鬱蒼と生い茂った森の木々の中、ぐちゅ、ぶちゅ、という水をかき混ぜる音と、女の子たちの矯声が響く。
「あっ、んきゅ……。ひっ——!」
……女の子たち、というのはあまりに他人事すぎたか。その、女の子たちには俺も含まれているのだから。
前世の、男の記憶を持つ俺を、女の子として扱うのは憚られるが——。
「あ、ぎぃ……! ふかぁ——!」
なんで、こうなったのか。そんなことを悦楽に染まった頭で考え——すぐに放棄した。考えがまとまる前に、散り散りにされてしまうから。
いまも胴に巻き付けられた触手によって宙吊りにされた俺のおまんこを、極太触手がぐずぐずに蕩けるほど突き上げてきてるし、人並みに育った。そして、汗と触手から放たれた液体でどろどろになったおっぱい。その谷間に、まるで扱けとばかりに触手が擦り付けられ、こちらへ鎌首をもたげている。
「は、ぁ——。ぺ、ろぉ……。ちゅっ——」
俺は擦り付けられた触手の先っぽを舐め、咥えて奉仕する。さながらそれはパイズリだ。
そうしなければ、この触手は俺の口を無理矢理犯すから仕方なく、そう、仕方なくだ。
なにしろ、俺はもう既に、何度もこの触手に口を犯され、液体——精液かもしれない——をぶっかけられている。
ぺろ、ぺろ、と触手の先っぽ。そこから分泌する甘露を舐め、啜り、飲み込む度にお腹の底が。そして、ぶっかけられるたびに、肌がかぁ、と熱くなり、頭がくらくらする。
間違いなく、この触手が分泌するものは俺たち。女の感じる快楽を跳ね上げる媚毒の類いだ。
それを全身にかけられた俺はもう、体すべてが性感帯のようになっている。
「アイ、ナぁ……」
快楽に湯だった耳に、俺の名前。アイナという名前を呼ぶ声が聞こえる。
俺は触手を口に含み、舌で奉仕しながら声の主を見やる。そこにはチャイナドレスのような武道着をビリビリに破かれた美女が、卑猥なM字開脚を強制され、おまんことアナルに触手をぶちこまれていた。
そしてその美女。俺の仲間である武道家のエリスはぐちゅ、ぐちゅ、とおまんこ、アナルに触手を突き立てられるたびに愛液、腸液を泡立たせ、白く決め細やかな肌を紅潮させた無様な姿をさらしている。
……まぁ、きっと俺も同じように体を紅潮させているだろうし、おまんこからしどとと愛液を垂れ流しているのだろうが。
ともかく、俺は双方の手でそれぞれ扱いていた触手から手を離すと彼女へ手を伸ばす。
むろん、そうしたところで俺の手が彼女に届くわけもない。が、俺の行為に触手が空気を読んだかのように、彼女へと体を寄せてくれた。
そうして、彼女の傍へ近寄った俺は、そのままエリスを抱き締める。
……助けるわけじゃない。そんな行動をすれば触手からのひどいお仕置きが待ってるし、俺も、なによりエリスもそんなことを望んでない。
ここで壊滅し、触手たちに犯される前の俺たちは女性4人の、それなりに名の知れた冒険者パーティーだった。
その中でもエリスは怜悧な雰囲気をまとい、氷のように鋭く。そして、数多の男が告白し、玉砕した孤高の美女として有名だった。
一部の口さがない連中からは、男なんて眼中にないとまで評されていたくらいだ。
……ただ、まぁ。その評価は真実だったわけだけど。
こうなるまで俺も知らなかったのだが、彼女は同性愛者であり、俺のことを懸想して。さらに言えば、俺、というか好きなひとに、むりやり、それこそぐちゃぐちゃになるまでにめちゃくちゃに犯してほしい。という倒錯した性癖の持ち主だった。
その証拠に、俺に抱き締められたことで彼女は顔をとろとろに蕩けさせ、びく、びくと体を痙攣させている。
もちろん、触手の二穴責めも多分に影響しているのは間違いない。だが、それ以上に俺がこれから取る行動に期待しているのだ。
その期待に応えるよう、俺は彼女へ顔を近づけると唇を奪う。
「ん、ちゅ——。じゅ、るぅ……」
「ん、んぅ……!」
彼女の口内に舌を這わせ、絡めとる。体を震わせるエリス。軽い絶頂に達していた。
心なしか、触手たちの責めも激しくなっている。相方が絶頂しているのだから、お前も達してしまえ。そんな触手の意思が働いているのかもしれない。
