※この作品はR-18です。

アークナイツ:不本意姦短編集   作:片腕チェーンソー

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サリア 催眠①

 

「やれやれ、まさかここまでしてやられるとはね……」

 

半ば崩壊した施設、多くのパワードスーツが無残にも破壊されている中、白衣の男が拘束されたヴィーヴルの女を冷たい目で見降ろしていた。

 

「君用に警備をしつらえていたつもりだったんだが、過剰なほどの警戒をしていたかつての自分をほめてやりたいね。こうして、君をとらえることができたのだから、サリア主任。」

 

「害虫が……」

 

興奮した様子の男に対して、サリアは冷めた様子で男をにらみつける。男はライン生命に所属している科学者の一人だが、内部機密を競業他社へと流しているとして、ライン生命へ害をなしうると考えたサリアの襲撃を受けたのであった。サリアの誤算は、男が彼女の襲撃を完全に予期していたこと、そしてサリアを凌駕するほどの戦力を持っていたことである。

 

「悪いがすでに私の転職先、アルファ脳研への話はついていてね、君の襲撃にたいする庇護もうけていたのさ。さて、こうなった以上君をただで返すわけにはいかなくなった。君をとらえることに成功した場合には、実験に使うという契約があるのでね。」

 

にやけた顔のまま男はサリアの頭部に装置をつける。サリアは歯噛みするも、彼女の抵抗を許すほど、拘束は脆弱なものではなかった。

 

「君の優秀な頭脳を損ねることになることは一科学者としては残念極まりないが、これも会社の決定だ。資本には逆らえない。それに──」

 

──君は恨みを買いすぎたようだね。

 

そういいながら男が装置の電源をいれるとサリアの脳に激しい電流が流れ始める。

 

(くっ、これは、耐えきれんか……くそっ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ここは?」

 

「おや、目覚めたようだねえ」

 

 

数時間後、サリアが目を覚ますと、先とは打って変わってこぎれいな執務室にて、先ほどの科学者とは異なる、でっぷりと太った醜い男が立っていた。

 

 

「──貴様は」

 

鈍い頭の痛みに眉をしかめながら、サリアは思考を巡らせる。

 

(こいつは確か私が以前『説得』させた──)

 

男はかつて台頭してきたライン生命対抗するため違法な妨害手段をとったことで逆にサリアによってそのことを明るみに出され、結果職を追われることとなった企業の重役の一人であった──サリアが記憶を手繰っている間に男は微笑みながら彼女に近づく。

 

「君にしてやられてから苦労しながらもアルファ脳研の中で統括にまでのし上がらせてもらってねえ。いや、こんな昔話はどうでもいいんだ。肝心なのは、君がこれからわが社に入り、私の部下になるということなのだからねえ」

 

にやりと笑う男の視線には明らかに性欲が含まれており、心底不快な表情を浮かべるサリアであったが、しかし驚くべきことに彼女は男の発言に同意した。

 

「ああ、私はこれよりアルファ脳研の性処理課の主任として着任することになっている。一応言っておくが、形式的に貴様の部下になりはするが、貴様の指示の正当性が疑わしければ私がそれに従うことはない。」

 

「むほほ、もちろんそれでいいとも。私は君にただ『仕事』をしてもらいたいだけなのだからねえ」

 

(以前はすぐに激高していた印象があるが、なにか変わったか?まあいい、私は私にあたえられた職務を務めるのみだ。それこそがライン生命の利益となる。)

 

少し目を閉じて思考を巡らせていたサリアだが、やはり通常は考えられないような状態になっている。これは彼女が先につけられた装置に起因する。あの装置はアルファ脳研が多大な犠牲を出すことによって完成させた人の記憶、認知をゆがめる恐るべき装置であり、それによってサリアは現在、機密情報の横流し任務の記憶が改ざんされ、アルファ脳研に勤めなければならないこと、そしてそこでの仕事はどんなありえないものでも仕事として受け入れるように認知をゆがめられているのであった。

 

「ふむん。ではサリアくん。まずは性処理課の主任を務めるうえでの『宣誓』をしてもらえるかな?」

 

そういって男がサリアに書類を一枚渡す。そもそもが性処理課というありえない存在を前提にしたものであるにもかかわらず、認知のゆがめられたサリアはそれをおかしいと思えない。

 

(中身自体は、問題ないようだな……)

 

「いいだろう。宣誓する。私、サリアはこれからアルファ脳研の性処理課の主任として、社員の要求にすべて答え、奉仕させていただく。また、この職務につくにあたって私の人権はすべて社に譲渡され、その期間は私が飽きられるまでとする。私の勤務に休息はなく、今後休みは一切ないまま永続的に性処理業務を行う。……これで満足か?」

