「あ、お、お客様、本日も……いらしたのですね……」
ウェンディは娼館の部屋の中で、ひきつった笑いを浮かべながら客の男を見た。
男はニコニコしながらウェンディに命じ、ベッドの上で大股開きをさせる。
「ど、どうぞ……ウェンディを今日も可愛がってくださいませ……♥」
上だけ娼婦服のウェンディが、どこかしっとりと色気を孕んだ声音で口上を述べると、男は無造作にウェンディの膣に指を突っ込んだ。
「まーるかいてちょん、まーるかいてちょん、上上下下左右左右クリアナルっと」
膣をぐにぐにと独特の軌跡でかき回し、外に出ている指でちょん、ちょん、とクリトリスとアナルに触れる。
いつものように、ウェンディの頭の中に声が響いた。
『メンテナンスモードに移行します、30秒以内に挿入された男性器を一時的に最愛のチンポと認識します』
「ああ……♥ また、私……♥♥」
男が愛撫をしている時に偶然にも発見されてしまった事で、ウェンディはもうこの男を拒めなくなった。
できる事と言えば、この男に媚びて独り占めするように仕向けること位だ。
そして、男の勃起チンポがウェンディに挿入される。
「あはぁあんっ♥♥」
司令官より……いや、一般的な男性よりも小さい、しょぼくれたものだが……しかし、今のウェンディには司令官と同等の快楽をもたらしていた。
ウェンディの父は恋人が粗チンだった場合にもちゃんと対応してくれていたという事だったが、今はありがた迷惑だった。
挿入するだけでウェンディの魔導炉はフル稼働し、下腹部から脈動するように快楽と幸せがあふれ出す。
調子に乗った男は、愛らしいウェンディの顔をべろべろと舐めまわし、唾液塗れになった。
そして、臭い唾液臭を嗅ぐように命じる。
「すぅぅー……♥♥ はぁぁ……♥♥」
既にウェンディは何回もこのような事を繰り返され、男の唾液を嗅ぐと魔導炉が誤作動するようになってしまっていた。
(でも……♥♥ 幸せぇ……♥♥)
どんな男が相手でも、どんな変態セックスでも、ウェンディは魔導炉の稼働により極上の快楽と多幸感で受け入れることができる。
父親も、まさか娼婦になって大勢の男に股を開く事は想定していなかったのだろう。
恋心は司令官のものであっても、ウェンディの心は変態セックスを愛する気持ちが日夜刻み付けられてしまっていた。
そんな事を思っている間に、早漏の男がウェンディに射精する。
「あっはぁああぁーーーんっ♥♥♥」
その瞬間に魔導炉が高鳴り、ウェンディは一気に絶頂した。
溢れ出す多幸感が、唾液の臭さと租チンの感触と薄い精液を好みのセックスであるとウェンディに強く印象付けていく。
数秒の射精の後、性欲だけは旺盛な男がまた勃起を取り戻しパコパコとウェンディをオナホ扱いして腰を打ち付け始めた。
「あはぁんっ♥♥ もっろ♥♥ もっろチンポください♥♥ オナホウェンディにご主人様のザー汁恵んでくださいっ♥♥」
男に仕込まれた下品な言葉で、甘ったるく懇願する。
気持ちの悪い笑顔を浮かべた男が、ウェンディの可愛らしい鼻の穴に舌をねじ込み、臭い唾液を流し込む。
「ずるるっ♥♥ ずるっ♥♥ ご主人様の臭い、鼻の中に沢山っ♥♥ イクッ♥♥ 唾液の臭いでアクメしましゅ♥♥」
魔導炉により湧き上がる多幸感が命じるまま、無様に鼻の下を伸ばして変態セックスで絶頂するウェンディ。
男がニヤニヤしながら嘲弄してくる言葉さえも心地よく、愛を感じてしまう。
「はぃぃ♥ ウェンディはご主人様のための変態オナホ人形なんですぅ♥♥ もっともっとハメてください♥♥」
その後20分のうちに8回ほど男は射精し、そのたびにウェンディは絶叫を上げてイキ狂った。
ひとしきり射精し終わると、男は仰向けに寝そべってウェンディに奉仕を命じる。
すっかり暖まったウェンディは、目にハートが浮かんでいるような満面の笑みで男の全身にキスの雨を降らせ、舌を這わせる。
「ご主人様のアナル、今日も綺麗にさせていただきます♥♥」
心底嬉しくて仕方ないという笑顔で、男のアナルに可愛らしい舌を突っ込んでかき回す。
小さな鼻は男の金玉に埋まり、白魚のような指が男の租チンを繊細に扱き、情けない声を上げさせる。
薄くとも精液を貯め込んだ魔導炉が冷えるまで、ウェンディの発情は止まらず……司令官にもしたことのないような濃密な性奉仕を、変態男にたっぷりと行うのだった。
これを2,3セット繰り返して、ようやく今回の120分コースが終わった。
「あ、ありがとうございました……♥♥」
性欲を発散してウェンディに興味を無くした風に立ち去る男に、チクリとした胸の痛みを感じる。
魔導炉はまだ熱を持ち続け、男に後戯としてスキンシップしてもらいたがっていた。
「ふぅ、鼻を、洗わないと……♥♥ んっく♥♥」
男が我が物顔で唾液を鼻に突っ込んだため、鼻腔に残った臭いが消えてくれず、発情が収まらない。
「うぅ……早く、司令官に抱いてもらわないと……♥♥ 本当に私のおマンコ、あの人のチンポとピッタリになってしまいそうです……♥♥」
客には決して言わない事だが、メンテナンスモードに入る前からウェンディの膣は濡れ、魔導炉は暖気を始めてしまっていた。
ウェンディの心がだんだんとあの男の粗末なセックスに順応し、身体があの男の物になり始めている。
嫌悪感と興奮が入り交じる奇妙な快感と共にそんな予感を感じる。
「私があの人の恋人になって、私物オナホに……そうなったら……あんな人、飽きたら私をポイして誰にでもメンテナンスモードを教えてしまいます……♥♥」
すべての客を恋人だと誤認して、一日中絶頂しっぱなしの娼婦生活。
それを想像して魔導炉が暖まってしまうウェンディは、もう少女の形をした淫売へと羽化を始めているのだった。