アイナの部屋に、ぴちゃ、じゅる、と湿った水の音が響く。
「ん、ふぅ……」
そのたびにあたし、レニはくぐもった喘ぎをあげる。
あの清廉なる女騎士が、聖堂騎士アイナがあたしのまんこを一心不乱に舐めて、奉仕している。
その事実に、あたしの中にあった劣等感が剥ぎ取られ、優越感が、支配欲が満たされていく。
そも、アイナは自身の影響力、というか価値を低く見積もるきらいがあるけど、それは間違い。
——『清廉なる女騎士』聖堂騎士アイナといえば同年代の異性——に留まらす、同性の間でも憧れの的。
彼女を抱きたいと願う男性はもちろん、一部の女性にも彼女を抱きたい、それか押し倒してほしい、なんて夢を見ている女子までいる。
……まぁ、あたしはそんな夢、見てなかったけど。でも、別の意味で——。
「は、ぁん……!」
アイナがあたしのお豆。クリトリスをちゅう、と吸ってきた。そして、丁寧に、丁寧に、お豆にべろを這わせる。
——望んだ悦楽。でも、望まなかった快楽。
あたしの中で、かつての光景がフラッシュバックする。
かつて盗賊団に所属していた時。仲間だと信じていた男たちに裏切られ、取り押さえるよう複数人に押し倒され、肉の杭でまんこやアナルを貫かれたこと。
やめて、許して、と懇願しても許されず。あたしが絶頂しようが何しようが、十数人の男にじゅぶ、ぐちゅ、と
あたしを散々に、ボロ雑巾のように
そして——。
『おい、お嬢ちゃん! 大丈夫かっ! ……救護班、急げ!』
風の噂で聞こえていた清廉なる女騎士。
汚れることを厭わず、あたしを抱きかかえた騎士さま。
聖堂騎士アイナ、多くの人の憧れの君。
そんな彼女が教会を出奔したという噂は驚きと共に、あっという間に国中へ広まった。
そして、彼女がここ。辺境の街、ユークリッドへ現れた、という情報。これもまた、良くも悪くも拡散した。
しかも、かの清廉なる女騎士が冒険者として活動している、という予想外の情報まで添えられて。
……チャンス、だと思った。
彼女と、アイナとお近づきになれるかも。そんな夢を見て。
だけど、現実はもっと鮮烈で——。
お近づき、どころか同じ冒険者パーティーとして活動するなんて、夢みたいで——。
「んっ、くぅ……!」
アイナの舌が、あたしのまんこ。ヒダを掻き分け、膣内に入ってきた。ぷりぷりした生暖かいものを感じる。
それがあたしの膣壁をぐり、ぐり、と押している。……もっとも、実際はぷにっ、ぷにっ、くらいの可愛らしさだけど。
ただ、まぁ……。
アイナに、かつての清廉なる女騎士に、民草たちにとっての憧れの君に奉仕される、というのも悪くないけど、少し飽きてきた。
ここからは、またあたしもアイナを可愛がってあげよう。
「……んひっ」
……あぁ、ダメだ。あたし、自分が今すごく悪どい笑みを浮かべてるのが分かる。
だって、またアイナを慰めることが……。あたし色に染め上げることができる。
……ねぇ、アイナ?
あたし、もっとあなたを気持ち良くしてあげる。あたしなしじゃ生きてけないようにしてあげる。
幸いにして、アイナのまんこは奉仕させる前に、散々いぢめてあげてたから、完全に出来上がってる。
ぷっくりと膨れ上がって自己主張しているお豆。濡れに濡れ、張り付いた陰毛に隠されたまんこも、刺激が、チンポがほしいと、とろとろお汁を垂れ流しながら、ぱくぱく蠢いている。
そんなまんこへ、くちゅり、と指を挿入れて、膣内が見えるように開く。
「んぅ……! ふ、ぅ……」
あたしのまんこを舌でほじっていたアイナの動きが一瞬止まる。どうやら、指を膣内に突き立てられたのが気持ち良かったみたいで、体を硬直させていたみたい。
でも、すぐにまたあたしのまんこへ奉仕を続ける彼女のひたむきな行動に愛おしさすら覚える。
……それに、有象無象の男や女は知らないだろう。普段、男勝りな彼女がベッドの上ではこんな可愛らしくなるなんて。
あの触手の凌辱を受けた、終えた上で分かったことがある。
普段は身持ちの固いアイナだけど、本質は好き者な上に、意外と被虐趣味だ。でなきゃ、化け物に犯され続けているのに、蕩けた顔で自発的に奉仕なんてする筈がない。
最後の方はノリノリで触手を咥え込んでは汁を吐き出させて、じゅぞぞっ、と掃除までして次の触手を咥え込むわ、余った手で漂ってる触手を掴んでは扱いて……。
まぁ、それもあたしが受けてた肉壺凌辱で限界を迎えてたけど。と、いうか肉壺でまんことお尻を調教されて、おっぱいもミルクが出るように改造された上で搾乳されてたのに、精神が壊れなかったって大概だよ?
