『同一CPレイジョの相互敗北搾取訓練』-功夫は快楽に屈す― 作:シノナリ
それから修行の日々が始まった。
いきなりの風呂ではあわや射精をする寸前まで追い詰められていた……と二人は思っている。
本当にお互い射精しなかったのか。それはお風呂の深い乳白色のせいでお互いわからないことにした。
とにもかくにも敗けていない。
そしてこの修行生活は始まったばかりなのだ。
「まずは柔軟からしましょう」
「そうですね。怪我でもしたら決戦の日も台無しですからね」
そういって二人は各々、柔軟を始めた。
カンフーを日々特訓している二人は柔軟性も抜群だ。
腕の伸び、肩の可動域、股関節の広がり方……どんな体制でもお手の物だった。
お互いの体の柔らかさが目に入る。その柔軟性がエロさを醸し出し、少しずつレイジョの心臓の鼓動は早くなっていった。
体つきがエロすぎる……。
そんな邪念を払うように首を横に振り、柔軟を続ける。
床に座り足を広げる。するともう一人のレイジョが声をかけてきた。
「押すの手伝いますよ」
「あ、ありがとう」
お互いライバルといえどカンフーを愛し、功夫を積むもの同士。そこは仲良くやっていけそうだ。
そう思った矢先、むぎゅっと大きく柔らかいものにレイジョの顔が挟まれる。
「ふあぁっ!」
「どうしたんですか?柔軟してるだけですよ」
もう一人のレイジョはニヤニヤしながらレイジョの背中を押す。
「ちょ、ちょっと……あたって…!」
後ろから顔をぎゅっと挟んでいるもの……それはふくよかなレイジョの胸だった。
柔らかく、弾力のある力がレイジョの両頬に伝わり、思わず足を開いたまま男性器が硬直する。
こ、こんなに大きくて柔らかいのか……。
自身の胸というエロさが詰まった凶器に改めて頭がくらくらする。
「柔軟体操すら集中してできないんですか?情けないですね」
「な、なにをいって……ぁん!」
振り向いて反論しようとした瞬間、レイジョの背中を押していた手がするっと肩の下を通り、胸を揉み始めた。
途端、股間の男性器がびくっと反応するのがわかる。
「自分だけじゃ気づかなったけど、本当に大きいですね……」
「や、やめな…ぅん!んん!ぁあ!」
レイジョは思わず柔軟で開いていた足を閉じようとするが、胸を揉んでいたレイジョがそれを許さず、足を閉じないように後ろから足を絡めて閉じられないようにした。
柔軟体操が気が付けば痴態を晒すポーズになってしまった。
「ほら、集中して。それに体も固いんじゃないですか?もっと沈んで」
後ろからレイジョは胸を揉みながらググっと押し込んでくる。
足を開かされたレイジョはそのまま前に倒れるもその先には強く固くなった男性器。
体を床にぺたりとつけた瞬間、床に沿った自分の膨張した男性器を自分の胸で包んでしまった。
「こ、これは……!ここには触らない約束ですよ……!んっ!」
「私は触っていません。自分の胸で自分のを包んでるんですよ。それに私は柔軟を手伝ってるだけです」
ぐっぐっとリズムよく小刻みに体を押してくる。
そのリズムに合わせて男性器が自分の胸にこすりつけられる。
「おッ…!ぉっ!ぉおう…!……んぁ!」
「もしかして約束忘れましたか?先に出したほうが敗け……。こんな自分の胸でこすりつけてイっちゃったら功夫どころか、情けないったらありゃしませんよ」
背中を押すレイジョがいやらしい顔をして煽る。自分が、自分の手でこんな情けない姿をして敗けそうになっている。それがたまらなく、二人のレイジョの興奮を誘った。
男性器がいきり立ち、気が付けば誇張した男性器をレイジョのお尻から背中に向けてこすりつけていた。
押されたレイジョもそれに気づく。
自分が自分をいじめて興奮している。それに悔しいと感じると同時にまたいじめられている自分も興奮していた。
はぁ……はぁ……と粘着性のある息が耳元をくすぐる。その息の微熱が耳から入り、頭がくらくらする。
しかし、このままでは決戦の日を迎える前に敗けてしまう……。それだけは避けなければ。
押されていたレイジョは足を床に沿わせてグルンと回ると柔軟体操から抜け出し立ち上がった。
「手伝ってくれてありがとうございます。柔軟はもう十分……。次はあなたの馬歩(まほ)でも見てあげます」
「な、なにを……きゃっ」
レイジョを押し付けるのに夢中になっていたレイジョの手をぐっと引き寄せ立ち上がらせる。
勢いあまり、お互いはレイジョの胸と胸をブルンと突き合わせてしまう。
「「ぉお……んん……!」」
