※この作品はR-18です。

中世古香織にひと目惚れした同級生の話   作:日向陰陽

24 / 29
第24話 「甘く優しい微熱」

―――全国大会出場が決まってから数日後、無事文化祭が行われた。今年は例年と違い吹奏楽部によるコンサートが開かれることになった。楽曲は新山先生が大絶賛したと滝先生が聞いて『太陽のKomachi Angel』と『Still Alive』に決まった。その際

 

滝「中世古くんにはほぼ全て吹いてもらうことになるので、私の近く、本来ならソロ担当の方が立つ位置にずっと立って吹いていただくことになりますがそれでよろしいですか?」

 

珂織「はい、かしこまりました。」

 

ということで俺だけ最前列のそのまた前の位置で吹いた。他のパートの皆さんは俺の手の回らないバックの演奏に徹していただいた。観客の皆さんの中に知っている方もいたようで曲の合間に「yeah! yeah!」と合いの手を入れてくださった。観客席は埋まり立ち見客まで現れて大盛況に終わった。

 

コンサートを終えてタンクトップとハーフパンツに着替えて準備体操と柔軟体操を念入りにする。俺のクラスでは『殴られ屋』が催されることになった。提案したのは俺だが。実戦形式の練習もしたかったのでお客さんを利用させていただくことにした。

 

「さぁ~寄ってらっしゃい見てらっしゃい! あの全学年全体力測定全項目オールA! おまけに中間、期末テスト全学年トップクラスを維持した202㎝、110㎏の北宇治が誇る『モンスター』‼ 中世古珂織が避けまくります! 皆さんは殴ってよし蹴ってよし! 何をしても構いません! 彼は一切手も足も出しません! ただ避けるだけです! 制限時間は3分! ストレス解消したい方、恋人や友人にカッコいいところを見せたい方はぜひこちらにお立ち寄りください! 見物するだけでも構いません! よろしくお願いします‼」

 

クラスメイトの元気のいい呼びかけが聞こえてくる。ザワザワと声がする。集客に成功したようだ。後ろに手を回し紐で縛ってもらった俺は静かに待つ。どうやら客第1号が入って来た。通販で買ったボクシンググローブを嵌めながら

 

「お前さえ…お前さえいれば俺らだって全国に行けたはずなんだ…⁉ この恨み…晴らさせてもらうぞ…⁉」

 

とつぶやいていた。体格の良さからどこかの運動部らしい。望むところだった。どうか恨みの全てを俺にぶつけてほしいと願った。真ん中に立って向かい合う。

 

「始め‼」

 

の合図と共に左ジャブと右ストレートのワンツーが飛んでくる。スウェーでかわす。左右のボディフック、ステップ、右ロー、バックステップの後にこちらから踏み込む。相手がビクッと怯む。表情を取り戻し左ボディジャブと右ボディストレート、ステップで回り込もうとしたところに左ロー

で進路を塞がれる。すかさずバックステップ、再び正面に向かい合う。左右のボディジャブ、ストレート、踏み込んでの左右のボディフック、全てバックステップでかわした。わざと壁に追い詰められる。次は何が来るかワクワクした。右ボディフック、逆方向にステップで回り込む…ところに左ロー、加速しつつジャンプしてかわして回り込んだ。相手の呼吸が乱れる。動揺が見える。何を出しても当たらない。壁に追い詰めても当たらない。どうすればいいのか。そんな表情だ。時間だけが過ぎる。

 

「残り30秒!」

 

戦意を取り戻して踏み込んでくる。スウェー、ステップを駆使して避ける。

 

「残り10秒!」

 

テンカウントが数えられる中、必死の形相で連打してくる。全て避けた。

 

「終了!」

 

その言葉と共に崩れ落ちる。

 

「何で吹奏楽部なんだよチクショー⁉」

 

珂織「秘密です。」

 

次のお客さんはカップルらしい。彼氏らしき男子が挑んでくる。

 

