戦国時代に転生した俺はくノ一に助けられ織田軍最強明智鉄砲頭に出世する 作:オッパイは正義マン
姉川ー
織田、徳川連合軍と浅井、朝倉連合軍の雌雄を決する戦いの場に転生していた。
気付いたらその場所に居た。高校生だったはずの俺は突如として一変する。
見えるは浅井軍の旗印。
「怪しいヤツが居るぞ、放て!」
浅井の兵が放った弓。
俺は弓矢で負傷し、逃げていた。
「畜生、戦国時代だと。しかもあれは浅井長政の旗印じゃないか。く、はあはあ、ヤバい意識が、、」
矢傷により、意識が遠のいた。
「あらあら、大変。大丈夫かしら」
と目の前にくノ一のお姉さん。おっぱいが大きかった。
そこで意識が途切れた。気がついたのは小屋の場所。
くノ一の千代と言うらしい。
介抱されていた。膝の上に頭を乗せられて。ひんやりする。濡れた布を頭に置かれていた。
「気がついたんだ。よかった。あなた、矢傷で熱を出したの。薬草で治しておいたわ」
と右腕に薬草を塗られていたのが分かった。
「ああ、お姉さん、ありがとう。美人なお姉さんに手当されるなんて幸せだよ。」
「まあ、お上手」
と頬を赤らめた。
「なんであそこに居たの?見たところ珍しい格好をしているけど。」
千代に全てを話した。未来から来たことも。
「ふうん。そうなんだ。」
「え、信じるんだ。」
「まあね。この時代にないもの持ってるし。その板?みたいなヤツとかね?」
とスマホのことらしい。因みに圏外。
当たり前だ。
「重成君だっけ。銃好きなんだね。」
と、俺の図鑑、銃を見る千代、モデルガンから火縄銃も書かれている。
「うん。使い方も分かるし?多分、火縄銃も使えるよ、」
と、千代は納得した様子。
「光秀様に会わせてあげる」
千代は織田軍明智光秀のいる陣に連れてきた。
「ほう、その物が、槇田重成ですか。いい面構えしていますね。」
「はい。重成は銃も使えるようです。ほら、重成。」
と千代は俺に火縄銃を持たせる。
「面白い。やってみなさい。」
光秀は促した。
つか、重いな。だが、俺は火縄銃を的目掛けて放った。
パンッと重い鉛玉の音。
「やった、命中!」
千代は喜んだ。
「驚きました。武人でもあまり、火縄銃は扱えませんが、見どころはあります。信長様に姉川の戦いに出陣するよう、進言します」
信長って、天下布武を唱えたあの織田信長か。
「是非、信長様に会わせて下さい。」
俺は緊張した。だってあの織田信長が目の前に居るからな。
魔王そのものだ。
本陣には、柴田勝家、前田利家、丹羽長秀、木下秀吉、滝川一益、明智光秀、徳川家康等の名将揃い。
「ウヌが、キンカンの言った重成か。ほう、面白い。俺の前でも見せてみよ。」
漆黒の甲冑と、煌びやかなマントを飾った織田信長。
「はい、では。」
と、俺は火縄銃で的を撃った。
また、命中。その場に居た者たちはどよめいた。
「おおお。」「素晴らしい。」
「カカカ!やらいでか!まっことおもしろきやつよ。ウヌを今より明智光秀鉄砲隊に命ず。これより戦が始まる、武功を挙げてみせい!」
とマントを翻した。
「良かったね、重成」
と、千代がぴとと、いつの間にか傍に抱きついていた。
「重成。これが、初陣ですよ?鉄砲隊は任せます。」
俺は唯の高校生からなんと明智光秀隊の鉄砲頭になってしまった。
しかも、初陣が、両軍激闘と死闘を繰り広げた姉川の戦いだった。