予想外の快楽にお互い腰を引いき悶絶してしまう。まだ同居生活は始まったばかりだというのに、お互いのちょっとしたしぐさや刺激に興奮してしまう。
その中でも乳首は風呂での件もあり、敏感すぎる淫乱な弱点になっていた。
自分のためにもあっさりと敗けるわけにはいかない。二人のレイジョは身を引き締める。
「さ、さぁ馬歩です。やってください」
「わ、わかりました、やればいいんでしょ」
そういうとレイジョは肩幅より大きく足を広げ、腰を落とし、空気椅子の姿勢をとる。
そのまま手を前に出し、顎を引き、真っすぐ前を見つめる。
「ふむ……さすが私、というべきなんでしょうか。非常にしっかりとした馬歩です。」
「当然です。馬歩はカンフーの初歩。いろんな映画でも登場しますからね。」
「それならば……これはどうですか。」
そういうと馬歩を見ていたレイジョはレイジョの内ももを触り始める。
「んぁ!……な、なにを……」
「馬歩は何があっても動じないことが大事。そしてそのためには太ももの内側の力が重要。ちゃんと耐えられますか」
レイジョはそういうと内もも付近にあるホクロの周りをやさしい手触りで撫で始めた。
「んん!んぁ!さ、触らないで……っ!」
「集中してください。大事なトレーニングの最中ですよ」
そういうとレイジョは後ろから内ももを左右片方ずつ撫でるように触り始めた。
なぜこんないやらしいところにホクロがあるんだろう……。
自分の体を客観的に触りながらレイジョはふと思う。
今ままではただのホクロでしかなく、なんの感情も抱かなかった太もものホクロが今はとても魅惑的に見える。
触るだけじゃなく、このホクロを強く吸ってみたいという衝動にすら覚える。
「んん……!やめっ……ぁん……ん……うぅううぅ!」
馬歩をするレイジョはやさしくも一心不乱に内ももを触るレイジョにされるがままだった。
気が付くとお互いの体はぴったりとくっついていた。馬歩なんていう状態ではない。
ただ二人のレイジョがくっついているだけ。
しかし二人はそれが訓練だとやめることはせず、お互いのエロさが詰まった体を堪能しあう。
内ももを触りながらレイジョは相手のレイジョの髪に顔をうずめた。
自分自身の匂い……それが猛烈に媚薬のような甘さに感じ、脳がとろけるような感覚に襲われていた。
なんてエロイんだろうか……レイジョは自分自身の性的な魅力にもうハマりかかっていた。
馬歩をするレイジョはきめ細かい手が内ももを触り続けるのを耐えていた。
なんて綺麗でしなやかな手だろう……この手があと一歩、もう少し内側に入れば……。
そこにはチャイナ服を持ち上げ、存在感を誇示する男性器が反り立っていた。
あと一歩……、あと一歩……。
そう思いながら内ももだけでなく、背中の感触にもレイジョは酔いしれていた。
大きな乳房が背中にぎゅっと形を変えながら触れられている。
こんなに柔らかく、触れているだけで甘さを感じるものなのか……。
今まで大きくて邪魔だとすら思っていた自身の胸が、自身の心の弱さに漬け込み……誘惑してくる……。
((早く……早く楽になりたい……))
一瞬でも二人のレイジョはそう思ってしまった。
その瞬間、快楽にたえられなくなったのか馬歩の体制を解いて尻もちをついてしまう。
「「ぁあ!」」
後ろから触っていたレイジョも我に返る。
お互いの甘美な体に酔いしれていたが、一歩手前で帰ってきたのだった。
「ちょ、ちょっと馬歩をみるっていうならちゃんと支えてもらってもいいですか?」
苦し紛れに抗議するレイジョ。
「あ、あなたこそトレーニングなのにそんな赤くして淫らな顔を!」
「これはトレーニングで少し息が上がっただけです!馬歩のつらさはあなただって知っているでしょう!?」
「どうでしょうね、そんなに誇張させたものを見せながら言っても説得力はありませんよ」
「あなたこそ!」
お互い指で男性器を指さす。
どちらも我慢汁でチャイナ服の前掛けを濡らしながらフラフラと快楽を求めさまよっている。
((情けない……))
と同時に
((早く気持ちよくなりたい……))
二人は意識が朦朧としていた。
「ふ、ふん。3か月後の戦いを前にあっさりと敗けそうで情けないものですね」
「あなたこそ、先っぽからあふれて敗けたくて泣いてるみたいですよ」
二人は一歩前にでて顔を近づけてにらみ合う。
しかしその反動でお互いの男性器の先がちょんっと触れ合う。
「「はぁあん!」」
艶っぽく、快楽が体を駆け抜けた声。
まだ二人のドスケベ誘惑修行は始まったばかりであった。