「頑張って⁉」

 

「よし…行くぞ!」

 

3分後、

 

「何で吹奏楽部なんだよチクショー⁉」

 

珂織「秘密です。」

 

似たような光景を見た気がする。

 

「いやー! お見事だね! 合宿でも少し見せてもらったけどさっきのは本当に凄いね! プロ顔負けだよ!」

 

「本当ね! 見惚れちゃった!」

 

聞き覚えのある声、忘れるはずがない。振り向いた。

 

珂織「橋本先生! 新山先生! ご無沙汰しております! またお会いできて嬉しいです!」

 

橋本「今更だけど、どうして吹奏楽部入ったの?」

 

珂織「ひと目惚れした女子に誘われた先が吹奏楽部だったので勢いで入りました。」

 

新山「まあ…⁉ 青春ね⁉」

 

橋本「相手は誰なの?」

 

珂織「トランペットパートの中世古香織です。」

 

橋本「やっぱり⁉ そうじゃないかと思ってたんだよね⁉」

 

「おーいかっちゃん! お客さん来た!」

 

珂織「はい! 今準備します! それでは…引き続き文化祭をお楽しみください。」

 

一礼する。

 

橋本「頑張ってね! 応援してるよ!」

 

新山「元気でね! 彼女とお幸せに!」

 

言えなかった。あすかとも肉体関係を持っているなんて。急に冷静になった。殴られ屋を続けるには丁度良かった。その後も避けに避けまくった。気づけば店じまいの時間になっていた。俺に当てられる者は誰一人現れなかった。後片付けをクラスメイトに任せて帰ろうとしたところに、主に下半身のスカートの丈が過激な傘木さんと中川さんが現れた。背中を押され手を引かれるまま彼女たちが経営しているメイド喫茶なるお店に連れていかれた。鎧塚さんもいた。可愛らしかった。食欲は皆無なのでおススメの飲み物を注文した。

 

希美「友達に動画撮ってもらったんですけど凄かったですね! まるでプロみたいでしたよ!」

 

夏紀「あれで勉強の方も学年トップクラスを維持してるんだから本当に凄いですよ!」

 

みぞれ「コンサートの演奏も凄かったです…。お客さんも盛り上がってました…。」

 

珂織「恐縮です。」

 

希美「もう…! もっと堂々としてくださいって言ったの忘れたんですか!」

 

珂織「まだボクシングジムに入門すらしていないので…許してください。」

 

夏紀「ま、かっちゃん先輩らしくていいんじゃない? 急に偉ぶったらそっちの方が驚くよ。」

 

みぞれ「お待たせしました…。」

 

これは…コーヒーだろうか。飲んだことがないので味の判断もつかないが飲んでみることにした。

 

珂織「あ、美味しいですね。コーヒーの知識はサッパリですがこれは美味しいと断言できます。」

 

グビグビと飲んでカップは空になってしまう。

 

珂織「それではお勘定をお願いします。」

 

希美「それなら結構ですよ! 北宇治が誇る『モンスター』の活躍記念です!」

 

珂織「え、よろしいのですか?」

 

夏紀「同じ吹奏楽部員として誇りに思います! お礼だと思ってください!」

 

珂織「それでは…お言葉に甘えさせていただきます。お先に失礼します。」

 

みぞれ「お疲れさまでした…。」

 

一礼してお店を去る。廊下に人影。香織だった。

 

珂織「片付け終わったの?」

 

香織「うん、だから一緒に帰りたくて、いい?」

 

珂織「いいよ。」

 

一緒に学校を出た。

 

香織「それでどうだった? 『北宇治が誇るモンスター』さん。」

 

珂織「体育会系の方々に相当恨まれてるんだなってヒシヒシと伝わって来た。」

 

香織「それはそうだよ。全学年全体育測定全種目オールAの持ち主だもん。どこかの運動部にいたら全国大会やらインターハイに出場してたんじゃない?」

 

