「フッフッフ! 今だものども! 我に続け!」
威勢のいい女が剣を振り上げ、魔物の群れに向かっていく。
「うおおおっ! 姫さんに続け!」
「我は闇の女王であるぞーっ!」
幾度となく繰り返された前線の日常。だが以前とはどこか違っていた。
「ふぅ……皆の物、よくやった!」
おーっ、と勝鬨を上げる、むくつけき男ども。
それを見渡すヘイリーの顔は晴れやかで、堂々と胸を張って大きな乳房をゆさりと揺らした。
対面の男どもは、ヘイリーの大きな胸や、最近マンスジが浮くようになった純白のレオタードの股間を凝視している。
「そ、それで、姫、今日は誰が……?」
「うむ……えっと……そなただ! 我を狙っていた魔物を先んじて倒してくれたな」
ああー、と感嘆とも落胆ともつかぬ声が広がる。
「うっしゃ! じゃあ先行ってるんで! おなしゃす!」
選ばれた男は心底嬉しそうに拳を突き上げ、基地へと戻っていった。
「それと、そこのお前とー、お前が2等と3等だ」
「うっしゃ!」
「来たッ!」
残った男たちは肩を落として苦笑し、謎の集まりは解散した。
そして、娼館。
「さあ姫さん! もう準備万端だからさっそく頼むぜ!」
「わかった、わかった……お前は毎度本当にせっかちだな」
普段からレオタードのような色っぽい衣装のヘイリーだが、娼館ではさらに露出の多いランジェリーを身にまとっている。
そう、これがヘイリーの新しい日常だった。
筋肉質な傭兵の男たちは、前線で普段接している訳の分からない事を口走る女の子とのセックスを望み……
ヘイリーも内心で妄想が受け入れられた事を喜びながら、『闇の女王』をセックスの具材にする事をどんどん受け入れていったのだ。
「ふふ……今日一番の勇者に頼まれては仕方がない。さあ、闇の蜜を私に……」
「うっす!」
すっかりヘイリー用語にも慣れた傭兵は、ベッドの上で色っぽく脚を広げたヘイリーの股間に顔を近づけ、媚薬ローションを下着越しにべったりと塗りつけていく。
ぬちゃ、にちゃ、と手でなじませると、あっという間に薄い下着越しにヘイリーのマンスジとクリトリスがぷっくり浮かび上がる。
「へへっ……もう大丈夫そうだな」
「ああ……♥ 闇の力が満ちていくぞ……♥ さ、闇の衣をくぐり、我のもとへ還るが良い……♥」
中二病の意味不明ワードだが、ヘイリーがウットリと余裕たっぷりに、しかし確かに快楽を受け入れてほほ笑んでいるため、男としては気にならない。
下着をぐいと横にずらすと、白くきめ細やかな肌が媚薬ローションで薄桃色に火照り、勘違いでもなんでもなく男に犯されるのを待っていた。
ぬちゃ、ぬちゃ、と勃起チンポをヘイリーの柔らかな膣口に擦りつけ、にゅるんとスムーズに侵入する。
「あはぁっ♥」
純然たる歓喜の声を上げ、ヘイリーがニヤリと笑う。
「いいぞ……ぉ♥ 我が闇の奥深くで一つに溶け合おうではないか……♥」
膣奥が感じるから突いて欲しい、という意味であることは傭兵たちは良く知っている。
男はフル勃起して乱暴に腰を使い始めた。
腰を打ち付けあう音、ベッドがきしむ音、どちらも男女が協力しないとありえない滑らかさを伴っている。
「あんっ♥ はぁんっ♥ いいぞっ♥ 遠慮せず、もっと力強く♥」
ヘイリーも甘ったるい声を上げ、男の興奮を上手に煽っていた。
男は夢見心地の顔でヘイリーのご褒美マンコを貪っている。
下になって喘ぎながら、ヘイリーはクスリと微笑んだ。
(ふふ……可愛い♥)
娼館で働き始めて、ヘイリーが生セックスを提供していると知られてから、いつも一緒に戦っている傭兵たちが目の色を変え始めた。
拝み倒されて、最初は一日に何人も生セックスさせていたのだが、一周した辺りから男たちの方からご褒美制度を提案されたのだ。
今では、自分とセックスするために一生懸命に戦ってくれる男たちに、ヘイリーの感情も変化していった。
