※この作品はR-18です。

呪術廻戦二次創作一発ネタ集えっち編   作:かりん2022

8 / 11
五条悟を闇堕ちさせてしまった

森のクマさんの軽快なテーマが頭の中を流れる。

明るくお先真っ暗。私の現状はまさにそれだった。

私は戸惑っていた。

どうしよう、五条悟を闇堕ちさせてしまった。

どうしてこんな事に。

腐った蜜柑に捕まってしまったのが悪かったのか。

まさかこんな大変なことになるとは思わなかった。

 

「鏡子。いいから傑に術式使えよ」

「さ、悟。やめてくれ……」

 

 私の術式は性別反転である。

 

 待って天使と悪魔が大戦争してる。

 リアルで無理やりは犯罪でしょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が術式を自覚したのは五歳の時。

私はこっそり男の体を満喫した。

大人になるのが楽しみで夢いっぱい欲いっぱいだった。

その後、元に戻らなくて泣きながら術式をマスターしたものだ。

 

呪霊も見えていたが、小さい呪霊から少しずつスキルアップした。

呪力の訓練は面白かった。

 

そして順当にスカウトされ、黄金世代と出会った。

 

「お前の術式なんなの?」

「男になる術式だよー」

「何それwwwそれ何の役に立つの」

「男湯に入れる」

 

 冗談だったのだが、五条くん達は100メートルぐらい後ずさった。ごめんて。

 

 それから、五条くんと夏油くんに必死で喰らい付いた。

 反転術式はもう習得してたし。

 そして、なんとか護衛依頼に滑り込めた。

 そこで、私は夜、夏油くんと五条くんと天内さんと黒井さんに告げた。

 

「同化は絶対に成功させて。それか、天元様に筋を通してきちんと同化を拒否して」

「は? どういう事だよ」

 

 五条くんはムッとした。多分、私のいないところで天内さんを逃すって話はもう上がってる。私はそこまで信頼を得られてない。

 

「中途半端が一番ダメって事。天内さんが同化もせず、無駄死にするのが一番困る。出来れば同化して欲しい。同化しない場合でも、天元様の協力を願う事は絶対条件」

「何でだよ?」

「天元様が進化したら人じゃなくなる。つまり、呪霊操術が天元様を操れちゃうようになるんだ。夏油くんとは限らない、これから生まれる呪霊操術の持ち主がみんな秘匿死刑の対象になるかもしれない。天元様の結界は悪用しようと思えばいくらでも悪用できる。日本が壊滅するかも」

 

 その言葉に、夏油くんは驚いたようだった。

 

「もしかして、それが言いたくて護衛に無理やりついてきたのかい?」

「そ。これ、御三家全てが関わってるやべー依頼らしいから、夏油くんが心配で。どう関わってるかはわからないけど」

「君に心配されるほど、私は頼りないかな?」

 

 夏油くんはムッとしたようだった。

 

「いや、御三家はやばいでしょ。やばいって思って。一般出が名家に勝てないってぇ」

 

 私が情けなく言う。

 

「……妾が同化すれば日本壊滅は防げるのか?」

「だいぶ難しくなる事は確かだよ」

「私に命惜しさに理子ちゃんを差し出せって?」

「夏油くんが悪いやつに捕まる事で、日本が壊滅する可能性があるって言ってるの」

「私が悪いやつに捕まるって? この私が?」

「あーもう! そうだよ、そう思ってる!」

「五条くんはどう思う? 日本のが大事だよね、ね! 一人より一億人でしょ! 簡単な算数だよ! 天内さんには申し訳ないけど、本当に天内さんは日本を救うんだよ。呪術師だって補助監督だって呪霊退治のために毎年何人も死んでるんだから」

 

 殴られ……迫った夏油くんの拳が五条くんに止められる。

 

「傑。俺は……同化して欲しいって思う」

「悟……」

「鏡子も、そこまで言うってことは、天元様を狙ってる奴らに既に目星ついてんだろ」

「っ! そうだよ、証拠はないけど、夏油くんを離反させて五条くんと殺し合いさせる計画もあるって知ってる。夏油くんは術式も有用だし、五条くんの大切な人だし、死体を利用する方法なんていくらでもあるから……」

 

 五条くんは天内さんに頭を下げた。

 私も土下座する。

 

「同化してくれ」「同化してください」

「うむっ 任せよっ!! 妾が日本を守る!」

「絶対にあなたを守るよ。何よりも私の為に」

 

 

 

 

 

 

そうして、原作通りの展開となった。

五条くんと甚爾が交戦し、黒井さんが頭を下げる。

 

「私ももうダメ、黒井さんとここで待ってる。行って、夏油くん。必ず同化を成功させて」

「鏡子。理子ちゃんを守るんじゃなかったのか」

「ここで足止めするって言ってるんだよ。わかれ」

「っ なら私が残った方が」

「ここだと夏油くん戦いにくいでしょ。ほら早く行って。同化やめさせるなら、天元様の力を借りるの必須だから、筋通してね。あと、天元様の代わりになる代案を用意すること」

「厳しいね。行くよ、理子ちゃん」

 

 

 二人は駆けていく。

 黒井さんには隠れてもらい、程なくして甚爾が現れた。

 

「雑魚が退け」

「私の」

 

 スパッと切られる。

 

「私の、術式、は、性別、反転」

 

 性別を変えるだけ。よわっちぃ私の術式の範囲は……

 

 

 

 直径1キロメートル!!!!

 こんな所からじゃ避けられまい!??

 

「新しい姿で、新しい人生を、生きなよ」

 

 これは祝福で呪い。

 

 その性別なら、禪院の檻から逃れることも可能でしょう。

 

 これは意趣返しで、私なりの救済。

 

 善意、善意だったんだよ……。

 

 そして、私は意識を失った。




マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
返信不要の場合は返信不要と書いておいてください。


https://odaibako.net/u/karin2022v
リクエスト、返信不要の匿名感想はこちらにお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。