珂織「ひとりでどうにかなるものでもないでしょ。」

 

香織「わからないよ。珂織に影響されて周りのレベルも上がってたかも。私たちみたいに。」

 

珂織「そうなの?」

 

香織「吹奏楽部に関してはそうだよ。晴香が言ってたでしょ。今まで腐らずやってこれたのは珂織のお陰だって。」

 

珂織「言ってたっけ?」

 

香織「言ってたよ。」

 

珂織「そっか、まあ…誰も俺に当てられなかったしご縁が無かったということで諦めてもらうしかないね。」

 

香織「橋本先生と新山先生は何か言ってなかった?」

 

珂織「吹部に入ったきっかけ話したら新山先生に『彼女とお幸せにね』って言われた。」

 

香織「……それで?」

 

珂織「物凄い罪悪感に襲われた。」

 

香織「どうして?」

 

珂織「香織だけじゃなくあすかとも肉体関係持ってるなんてとても言えなくて一気に冷静になった。」

 

香織「そうだね。今の関係って異常だよね。普通に考えれば。」

 

珂織「優柔不断でごめんね。」

 

香織「でもあすか程の女子と対等な関係でいられるのに安心してるのも事実。」

 

珂織「香織は俺の事どう思ってるの?」

 

香織「大好きだよ。」

 

珂織「あすかも同じこと言ってた。」

 

香織「何て答えたの?」

 

珂織「香織もあすかも魅力的すぎて優劣つけがたくて同率1位って答えたと思う。でもいずれ答え出さなきゃいけないと思う。」

 

香織「よく考えてね。」

 

珂織「うん。例えば俺が香織のことが好きだって言えば解決する話なの? 香織は俺と付き合ってくれるの? 将来も含めて。」

 

香織「将来って…結婚とかその後のこと?」

 

珂織「うん。」

 

香織「そこまで考えてくれて嬉しいよ。そうなったら喜んで付き合うよ。」

 

珂織「そういえば進路どうするんだっけ?」

 

香織「看護大学に進学するつもり。」

 

珂織「じゃあ試験勉強に集中するために俺とするのも控えた方がいいのかな?」

 

香織「ほんの数時間なら大丈夫だよ。それにストレス解消も大事だよ。愛情確認も。」

 

珂織「それならいいけど。」

 

そこで香織と分かれた。走って帰った。着替えてボクシング仕様の運動しまくって筋トレしてフラフラになって部屋に戻った。後始末諸々を終えて薬飲んで寝た。香織の姿を思い浮かべた。すぐに眠れた。

 

翌日、朝っぱらから大雨強風だった。こりゃあ傘さしてもポッキリ折れるだろうなあと思いながら部屋を出ようとすると携帯電話が振動する。こんな朝っぱらから誰だろうと画面を見ると『田中あすか』と表示されている。電話に出る。

 

珂織「おはようあすか。」

 

あすか「今どこにいるの?」

 

珂織「玄関。これから学校に行くところ。」

 

あすか「休校よ⁉」

 

珂織「えっ⁉ 休校⁉ そんなのあるの⁉」

 

あすか「あるわよ⁉ こんな悪天候で登校させるほど学校も鬼じゃないわよ⁉」

 

珂織「何であすかが知ってるの?」

 

あすか「連絡網みたいなのがあるのよ⁉ 滝先生から幹部へ⁉ それで部員全員に連絡するの⁉」

 

珂織「そうなんだ。知らなかった。とにかくありがとうね。」

 

あすか「どういたしまして⁉」

 

物凄い勢いで捲し立てられて電話が切れた。あすかに感謝しつつ、それにしても休校か…。一気に時間を持て余してしまった。とりあえず着替えた。それから念入りに準備体操と柔軟体操をしてから午前はシャドーボクシングに、午後は筋トレに時間を費やした。とりあえず体を追い込んだのでこれで良しとした。