 

「くっくっくっく、ああ、ふふふ、すまない、満足だ、さすがはサリアくん、見事な宣誓だよ。」

 

あまりにも常軌を逸した宣誓に笑いを隠せないままに、男はサリアに近づくと、当然なことであるようにサリアの巨乳をむんずとつかんだ。男の無遠慮な行為に眉を顰めるサリアだったが、彼女はこれに抵抗しない。なぜならこれが自身の『職務』であると考えているためである。

 

「ああ、ところで話が変わるが、君は経験あるのかね?」

 

「なんだと?」

 

「なに、これも私の興奮度合いに関係してくるからねえ。で、どうなんだい?」

 

抵抗しないサリアの様子に装置の効力を確信したのか、もはや両手を使ってサリアの胸を揉みしだく男に対し、サリアは舌打ちしたくなる衝動に駆られるも、これも職務である、という暗示によって男の行為を受け入れ、口を開く。

 

「私にそういった経験はない。性交からキスにいたるまでな。これまでの人生においてそうした余裕はなかった。」

 

 

「ふほ、そうかそうか、それはいいことを聞いた。では早速初体験と行こうじゃないか。」

 

男はサリアに対して下卑た目つきのままズボンをおろし、『命令』する。

 

「跪いてしゃぶり給え。ああ、ファーストキスになるのだから、恋人にするかのような親愛の情をしめして頼むよ」

 

男の高圧的な発言に、サリアは嫌悪の表情を示すものの、わずかに目をつむると、男の足元に膝をつき、完全に勃起した一物に手をかける。

 

(くそ、こんな男に、しかしこれが業務となっている以上、やむをえない、か。)

 

サリアのぎこちない所作にすら興奮を覚えているのか、男がにやにやと彼女を見下ろす一方で、ついに観念したように、しかしながら無意識のうちの抵抗の表れか、目をつむったままにゆっくりと男の股間に顔を近づけ、そして──

 

 

ちゅ、と音が鳴る。そして一度口づけをしてからはサリアの脳内に業務であることへの植え付けがさらにふかまったことで、嫌悪の感情はそのままながら、角度、場所をかえながらもサリアは何度も男の汚らしい剛直へと口づけを落とす。

 

 

注文通りの恋人にするかのような優しい口づけをあのサリアに、しかも彼女のファーストキスを自身の一物にさせたという事実が男の興奮をさらに高め、そしてさらに男を調子づかせていく。

 

「くく、サリアくん。君のかわいらしいキスもそそられるが、そろそろ本格的にご奉仕してもらおうか。──君のその小うるさい口をすべて使ってくわえたまえ。」

 

男の要求にふう、とため息をつくも、男の要求に反論することもなく、目を開きサリアは男の一物をほおばり、舌で懸命に舐り始める。性経験のない彼女の奉仕はつたないが、それでもぐぽっぐぽっと音を立てながら顔を上下させるサリアの様子は男を満足させる。

 

「ああ、今日は君の開通式もこの私がやってあげようと思っているからねえ、空いている手を使ってそのままオナニーしたまえ。」

 

男の発言に眉をしかめながらも、サリアは男への奉仕をつづけながら自身の指で秘部をまさぐり始める。

 

「おや、やはり君も感じていたのか。よかったよ、やはり性処理課の主任にふさわしい雌豚だったわけだねえ。」

 

自慰行為をさせられてすぐに聞こえてきた水音に対して勝ち誇ったような顔をする男に対して反論しようとしたサリアであったが、その前に男がサリアの頭をつかみ、一気に喉元へ押し込んだ。

 

 

「ぐむっっ!?ぐもっ、じゅぽっ──」

 

「こちらもいったんフィニッシュだ。」

 

サリアの事など全く考えない身勝手さをあらわにしたまま強引なイラマチオを行うと、男は一気にサリアののどへと精液を流し込む。流し込まれた精液をサリアがなんとか飲み干すと、男の一物から顔を離され、サリアは思わず倒れこんだ。

 

「はあっ、はあっ、ぐおえっ」

 

サリアは極めて優秀な身体能力を有しているが、体験したことのない行為を強引に行われたことで、その疲弊は相当なものとなっていた。しかし、仰向けに倒れこんだ彼女が酸素を求めようと舌を出す姿はあまりにも淫靡であり、男は再びその一物を固くする。

 

「服を脱いで尻をこちらに向けろ。」

 

興奮のあまり目を血走らせ、もはや完全にサリアを見下した様子を隠さない男だったが、酸素がたりず頭の回らなくなってきたサリアは男の物言いに反発することもなく服を脱ぎ、ゆっくりと四つん這いになって男へとその大きな尻を向けた。