「ひっ……」
……腰が跳ねた。アイナがお豆を舐めつつ、まんこの奥。それぞれの指でGスポットとポルチオを撫でてきたから。
ぴりぴりとした悦楽が、まんこから頭へと駆け巡ってくる。普通なら力が抜けて、果ててしまうかも。だけど……。
「んふふっ……」
残念ながら、あたしはこの程度の悦楽、慣れてるんだよ。……慣れたく、なかったけどね。
それはともかく、いつまでも言い様にされるのは癪だし……。
「んっ、ひぃ……!」
アイナの喘ぎ声が聞こえる。あたしはくちくち、と緩やかにまんこを弄っていた指を膣内の奥へ挿入れると、ぐぱぁ、と押し広げる。
「おぉ……」
思わず、感嘆の声が漏れた。
アイナのまんこのびらびらが、まるで個々に意思を持っているかのように、指を、異物を膣奥へと誘い込むように蠢いていた。
これがきっと世の男たちが言う名器、というやつなのかも。
また、あたしはそれとは別に押し広げたことで見えた奥。子宮の入り口を人差し指で触れ——。
「は、ぎゅ……!」
あはっ、おもしろ。触れた瞬間、アイナの腰がびくん、って跳ねた。
アイナの痴態に気を良くしたあたしは、さらに触れるか触れないか、っていう塩梅で入り口を撫でる。そのたびにアイナの体は揺れ、まんこは痙攣し、ついには——。
——ぷしっ、ぷしゃっ。
——ちょろろ。
足を弛緩させ、まんこから透明な液体が噴き出て、撒き散らせる。どうやら、潮を吹いて果てたようだ。だけど……。
「奉仕を途中でやめるなんて、感心しないなぁ……!」
「ん、ぎ……! ひ、ぃ……」
あたしはお仕置き、とばかりに指で入り口の穴。ポルチオをくりくり、と押し付け、押し上げる。それだけで彼女。アイナは面白いように腰が卑猥なダンスを続け、潮を吹いて絶頂する。
……ふ、ふふ。
あたしは、自身の口の端がつり上がるのを自覚する。ずくん、とお腹の奥。子宮が、あたしの女の部分が昂っている。
あの清廉なる女騎士を、かつて救ってくれた恩人を、多くの人の憧れの君を啼かせ、無垢な白地の彼女をあたし色に染め上げ堕落させているという事実に、ゾクゾクとした背徳感が駆け巡る。
そして、そのたびに自覚させられる。あたしもまた、あの日。あたしを犯し、身勝手な悦楽を与えてきたクズたちと大差ないのだと。
そう思うと、あぁ、我慢できない……。
「……ごめんね、アイナ」
あたしはアイナの返答を待たず、シックスナインから松葉崩し。彼女の片足を持ち上げ、あたしとアイナのまんこを突き合わせる。
ぐちゅり、という湿った、どろどろにあふれたお汁が触れ合う音が響く。
「ひ、ぅ……!」
「あ、はぁ……!」
お互いのまんこが触れ合い、お豆が当たり、悦楽を引き出す。だけど、これで終わりじゃない。終わるわけない。
——ぐちゅ、ぐちっ。
腰を動かし、まんこを、お豆を刺激する。
アイナは端正な顔をしかめ、悦楽に歪ませながら矯声をあげる。
あたしはそんな彼女を犯している事実に、体が、心が昂り、燃え上がる。
「どぉ、アイナ。気持ちいい……?」
「いい、いいよぉ……!」
舌足らずなアイナの喘ぎ。彼女はあたしに与えられる悦楽に翻弄され、それでもなお受け止めようとしている。
その健気さがあたしをさらに昂らせ、彼女という女性を蹂躙しろ、と本能が突き付けてくる。
あたしはその本能に身を任せ、まんこを刺激しながら片手をアイナのおっぱいに這わせる。