 

翌日、悪天候も回復したので気を取り直して出発した。朝練…といっても気晴らしに何かコンクール曲以外の曲を吹こうと思った。B'zの『MOTEL 』を吹いた。トントンと肩を叩かれる。振り向く。高坂さん、黄前さん、川島さん、鎧塚さんがいた。

 

麗奈「相変わらずいい音ですね。文化祭での盛り上がりも先輩のおかげですよ。」

 

みどり「凄かったですよね! 観客の人たちも「イェイ!イェイ!」って叫んで!」

 

久美子「流石先輩だと思いました!」

 

みぞれ「凄かったです…!」

 

珂織「恐縮です。」

 

麗奈「もう…! 相変わらずですね! 褒めてるんですから喜んでくださいよ!」

 

久美子「まあまあ、先輩も悪気があってやってるわけじゃないんだから。」

 

みどり「先輩らしくていいと思います!」

 

みぞれ「自信を持ってください…それでは…。」

 

4人は音楽室へ移動した。自信…吹奏楽部にいる間は無理なような気がした。

 

放課後、本来なら部活に行くところだがクラスメイトの女子が重っそうなノートの束を運んでいるのを見かねて代わりに職員室に運ぶことにした。近づくにつれてヒステリックな女性の怒鳴り声が聞こえてくる…と同時に聞き覚えのある声もした。あすかだった。受験と部活動について揉めている様子だが剣呑な雰囲気が漂っていた。静かに背後に忍び寄る。

 

「あすか、この場で退部すると言いなさい。言いなさい、辞めるの、今。」

 

あすか「お母さん、私部活辞めたく―――。」

 

珂織「そこまでです、お母様。」

 

割って入りあすかのお母様のビンタが俺の胸辺りを叩く。

 

「な、何よ貴方⁉ そう…⁉ 噂で聞いたわ⁉ ヤクザ者たちと喧嘩になって刃物で刺されても叩きのめしたとんでもない高校生がいるって⁉」

 

珂織「その噂はウソつきです。そうですよね、教頭先生?」

 

教頭「はい。彼は非常に優秀で成績も学年トップクラスで模範的な生徒です。」

 

珂織「……あすか、模試とやらは受けたの?」

 

あすか「まだ…これから受けるところ…。」

 

礼和「それではお母様。模試の結果次第で部活を続けるか否か、ご判断いただけますでしょうか。今、娘さんに辞められると部内は間違いなく混乱するでしょう。全国大会を前にそれだけは避けなくてはなりません。どうか…お願いします…⁉」

 

「……冷静に考えればそうね。それも悪くないかも。ただし! 結果が悪ければ即刻部を辞めてもらうわ! 貴方もそれでいいわね!」

 

珂織「はい、それでよろしくお願いいたします。」

 

頭を下げた。

 

「では私は帰ります。あすか、部活も勉強も両方頑張りなさい。」

 

珂織「それじゃ行こう、あすか。」

 

あすかの手を取って連れていく。廊下に出ると黄前さんが呆然と立っていた。

 

珂織「あ、黄前さん。お見苦しいところをお見せして申し訳ございませんでした。」

 

一礼して音楽室へ向かう。あすかが俺の腕をつねって強引に振り払う。

 

あすか「痛いって言ってるでしょ⁉ 自分で歩けるって言ってるじゃない⁉」

 

珂織「あ、ごめん。でもあの流れはお母様と一緒に帰ると思って…放っておけなかった。」

 

あすか「帰らないわよ⁉」

 

珂織「本当に? お母様に顔引っ叩かれても本当に帰らない?」

 

あすか「……。」

 

珂織「余計なお世話だったらごめん。でもあすかがビンタされるのもそのまま帰っていくのも見たくなかった俺の気持ちもわかってほしい。」

 

あすか「……。」

 

珂織「行こう、みんな待ってるよ。」

 