俺はエリスから唇を離れさせる。つぅ、と互いの唾液による銀の橋がかかり、プツリ、と切れた。
俺はそのまま、ぎゅ、と食い縛り絶頂しないように耐える。まだ、まだだ。まだ、エリスが完全な絶頂に至ってない。彼女をそこまで連れていくまでは——。
そうして俺は、ぷっくりと膨らみ勃っている乳首に狙いを定め、むしゃぶりついた。
「ぢゅう……!」
「ん、あぁ……!」
それと同時に、もう一方の乳首を親指でぐに、ぐに、と押し潰す。
エリスが仰け反り、白い喉を見せながらがく、がく、と震えると共にぶしゃあ、と潮を撒き散らした。良かった、絶頂——。
——どちゅり。
俺のおまんこ。その最奥のポルチオにずん、と触手の先っぽが叩きつけられた。
「んぅ……! きゅうぅぅぅ……!」
ばちばち、と悦楽で頭の神経が焼き切れ、視界が白く明滅し、一瞬、意識が遠退く。
場違いにも、エリスの乳首に歯を立ててなくて良かった、と思う。もし、歯を立てていたら、そのまま食いちぎっていたかもしれない。
俺の腹のなかに、じんわり、と。そして、ずくん、と体を昂らせるものが注がれる。
「あ、か……。は、ぁ……」
触手の媚毒か、それとも精液か。それが俺の子宮のなかで主張してくる。抵抗するな、認めろ。悦楽に落堕ちてしまえ、と。
……正直、そんなことを主張されなくとも、この体は既に悦楽に堕ちきっている。なんなら、精神的な意味でも堕ちている。
生前、というとおかしな話になるが、男の時には女の悦楽がこんなにすごいものだとは思ってもみなかった。そして、男の悦楽を知るがゆえに、頭のなかで叫びが上がっていた。こんなのに、耐えられるわけがない、と。
いまも、ずっ、ずっ、と悦楽を柔めるためだろうか、触手がゆったりとおまんこの中に出入りする感覚だけで、俺はびくびく、と体を震わせている。
心地よさとともに気怠さを感じながら、俺はそのまま堕ちてしまいそうな意識を繋ぎ止めつつエリスの姿を探す。
ほどなくして彼女の姿を見つけた。
引き抜かれて、ぽっかりと開いたおまんことアナルから、どぷ、どぷ、と白い液体を逆流させながら、幸せそうに意識を飛ばしているエリスの姿を。
ただし、触手はエリスが休むことを許さないようで、彼女の穴には次の番、とばかりに新しい触手が近づいていた。
これから俺たちはすべての触手が満足するまで犯し続けられる、という事実を突きつけられるように。
……ただ、それでもまだ。うん、まだ、俺たちはマシな方だろう。なにせ——。
「あっ、やめ——。ひ、ぎぃ……!」
近くで、短めの赤髪で、控えめな体つきの少女が下半身を肉壺に捕えられ、半狂乱な矯声をあげていた。
俺たちの仲間のひとり。斥候、そしてアーチャーとしての役割をしていたレニだ。
彼女は下半身と両腕を肉壺に捕えられ、抵抗できないままひたすら嬲られている。
正直、彼女がどんな責め苦を受けているのか、想像したくない。肉壺の裏にはびっしり、と触手が生え、クリトリスを含め、ひたすら愛撫されているかもしれない。
それどころか、同時にエリスのように触手でおまんこ、アナルをずぼずぼ、と犯されている可能性だってある。
そうなると、まだ上半身が肉壺に捕らわれてないだけ温情かもしれない。
……まぁ、慎ましげな胸の頂点にあるぽっち。びんびんに勃った乳首を放置されているのは、それはそれで生き地獄だろうが。
「なんで、あたしばっ——。……ひ、ぎゅうぅ!」
ぶるり、と体を震わせ天を仰ぎ見るレニ。どうやら、またむりやり絶頂まで登り詰めらされたようだ。
ここで犯される前。パーティー内では天真爛漫な妹のような立場だったレニ。
しかし、ここで散々に犯し抜かされたいまの彼女には、得も知れぬ淫靡さがある。いまの、女としての感性がある俺でも、ふとした瞬間。彼女を手篭めにして犯し抜きたい。そんなことを思わせる淫靡さが、だ。
……俺もだが、仮に助けが来たとしても、俺たちはもう、もとの暮らしには戻れない。そんな確信があった。
そういった意味では、それを一番に感じさせるのはレニだ。
だが、彼女より、ある意味悲惨なのが最後のひとり——。
「……やめ、ろぉ。あたくしは、不浄の穴なんかでぇ……!」