そして、そのたわわに実ったおっぱいを、ふにゅ、と揉み拉く。
「あっ、ふ、ぅ……! レ、ニぃ……!」
「あ、んっ。アイナぁ……!」
ぐちゅ、ぐちゅ、と卑猥な音が部屋に響く。あたしと、そしてアイナの腰が卑猥に踊る。
ふに、ふに、と揉み拉いたおっぱいの先っぽ。乳首が少し、白く濡れている。触手によって出るようになった母乳が滲み出ていた。
……あぁ、美味しそう。そんな感想が頭をよぎる。
だけど、いまはこの悦楽に体を委ねたい。
そう思い、自然と腰の動きがはやく、激しくなっていく。
「あっ、ん……! ふ、くっ……」
「あっ、んんっ! ひ、ぁ……!」
あたしたちふたりの矯声が部屋に響く。ベッドがお互いのお汁でどんどん汚れて、濡れていく。あたしとアイナの愛のかたち、女の匂いが周りを包み込み、それがまた、あたしたちを昂らせる。
「レ、ニぃ……。おれ、もう……!」
もう限界が近いようで、がくがく体を震わせながらアイナは甲高い声で媚びるようにあたしへ告げる。ただ、それはあたしも同じことで……。
「あ、たしもっ! もぅ……!」
心臓がばくばく、と高鳴る。頭の中でばちばち、と火花が散り、目の奥がちかちか、と白く明滅する。
お腹の奥、子宮はきゅう、と切なく快楽を伝え、まんこからどろどろ、と絶え間なくお汁が溢れる。そして、あたしとアイナ。ふたりのまんこから溢れたお汁が腰が震えるたびぱちゅ、ぱちゅ、と卑猥な音を奏でる。
それがまた、自身の昂りを自覚させ、あたしたちの熱が上り詰めていく。
「い、くぅ。いく、いく、いっ……!」
「あ、たしもぉ——いっ……!」
とうとう限界が訪れたあたしたちは互いに震え、抱き合いながら絶頂に果てた。
しばらく、快楽の余韻ではぁ、はぁ、と熱い吐息が漏れる。
いつの間にか一緒に横になっていたことで、アイナの整った、でも熱に浮かされ、悦楽に蕩けた顔が目の前にある。
——かわいい。
あたしは衝動のまま、アイナのぷりぷりとした唇を奪う。
ちゅ、ちゅぷ。と粘り気のある、舌を、唾液を絡める音が響く。
「んっ……」
唇を離すとあたしとアイナの唇の間につぅ、と銀の橋がかかり、ぷつ、と途切れた。
「は、ぁ……。もう、レニ——」
そこでアイナの言葉が途切れる。
そういえば、とあたしがさっき美味しそうと思った母乳を味わうため、乳首に吸い付いたから。
おっぱいをむに、むに、と揉みながらちゅう、ちゅう、と母乳を、おっぱいミルクを吸う。すごく、甘くて美味しい。
直接は見えないけど、ぷるぷる震えていることから、アイナが感じていることは分かった。
そうしてしばらくおっぱいを飲んでいたあたしは満足して口を離した。
「んっ、美味し……」
唇に残ったミルクを舌で舐めとりながら告げる。
アイナは頬を紅潮させて、こちらをみていた。だけど、それは睨んでる訳じゃなくて、むしろ聖母のように慈しんでいるようで……。
「もう、レニったら……」
そういいながら、アイナは抱きつかせるように手をこちらへ伸ばす。
「……まだ、満足してないんだろ? ……いいよ」
アイナからのお誘いの言葉。
あたしは一も二もなく飛び付いて、また、しばらく部屋のなかにあたしたちの矯声が響く。
そして、それは他の仲間たちが訝しんでアイナの部屋に来るまで続くのだった。