あすか「……うん。」

 

音楽室を覗き込む。もう皆さん揃っている。そういえば手ぶらで来てしまったことを思い出した。

 

珂織「ごめん、バッグとマイ楽器持ってくる。」

 

あすか「うん…。」

 

急いで取りに戻って音楽室に入る。

 

晴香「かっちゃんが遅刻なんて珍しいね。どうしたの?」

 

珂織「職員室にノート届けに行ってから音楽室に来たんだけど手ぶらで来たの思い出して急いで荷物持ってきて今来た。ごめんね遅れちゃって。」

 

あすかの方を見る。まだ沈んだ表情をしている。嫌な予感がした。

 

職員室での件はすぐに吹部に伝染した。あすかも部活に来たり来なかったりする日々が続いた。以前のお母様との約束は何だったのか問い詰めたい気分だった。その結果が…

 

滝「なんですか、これ? 皆さんちゃんと集中してます?」

 

「あの…。」と吉川さんが挙手をした。

 

優子「あすか先輩の退部届、教頭先生が代理で受け取ったって話は本当なんですか?」

 

滝「そのような事実はありません。皆さんはこれからもそんな噂話が出る度に集中力を切らしてこんな気の抜けた演奏をするつもりですか。今日は終わりにして後はパート錬にしましょう。」

 

と言い残し音楽室から去ってしまった。晴香が壇上に上がって話始める。「自分よりあすかの方が優秀であすかが部長をやればいいと思っている。あすかは特別で何でもできる存在だと思っていたけど特別なんかじゃなかった。みんなあすかがいなくて不安になる気持ちはわかるけど、あすか以外は頼りない先輩ばかりだと思うけどそれでもついてきてほしい。お願いします。」と言い出した。我慢できなかった。黙ってはいられなかった。挙手して名を呼ばれ立ち上がる。

 

珂織「俺は晴香が部長で良かったと心底思っています。どこまでも優しくてそこにいるだけで心が穏やかになるような雰囲気を持つ晴香が大好きです。他の誰かが部長にふさわしいなんて思ったことは一度たりともありません。他の皆さんにとっては知りませんが、俺にとってのあすかは3年生のコンクールメンバーのうちのひとり、ただそれだけです。それから…皆さんはこのまま全国大会行って参加賞同然の銅賞もらって帰るつもりですか? 俺は真面目にやってるのに滝先生は怒って帰るし、とんだ迷惑です。皆さんもう少ししっかりしてください! 以上です!」

 

優子「先輩の言う通りだと思います!今まで人1倍苦労してきた先輩にこんなに言われて私は悔しいです!あすか先輩がいようがいなかろうがしっかり出来るんだってところを滝先生にも先輩にも証明したいです!後輩として少しは頼りになるってところを見せたいです!」

 

晴香「かっちゃん、吉川さん、ありがとう…!」

 

この瞬間、少しは一致団結した…気がする。後日滝先生に呼ばれた。

 

 

滝「駅ビルコンサートというイベントをご存じですか?」

 

珂織「いえ、存じ上げません。」

 

滝「そのイベントで『Still Alive』…でしたか。貴方が得意とするあの曲を合奏していただこうと思うのですが文化祭の時と同じように中世古くんにはほぼ全て吹いてもらうことになるので、私の近くでずっと立って吹いていただくことになりますがそれでよろしいですか?」

 

珂織「はい、かしこまりました。」

 

滝「本当によろしいのですか? 無理はなさらないでくださいね。」

 

珂織「ここだけの秘密にしていただけますか?」

 

滝「はい、どうぞ。」

 

珂織「『俺がやるに決まってんだろう。』『俺がこの曲を1番上手く吹ける。』という想いです。」

 

滝「わかりました。自信を持てるようになりましたね。」

 

珂織「秘密にしておいてください。」

 

滝「はい。」

 

滝先生が微笑んだ。一気にテンションが上がった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。