アークナイツ:不本意姦短編集 作:片腕チェーンソー
「うおっ、でっけえブラ!外から見てもわかるデカさだったけどここまでとはなぁ。」
「おい、見ろよこの黒の下着。あんな面しておいてこんなドえろい下着一式つけてたなんてたまんねえな。」
──クルビアのあるマンションの一室。ライン生命を退職したサリアが仮の住処としていた部屋の一室で、若い男たちが彼女の下着をあさっては、隣室のサリアを見ながらも下品な感想を口にし続ける。
「んっ、どうやら部下の教育はずいぶんお粗末なようだが、まだ書類の確認は終わらないのか?」
彼らの欲望むき出しの様子に嫌気がさしたのか、不機嫌な様子でサリアは彼らを連れてきた上役となるペッローの男に問いかける。
「ははは、いやはや申し訳ない。しかし彼らもあなたのような美人に出会えてはしゃいでいるのですよ。ええ、書類の方はすべて確認させていただきました。これであなたの所有する資産はすべて我々に譲渡される、と。一応聞いておきますが、本当によろしいのですかな?この住居もすべての所有物も資産もなにもかもあなたは失ってしまうわけですが……」
「おっ、無駄なことを言わせるな。私はアルファ脳研に所属した際にすべての権利を譲渡している。そうである以上私からすべての資産を回収しようとするのは、んっ、当然のことだ。」
「はは、そうですか、ではイきなさい。」
「んおおっっ!」
サリアの明らかに異常な返答に笑みをこぼしながら、男は膝にのせていた全裸のサリアの両乳首をひねりあげ、絶頂させる。すべての資産の譲渡というだけでも常軌を逸しているというのに、その取引を全裸で男の膝に乗せられ、乳房をもまれながら行っていたというあまりにも異様な状態。しかしサリアはそれに対して当然のことであると考えている。彼女は以前とりつけられた装置によって『性処理課』の主任であり、そのためにどんな従業員の要求も答えるべきというように思考がゆがめられているために、彼女は男たちの行為が自身の業務の一環であるとして受け入れているのであった。
「いやあ、しかし本当に素晴らしい身体だ。私の方もずいぶんとたぎってしまったのでね、お願いしてもらってもよろしいですか?」
「ふん、当然だ。私の身体はそのためにある。」
口調とは裏腹にわずかに嫌悪感を表情に示すものの、男の要求をみたすためにゆっくりと下半身を脱がし、その足の間にひざまずく。
彼女にとって性処理は業務であり、自身がなすべきことである、という認知がある以上、男たちの要求を拒むことは決してない。しかしながら、性処理に対して好意的になるようにはゆがめられてはいないため、その貞操観念の高さもあいまって、内心においては嫌悪感、拒絶の意志が存在しているのである。
「……ではこれより業務の一環として、貴様のペニスを対象とした性処理を行う。」
「おっ、口上まであるんですか。それはいいですが……ペニスでは少し風情に欠けてしまいますねえ。では、おチンポ様にしましょうか。」
「な……」
「おや、お嫌でしたか?私たちの性欲をより高ぶらせた方が業務としてはよろしいと思いますがねえ。」
にたにたと笑う男に拳を叩けつきたくなる衝動に駆られるが、業務として指示を受け入れろ、とゆがめられた脳が要求を受け入れさせる。
「く……貴様の……おチンポ様を対象とした性処理を行う。」
「はは、よくできました。えらいえらい。」
そう言ってサリアの頭をなで始めた男に再びサリアは殺意を沸かせるものの、業務の遂行が彼女にとっては最優先となっている以上それを押し殺して男への口淫を始める。
「ちゅ、れろ、ぐぽ、ぐぽ、じゅるるる──」
「おおっ、先日まで経験がないと聞いていましたが、これはなかなかどうして……」
「……こうした業務であることはわかり切っている。そのためによりよい成果をあげるために学習し、修練を積んだまでだ。」
──こんなことなどやりたくもなかったがな、というサリアの内心とは裏腹に、男はサリアが男を喜ばせるために様々なAVなどを見て性技を磨いていたという事実に興奮を覚えていく。そうした男の様子にフンと鼻をならし、サリアは性奉仕を再開する。
男の一物に口をつけ、丁寧に竿をなめていく。べろりべろりと舌を懸命に伸ばして絡ませていくと、今度は一気に竿を根元までくわえ込む。ぐぽっぐぽっと音を立てていくうちにサリアの口内は泡立っていき、それを吸い込まんとすることで彼女の端正な顔が口先をめいっぱい伸ばして頬をすぼめる形で無様にゆがむ。つい先ほどまで高圧的な物言いをしていた女が自身の足元にひざまずき、こうもみっともない様相を晒してまで自分に性奉仕をしている事実に男はさらに快楽を得ていく。
