の夫のモノとは比べ物にすらならず、先程たっぷりと愛し合った筈の間男の肉茎よりも一回り以上逞しい、まさに剛剣とでも呼ぶべき代物であった。

 

「やだ、やめて、やめてぇぇ! おとうさん、それだけは、だめぇっ!!」

「陽菜ちゃんは、口答え、出来るような、立場じゃ、もう、ないだ、ろっ……!」

 

 一物の先端を陽菜の秘唇にめり込ませた弘明は、彼女の懇願を一蹴すると、ひと思いに一物を挿し入れてゆく。

 

「ひ、ひぅぅ、っ!? おっきいの、ごりごり、はいって、くるっ……! うそ、こんなの、だめ、だめぇっ! お○んこ、こわれ、ちゃうっ……!」

 

 昼間に咥え込んでいたものとは異質の肉棒を半ば無理矢理挿入されてしまった陽菜は、その質量に目を白黒させている。だが、弘明の一物は未だ彼女の膣に納まり切っていなかった。彼女の様子を気にするでもなく、彼は早速子宮口を抉るかのように腰を揺する。

 

「子宮の中に入った精液も……しっかりと掻き出させてもらうから、なっ……」

「はぅぅっ!? だめ、おく、だめぇぇぇ!? しきゅうの、いりぐち、ごちゅごちゅ、しちゃ、らめぇぇっ!! そんな、おく、ごりゅごりゅ❤ ごちゅごちゅ❤ さりぇたら、しきゅう、ちゅぶれちゃう! しゅごいの、きひゃう……っ!! ひゃ、ふぁぁぁぁっ❤」

 

 今までの性交では経験したことのない逞しい抽迭を受けた陽菜は、自らの意思に反して身体をびくびくと震わせながら絶頂へと至らしめられてしまった。

 

「はぅ、はひ……っ❤ おく、じんじん、してる、のぉ……っ❤ ひぁぁっ!? らめ、おチ○ポ、じゅぽじゅぽ、らめぇぇっ❤ お○んこ、めくれちゃう❤ ひなの、お○んこ❤ こわれ、ちゃうぅっっ❤ おかしく、おかしくなっちゃうぅっ❤」

 

 絶頂の余韻に浸る間もなく、陽菜の秘唇には弘明の剛剣が力強く抽迭する際に与えられる強烈な快感が襲い来る。その度に、彼女は身体をびくびくと震わせて悦ぶ。

 

 陽菜がそれから三度程強烈な絶頂に至らしめられた頃には、彼女の秘唇や履いたままのショーツ、そして抽迭を続ける弘明の殖栗は、すっかり掻き出されて溢れ出た間男の白濁に塗れていた。

 

「やれやれ。まだこんなに出てくる……。一体、何回中出しされたんだ?」

「に、にかい、ですっ……❤」

「精液でどろどろの、お○んこに、タンポンで封をしたのは?」

「わたし、ですぅ❤」

「どうして?」

「ん❤ せーし❤ おくで、たぷたぷ、するの❤ きもちよくって、すきなのぉ❤」

 

 肉棒を突き込みながら問う弘明に、陽菜はすっかり屈してしまっていた。彼女は無意識に腰を動かし、彼の肉棒から精を絞らんとしていた。

 

「そんなに、精液が好きなら……僕の精液で、陽菜ちゃんの子宮をたぷたぷに、してあげようっ!」

「やぁっ、だめ❤ おとーさん、だめぇ❤ なかだし、だめぇっ❤ だめ、だめ、ですぅっ❤」

 

 蠢動する膣肉に耐え切れなくなったのか、弘明は陽菜に種付けをすべく、業物の先端を子宮口に擦り付けて射精の態勢に入る。彼女はそれだけは何とか避けようと、彼の腕の中から脱しようと藻掻いていた。

 

「間男に懇願するくらい、中出しが好きなんだろっ!? なら、僕が中出しするくらい、訳ないよなぁっ!?」

「らめ、らめぇっ❤ いま、なかだし、されたらっ❤ ひなの、お○んこ❤ ぜったい❤ だめに、なっちゃうっっ❤ おとーさんの、おチ○ポじゃないと❤ イけなく、なっちゃぅ、からぁっ❤ らめ、しきゅうの、いりぐち❤ ぐりゅぐりゅ❤ らめぇぇ❤」

 

 煽りながらも我武者羅に射精へと向かう抽迭を止めようとしない弘明に、陽菜は首を振って膣内射精だけは赦してくれと懇願する。しかし嬌声交じりのそれは、結果として彼の征服欲を掻き立ててしまう結果となる。

 

「そう、か……っ! じゃあ、ほら! なかだしで、イけっ! ほら、ひなっ!! なかに、だす、ぞ、っ! 康弘(むすこ)にあやまりながら、いやらしく、こしをふって、なかだしで、イけぇっ!!」

「ひぁぁ❤ らめ、らめぇぇっ❤ ごめん、なしゃい❤ やすひろ、さん❤ ごめんなしゃいっっ❤ あなたの、おとーさんの、おチ○ポに❤ たねづけ、されて❤ イっちゃい、ますっ❤ あっ、イく❤ だめ❤ イく、イくぅぅぅぅぅっ❤」

 

 最早逃れられぬと観念したのだろうか。陽菜は弘明の言い付け通りの言葉を譫言交じりで口にしながら腰を浮沈させ、彼の肉棒を舐るように咥え込みながら絶頂へと向かっていった。最早躊躇いが一切ない陽菜の腰遣いにたまらず、弘明も同時に絶頂へと至る。

 

 子宮口にぴったりとくっついた鈴口から、どぷどぷと無遠慮に吐き出される精の質量を感じ取った陽菜は、

「しゅごいぃ❤ しゅごい、よぉ❤ イってる、お○んこに❤ どぷどぷ、って、せーし、でて、るぅ……っ❤ おとーさんの、おチ○ポ❤ びくびく、って❤ しゃせー、するたびに❤ お○んこも、イっちゃってる、よぉ❤ こんなの、らめ、なのに❤ いままでで、いちばん❤ きもちいぃ、のぉ❤」

蕩け切った恍惚の表情で下腹部を撫でていた。

 

 

 それから精液を掻き出すという建前の激しい抽迭と、それと相反する幾度もの膣内射精を経た陽菜の女性器は、夜が明けて雀や鳩の鳴き声が聞こえて来るような時間となると、すっかり義父の精液で塗れてしまっていた。

 

「ふぅ、っ……! 流石に、これで、打ち止め……っ。はぁ、はぁ……ふぅ……っ。陽菜ちゃんのお○んこ、名器すぎだわ。久しぶりに打ち尽くすまでヤり続けたなぁ……」

「ひぁ、ぁ……ぁ❤」

 

 弘明の一物で一晩中耕され続けた陽菜の膣内は、すっかり彼の肉棒の型に整形されてしまっていた。ソファーの上で大股を開いて放心状態の彼女の秘唇は、肉棒を引き抜かれてもなお閉じることはなく、たっぷりと義父に注がれ続けた精を止め処なく溢れさせていた。

 

「今度からは、セックスがしたくなったら、僕が相手をしてあげるからね」

 

 夢見心地の陽菜の唇に、弘明が半勃ちになった、精と愛液に塗れた肉棒を近づける。すると、

「ふぁ、ふぁいぃっ❤ んむ、れるっ……んぅ❤」

彼女は嬉しそうに微笑んで、先程まで自身の膣内を抉っていた逞しい肉棒に丁寧に舌を這わせて、後始末に勤しんだのだった。

 

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