バラバラにされた金属鎧が周辺に落ち、俺たちの中で一番大きなおっぱいをお椀型の触手で覆われ、細い、糸のような触手でアナルを犯されつつ、数珠繋ぎのような触手でクリトリスとおまんこのヒダをひたすら刺激されている藍色の髪をポニーテールにした女性。
俺たちの中で一番年上でもあるカーマイン騎士爵家のご令嬢、アリーゼ・カーマイン。
彼女は屈辱に濡れた顔で、涙を流しながらがくがく、と体を震わせている。口でこそ悪態をついているが、アナルを、おっぱいを、そしてヒダとクリトリスを刺激されて絶頂しているのは明白だった。
そんな状態で、いまだおまんこをずぼずぼされていないのは不思議な話だが、それにも理由がある。
とはいえ、俺も詳しくは知らないのだが、噂ではお貴族さまには拐われた際、貞操を奪われないようにするため、おまんこに異物を挿入させないよう結界を張る特殊な魔法が存在する、らしい。
噂を聞いたときは眉唾と思っていたが、この状況を見るに、どうやら本当だったようだ。
だが、それゆえにアリーゼは悲惨と言えた。
おまんこを犯されないということは、言い方を変えればGスポットもポルチオも刺激されないから、腹のなかにある悦楽の熱が残り続ける、ということ。
つまり、いくら触手に嬲られようとも満足できず、体は昂り続ける。そして、生真面目な彼女は絶対に魔法を解かず、最後まで耐えようとするだろう。
その果てにあるのはアリーゼ・カーマインという女性の精神の崩壊。どのような形で壊れるか、分からないが、少なくとも愉快なことにはならないだろう。
そんなことを考えている間にも、アリーゼは体を紅潮させつつも、あり得ない、とばかりに目を見開く。
「……うそ、なに? あたくしの胸から、びゅっ、びゅっ、て、なにか出てぇ……! いやぁ……! んっ、んぅ!」
悦楽に顔をしかめながらも耐えるアリーゼ。きっとお椀型の触手が何かして、母乳を出るようにしたのだろう。
そして、そんなことは知らないアリーゼはお乳を絞られる、という未知の感覚に翻弄されていた。
このままでは、いよいよもってまずいかもしれない。
……これはアリーゼにとって許しがたい裏切り行為かもしれない。嫌われるかもしれない。でも——。
俺はいまだ、やわやわ、とおまんこを刺激していた触手を握って止めると懇願する。
「なぁ、触手さん。後でもっと俺のこと、犯して良いから、アリーゼのところに。あの女騎士のところに連れてってくれないか?」
触手にひとの言葉が分かるか分からない。触手の動きを止めたことで逆鱗に触れて、いますぐ、激しく犯されるかもしれない。
それを分かっていながらも、俺は賭けに出た。……そして、賭けに勝った。
ふわり、と宙吊りのまま移動する感覚。エリスの時と同じように、俺はアリーゼの傍まで運ばれた。
だが、当の本人。アリーゼは母乳を絞られる感覚に翻弄され、俺がいることに気づいていなかった。だから、まずは気づいてもらうよう行動に出た。
「アリーゼ、ごめんな」
「えっ……? なに、アイナ——」
俺はアリーゼの頬に手を添えると、ちゅう、と啄むようにキスをした。
そして、すぐに唇を離す。そこには呆然とするアリーゼの顔があった。
「なんで、あたくし……。はじ、めて——」
「ごめん、俺のこと。嫌っていいから」
俺は触手に協力してもらってアリーゼの背後を取る。そして、おまんことお腹へ手を伸ばした。
くちり、とおまんこから溢れた愛液が指に絡まる。
ただ、指を中へ挿入れようとすると、なにかの壁に阻まれた。間違いない、これが原因か。
「……アイナっ?!」
急に俺がこんなことを始めたんだ。アリーゼは俺のことを頭がおかしくなったのか、と見つめていた。
「アリーゼ、これからすること。それで、起きること。我慢しないでね」
「なにを……!」
アリーゼが疑問を呈する前に、俺はおまんこを触っていた指を太ももに這わせる。反応が薄い。違う、次。
今度は彼女のお腹へ手を這わせる。さわさわ、と触り、探す。
「……ん、ふぅ」
反応があった、見つけた。
ゆるゆる、と掌で反応のあった部分をゆっくり押す。刺激しすぎないよう、優しく。
アリーゼが、ピクリ、と震えた。
