※この作品はR-18です。

呪術廻戦二次創作一発ネタ集えっち編   作:かりん2022

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カルチャーショックと無理やりもの。


オメガバースじゅじゅビッチング1

並行世界に生まれてしまった。

 

オメガバースというよくわからない生態の世界だ。

幸い、私はアルファだったが……アルファも結構ひどいな?

オメガよりマシだが……ベータになりたかった。

 

とにかく、私は身の振り方を考えた。

 

と言っても、高専は抑制剤の最先端らしいので、いかない選択肢はなかった。

様子を見て、都合のいい時に離脱しようと思った。

 

ドキドキしながら学校に行き、悟に出会った。

 

悟と目が合うと、匂いが変わった。両方いい匂いだが、最初より威圧感が消えた感じがする。

 

「お前、俺のこと好きなの? 俺も好き」

「ええと……?」

 

 私はハッとした。

 

「ごめんね、私は鼻が悪いんだ。匂いについて、あんまりよくわからなくて……」

 

 正確には、匂いはわかるが匂い語はさっぱりわからなかった。おそらく前世の記憶の弊害だろう。匂いは匂い。いい匂い、やな匂いぐらいしかわからず、なんとか威圧が少しわかるぐらい。だが、オメガベータはこの匂いでその人の感情や体調、好感度など多くの情報を嗅ぎ取るらしい。それこそ言葉と同等に。

 私にはさっぱりわからない世界だった。

 

「君に会えるのを楽しみにしてたのは確かだよ。友達になれたら嬉しい」

 

 そして握手を求める。

 

「俺、絶対タチだから」

「?」

「だーかーら。俺が抱く方だから!」

「友達はエッチはしないかな……。えっ 私、そんな匂い出してる? ごめんね、それは誤解なんだ」

 

 前世だったら殴っているが、匂い語というのは厄介なのだ。

 私が誘ってしまっている事も十分にあり得た。

 意識して匂い語をコントロールできたらいいのだけど、コントロールどころかさっぱり理解できない。読み、発話、絶望的。とても生きづらい。

 

「私、うまく匂いがコントロール出来なくて……。匂いもわからなくて……。迷惑をかけてしまったら申し訳ない。出来るだけ思いは口に出すようにするから、口の方でコミュニケーションを取ってほしい。私は君の友達になりたいけど、肉体関係は望んでないよ」

「は? でも、お前の匂いは……」

「ごめんよ……。もし誘ってると思っても、それはないからスルーしてくれないか。私の匂い語学力は赤点なんだよ」

 

 私は真摯にお願いした。

 こちらの世界は、通りすがりでも匂いでお願いされたら断れずにセックスに至ってもしょうがないとなってカップル成立となる恐ろしい世界なので、この辺の説明はきっちりしないといけない。

 

「そんな事ある? 見た感じ、アルファとしての能力高そうだけど、そんなポンコツ?」

「そうなんだ」

 

 プライドが刺激されて思わず反論したくなるが、グッと我慢する。

 

「んー。ちなみに発情期と性経験は? オメガの発情期に行き合った事ある?」

 

 そんなの関係ない、と言いたいが、この世界では大事な確認の可能性があった。

 

「ラットだよね。発情期は多分未経験。それなりに性欲はあるつもりだけどね。性経験はないよ。交際経験はあるけど、匂いが好きだって言ってないって言われちゃったことがあって……。発情期を堪えたら振られちゃった。あり得ないって。学生結婚の方があり得ないと思うんだけど……。発情期に出会う事件は2回あったけど、なんとかハンカチで匂いを防いだりして、堪えられたよ」

「ハンカチしててもきついけどな。よく耐えられたな」

「運が良かったんだと思う。学校に入ったのも、抑制剤が欲しくて入ったんだ」

 

 あの時は本当にきつかった。付き合ってた子と通りがかりと2回。

 というか、発情期はほぼ確定で子供ができるんだから、応じるなんてあり得ないと思うんだが、なぜか応じなかった私が責められて意味がわからなかった。

 

「セックス嫌いなの?」

「恋愛結婚がしたいだけだよ。匂いで決めるんじゃなくてね」

「恋愛って何? 匂いで決めないで何で決めるの?」

「ええ……。それは普通に、遊んで楽しかったりとか、話してて楽しかったりとか……」

「じゃあ、遊んで話してセックスしよ。傑いい匂いだし、俺もお前のこと好き」

「私の匂いはなんて言ってるのかな……? とりあえずセックスから離れようか」

 

 悟は私に近寄り、首筋に鼻を寄せて匂いを嗅いだ。

 そして首筋を舐める。うっとりした感じで。慌てて悟の頭に手を置いて突き放した。

 

「傑は俺のことが好き。アルファでも好き。大好き。なんで意地悪すんの」

「うーん。友人として好きなのは否定しないけどね? 両思い認定は困るっていうか……。ごめんね、私の体臭がいい匂いなばっかりに」

 

 一概に悟のことを責められない。

 本当に匂い語は厄介なのだ。どうやら、匂い語でお互い一目惚れですぅ! と私の匂いがやらかしたらしい。

 

 硝子ともあったんだけど、悟は「なんで俺以外にそんな匂いするわけ!? お、俺と会った時の方がいい匂いしてたし! 勘違いするなよ、硝子!」とやってたので、私の匂いはビッチ寄りらしい。頭が痛くなってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当にどうにかならないかな? 皆、俺のことが好きだろムーブをしてくるんだけど」

「お前は誰でも誘うのをやめろ。本当にアルファ?」

「誘ってないんだよなぁ……」

 

 仕方なく私は消臭剤と香水を多用している。しかし、これがすこぶる不評なのだ。

 オメガだったら本当に大変なことになっていたと思う。上層部にお願いして、お見合いをする事にした。番を作れば、匂いが落ち着くらしいし。悟には不評だが。だから私は君を誘ってないんだよ。悟は匂い語のエキスパートなので、私と悟はコミュニケーションを取るのにとても苦労していた。だから私は好き好きアイラビューなんて思ってないんだって。

 

 硝子的には匂い語ではイチャイチャラブラブ完全に付き合ってるレベルらしい。

 

 ま、参ったなぁ……。

 

 体臭が原因で友達やめるってのも変だし、私が最低みたいだしね。

 何より、私は悟が友達として好きだった。

 

 私なりに溶け込もうと頑張っていたが、後日、私は全くわかっていなかった事がわかるのだった。

 

 




マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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https://odaibako.net/u/karin2022v
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