「出しますよ!くうっ……」
「ぐもっ!?」
サリアの懸命な奉仕によって絶頂しようとするその瞬間、男はサリアの角をつかみ、一気に自分の股間に引き寄せる。それによって男の剛直がサリアの喉元をえぐり、サリアは苦し気なうめき声をあげるが、かまうことなく男は射精する。
「んん、ごきゅ、じゅる、ごく、こく──」
強引に自身の喉を使用されたサリアだったが、しかしすぐさまそれを受け入れ、命令を受けるまでもなくはごくりごくりと精液を飲み干していく。そして男の一物についた精液まできれいに舌を使ってなめとると、頭を床につけ、土下座の姿勢をとる。
「……私の性奉仕業務に協力してくれて感謝する。」
「ふふ、いいでしょう。参考までに聞いておきたいのですが、自宅で全裸にされたうえに初対面の男のチンポをしゃぶらされた挙句に土下座して感謝までしなければいけないのってどういったお気持ちなんです?みじめすぎて想像もできないんですよねえ。」
「……ふん。何度も言わせるな、これはただの業務に過ぎん。それ以上のことなど、あるものか。」
ぐりぐりと土下座したままのサリアの頭を踏みにじりながら問う男にサリアの顔は怒りで紅潮するが、それを押し殺しぶっきらぼうに返答する。
「おや、それは失礼。では私はこの書類について業務をこなす必要があるので、あなたの方も彼らに対しての業務を行ってください。」
そういって男が立ち去っていくと、サリアはすぐに土下座の姿勢から頭をあげる。彼女の前には、先ほどまで隣室でサリアの下着を探りまわっていた二人の男たちが、すでに自身の一物を臨戦態勢にしながらにやにやと笑っていた。
「やーーっと俺たちにも順番が回ってきたのかよ。」
「あんたのフェラエロ過ぎてもうこんなんになっちまったぜ。さっさとぬいてくれよサリアちゃんよぉ。」
(チッ、こんなチンピラまがいの男たちも社員とはな)
まだ社員としての品格を有していた先の男とは異なり、性欲をむき出しにした猿のような男たちの様子、そしてそんな男たちにまで性奉仕をしなければいけないことに辟易するも、再び性処理のための口上を述べようとしたサリアに男の片方から待ったがかかる。
「ちょっと待てよサリアちゃん。俺たちもさっきの口上聞いてたんだけどよぉ、ちょっとお堅すぎるんだよなあ。もっと下品に無様にチン媚びしてほしいワケ。つーわけで──」
ずい、と近寄ってきた男がサリアに耳打ちすると、サリアは男の指定する内容の低劣さに愕然とする。
「……貴様、正気か?」
「あぁ?ガタガタ抜かしてねえでさっさとやれや、てめえは男に媚びるのが仕事なんだろ?」
ギリ、と歯噛みするサリアだが、『仕事』というワードが出たことによって彼女にとってはどんなに屈辱的な行為であろうと彼女の意思関係なくやるべきこととしての強制力が働く。『仕事』である以上仕方のないことなのだとして受け入れざるを得ないのである。
(こんな害虫どもに……くそっ……)
それゆえ、サリアは顔を赤らめながらも体を男の指示通りに動かしていく。足を大きくひらき両手を頭の後ろに組み、腰を突き出す。自身の性器を男たちに見せつけるかの如く姿勢に顔から火が出るかのような羞恥心に襲われるが、それを強靭な精神力で押さえつけ、まるで動じていないという様子を見せつけながら口上を切り出す。
「……サリアはご主人様のチンポを気持ちよくするためだけの淫乱肉便器です。このデカ乳から、お、オマンコに至るまで、精いっぱいご奉仕させていただくので、雌豚のサリアにおチンポをお恵みください……」
きわめて事務的な、さも単なる業務連絡であるかのように告げたサリアであったが、その顔はひどく赤面しており、また、全裸でその大きな胸と股間をむき出しにしているその様子は常日頃彼女が感じさせていた威厳がまるで存在しなかった。サリアという粗野な男たちですら自分たちとは住んでいる世界が違うのだと感じさせるような美女に、こうも無様な真似をさせているという事実に彼らの理性は急速に失われていく。
「──オラッ!」
「ぬうっ」
ごくりと固唾をのんだ男が近寄り、一気にサリアの膣に自身の一物を突き立てる。思わず声をだすサリアだったが、そんなことは意にも介さず男は一心不乱にピストンを続ける。
ぱん、ぱん、ぱん、と激しい音をたてながら男の一物がサリアを蹂躙していく。たまらず無意識のうちに男から逃れようとするサリアだったが、男はサリアの腰をがっしりとつかみ、彼女の後退を許さない。通常ならば片腕であろうとも容易に排除できる相手にいいようにされている事実にサリアは歯噛みしながらも目を閉じて男の欲望をただただ受けいれ、こらえようとする。