 

「ふふ、あのサリアをまさかこうも好きにできるとは、ね!」

 

「ぐうっ」

 

一気に腰を突き出しサリアの膣内に挿入したことで、処女膜を破られたサリアは苦悶の声を上げる一方、男は快感で身体をよじらせる。

 

「おおっ、ここまでとは──くく、お前が鍛えぬいた体が私を喜ばせていると思うと快楽もひとしおだな、これは!」

 

ぱん、ぱん、と男は腰を振り続け、さらに手を伸ばしてサリアの胸を揉みしだく。

 

「おお、服の上からでも大したものだったが、生でもめるとこれほどとはね。まさに男のためにある体だな。」

 

「ぐっ、はっ、下らん戯言をっ、さっさと終わらせろっ、くっ」

 

体をいいように扱われながらも気丈な態度を見せるサリアに一瞬不快気な表情を見せる男だったが、しかしすぐにもとの勝ち誇った表情を取り戻しながらサリアの胸へ手を伸ばす。

 

「それはそれは、失礼した、なぁ!」

 

「ああっ」

 

言葉と同時にサリアの固くなった乳首をつまんだ男に対して、サリアは思わず嬌声を上げると同時に絶頂する。それをみてほくそ笑む男はサリアの顔をべろりと舐めた後、言葉を続ける。

 

「物覚えが悪いなあ、サリア主任!君は性処理課の主任として我々に奉仕するのが仕事なのだよ。君はこれから娼婦のように卑しく、そして率先して我々に抱かれてもらい、性欲を発散してもらうことが職務となるんだ。」

 

「ぐっ、うっ、あっ、あっ」

 

「我々がお前を抱くんじゃない、お前が我々に抱いてもらうんだ!身の程をわきまえながら──もう一度イけ!」

 

「ぐうっ、ああっ、イくっっ」

 

男の精液が注ぎ込まれると同時にサリアもまた男の命令通りに絶頂する。満足げにサリアから一物を抜いた男は絶頂の余韻に浸り倒れこむサリアの頭を踏みつける。

 

「なんともあさましい姿だなぁ、サリア。お前のような雌豚は最初からこうあるべきだ。これこそが摂理というものだ。なあ?」

 

かつて自らを追い詰めた凛々しいサリアの様子を脳裏に浮かべると、サリアの頭をぐりぐりと踏みにじりながら、男はなにかを思い出したかのように言葉を続ける。

 

「ああ、そうだ。性処理が終わったらどうするのかについても、教わっているはずだろう?やってみせろよ。」

 

その言葉を聞き、苦悶の表情をみせながらもサリアは体を動かし始め、そしていわゆる土下座の姿勢を見せ、口を開く。

 

「くっ……この度は私の身体を利用していただき、誠にありがとうございました。またのご利用を……お待ちしております。」

 

かつて自分を失脚させた存在を犯しただけでなく、こうもへりくだった態度をとらせている事実に男は再び笑みをこぼす。

 

「いい眺めだなぁ、全く。今日で研修は終わりだ。明日からも肉便器、おっと性処理課の主任として我々とともに業務を歩んでもらおうじゃないか。ああ、そうそう君の資産についても契約でわが社のものとなったのでね、明日すべてを譲渡するために書類を準備しておきたまえ。」

 

性処理を行い続け、かつすべての資産をも奪われるというあり得ない事態ではあるが、それもまた『業務』である以上受け入れざるを得ないとして、サリアは頭を下げたまま男に恭順の意を示し続ける。

 

「すばらしい業務態度だよ、サリア。どれ、私から褒美を上げようじゃないか。」

 

当然ながら男がサリアに与えようとするのはまっとうな意味での褒美ではなく、彼はむき出しの下半身をサリアに近づけると同時に自身の一物を彼女に向け──

 

 

じょろろ、と音が部屋に響く。サリアの頭が自身の尿でしとどに濡れている様子を見た男は衣服を着なおすと、ゆっくりと部屋から退出しようとし、そして思い返したようにサリアの衣服を手に取ってからサリアに告げる。

 

「君の財産権についてももはや会社に帰属している以上、この服ももらっておこう。自宅にはその姿でかえりたまえ。」

 

「馬鹿な、そんなことは──」

 

「やれ。これは命令だぞ。」

 

「……わかった。」

 

(くっ……業務である以上勤めなければならないが、これでは──)

 

自身の命令権を確認した男は今度こそ満足げに部屋を去った。あとに残されたのは、膣と顔に精液を浴びせられ、頭に尿までひっかけられてなお全裸で土下座の姿勢を保つみじめな姿のヴィーヴルの女だけであり、彼女は自身の将来を想定して確かな絶望を感じていたのだった。

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