司令官に対するものとは違えど、傭兵たちに愛を感じるようになったのだ。
ヘイリーの、媚薬ローションに濡れた指が……男の乳首をとらえる。
「うおっ」
「ふふ……♥ 我が闇の褒美を受け入れ、闇の快楽で全身を満たすのだ……♥」
セックスの快楽に浸っているため、ヘイリーの語彙も貧弱だが、気持ちが伝わるので傭兵もヘイリーの丁寧な乳首愛撫を受け入れる。
快楽に耽りながらも余裕たっぷりといった闇の女王の演技をしながら、ヘイリーが腰を縦横無尽にくねらせ始める。
「そら、お前はこれが好きであったな?」
ただでさえ締まりの良い膣をリズミカルに締め付け、まさに搾精といった動きで男を翻弄した。
(いつも私を支えてくれてありがとう♥ いっぱい気持ちよくなってくださいね♥)
男女の気持ちではなくても、確かな愛情のこもった本気のセックスをして、ヘイリーも深い絶頂が間近に迫っている事を感じていた。
「ああっ♥♥ ああんっ♥♥ 良いっ、良いぞっ♥♥ 我と共に来たり、我と共に果てるべしっ♥♥」
その言葉がヘイリーの本気絶頂の予告だと知っている傭兵は、歯を食いしばって射精を堪えながらガンガン腰を使い、ヘイリーの身体が強く揺さぶられ、乳房がぶるんぶるんと揺れる。
そして、息のぴったりとあった絶頂が同時に訪れる。
「あはぁーーーーっ♥♥♥」
ヘイリーは大きく股を開いて仰け反り、全身で深い絶頂を表現して見せた。
(恥ずかしくて司令官相手にはこんなわざとらしい事出来ないけど……これはみんなへのご褒美だから♥ 私、こんなに気持ちよくなってるんですよ、って教えてあげたい♥)
傭兵への愛がヘイリーが乱れるハードルを下げ……淫乱な闇の女王のふるまいは部下とのベッドの中で固まり、形を成し、現実になっていく。
どぷん、どぷん、と大量の射精をヘイリー子宮にねじ込みながら傭兵が強く抱きしめてくるのを、慈愛の微笑みを浮かべたヘイリーがしっかりと抱き返してあげる。
「よし、よし♥♥ よく頑張ったな……♥ 我がすべて受け入れてやる、最後の一滴まで捧げるのだ……♥」
ヘイリー本来の優しさが混じった声音で囁かれながら、頭を撫でられて膣内射精を許可してくれる……この『闇の抱擁』に多くの傭兵が虜になり、ヘイリーの子宮には男の精液が残留していない時は無くなった。
昨日の勇者の精液と、今日の勇者の精液が闇の女王の胎内で相争う、その熱を下腹部に感じながら、ヘイリーは今日もご褒美セックスに深い満足を得るのだった。
どく、どくと最後の一滴まで射精しきってから、傭兵が汗だらけの身体を起こして笑った。
「ふぅーーっ、最高だったぜ、姫さん」
「だから、闇の女王だ」
乳首をビンビンに勃起させ、股を開いて膣口から精液をどろどろ垂らしながら、子供っぽく唇を突き出すヘイリー。
「はいはい。じゃあ次の奴らが待ってるから俺は帰るぜ」
「うむ。これからも励むがいい」
そうして、次の兵士達には手コキとフェラの奉仕をしてヘイリーの娼婦としての一日は終わる。
普段の服に戻ったヘイリーは、ニコニコと上機嫌で前線基地へと歩いて行った。
「今日の人、射精の量が多くて気持ちよかったなあ♥ うふふ、今日は私が司令官に相手してもらえる日だから、いっぱい注いでもらえてよかった♥」
駆け出しのころ、他の男に膣内射精されてから司令官に抱かれると興奮が高まる事を発見したからこそ、ヘイリーは多くの男に生セックスを許して来たのだった。
今となっては、司令官相手には素の自分でされるがままの恋人セックスを楽しみ、傭兵たち相手には闇の女王の演技で娯楽としてのセックスを楽しんでいる。
どちらがより真心を込めているのか、どちらが悔しがるべき立場なのか、もはや区別がつかない程にヘイリーの心は愛で溢れているのだった。