──しかし
「おいおい、俺も忘れるな、よッ!」
「なあっっ!?」
しばし茫然としていたもう一人の男が、いきなりサリアの後ろから組み付き、サリアの肛門に自身の一物を挿入したのだ。
「うおっすげえ、めちゃくちゃきついなぁこりゃ!さすがは淫乱肉便器様だぜ!」
「ぬうう、うううっ、ああ、ああん」
男の言葉に対して反論する余力すらなく、サリアの口から甘い声が漏れだす。その様子に気をよくした男たちは本能のままに腰を振り続け、胸を揉みしだき、舌を絡めあわさんとしていく。
「ん、んん、んあああああ──」
たまらずサリアが絶頂するものの、男たちの行為はとどまることなくサリアの身体をむさぼっていく。
(ぐうっ、くそ、こいつらいつまで……害虫どもが……)
虫に這いずり回られるような不快感から、内心の憤りを男たちにぶつけたい衝動に駆られるサリアであったが、『業務』としてゆがめられた彼女の認識がそれを押しとどめ、男たちのなすがままになっていく。好き放題に欲望をぶつけられていていくがしかし、彼女自身も生理的反応によって幾度となく絶頂していくことで、徐々にサリアの意識が混濁していく。そして──
「うっ、そろそろ出すぞ!」
「こっちも出そうだ、お前も一緒にイけや雌豚!」
「ああっあっ、あん、ああっ、あっ、あああああああ──」
ラストスパートとばかりに激しいピストンを行う二人によって、両方の穴から快感を得るサリアもそれだけで絶頂を繰り返していき、ついに男たちが達した瞬間、彼女もまた大きな絶頂を迎えさせられ、かくり、とその意識が落とされた。
「ふい~出した出した。って完全に伸びちまってんじゃんサリアちゃん。お掃除が残ってんぞ~?」
「そろそろいい時間だが……もうちょっと楽しんでも罰はあたるめえよなぁ?」
※
「おや、いささか遅かったが、ずいぶんと楽しんできたようだねえ?」
「ふん……もう少し職員は選んだらどうだ?束ねる者の程度も知れるぞ。」
あの後再び男たちに犯され、意識を取り戻してからは自身と男たちの体液でよごれた一物を口で掃除されたサリアは、彼らの案内によって本社にて、統括の男と面会していた。
「それにしても、なかなかにいい恰好をしているじゃないか。」
くく、とにやつく統括の男に言葉を返すことなく、じろりと睨み返すサリアだったが、その心中においては不快感が強くにじんでいた。
表向きには髪を後ろでまとめ、白のパンツに薄手のジャケットを羽織った彼女のスタイルの良さを引き出した服装──サリアのかつての私物であり、今は出社のためだけに会社より貸し出され、その後回収される──をしているがしかし、下着には先の男たちの精液がぐっちょりと外から見ても滲み出るほどに付着させられており、動くたびに自身の素肌と精液がすりあわされていく感覚にサリアは思わず歯噛みする。
(チッ、この手の下らんことにばかり頭を回す……)
サリアの脳内に下着に射精し、それをサリアに装着までさせた男たちの嘲笑が思い起こされる。目の前で自身の下着に射精されるだけでも屈辱的であるにも関わらず、その精液まみれの下着を男の手によって付けられるというのは、本来ならあの程度のチンピラ崩れ一蹴できるサリアにとって耐えがたい屈辱であった。
「ははは、まあ今のうちに服の着心地を楽しみたまえよ。もう当分はそんなもの着ることはできないのだからねえ。──さて、では君には今日から業務についてもらうわけだから、しっかりと説明をききたまえ。とはいえいささか長くなるかもしれんからねえ、ぐっぽりとそのお口で私のモノを温めておいてもらおうか。」
「……ふん。」
精液を身体にまとわせながらも、サリアは豪華な椅子に座る統括の前にひざまずき、彼の服をぬがしてあらわにした一物を唯々諾々と口に迎え入れる。その一連の所作はサリア自身も気づかぬうちにそうした動作が手慣れてきたことを統括の男に感じさせ、彼の興奮の度合いを高めていく。
「さて、では説明をはじめよう。まずは──」
「ふい~。ヴィーヴルの角はやはりイラマのハンドルとして最適だねえ。おっと、いまので説明は終わりだけど、聞き取れたかな?もし聞き取れなかったというのなら──」
「……必要ない。」
統括の強引なイラマチオにせき込みながらもサリアはそれでもきっぱりと返答する。それはなんども聞き直させようとして彼女をもてあそぼうとしていた統括によっては完全に想定外のことであり、しかし──
(ああ、やはり君はこうでないとねぇ、サリア。くく、これからもますます楽しめそうだ。)
統括の歪んだ笑みは消えることなくかえってサリアへの嗜虐心を募らせる。サリアの苦難はまだまだ終わりそうにない。