「な、なに……?」
「アリーゼ、素直に感じて。我慢しないで」
未知の感覚に戸惑うアリーゼ。
当然だ。触手にアナルを犯されていたと思ったら、今度は俺が触手と共同作業してくる。意味が分からないに違いない。
ただ、それでも。アリーゼもまた、悦楽を感じはじめていた。
あとは、アリーゼをこのまま。絶頂は怖いものじゃない、と導き、促すのみ。
それからは完全な、そして奇妙な俺と触手の共同作業。俺はアリーゼの体外ポルチオを開発しながら、クリトリスを刺激し、触手はアナルと胸を愛撫して彼女へ悦楽を教え込む。
なんというか、清廉な女騎士を手篭めにしているようで、俺もまた倒錯的な雰囲気になってきた。
「あっ、んっ。んぅ、これ、なに……? 怖いよ、アイ、ナぁ……!」
アリーゼは怖い、と言いながらも、声が甘ったるく、媚びた音色となっている。
彼女の、女としての部分が華ひらいてきていた。
おまんこもまた、異物の侵入は防いでいるが、とろり、と白く濁った本気汁を吐き出していた。
ここまでくれば、あとは絶頂させるだけ。
触手もそれを感じ取ったのか、アリーゼへの責めを少しづつ激しくしてきた。
「あっ、あっ! これっ、ちがっ……! さっきまでと、違うっ! ふわふわ、して……。あたくし——!」
「だいじょうぶ、それが逝くって、本来の絶頂の感覚だから」
「逝く?! これが、逝く。逝く、逝く逝く逝く。逝っちゃうぅ……!」
そのまま、アリーゼは責めに耐えきれず絶頂。しかし、いままでとは違い、満足したように弛緩した体をこちらに預けてくる。
その顔は多幸感に包まれたように穏和な笑みを浮かべていた。
「……逝、くぅ。まだ、逝くのぉ……」
だが、いまだ絶頂の余韻が収まらず、軽イキを繰り返していたが。
ともかく、これでアリーゼが精神を壊すことはないだろう。もっとも、別の意味で壊れたかもしれないけれど。
そんなアリーゼを触手が優しく包み込むように引っ張っていく。少なくとも、ここからさらに責めを与えるようなつもりはないようだった。
……ただし、それはあくまでアリーゼの話。
俺はまた宙吊りの状態で移動させられる。
そして、眼下に見えたのは先ほどレニを犯していた肉壺。傍には吐き出されたレニが仰向けで痙攣しながら、ぽっかりと開いたおまんこから白濁液をぶっ、ぶぴゅ、と逆流させている。
そして、白濁液が逆流するたび、ぽっこりと膨らんでいたお腹が小さく、元へ戻っていく。いったい、どれ程注がれたのか。そして、その責め苦が、次に自身へ降りかかることに、俺は血の気が引いていく。
それだけじゃあ、ない。アリーゼに着けられていたお椀型の触手までもがこちらにきていた。俺のおっぱいにフィットするように大きさ、形を整えた上で。
……果たして、俺は生き残れるのか。本気で覚悟を決めていたのだが——。
「あ、がぁ……! それ、だめぇ! そんな、ずぼずぼ、しながらぁ!」
——ある時は、おまんことアナル、そして尿道をずぼずぼ、と犯され。
「んぼぉ……! ふぅ……! ん、ぎぃ……!」
——ある時は、おそらく感覚的に糸のような触手でクリトリスを扱かれながら、口と手による奉仕を強要されて。
「あぁ、だめ! じゅるじゅる吸われたら、俺、もう、馬鹿になるぅ!」
——ある時は胸から出るようになった母乳と、おまんこから溢れる愛液をひたすら啜られて。
「お、げぇ……。そんな、に、注がれ、ても……。む、りぃ……」
——ある時は感覚的にボテ腹になるまで子宮に注がれた上で、ぐちゅ、ぐちゅ、と触手でかき混ぜられ。
「ぁ、おほぉ……」
度重なる責め。度重なる悦楽。度重なる絶頂で頭にばちばち、と電流が奔り、視界が白く染まっている。
もはや、夜か、昼なのか。そもそも、どれだけ犯されたのか。という感覚すら分からない。それこそ、おまんことアナルの感覚も、もはや突かれすぎてマヒしている。
ただ、分かるのは俺の矯声と重なるように、時々、仲間たちの甘ったるい声が聞こえてきていた、ということ。
そして、俺たちはこの触手たちの苗床となる未来だということぐらいであり、それを理解した俺の意識は仲間たちの矯声をBGMとして、闇へと堕ちていくのだった。